JPH0420713B2 - - Google Patents

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JPH0420713B2
JPH0420713B2 JP6136886A JP6136886A JPH0420713B2 JP H0420713 B2 JPH0420713 B2 JP H0420713B2 JP 6136886 A JP6136886 A JP 6136886A JP 6136886 A JP6136886 A JP 6136886A JP H0420713 B2 JPH0420713 B2 JP H0420713B2
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JP
Japan
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slag
steel pipe
welding
recovery
suction
Prior art date
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Expired
Application number
JP6136886A
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English (en)
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JPS62220286A (ja
Inventor
Yukihiro Onodera
Takayuki Abe
Tetsumi Kondo
Shinji Asanuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鋼管の外面溶接時に発生するスラグの
回収装置に関するものである。
(従来の技術) Uφ鋼管等の鋼管の外面溶接における、従来の
スラグ回収装置としては第3図の例に示す如く、
フラツクスを回収した後、フリー式破砕車でクラ
ツシングし、ブラシロールで鋼管から剥離させた
スラグをシールドされた吸引フード、ダクト、一
次補集機、二次補集機、吸引ブロワーからなる吸
引装置で回収する送置がある。
また溶接スラグ剥離装置としては、実開昭54−
95526号公報がある。
しかし第3図に示す従来装置及び前記公報に示
される装置には、以下に示す欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) すなわち第3図においてフラツクス回収ノズル
3から一定距離の位置にスラグ破砕車21、吸引
フード22、ブラシロール8、吸引管24、一次
補集機25、二次補集機26、吸引機27からな
るスラグ吸引装置23を配設し、スラグ5をスラ
グ破砕車21で破砕し、ブラシロール8で剥離さ
せ、吸引フード22でスラグを吸引し回収しよう
とするため、次の様な欠点があつた。
a 破砕車でのスラグ破砕が安定しておらず、未
破砕の大塊スラグ状態で取込まれるケースで
は、吸引フードで吸引されず残留し未回収とな
るため、回収効率が低く、溶接台車近傍に堆積
し、処理が必要である。
b スラグの特性によつては、破砕車に導入され
る前に、剥離し上反り現象を起こし、スラグ吸
引装置23に衝突し、溶接台車13上または溶
接台車レール面に落下堆積するために除去する
必要がある。
c 吸引管24内を高速でスラグが通過するた
め、曲管部等の摩耗破孔による、定期的な補修
が必要である。
d 吸引方法のため、大規模なブロワー、補集装
置および集塵装置を必要とする。
また実開昭54−95526号公報に示すスラグ剥離
装置は本発明の装置にも利用可能であるが、この
装置構成だけでは本発明の目的は達し得ないとい
う問題点がある。
(発明の目的) 本発明はこれらの問題を生ずる原因となるUφ
鋼管等の外面溶接で発生するスラグの、回収効率
がすぐれているスラグ回収装置を提供するもので
ある。
(問題点を解決するための手段及び実施例) 即ち、本発明の要旨は、フラツクス供給ノズル
1、溶接トーチ2、フラツクス回収ノズル3から
なる鋼管外面溶接装置に隣接させてその下流側
に、スキユー角度調整、圧下力調整及び回転数調
整が可能なブラシロール8と倣い機能を持つタツ
チロール7とスラグ押えロール10とスラグガイ
ド6を備えた昇降式スラグ剥離装置20を配設
し、更に該ブラシロール8の側方でスラグの剥離
落下位置にスラグ回収シユート15とスラグ搬送
コンベアー17を配設したことを特徴とする鋼管
外面溶接スラグ回収装置である。
以下本発明装置の構成について第1図および第
2図に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図および第2図において、溶接台車14上
にある鋼管13は、溶接台車14と共に溶接速度
で移動してゆき、移動方向にフラツクス供給ノズ
ル1、溶接トーチ2、フラツクス回収ノズル3が
配設されているライン上に、スラグ5の上反りに
よる剥離脱落を防止するスラグガイド6、ブラシ
ロール8と鋼管13のギヤツプ代の調整機能を有
するタツチロール7、鋼管進行方向に対して千鳥
に配置され、かつスキユー角度調整可能なブラシ
ロール8、溶接速度、スラグ質量によつて回転数
制御できるブラシロール駆動装置9、溶接台車1
4から鋼管13をキツクアウトするに際してスラ
グ剥離装置20を退避させるためのスラグ剥離装
置昇降用シリンダー11、鋼管サイズ変更時のレ
ベル調整用シリンダー12からなるスラグ剥離装
置20と、剥離し落下したスラグを回収するスラ
グ回収シユート15、溶接終了後スラグを搬送ラ
インに払い出すシユート回転用シリンダー16、
スラグ搬送コンベヤー17、スラグ貯蔵槽18、
スラグ切出しシリンダー19から構成される。
(発明の作用) 以下、本発明装置の作用について第1図および
第2図に示す実施例より説明する。
鋼管の外面溶接において、鋼管13を乗せた溶
接台車14が一定の溶接速度で移動する方向に、
フラツクス供給ノズル1、溶接トーチ2、フラツ
クス回収ノズル3が配設され、溶接作業工程にお
いてスラグ5を形成する。フラツクス回収ノズル
3以降にスラグ5が上反りとなつてスラグ剥離装
置20に衝突し、剥離脱落するのを防止し、ブラ
シロール8にスラグ5を導入する機能を持つスラ
グガイド6を有し、スラグ5の凹凸に倣い追従し
ブラシロール8で剥離させる際に、スラグを押え
付け、スラグ剥離寸法を一定にする機能を有する
スラグ押えロール10と、鋼管13とブラシロー
ル8のギヤツプ調整と溶接台車1揺動に対する倣
い機能を持つタツチロール7と、スラグが左右に
ずれた場合でも確実に剥離が可能な鋼管進行方向
に千鳥配列で、スラグ形状、特性によつて剥離条
件をコントロールするためのスラグ進行方向に対
して第1図bにθで示すスキユー角度調整機能を
有するブラシロール8と、スラグ質量、溶接速度
によつて回転数を増減させ剥離力を調整できるブ
ラシロール駆動装置9と、溶接台車14から鋼管
13を搬出する際にスラグ剥離装置20を退避し
次なる鋼管が進入してきたときに復帰させるため
の、スラグ剥離装置昇降用シリンダー11と鋼管
径が変更する場合、スラグ剥離装置のレベル調整
をするためのレベル調整用シリンダー12から構
成されるスラグ剥離装置20であり、剥離された
スラグは鋼管の外周に沿つてシユートを2段勾配
とした、スラグ回収シユート15にすべり落ち、
シユート内平担部に滞留し大気放熱による冷却が
行なわれ、鋼管13が溶接台車14からキツクア
ウトされる時点でスラグ回収シユート15が倒立
し、スラグ搬送コンベヤー17に払い出され、ス
ラグ貯蔵槽18に一時貯蔵しスラグ貯蔵槽18の
下部に取付けたスラグ切出し装置19によつて搬
出される。
(発明の効果) 本発明の鋼管外面溶接スラグ回収装置には従来
の装置と比較して次の様な効果がある。
A 従来のスラグ回収装置であれば、破砕車での
スラグ破砕が安定せず、吸引能力以上の大塊ス
ラグが発生すると吸引されず、鋼管通過後落下
するという問題があつたが、本発明の装置であ
れば、一方向にブラシロールにて機械的に回収
シユートに落し込むため、上記問題は全く発生
せず、極めて回収効率の高い装置である。
B 従来のスラグ回収方法である、吸引法では、
高速で吸引管内を通過させるため、曲管部等の
破孔が激しく、吸引能力が低下するという問題
があつたが、本発明の装置であればブラシロー
ル法であるため安定した回収効果が得られる。
C 吸引方法によると、大規模なブロワー、補集
装置、集塵装置、シール用バルブ類を必要と
し、シール性を保つために定期な保守を不可欠
としていたが、本発明装置であれば、上記装置
は不要であり、かつ保守についてもほとんど必
要としない。
D 大規模なブロワー、補集装置、集塵装置、バ
ルブ類を連続運転するための多大なランニング
コストがかからず、従来の約1/10のコストとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明実施例スラグ回収装置を示す
図、第1図bはブラシロールのスキユー角度を説
明する平面図、第2図は第1図の断面図、第3図
は従来のスラグ回収装置の一例を示す図である。 1…フラツクス供給ノズル、2…溶接トーチ、
3…フラツクス回収ノズル、4…フラツクス、5
…スラグ、6…スラグガイド、7…タツチロー
ル、8…ブラシロール、9…ブラシロール駆動装
置、10…スラグ押えロール、11…スラグ剥離
装置昇降用シリンダー、12…レベル調整用シリ
ンダー、13…鋼管、14…溶接台車、15…ス
ラグ回収シユート、16…シユート回転用シリン
ダー、17…スラグ搬送コンベヤー、18…スラ
グ貯蔵槽、19…スラグ切出し装置、20…スラ
グ剥離装置、21…スラグ破砕車、22…吸引フ
ード、23…スラグ吸引装置、24…吸引管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フラツクス供給ノズル1、溶接トーチ2、フ
    ラツクス回収ノズル3からなる鋼管外面溶接装置
    に隣接させてその下流側に、スキユー角度調整、
    圧下力調整及び回転数調整が可能なブラシロール
    8と、倣い機能を持つタツチロール7とスラグ押
    えロール10とスラグガイド6を備えた昇降式ス
    ラグ剥離装置20を配設し、更に該ブラシロール
    8の側方でスラグの剥離落下位置にスラグ回収シ
    ユート15とスラグ搬送コンベアー17を配設し
    たことを特徴とする鋼管外面溶接スラグ回収装
    置。
JP6136886A 1986-03-19 1986-03-19 鋼管外面溶接スラグ回収装置 Granted JPS62220286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6136886A JPS62220286A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 鋼管外面溶接スラグ回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6136886A JPS62220286A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 鋼管外面溶接スラグ回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62220286A JPS62220286A (ja) 1987-09-28
JPH0420713B2 true JPH0420713B2 (ja) 1992-04-06

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6136886A Granted JPS62220286A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 鋼管外面溶接スラグ回収装置

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JP2533252B2 (ja) * 1991-08-08 1996-09-11 新日本製鐵株式会社 鋼管外面溶接ラインにおけるスラグ回収装置
CN102581525A (zh) * 2011-01-07 2012-07-18 大庆市首创钢管制造有限公司 自动清除焊剂工作车
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JPS62220286A (ja) 1987-09-28

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