JPH04203891A - 冷暖房兼用熱交換器 - Google Patents

冷暖房兼用熱交換器

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Publication number
JPH04203891A
JPH04203891A JP33419690A JP33419690A JPH04203891A JP H04203891 A JPH04203891 A JP H04203891A JP 33419690 A JP33419690 A JP 33419690A JP 33419690 A JP33419690 A JP 33419690A JP H04203891 A JPH04203891 A JP H04203891A
Authority
JP
Japan
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refrigerant
heat exchanger
passage
valve
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP33419690A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Enomoto
榎本 雅好
Hideo Ota
太田 秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP33419690A priority Critical patent/JPH04203891A/ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、蒸気圧縮式冷凍サイクルを有する空調装置に
関し、特に蒸発器を冷房、暖房の両用に使用し得る熱交
換器に関する。
[従来の技術] 蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいて、蒸発器を冷房、暖房
の両用に使用するものとして、ヒートポンプが公知であ
り、広く使用されている。
しかし、ヒートポンプは複雑、高価であるから、自動車
用空調装置の温水ヒータのように、他の安価な暖房手段
を有する分野に対しては使用されていなかった。
[発明が解決しようとする課題] しかし、温水等の安価な熱源を有する自動車等の空調装
置においては、温水を利用した暖房装置と蒸気圧縮式冷
凍サイクルを用いた冷房装置とを搭載しており、両装置
を搭載するためのスペースを必要としていた。
そこで、この発明は温まったエンジン冷却水を利用して
冷凍サイクル中の蒸発器(熱交換器)を暖房用にも使用
させることにより、省スペース化を実現させた熱交換器
を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため本発明の熱交換器は、作動流体
である冷媒の通路の熱交換器内への冷媒の流入側及び流
出側に配設され冷媒通路を開閉する開閉手段と、熱交換
器内の冷媒通路途上に設けた冷媒加熱手段と、加熱手段
を作動する手段と、放熱作用をなすフィンとを有する構
成を具備する。
[作用] 本発明による熱交換器は、冷媒通路の開閉手段が冷媒通
路を開いた場合は、冷媒の加熱手段は作動せず、冷媒は
冷媒通路通過途上で気体化し、放熱フィンを冷却し、熱
交換器から冷却風を送出する。そして、冷媒通路の開閉
手段が冷媒通路を閉塞すると、冷媒は冷媒通路中に密封
状態となり、冷媒通路途上の加熱手段を作動すると、冷
媒を加熱、蒸発させ、放熱フィンを加熱し、熱交換器か
ら温風が送出する。
[実施例] 以下、本発明を自動車用の空調装置として用いた実施例
を図面に基いて説明する。第1図は本発明の熱交換器を
用いた自動車用冷凍サイクルおよびエンジン冷却水サイ
クルの概略説明図である。
冷凍サイクル(冷房回路)は実線の矢印で示している。
すなわち、熱交換器90で完全に気化した冷媒は冷媒配
管20を通って圧縮機10に送られる。圧縮機10で昇
圧された冷媒は凝縮器30で冷却されて凝縮し、液体冷
媒となる。さらに、受液器50を通過して、膨張弁70
から低温低圧の霧状冷媒となって、熱交換器90内に還
流される。そして、熱交換器90内の冷媒の通路Aを通
過途上、冷媒は気化熱を奪って気体化し、気体冷媒とな
って、圧縮機10に送出されるサイクルを形成する。本
発明による冷凍サイクル中には受液器50と膨張弁70
との間に逆止弁60を配設すると共に、熱交換器90と
圧縮機10との間に、冷媒通路への開閉手段である第1
バルブ8oを配設する。
エンジン冷却水のサイクルは破線の矢印で示している。
すなわち、エンジン5で温められた冷却水は冷却水配管
25を通って熱交換器90内に流入し、熱交換器90内
の冷却通路Bを通過して冷却水配管25からエンジン5
内に還流する。このサイクルには熱交換器90に流入前
の配管25に第2バルブ85を配設する。
次に、冷凍サイクルの冷媒と、エンジン冷却水の冷却水
が流入する熱交換器90の構造を説明する。
第2図は熱交換器90の説明図、第3図は熱交換器90
の側面図である。
熱交換器90は、断熱材で箱状に構成したケース9Iと
、ケース91内に内装する蛇行状に配設して冷媒通路を
形成するチューブ92と、隣接するチューブ92間にロ
ウ付は等の固着手段により取付けたフィン94とを備え
ている。冷媒通路Aは膨張弁70側から排出される冷媒
が熱交換器90内に流入する冷媒人口92aから第1バ
ルブ80側に設けた冷媒出口92bへと連通している。
ケース91の下部には冷却水の通路Bを形成する水路管
93を配設する。第2バルブ85側を冷却水の熱交換器
90の入口93aとじ、エンジンSに連結する配管25
に連結する側を冷却水の熱交換器90からの出口93b
とする。
水路管93内にはチューブ92の下部が水路管93の上
部管壁を貫通して冷却水通路B内に挿入している。チュ
ーブ92の貫通個所の水路管93の壁面は水分が漏れな
いようにロウ付は等の手段で漏水防止を行っている。
ケース91の外部の上部分には空気通路Cを形成する通
路壁95を設ける。
次に上記構成の熱交換器90の作用を説明する。
(1)冷房サイクル中に使用する場合。
冷房サイクルの第1バルブ80を開き、暖房サイクルの
第2バルブ85を閉じる。圧縮機10を駆動させて冷媒
を循環させる。圧縮機10で気体状の冷媒は吸入、圧縮
され、凝縮器3oで冷却、液化され、受液器50で冷媒
中の水分、ゴミ等を除去される。液体状となった冷媒は
逆止弁60を通過して膨張弁70で霧状冷媒となり、熱
交換器90内に流入する。熱交換器90内で冷媒通路A
を通過途上に冷媒は周囲の熱を奪って気体状の冷媒とな
り、開口した第1バルブ80を通過して圧縮機10に還
流する。そして、冷却された放熱フィン94の周辺の冷
却空気が、空気通路Cの送風と共に車内に送り出される
この場合の熱交換器90は通常の冷房サイクルにおける
蒸発器の作用をなす。
(2)暖房サイクル中に使用する場合。
暖房サイクルの第2バルブ85を開き、冷房サイクルの
第1バルブ80を閉塞する。このように設定することに
より、熱交換器90内の冷媒はその冷媒通路への進行光
を第1バルブ80で閉塞され、冷媒通路の熱交換器90
の入口92aの流入側は逆止弁60により冷媒の逆流が
阻止されているので、逆止弁60と第1バルブ80との
間で冷媒は冷媒通路A内に密封され、飽和状態となって
いる。この状態で、エンジンを稼働すると、エンジン5
で温められた冷却水は第2バルブ85を通って熱交換器
90の冷却水の通路B内に流入する。
冷却水の通路B内の温められた冷却水は通路B内に挿入
する冷媒通路Aのチューブ92を温め、内部の飽和状態
に充填している冷媒を加熱する。重力で通路への下部に
滞留している液体状の冷媒は加熱されて沸騰、蒸発する
。蒸気は第4図で矢印Uで示す熱交換器90の上部方向
に冷媒通路A中を上昇する。冷媒通路Aを上昇途上でチ
ューブ92に固着するフィン94との間で熱交換が行わ
れ、フィン94は加熱され、蒸気は冷えて凝縮する。
液体となった冷媒は重力により図面で矢印りで示すよう
にチューブ92の管壁を流下して、再度冷媒通路Aの下
部に溜る。そして、冷却水通路B内に挿入している冷媒
通路A下部に溜っている液体状の冷媒は、温まった冷却
水で加熱されて蒸発するサイクルを繰り返す。この加熱
されたフィン94により高温雰囲気となっている空気通
路Cに送風すると、加熱空気は空気通路Cを通って、車
内に送出される。
この場合の熱交換器90は熱サイフオン現象により暖房
作用をなす。
また、この実施例は自動車用冷凍サイクルに本発明の熱
交換器を使用しているので、エンジン冷却水を冷媒加熱
手段として熱源に利用し、作動手段としてバルブを使用
しているが、冷媒の加熱手段を電気ヒータ等とし、作動
手段をスイッチ等を使用しても良い。
また、上記実施例では膨張弁70の上流に逆止弁60を
設けたが、これを電磁弁とし、第1バルブ80と同様に
開閉してもよい。
なお、図面に示した実施例では、サーペンタイン型エバ
ポレータを用い、その下部のチューブ曲折部を包囲する
ように冷却水通路Bを形成した。
しかしこの熱交換器の構成は、第5図、第6図に図示す
るようにサーペンタイン型エバポレータの下部に冷却水
通路Bを接触させるだけでもよい。
第5図、第6図において、熱交換器100は、冷媒通路
Aと冷却水通路Bとを有する。冷媒通路Aは多穴管を蛇
行状に成形したチューブ101と、チューブ101にろ
う付接合されたコルゲートフィン102とを有する。冷
却水通路Bはチューブ101の下部と接触するように蛇
行して設けられたパイプ103を有する。この構成によ
ると、従来のサーペンタイン型エバポレータをほぼその
まま用いることができる。
また、第7図に図示するように、エバポレータの下部タ
ンクに冷却水通路を接触させてもよい。
熱交換器200は、上下のヘッダタンク201.205
と、両タンク201.205の間に設けられたチューブ
203と、コルケートフィン204とを有する。そして
、上部タンク201に仕切部202が形成されることで
冷媒は上部タンク201から下部タンク205を通り、
再び上部タンク201へ戻る。下部タンク205の下部
には冷却水タンク206が接合される。なお、下部タン
ク205と冷却水タンク206との接合はろう付けのほ
かに熱伝導性の良好な接着剤を用いてもよい。
また、第8図に図示するように、エバポレータの下部タ
ンクに冷却水通路を貫通させてもよい。
熱交換器300は、上下のヘッダタンク301.305
と両タンク301.305の間に設けられたチューブ3
03と、コルゲートフィン304とを有し、上部タンク
301には第7図と同様に仕切部302が形成されてい
る。
そして、下部タンク305には冷却水通路Bであるパイ
プ306か貫通しており、パイプ306の外周には熱伝
達性を良好にするためフィン307が形成されている。
さらに、積層型エバポレータに本発明を適用してもよく
、この場合には積層型エバポレータの下部を冷却水通路
と接合することで積層型エバポレータ内部の冷媒を加熱
することができる。
「発明の効果」 本発明の熱交換器は冷媒を循環させる通常の冷凍サイク
ルにより、冷却空気を送出すると共に、冷媒を循環させ
ずに熱交換器内に密封し、飽和状態の冷媒を加熱するこ
とにより、温風を送出することができ、1台の熱交換器
で冷暖房に兼用できる空調装置となり、特に自動車等の
搭載容積に制限のある場合等に省スペース化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱交換器の冷媒および冷却水のサイク
ルの説明図、第2図−は熱交換器のケースおよび水路管
を切断して内面を示した正面図、第3図は熱交換器の側
面図、第4図は暖房時における冷媒の作動説明図、第5
図は冷媒通路と冷却水通路との配設状態の他の実施例を
示す側面図、第6図は上面図、第7図は熱交換機器の他
の実施例を示す側面図、第8図は熱交換器の更に他の実
施例を示す側面図である。 A・・・・・・冷媒通路、  B・・・・・・冷却水通
路、C・・・・・・空気通路、 5・・・・・・エンジン、   10・・・・圧縮機、
30・・・・・・凝縮器、  60・・・・逆止弁、7
0・・・・・・膨張弁、  80・・・・・・第1バル
ブ、85・・・・・・第2バルブ、 90.100,200.300・・・・熱交換器、91
・・・ケース、 92.101.203.303・・・・・・チューブ、
93・・・・・・水路管、 94.102.204.304・・・・・・フィン、9
S・・・・・通路壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  作動流体である冷媒の通路と、放熱作用をなすフイン
    とを有する熱交換器において、 前記冷媒通路の熱交換器内への冷媒の流入側及び流出側
    に配設され前記冷媒通路を開閉する開閉手段と、 熱交換器内の前記冷媒通路途上に設けた冷媒加熱手段と
    を備え、 前記冷媒通路の開閉手段が冷媒通路を拡開した時、前記
    冷媒の加熱手段を不作動とし、前記冷媒通路の開閉手段
    が冷媒通路を閉塞した時、前記冷媒の加熱手段を作動さ
    せる作動手段を設けたことを特徴とする冷暖房兼用熱交
    換器。
JP33419690A 1990-11-30 1990-11-30 冷暖房兼用熱交換器 Pending JPH04203891A (ja)

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JP33419690A JPH04203891A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 冷暖房兼用熱交換器

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JPH04203891A true JPH04203891A (ja) 1992-07-24

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ID=18274620

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JP (1) JPH04203891A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001055036A (ja) * 1999-07-12 2001-02-27 Valeo Climatisation 自動車用暖房/空調装置
JP2008527306A (ja) * 2005-01-14 2008-07-24 ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 特に自動車空調装置用の蒸発器
JP2023506237A (ja) * 2019-12-10 2023-02-15 ウルダー、ネイジェット 発熱体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001055036A (ja) * 1999-07-12 2001-02-27 Valeo Climatisation 自動車用暖房/空調装置
JP2008527306A (ja) * 2005-01-14 2008-07-24 ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 特に自動車空調装置用の蒸発器
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