JPH061445Y2 - 車両用冷房装置 - Google Patents

車両用冷房装置

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JPH061445Y2
JPH061445Y2 JP1421788U JP1421788U JPH061445Y2 JP H061445 Y2 JPH061445 Y2 JP H061445Y2 JP 1421788 U JP1421788 U JP 1421788U JP 1421788 U JP1421788 U JP 1421788U JP H061445 Y2 JPH061445 Y2 JP H061445Y2
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JP
Japan
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evaporator
air
air outlet
cooling device
compressor
Prior art date
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JP1421788U
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JPH01117911U (ja
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真人 岩瀬
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車に車室内の冷房を行う為に装備され
た冷房装置に関するものである。
従来の技術 この種の車両用冷房装置としては、例えば第3図に示し
たようなものがある。この車両用冷房装置は、コンプレ
ッサ(1)、コンデンサ(2)、レシーバタンク、膨張
弁(4)、エバポレータ(5)をこの順に直列に配管接
続すると共に、エバポレータ(5)の冷媒流出口をコン
プレッサ(1)の流入口に接続し、かつ、エバポレータ
(5)をブロワ(6)が接続されるエアダクト(6)内
に配設したものである。
このような車両用冷房装置の於いては、冷媒ガスはコン
プレッサ(1)で吸入圧縮されて、高温高圧のガスにさ
れてコンデンサ(2)に流れ込む。このガスはコンデン
サ(2)で、タジエータファン等により空気で冷却さ
れ、凝縮の潜熱を奪われて液化する。液化された冷媒は
レシーバタンク(3)に流れ込み、ここでガスと液に分
離されて液冷媒のみ膨張弁(4)に流れる。膨張弁
(4)では高圧液冷媒が急激に膨張させられ低温低圧の
霧状冷媒となりエバポレータ(5)に流れる。エバポレ
ータ(5)ではエバポレータファンを通して周囲の空気
から蒸発に必要な潜熱を奪い、周囲空気を冷却すると同
時に冷媒は気化し、再びコンプレッサ(1)へ吸入され
る。そして、コンプレッサ(1)へ吸入された冷媒は、
以後上述と同様なサイクルを繰り返す。従って、ブロワ
(6)によってエアダクト(7)内に吸入された空気
は、エバポレータ(5)の周囲を流れて冷却された後、
エアダクト(7)のエア吹出口(7a)から車室内に吹き出
される。
考案が解決しようとする課題 上述の如く、ブロワ(6)によってエアダクト(7)内
に吸入させて空気を、エバポレータ(5)の周囲を通し
て冷却された後、エアダクト(7)のエア吹出口(7a)か
ら車室内に吹き出させて冷房するようにしているので、
例えばエアミックス方式のようにエバポレータ(5)と
エア吹出口(7a)との距離が離れていると、エバポレータ
(5)で冷却されてエア吹出口(7a)から吹き出される間
に空気の熱損失が大きくて冷房効率が悪かった。
そこで、この考案は、例えばエアミックス方式のように
エバポレータとエア吹出口との距離が離れている場合で
も冷房効率の良好な冷房装置を提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 この考案は、上記目的を達成する為に、コンプレッサ、
コンデンサ、レシーバタンク、膨張弁、エバポレータを
この順に直列に配管接続すると共に、上記エバポレータ
の冷媒流出口を上記コンプレッサの流入口に接続し、か
つ、エバポレータをブロワによって吸入させた空気をエ
ア吹出口から車室内に吹き出させるエアダクト内に配設
した車両用冷房装置に於いて、上記エアダクト内のエバ
ポレータとエア吹出口との間にヒートパイプを配設し、
上記ヒートパイプのエバポレータ側端部に吸熱部を構成
すると共に、エア吹出口側端部に放熱部を構成したもの
である。
作用 このような構成によれば、エバポレータの冷却温度をヒ
ートパイプを介してエア吹出口に伝熱して、空気をエア
吹出口で冷却する。
実施例 この考案に係る車両用冷房装置の一実施例を第1図及び
第2図に基づいて説明する。
第1図に於いて、(11)はコンプレッサ、(12)はコンデン
サ、(13)はレシーバタンク、(14)は膨張弁、(15)はエバ
ポレータで、これらの各部品を上述した順に直列に配管
接続させると共に、エバポレータ(15)の冷媒流出口をコ
ンプレッサ(11)の流入口に接続させて蒸気圧縮式の冷凍
サイクルを構成させている。(16)はエアダクトで、ブロ
ワ(17)によって吸入させた空気を、エア吹出口(16a)か
ら車室内に吹き出させる。そして、このエアダクト(16)
内には上記冷凍サイクルのエバポレータ(15)が配置され
ている。(18)はヒートパイプで、一端には第2図に示す
ようにエバポレータ(15)の冷媒が通過する蛇行状のチュ
ーブ(15a)に対し網目状に配置されて該チューブ(15a)に
接着させた複数の吸熱フィン(19)(19)…が設けられてお
り、他端は複数の放熱フィン(20)(20)…が設けられてエ
ア吹出口(16a)に配設されている。このヒートパイプ(1
8)は作動流体とそれを移動させるウィックとを封入した
パイプで、熱伝導性が非常に高い。
上記車両用冷房装置は、エバポレータ(15)が吸熱フィン
(19)(19)…を通じて周囲の空気から蒸発に必要な潜熱を
奪うと、吸熱フィン(19)(19)…が冷却され、ヒートパイ
プ(18)を介して放熱フィン(20)(20)…を冷却する。従っ
て、ブロワ(17)によってエアダクト(16)内に吸入された
空気は、エバポレータ(15)の周囲を通過するときに一旦
冷却され、更に、エア吹出口(16a)に配設された放熱フ
ィン(20)(20)…によって冷却された後、エア吹出口(16
a)から車室内に吹き出される。
上記車両用冷房装置によれば、例えばエアミックス方式
のようにエバポレータ(15)とエア吹出口(16a)との距離
が離れている場合でも、良好な冷房効率を得ることがで
きる。
尚、以上はこの考案に係る一実施例を説明したもので、
この考案はこの実施例に限定されることなくこの考案の
要旨内において設計変更することができる。
考案の効果 この考案によれば、エバポレータの冷却温度をヒートパ
イプを介してエア吹出口に伝熱して、空気をエア吹出口
で冷却するようにしたから、例えばエアミックス方式の
ようにエバポレータとエア吹出口との距離が離れている
場合でも冷房効率が良好な冷房装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用冷房装置の一実施例を示す
概略図、第2図はその要部説明図である。 第3図は従来の車両用冷房装置を示す概略図である。 (11)……コンプレッサ、(12)……コンデンサ、 (13)……レシーバタンク、(14)……膨張弁、 (15)……エバポレータ、(16)……エアダクト、 (16a)……エア吹出口、(17)……ブロワ、 (18)……ヒートパイプ、(19)……吸熱フィン、 (20)……放熱フィン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンプレッサ、コンデンサ、レシーバタン
    ク、膨張弁、エバポレータをこの順に直列に配管接続す
    ると共に、上記エバポレータの冷媒流出口を上記コンプ
    レッサの流入口に接続し、かつ、エバポレータをブロワ
    によって吸入させた空気をエア吹出口から車室内に吹き
    出させるエアダクト内に配設した車両用冷房装置に於い
    て、 上記エアダクト内のエバポレータとエア吹出口との間に
    ヒートパイプを配設し、 上記ヒートパイプのエバポレータ側端部に吸熱部を構成
    すると共に、エア吹出口側端部に放熱部を構成したこと
    を特徴とする車両用冷房装置。
JP1421788U 1988-02-04 1988-02-04 車両用冷房装置 Expired - Lifetime JPH061445Y2 (ja)

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JP1421788U JPH061445Y2 (ja) 1988-02-04 1988-02-04 車両用冷房装置

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JP1421788U JPH061445Y2 (ja) 1988-02-04 1988-02-04 車両用冷房装置

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Publication Number Publication Date
JPH01117911U JPH01117911U (ja) 1989-08-09
JPH061445Y2 true JPH061445Y2 (ja) 1994-01-12

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ID=31225220

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JP1421788U Expired - Lifetime JPH061445Y2 (ja) 1988-02-04 1988-02-04 車両用冷房装置

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JP6043762B2 (ja) * 2014-08-06 2016-12-14 株式会社フジクラ 自動車用車室空調装置

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JPH01117911U (ja) 1989-08-09

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