JPH04203842A - 貯湯設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は貯湯設備の排水の温度制御に関するものである
。

［従来の技術］ 第４図は従来の貯湯設備の制御装置を示す構成図で、図
中（１）は貯湯槽、（２）は給水管、（３）はポールタ
ップ、（４）はオーバフロー管、（５）は電気ヒータな
どの加熱体、（６）は導水管、（７）はサーミスタなど
の温度センサ、（８）は入力回路、（９）は排水管、（
１０）はその弁、（１１）は給水管の弁、（１２）は出
力回路、（１３）はマイクロコンピュータ、（１４）は
温度制御機能、（１５）はスケジュールテーブル、（１
６）は運転制御機能、（１７）はマンマシーンインタフ
ェース、（１８）は給湯管である。

貯湯槽（１）はボールタップ（３）と連動して開閉する
弁（１］）を有する給水管（２）と、弁（１０）を有す
る排水管（９）と、給湯管（１８）と、電気ヒータ（５
）等を偏えてなるものである。また貯湯槽（１）には温
度センサ（７）が配置され、その信号は入力回路（８）
に出力される。マイクロコンピュータ（１３）は予め制
御手順が設定されているスケジュールテーブルク１５）
と、該スケジュールテーブル（１５）に設定された手順
にしたがって貯湯設備の運転を制御する運転制御機能（
１６）と、温度センサ（７）の検出した湯温に応じて電
気ヒータ（５）を０Ｎ１０ＦＦする温度制御機能（１４
）を備えている。マンマシーンインタフェース（１７）
は上記マイコン（１３）の出力を表示するコンソールな
どである。従来の貯湯設備は、上記のように構成されて
いる。

次に貯湯設備の動作について説明する。スケジュールテ
ーブル（１５）に予め設定された通電時間帯（例えば午
前６時３０分から午後７時３０分まで）の２時間前にな
ると、自動給排水機能が作動を開始し、まず運転制御機
能（１６）から出力回路（１２）に指令し、給水管（２
）の弁（１１）を閉して給水を停止し、併せて排水管（
９）の弁（１０）を開く。この結果貯湯槽（１）内の水
はすべて槽外に排出され、同時に貯湯槽（１）内に析出
した沈澱物などが排水とともに排出される。

貯湯槽（１）内の水の排出が完了すると、弁（１０）を
閉じ、弁（１１）を開いて給水が開始される。貯湯槽（
１）内の水位か上昇し所定水位に達すると、ホールタッ
プ（３）が機能して弁（１１）を閉じ給水は停止する。

なお給水時なんらかののトラブルでボールタップ（３）
か機能しない場合は、貯湯槽（１）内の水はオーバフロ
ー管（４）より排出されるので、貯湯槽（１）より溢れ
出ることはない。

ついで通電時間帯に達すると温度制御機能（１４）によ
る温度制御が開始される。温度センサ（７）の出力信号
に応じ、水温が規定値に達していない場合は、温度制御
機能（１４）は出力回路（１２）に指令し、電気ヒータ
（５）を作動せしめて貯湯槽（１）内の水を加熱する。

加熱により水温か上昇して規定値に達すると、電気ヒー
タ（５）への通電を停止する。

このように通電時間帯に達すると、貯湯槽（１）内の水
は加熱され、温かい湯を給湯管（Ｊ８）より供給するこ
とかできる。なお通電時間帯にあっては、貯湯槽（１）
内の水位か下がれば新たに水か給水管（２）より供給さ
れ、また湯の温度か下かれば、温度センサ（ア）による
湯温低下の情報に応じて電気ヒータ（５）が作動するの
で、貯湯槽（１）内には高温の湯が貯留され、利用者は
給湯管（１８）を介して高温の湯を利用することかでき
る。

［発明か解決しようとする課題］ ところて従来の貯湯設備の自動制御装置は上記のように
構成されているか、上記貯湯設備の運転動作のうち、通
電時間前の排水動作の時、貯湯槽（１）より排出される
湯の温度か時として高温の場合があり、高温の湯の排出
により、排水口付近の人が火傷を負う危険性がある。

本発明は従来装置の上記問題点を解消するためになされ
たもので、貯湯槽（１）から排出される湯の温度が常に
低温を保持できるようにし、排水口付近の人が火傷を負
う危険をなくした貯湯設備を提供しようとするものであ
る。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明に係る自動制御装置は
、給水管と排水管と給湯管と電気ヒータとを備えた貯湯
槽と、該貯湯槽内の湯温を検出する温度センサと、該温
度センサの検出する湯温に応じて貯湯槽内の湯温を制御
する制御装置などを備えてなる貯湯設備において、 貯湯槽内の湯温を検出する第２の温度センサを備えると
ともに、貯湯槽の排水管に、湯槽の排水と清水とを混合
させるための混合弁を備えた。

［作用］ 上記第２の温度センサにより検出した湯温か所定値以上
の場合は、混合弁により排水中に清水を混合させ排水温
度を下げて排出し、湯温が所定値以下の場合は、排水に
清水を混合させずそのまま排出させる。この結果排水温
度は常に所定温度以下の低温となり、排水口付近の人が
火傷を負う危険はなくなる。

［発明の実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す貯湯設備の制御装置の
構成図で、図中（１〉〜（１８）は従来の貯湯設備と同
一または相当部品、（２０）は第２の温度センサ、（２
１）は排水管（９）に配置した混合弁、（２２）は給水
管（２）より分岐された清水送給管である。

図に示すように、貯湯槽（１）の底部に第２の温度セン
サ（２０）を配置し、その信号は入力回路に出力される
。また排水管（９）に混合弁（２１）を配置し、該混合
弁（２１）に給水管（２）より分岐させた清水送給管（
２２）を連結した。本実施例に係る貯湯設備は上記のよ
うに構成されている。

次に動作について述べる。貯湯槽（１）内の湯の排出の
際、第２の温度センサ（２０）は湯温を検出し、その信
号を入力回路（８）に出力する。温度制御機能（１４）
は入力回路（８）に入力された貯湯槽（１）内の湯温に
応じ、出力回路（１２）を介して混合弁（２１）を制御
する。すなわち湯温か所定値より高ければ、清水送給管
（２２）及び混合弁（２１）を介して、排水中に温度の
低い清水を混合して排水温度を下降せしめ、湯温か低け
れば排水中に清水は混合させずにそのまま排出させる。

この結果貯湯槽（１）の排水管（９）より排出される排
水の温度は、常に低温となり、排水口付近の人を火傷さ
せるような危険は解消される。

混合弁（２１）による清水の混合割合は、排水温度、清
水温度などにより適宜決定さるべきである。

また第２の温度センサ（２０）の位置は、本実施例の位
置に限るものでなく、例えば第２図に示すような排水管
（９）の混合弁の直前の位置でもよい。

さらに第３図に示すように、貯湯槽〈１）の排水管（９
）に混合弁（２１）の代わりに従来の弁（１ｏ）を配置
し、弁（１０）の前に混合弁（２２）を配置して、排水
温度と関係なく、常に所定量の清水を排水中に混合させ
、排水の温度を低下させるようにしてもよい。

［発明の効果］ 本発明は貯湯設備において、貯湯槽の排水管近傍に第２
の温度センサを配置するとともに、排水管に混合弁を配
置して、該混合弁に給水管より分岐した清水送給管を連
結し、上記温度センサにより検出した排水温度に応じて
排水中に温度の低い清水を混合させて排水するように構
成したので、排水温度は常に低温となり、排水口付近の
人が排水の高温により火傷を負うなどの危険はなくなっ
た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である貯湯設備の制御装置の
構成図、第２図及び第３図はその他の実施例の構成図、
第４図は従来の貯湯設備の制御装置の構成図である。 図中（２０）は第２の温度センサ、（２１）は混合弁、
（２２）は清水送給管、（２３）は他の型式の混合弁で
ある。 なお図中の同一符号は同一または相当部品を示すものと
する。 代理人　　弁理士　　佐々木宗治 １　貯湯槽　　　　　　９　Ｌｓ水管　　　　２０１２
度センサ２　給水管　　　　　１０　　井　　　　　　
２１：　ｘｔ弁５　加熱体　　　　　１１　弁　　　　
　　２２　清本道昂宮６　Ｉ４水智　　　　　１８　袷
扇菅 ７１度セッサ　　　１９　　絵水管 ２３汎冶′升

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）給水管と排水管と給湯管と電気ヒータとを備えた
   貯湯槽と、該貯湯槽内の湯温を検出するための温度セン
   サと、該温度センサの検出した湯温に応じて電気ヒータ
   を制御するとともに、予め設定された制御手順にしたが
   って貯湯操作を制御する制御装置とを備えてなる貯湯設
   備において、上記貯湯設備の排水温度を検出する第２の
   湯温検出手段と、該湯温検出手段の情報に応じ、貯湯槽
   の排水中に清水を混合させる清水混合手段とを備えた ことを特徴とする貯湯設備。
2. （２）上記排水中への清水混合手段が、給水管より分岐
   された清水送給管と排水管に配置された混合弁である ことを特徴とする請求項１に記載の貯湯設備。
3. （３）上記排水中への清水混合手段が、貯湯槽内の湯の
   温度と関係なく、常に清水を排水中に混合させるように
   構成されている ことを特徴とする請求項１に記載の貯湯設備。