JPH04201571A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH04201571A
JPH04201571A JP33794690A JP33794690A JPH04201571A JP H04201571 A JPH04201571 A JP H04201571A JP 33794690 A JP33794690 A JP 33794690A JP 33794690 A JP33794690 A JP 33794690A JP H04201571 A JPH04201571 A JP H04201571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
air
chamber
opening
partition wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP33794690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Oda
小田 元
Masayoshi Miura
眞芳 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33794690A priority Critical patent/JPH04201571A/ja
Publication of JPH04201571A publication Critical patent/JPH04201571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、微小開口よりインクを吐出して被記録物上に
文字、図形等を記録するインクジェット記録装置に関す
る。
従来の技術 従来、空気流と静電力を利用して微小開口よりインクを
吐出するようにしたインクジェット記録装置として、例
えば、特開昭57−120452号公報や特開昭59−
146860号公報に記載されているような構成が知ら
れている。以下、上記従来のインクジェット記録装置に
ついて図面を参照しながら説明する。
第4図および第5図は従来例におけるインクジェット記
録装置を示し、第4図は正常な動作状態の断面図、第5
図はインク供給不能状態の断面図である。第4図に示す
ように、ボディ部材1の外壁の先端に絶縁材製の空気ノ
ズル板2が取付けられ、内壁の先端に絶縁材製のインク
ノズル板3が取付けられ、ボディ部材1の外壁と内壁の
間に空気室4が形成され、空気ノズル板2とインクノズ
ル板3の間に空気室4に連通する空気流路5が形成され
、インクノズル板3の内側にインク室6が形成されてい
る。インクノズル板3にはインク吐出ロアが形成され、
空気ノズル板2にはインク吐出ロアに対向して空気吐出
口8が形成されている。空気ノズル板2の外面には空気
吐出口8の外周において電極9が設けられ、インクノズ
ル板3の内面のインク室6側にはインク吐出ロアの外周
において電極10が設けられている。空気室4は空気供
給流路11により空気供給源12に連通され、インク室
6はインク供給流路13によりインク供給源14に連通
されている。また、空気供給源12は空気供給流路15
によりインク供給源14の上部に連通されている。電極
9と10は信号源16に接続されている。
次に、上記従来例の動作について説明する。
空気供給源12より空気が空気供給流路11を介して空
気室4に送られ、これより急激な曲りを生じながら空気
流路5に空気層として一定流速で流出し、この空気が空
気吐出口8およびインク吐出ロア近傍で急激な曲りを生
じながら空気吐出口8より流出している。一方、インク
室6にはインク供給源14からのインクが供給されてお
り、空気供給源12より空気供給流路15を介して送ら
れる空気圧力によりインク供給源14およびインク室6
内のインクには一定の圧力が加えられている。これによ
りインクジェット記録装置の非記録時に、空気流により
生じるインク吐出ロア近傍の空気圧力とインク吐出ロア
内のインク圧力がほぼ等しくなり、インク吐出ロアに生
じるインクのメニスカスが静止して保たれている。そし
て、電極9と10に電位差を生じさせると、この電位差
による静電力によってインク吐出ロアに生じているイン
クのメニスカスが空気吐出口8の方向に引き伸ばされる
。インク吐出ロアがら空気吐出口8に至る空気流路5に
は空気流によって急激な圧力勾配の変化が生じているた
め、インク吐出ロアのインクのメニスカスは一定長さ以
上引き伸ばされると急激に加速され、空気吐出口8より
吐出する。
発明が解決しようとする課題 インクジェット記録装置の操作において、最初にインク
室6にインクを供給するときに、このインク室6をイン
クで完全に充填させることは困難であり、インク室6の
上部に逃げ残った空気が存在するのが実状である。この
インク室6内の空気ハ、ピエゾ振動子を用いたインクジ
ェット記録方式では、ピエゾ振動子で発生した圧力波が
空気に吸収されるため、インクの吐出不能の事態を招き
、大問題となる。一方、第4図に示した空気流と静電力
を用いたインクジェット記録方式においては、インクを
引き出す力の作用により記録を行なうため、この程度の
量の空気はほとんど問題とならず、逆に、この空気によ
り、インク供給流路13を介して伝播される圧力変動が
吸収されるため、吐出不安定要素を緩和する効果がある
しかし、インクジェット記録装置を長時間使用しない場
合には、空気がインク室6にインク供給流路13との接
合部から徐々に混入し、また、インク内に溶は混んでい
る空気が外部に発生してインク室6に空気が蓄積され、
また、ヘッドに衝撃が加わり、インク吐出ロアに形成さ
れているインクメニスカスが破れることなどにより、イ
ンク室6内に更に空気が蓄積されるおそれが充分にある
。インク室6内においては空気がある量までは比較的容
易に増加する。このようにインク室6内の空気の量が増
加すると、空気供給源12よリインク供給源14に空気
圧力を加え、インク室6内の空気を圧縮してもインク吐
出ロアに形成されているインクメニスカスでインク室6
内と空気室4内の圧力にバランスがほぼ保たれているた
め、第5図に示すように、インク供給流路13内のイン
クが完全に供給されなくなる事態が発生する。この状態
になると、記録が途中でかすれたり、とだえたりする。
本発明は、上記のような従来技術の問題を解決するもの
であり、初期のインク充填時にインク室内に混入する空
気量を抑制することができ、また、その後、インク室内
に混入する空気か増加してもインク供給流路内に空気が
混入するのを防止することができ、したがって、インク
供給源からインク室へインクを安定状態で円滑に供給す
ることができ、安定した記録特性を得ることができるよ
うにしたインクジェット記録装置を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の技術的解決手段は、
インク室と、このインク室内のインクを吐出するインク
吐出口と、このインク吐出口に対向する空気吐出口と、
上記インク吐出口と空気吐出口の間に設けられた空気流
路と、空気供給源と、この空気供給源から上記空気吐出
口に空気を供給するための空気供給流路と、インク供給
源と、このインク供給源から上記インク室にインクを供
給するためのインク供給流路と、上記インク吐出口近傍
に配された電極と、上記空気吐出口近傍に配された電極
とを備え、上記両電極間に電位差を与えて上記インク吐
出口よりインクを引き出し、上記空気吐出口より流出す
る空気流中を飛翔゛ させて記録を行なうようにしたイ
ンクジェット記録装置にあって、上記インク室内に仕切
壁が設けられ、この仕切壁の両側が上部で上記インク供
給流路の供給口より高い位置の比較的大きな開口により
連通され、下部゛で微細な開口により連通されたもので
ある。
作  用 したがって、本発明によれば、初期のインク供給時に下
部の微細開口にメニスカスを形成し、その表面張力によ
る保持力で流通しないようにし、その後、インクが上部
の比較的大きな開口より反対側に流入すると、微細開口
のメニスカスが除去されて両側が連通し、両側のインク
面がインクの供給口より高い上部の開口下縁部に達する
ので、初期のインク供給時における空気のインク室内へ
の混入量を少なくすることができ、その後、一定量の空
気が増加したとしても、インク供給流路内まで空気が混
入することを防止することかできる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例におけるインク
ジェット記録装置を示し、第1図は初期のインク供給時
の断面図、第2図は第1図の状態に続いてインクの供給
を行なう状態の断面図、第3図はインクの供給完了状態
の断面図である。
本実施例において、上記従来例と同一部分については同
一符号を付してその説明を省略し、異なる構成について
説明する。
第1図ないし第3図に示すように、インク室6内の中央
部にインク供給流路13側とインク吐出ロアを遮るよう
に仕切壁17が設けられ、インク室60両側は上部でイ
ンク供給流路13の供給口より高い位置の比較的大きな
開口18により連通され、下部で微細な開口19により
連通されている。
以上の構成において、以下、その動作について説明する
初期のインク充填時には、第1図に示すように、インク
室6の仕切られたインク供給流路13側(図において右
側)にインクがたまり、仕切壁17の上端縁、すなわち
、比較的大きな開口18の下縁まで達する。この間、微
細開口19には、インクメニスカスを形成し、その表面
張力による保持力で、インクはインク室6の仕切られた
インク吐出ロア側(図において左側)には流入しない。
この状態より更にインクが供給されると、インクは第2
図に示すように、仕切壁17を越え、比較的大きな開口
18を通ってインク室6のインク吐出ロア側に流入する
。そして、インク吐出ロアにメニスカスを形成し、その
後、インク室6内と空気流路5の圧力バランスが保たれ
るようになった時点でインクの供給が止まる。この時点
では、インク室6のインク吐出ロア側にインクが存在し
ているため、微細開口19にはメニスカスは形成されて
おらず、インク室6内の仕切壁17の両側に存在するイ
ンクを微細開口19によって連通した状態になっている
。したがって、微細開口19を介してインク室6内の両
側のインク流面が徐々に調整され、最終的には第3図に
示すように、インク供給流路13の供給口より高い仕切
り壁17の上縁部、すなわち、比較的大きな開口18の
下縁部までたまる。この状態を従来例で示した第4図の
状態と比較すると、インク室6内に混入される空気の量
が少なくなっている。このように、初期のインク供給時
において、空気の混入を少なくすることができ、また、
その後一定量の空気が増加しても、インク供給流路13
内に空気が混入するまでには至らないようにすることが
できる。したがって、インクを安定状態で円滑に供給す
ることができ、また、安定した記録特性を得ることがで
きる。
初期のインク充填時において、インク室6内に残存する
空気の量は、比較的大きな開口18の大きさ、微細開口
19の大きさ(長さ)に大きく依存し、したがって、開
口18、微細開口19の大きさは、長時間記録、あるい
は保存時、どれだけの量の空気が増加するかによって決
定される。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、初期のインク供給時
に下部の微細開口にメニスカスを形成し、その表面張力
による保持力で流通しないようにし、その後、インクが
上部の比較的大きな開口より反対側に流入すると、微細
開口のメニスカスが除去されて両側が連通し、両側のイ
ンク面がインクの供給口より高い上部の開口下縁部に達
するので、初期のインク供給時においてインク室内に混
入する空気量を抑制し、その後の一定量の空気の増加に
対してインク供給流路内まで空気が混入することを防止
することができる。したがって、インク供給源から安定
状態で円滑にインクを供給することができ、また、安定
した記録特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例におけるインク
ジェット記録装置を示し、第1図は初期のインク供給時
の断面図、第2図は第1図の状態に続いてインクの供給
を行なう状態の断面図、第3図はインクの供給完了状態
の断面図、第4図および第5図は従来例におけるインク
ジェット記録装置を示し、第4図は正常な動作状態の断
面図、第5図はインク供給不能状態の断面図である。 1・・・ホティ部材、2・・・空気ノズル板、3・・・
インクノズル板、4・・・空気室、5・・・空気流路、
6・・・インク室、7・・・インク吐出口、8・・・空
気吐出口、9.10・・・電極、11・・・空気供給流
路、12・・・空気供給源、13・・・インク供給流路
、14・・・インク供給源、17・・・仕切壁、18・
・・比較的大きな開口、19・・・微細な開口。 代理人の氏名 弁理士 小蝦治 明 ほか2名第1図 空気供給源 第2図 黛気供袷諒]2 絶3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インク室内に仕切壁が設けられ、この仕切壁の両側が上
    部でインク供給流路の供給口より高い位置の比較的大き
    な開口により連通され、下部で微細な開口により連通さ
    れたインクジェット記録装置。
JP33794690A 1990-11-30 1990-11-30 インクジェット記録装置 Pending JPH04201571A (ja)

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JP33794690A JPH04201571A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 インクジェット記録装置

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JPH04201571A true JPH04201571A (ja) 1992-07-22

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ID=18313492

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JP33794690A Pending JPH04201571A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 インクジェット記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015280A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Canon Inc 液体吐出ヘッド及び該液体吐出ヘッドの液体注入方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015280A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Canon Inc 液体吐出ヘッド及び該液体吐出ヘッドの液体注入方法
JP4612873B2 (ja) * 2005-07-08 2011-01-12 キヤノン株式会社 インジェットヘッド及び該インクジェットヘッドのインク注入方法

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