JPS5928470B2 - インクジエツトプリンタのインク供給装置 - Google Patents
インクジエツトプリンタのインク供給装置Info
- Publication number
- JPS5928470B2 JPS5928470B2 JP51119701A JP11970176A JPS5928470B2 JP S5928470 B2 JPS5928470 B2 JP S5928470B2 JP 51119701 A JP51119701 A JP 51119701A JP 11970176 A JP11970176 A JP 11970176A JP S5928470 B2 JPS5928470 B2 JP S5928470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- tank
- nozzle
- ink supply
- valve means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインクジェットプリンタのインク供給装置に関
し、特にノズルヘのインク供給を止めてインクの噴出を
停止した時に、このインク噴出の切れを良くすると共に
ノズルの先端までインクが充満した状態を保持させてノ
ズル内でインクが固化するのを防止した手段を装備させ
たところに特徴がある。
し、特にノズルヘのインク供給を止めてインクの噴出を
停止した時に、このインク噴出の切れを良くすると共に
ノズルの先端までインクが充満した状態を保持させてノ
ズル内でインクが固化するのを防止した手段を装備させ
たところに特徴がある。
従来、此の種のインク供給装置においてインクの噴出を
停止させた場合に、ノズルからのインク噴射力が徐々に
弱まつて停止するものまたインク供給系を減圧してノズ
ル部に負圧を発生させ、ノズルからのインクの噴射を瞬
時に停止させるものがあつた。
停止させた場合に、ノズルからのインク噴射力が徐々に
弱まつて停止するものまたインク供給系を減圧してノズ
ル部に負圧を発生させ、ノズルからのインクの噴射を瞬
時に停止させるものがあつた。
この前者のものではインク流が定常の噴出位置から徐々
にノズル先端に近づいて停止するものとなることから、
ノズル出口部分でインクの垂れが発生してインク汚れが
生じるものであつた。
にノズル先端に近づいて停止するものとなることから、
ノズル出口部分でインクの垂れが発生してインク汚れが
生じるものであつた。
又、上記後者のものではノズル部の負圧によつてノズル
部のインクが内方に吸引され、この結果停止状態におい
てはノズル部内方で空気とインクが接触することになり
、この空気接触部のインクが固化するものとなつていた
。このため、ノズル部内部でインクが固化することによ
つてこの固化されたインクの除去が困難となり、ノズル
部でインク詰りを起すものとなつていた。本発明は上記
した様な従来の欠点を改善したインク供給装置を提供す
るものであり、以下図面の一実施例と共に説明する。
部のインクが内方に吸引され、この結果停止状態におい
てはノズル部内方で空気とインクが接触することになり
、この空気接触部のインクが固化するものとなつていた
。このため、ノズル部内部でインクが固化することによ
つてこの固化されたインクの除去が困難となり、ノズル
部でインク詰りを起すものとなつていた。本発明は上記
した様な従来の欠点を改善したインク供給装置を提供す
るものであり、以下図面の一実施例と共に説明する。
第１図はインク供給装置を示す構成図であり、この図に
おいてインクの供給源であるインクカートリツジ部１は
インクの補給をこのカートリツジの交換により行う構成
となつており、該インクカートリツジ部１からのインク
は通路２を介してインク供給タンク３に導入される。
おいてインクの供給源であるインクカートリツジ部１は
インクの補給をこのカートリツジの交換により行う構成
となつており、該インクカートリツジ部１からのインク
は通路２を介してインク供給タンク３に導入される。
前記インク供給タンク３には該タンク３から図示してい
ないが複数のフイルタ一手段、インク中の気泡を取除く
エアトラツプ、ポンプ手段、インク圧の平滑化を行うエ
アチヤンバ等を経て電磁弁４からインク噴出用ノズル５
にインクを導びくインク供給通路６と、前記インク噴出
用ノズル５、電磁弁４を経て該タンク３に至るインク排
出用通路７と、噴出用ノズル５から噴出されて印字に寄
与しないインクを回収するガタ一からのインクを導びく
通路８が夫々接続されている。
ないが複数のフイルタ一手段、インク中の気泡を取除く
エアトラツプ、ポンプ手段、インク圧の平滑化を行うエ
アチヤンバ等を経て電磁弁４からインク噴出用ノズル５
にインクを導びくインク供給通路６と、前記インク噴出
用ノズル５、電磁弁４を経て該タンク３に至るインク排
出用通路７と、噴出用ノズル５から噴出されて印字に寄
与しないインクを回収するガタ一からのインクを導びく
通路８が夫々接続されている。
上記した電磁弁４は４ａ，４ｂ，４ｃの三つの流入出孔
を有し、孔４ｃを閉成して孔４ａと４ｂを接続する動作
によつてインク供給通路６が開成してインク供給タンク
３からのインクをノズル５に導びき、インク排出用通路
７を遮断する。
を有し、孔４ｃを閉成して孔４ａと４ｂを接続する動作
によつてインク供給通路６が開成してインク供給タンク
３からのインクをノズル５に導びき、インク排出用通路
７を遮断する。
また孔４ａを閉成して孔４ｂと４ｃを接続する動作によ
つてインク排出用通路７を開成し、インク供給通路６を
遮断する。即ち、電磁弁４はインク供給通路６とインク
排出用通路７とを択一的に切換え動作するものとなつて
いる。そして、ノズル５からのインク噴出及びこの停止
動作は電磁弁４の制御によつて行うものである。他方、
電磁弁４の孔４ｃに連接したインク排出用通路７中に、
タンク９を介在させている。
つてインク排出用通路７を開成し、インク供給通路６を
遮断する。即ち、電磁弁４はインク供給通路６とインク
排出用通路７とを択一的に切換え動作するものとなつて
いる。そして、ノズル５からのインク噴出及びこの停止
動作は電磁弁４の制御によつて行うものである。他方、
電磁弁４の孔４ｃに連接したインク排出用通路７中に、
タンク９を介在させている。
前記タンク９はこの上壁に該タンク内の気圧を大気圧に
導びくための外部に連通した開口９Ａを有し、また下部
底壁で電磁弁４の孔４ｃと連接し更に上部の周壁に流出
口９Ｂを設けてインク供給タンク３側に連接してなる。
そして、該タンク９の取付において、この流出口９Ｂが
ノズル５の高さと略同一位置になるよう設定している。
導びくための外部に連通した開口９Ａを有し、また下部
底壁で電磁弁４の孔４ｃと連接し更に上部の周壁に流出
口９Ｂを設けてインク供給タンク３側に連接してなる。
そして、該タンク９の取付において、この流出口９Ｂが
ノズル５の高さと略同一位置になるよう設定している。
また、ノズル５と電磁弁４の孔４ｂの間の通路１０に対
して孔４ｃとタンク９の間の通路１１を大径に設けてい
る。更に前記タンク９にはボール１２が内装され、該ボ
ール１２を該タンク９の底部に電磁弁４の孔４ｃに連接
する開口と対向させて位置させている。
して孔４ｃとタンク９の間の通路１１を大径に設けてい
る。更に前記タンク９にはボール１２が内装され、該ボ
ール１２を該タンク９の底部に電磁弁４の孔４ｃに連接
する開口と対向させて位置させている。
即ち、ボール１２は該タンク９内に溜められるインク量
の変位に関係なくその自重で底部に位置しまた底部の開
口を完全に密閉しない様な形状に構成されている。上記
した第１図の構成についてその動作を説明するに、ノズ
ル５からインクを噴出させてプリント動作を行わせる場
合には電磁弁４の孔４ａと４ｂを接続させてインク供給
通路６を開成する。
の変位に関係なくその自重で底部に位置しまた底部の開
口を完全に密閉しない様な形状に構成されている。上記
した第１図の構成についてその動作を説明するに、ノズ
ル５からインクを噴出させてプリント動作を行わせる場
合には電磁弁４の孔４ａと４ｂを接続させてインク供給
通路６を開成する。
この時、電磁弁４の孔４ｃが閉成されてインク排出用通
路７が遮断される。すると、インク供給タンク３のイン
クがポンプ手段によつて通路７を通りノズル５に導びか
れ、該ノズル５からインクが高圧力で噴出される。
路７が遮断される。すると、インク供給タンク３のイン
クがポンプ手段によつて通路７を通りノズル５に導びか
れ、該ノズル５からインクが高圧力で噴出される。
そしてこの噴出したインクによりプリントを行わせるも
のである。このノズル５からのインク噴出を停止させる
場合には電磁弁４の孔４ａを閉成させる。
のである。このノズル５からのインク噴出を停止させる
場合には電磁弁４の孔４ａを閉成させる。
すると、インク供給通路６が遮断されることになるが、
この時孔４ｂと孔４ｃが連接してインク排出用通路７が
開成される。この電磁弁４の切換動作時に瞬間的である
が、孔４ａと４ｃが連接されて高圧のインク流が孔４ｃ
よりタンク９内に導入される。
この時孔４ｂと孔４ｃが連接してインク排出用通路７が
開成される。この電磁弁４の切換動作時に瞬間的である
が、孔４ａと４ｃが連接されて高圧のインク流が孔４ｃ
よりタンク９内に導入される。
この場合に、ボール１２によつて高圧のインク流を緩衝
させてタンク内に導びき、上部の開口９Ａからインクが
飛散するのを防止させている。そして、インク排出用通
路７の開成によりタンク９とノズル５が連通するものと
なり、この連通によりノズル５側に加わつていた圧力が
タンク９側へも吸収されてノズル５側の減圧が速やかに
行われてこの連通部分が大気圧になると停止する。
させてタンク内に導びき、上部の開口９Ａからインクが
飛散するのを防止させている。そして、インク排出用通
路７の開成によりタンク９とノズル５が連通するものと
なり、この連通によりノズル５側に加わつていた圧力が
タンク９側へも吸収されてノズル５側の減圧が速やかに
行われてこの連通部分が大気圧になると停止する。
即ちこの連通部分の両端（ノズル５の噴出口とタンク９
の開口９Ａ）が開口されているからである。従つて、ノ
ズル５とタンク９の連通によつてノズル部分を高圧状態
から大気圧と同圧に瞬時にでき、この結果インク噴出の
停止も瞬時にできるものとなつてノズル出口部分でのイ
ンク汚れを防止できる。尚、通路１１を通路１０に対し
て大径とするとそれを一層助長させることができる。ま
た上記したタンク９へ導入されたインクはこの流出口９
Ｂまでの高さに溜められ、それ以上のインクはインク供
給タンク３へ帰還される。そして、この流出口９Ｂの高
さをノズル５の噴出口と同一高さに設定していることか
ら、第２図に示す様にノズル５側においてインクがこの
ノズル５の先端開口位置まで充満されるものとなる。こ
の場合、ノズル５の先端開口部分でインクが空気と触れ
て固化することになるが、ノズル５の内方位置でインク
が固化するのを防ぐことができる。そして、ノズル５の
先端開口部分でのインクの固化は次にノズル５からイン
クを噴出する時にインク圧で容易に除去させることがで
き、ノズル５でインクの固化による目詰りを発生するこ
とがない。
の開口９Ａ）が開口されているからである。従つて、ノ
ズル５とタンク９の連通によつてノズル部分を高圧状態
から大気圧と同圧に瞬時にでき、この結果インク噴出の
停止も瞬時にできるものとなつてノズル出口部分でのイ
ンク汚れを防止できる。尚、通路１１を通路１０に対し
て大径とするとそれを一層助長させることができる。ま
た上記したタンク９へ導入されたインクはこの流出口９
Ｂまでの高さに溜められ、それ以上のインクはインク供
給タンク３へ帰還される。そして、この流出口９Ｂの高
さをノズル５の噴出口と同一高さに設定していることか
ら、第２図に示す様にノズル５側においてインクがこの
ノズル５の先端開口位置まで充満されるものとなる。こ
の場合、ノズル５の先端開口部分でインクが空気と触れ
て固化することになるが、ノズル５の内方位置でインク
が固化するのを防ぐことができる。そして、ノズル５の
先端開口部分でのインクの固化は次にノズル５からイン
クを噴出する時にインク圧で容易に除去させることがで
き、ノズル５でインクの固化による目詰りを発生するこ
とがない。
以上の様に本発明のインク供給装置においてはノズルか
らインク噴出を停止させる場合に、電磁弁でインク供給
通路を遮断してノズル側とタンク側を連通させることに
よりノズルからのインク噴出を瞬時に停止させることが
でき、その結果ノズル出口部分でのインク垂れを防止し
てインク汚れを生じることがないと共にインク噴出停止
時はノズル先端までインクが充満された状態を保持して
ノズル内部でインクが固化することなく、その結果ノズ
ルの目詰りを防止することができる。
らインク噴出を停止させる場合に、電磁弁でインク供給
通路を遮断してノズル側とタンク側を連通させることに
よりノズルからのインク噴出を瞬時に停止させることが
でき、その結果ノズル出口部分でのインク垂れを防止し
てインク汚れを生じることがないと共にインク噴出停止
時はノズル先端までインクが充満された状態を保持して
ノズル内部でインクが固化することなく、その結果ノズ
ルの目詰りを防止することができる。
又、タンク内にボールの様な緩衝体を装備させることで
電磁弁の切換動作時にタンク内に高圧のインク流が導入
されてもこれを緩衝させることができ、タンクに設けら
れた外部と連通する開口からインクが飛散することもな
いという特徴を有する。
電磁弁の切換動作時にタンク内に高圧のインク流が導入
されてもこれを緩衝させることができ、タンクに設けら
れた外部と連通する開口からインクが飛散することもな
いという特徴を有する。
第１図は本発明装置を示す構成図、第２図は本発明の動
作状態を示すノズル部の断面図である。 １：インクカートリツジ部、３：インク供給タンク、４
：電磁弁、５：インク噴出用ノズル、６：インク供給通
路、７リインク排出用通路、９：タンク、９Ａ：外部に
連通した開口、９Ｂ：流出口、１２：ボール（緩衝体）
。
作状態を示すノズル部の断面図である。 １：インクカートリツジ部、３：インク供給タンク、４
：電磁弁、５：インク噴出用ノズル、６：インク供給通
路、７リインク排出用通路、９：タンク、９Ａ：外部に
連通した開口、９Ｂ：流出口、１２：ボール（緩衝体）
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ インク供給タンクからフィルター手段、ポンプ手段
等を経て弁手段からインク噴出用ノズルにインクを導び
くインク供給通路と前記インク噴出用ノズル及び弁手段
からインク供給タンクに至るインク排出用通路とを備え
ると共に前記弁手段によりインク供給通路と排出通路と
を択一的に開閉させた構成となし、弁手段からのインク
排出用通路中に内部気圧を大気圧に導びく開孔を有した
タンクを介在させると共にこのタンクからの流出口をノ
ズルの高さと略同一位置に設定してなることを特徴とす
るインジェットプリンタのインク供給装置。 ２ インク供給タンクからフィルター手段、ポンプ手段
等を経て弁手段からインク噴出用ノズルにインクを導び
くインク供給通路と前記インク噴出用ノズル及び弁手段
からインク供給タンクに至るインク排出用通路とを備え
ると共に前記弁手段によりインク供給通路と排出用通路
とを択一的に開閉させた構成となし、弁手段からのイン
ク排出用通路中に内部気圧を大気圧に導びく開孔を有し
たタンクを介在させ、前記タンク内の弁手段との連通部
附近に急激なインク流に対する緩衝体を設けまたタンク
からの流出口をノズルの高さと略同一位置に設定してな
ることを特徴とするインクジェットプリンタのインク供
給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51119701A JPS5928470B2 (ja) | 1976-10-04 | 1976-10-04 | インクジエツトプリンタのインク供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51119701A JPS5928470B2 (ja) | 1976-10-04 | 1976-10-04 | インクジエツトプリンタのインク供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5345238A JPS5345238A (en) | 1978-04-22 |
| JPS5928470B2 true JPS5928470B2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=14767927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51119701A Expired JPS5928470B2 (ja) | 1976-10-04 | 1976-10-04 | インクジエツトプリンタのインク供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928470B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5770675A (en) * | 1980-10-20 | 1982-05-01 | Ricoh Co Ltd | Ink jet-injection controller in ink jet recorder |
| US4403229A (en) * | 1981-10-30 | 1983-09-06 | International Business Machines Corporation | Maintenance system to prime and to exclude air from ink jet heads |
| JPS5945124A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-13 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミドフィルム複合体 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4866937A (ja) * | 1971-12-16 | 1973-09-13 | ||
| JPS4989443A (ja) * | 1972-12-26 | 1974-08-27 | ||
| JPS5060135A (ja) * | 1973-09-27 | 1975-05-23 |
-
1976
- 1976-10-04 JP JP51119701A patent/JPS5928470B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4866937A (ja) * | 1971-12-16 | 1973-09-13 | ||
| JPS4989443A (ja) * | 1972-12-26 | 1974-08-27 | ||
| JPS5060135A (ja) * | 1973-09-27 | 1975-05-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5345238A (en) | 1978-04-22 |
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