JPH04201486A - 感熱転写記録用インクシートおよび感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録用インクシートおよび感熱転写記録方法

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JPH04201486A
JPH04201486A JP2336781A JP33678190A JPH04201486A JP H04201486 A JPH04201486 A JP H04201486A JP 2336781 A JP2336781 A JP 2336781A JP 33678190 A JP33678190 A JP 33678190A JP H04201486 A JPH04201486 A JP H04201486A
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dye
layer
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thermal transfer
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JP2336781A
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Kunihiro Koshizuka
国博 腰塚
Toshihisa Takeyama
敏久 竹山
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は感熱転写記録用インクシートおよび感熱転写記
録方法に関し、さらに詳しくは、保存性に優れた感熱転
写記録用インクシート、および高速記録か可能て、かつ
たとえば半導体レーザーによるヒートモート出力に対応
することのてきる感熱転写記録方法に関する。
[従来の技術と発明か解決しようとする課題]従来から
、カラーハードコピーを得る方式として、インクシェツ
ト、電子写真、感熱転写記録等によるカラー記録技術か
検討されている。
これらのうち、特に感熱転写記録方式は、操作や保守か
容易であること、装置の小型化、低コスト化か可能であ
ること等の利点を有している。
この感熱転写記録方式には、以下の二種類かある。
すなわち、支持体上に溶融性インク層を有する転写シー
トをレーザーあるいは感熱ヘットによりイメージワイズ
に加熱して、該溶融性インク層を感熱転写記録用受像シ
ート上に溶融転写する方式と、支持体上に熱拡散性色素
(昇華性色素)を含(インク層を有する感熱転写記録用
インクシートを用し・て、感熱転写記録用受像シートに
前記熱拡敵性色素を拡散転写する熱拡散転写方式との二
種類である。
これらのうち、熱拡散転写方式は感熱ヘットの熱的エネ
ルギーの変化に応して、色素の転写量を変化させて画像
の階調をコントロールすることかてきるのて、シアン、
マゼンタ、イエローの重ね記録を行なうことによって、
色の濃淡に連続的な変化を有するカラー画像か得られる
方式として、近年注目されている。
しかしながら、これまての熱拡散転写方式は、種々の問
題点を抱えている。
たとえば−例として、熱転写記録用インクシートの保存
性か十分てはないことか挙げられる。
すなわち、感熱転写記録用インクシートを巻き重ねて保
存すると、時間の経過につれインク層中の色素かバイン
ダーから遊離し、それか表面に蓄積され、さらに接触し
ている感熱転写記録用インクシートの裏面に移行し、印
字の際にサーマルヘッドを汚染したり、被転写材である
感熱転写記録用受像シート全面に汚れを発生させる(地
汚れ)。
また、これまての感熱転写記録用インクシートを用いる
熱拡散転写方式ては、サーマルヘッドて熱エネルギーを
供給しているのて、高速て画像を形成するのにおのずと
限界かある。現状においては、サーマルヘッドて画像を
形成する速度よりもさらに高速て画像形成することか望
まれている。
したかって、従来のサーマルヘッドによる画像形成に代
わる新たな感熱転写記録媒体および感熱転写記録方法か
望まれている。
本発明は上記事情を改善するためになされたものである
本発明の目的は、保存性に優れた感熱転写記録用インク
シートを提供すること、そして高速記録か可能て、かつ
レーザーによるヒートモート出力に対応することかてき
、したかって高速ての画像形成の可能な感熱転写記録方
法を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための本発明の感熱転写記録用イン
クシートは、支持体上に熱拡散性色素供給層と色素非透
過性バリアー層とをこの順に積層してなることを特徴と
する。
また、本発明の感熱転写記録方法は、支持体上に熱拡散
性色素供給層と色素非透過性バリアー層とをこの順に積
層してなる感熱転写記録用インクシートを加熱して色素
非透過性バリアー層を穿礼し、しかるのち色素非透過性
バリアー層と受像体とを密着せしめて加熱することを特
徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
(1,)感熱転写記録用インクシート 本発明の感熱転写記録用インクシートは、たとえば第1
図に示すように、基本的に支持体l上に熱拡散性色素供
給層2と色素非透過性バリアー層3とをこの順に積層し
てなる。
一支持体一 本発明の感熱転写記録用インクシートの支持体としては
、寸法安定性かよく1画像記録の際、レーザー等の加熱
源の熱に耐えるものならば特に制限かなく、−船釣には
コンデンサー紙、クラシン紙のような薄葉紙、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリアミド、ポリカーボネート、
ポリサルフオン、ボリヒ′ニルアルコ−Jし、セロファ
ン、ポリスチレンのような耐熱性のプラスチ・ンクフイ
ルムを用いることかてきる。
支持体の厚さは1通常2〜10pmの範囲か好ましい。
一熱拡散性色素供給層一 前記熱拡散性色素供給層には、必須成分として熱拡散性
色素の他にバインターか含有されており、さらに必要に
応して添加剤等の任意成分も含まれている。
1、熱拡散性色素 熱拡散性色素ついては、熱拡散性もしくは昇華性である
限り特に制限はない。
熱拡散性シアン色素としては、特開昭59−71189
6号、同59−227948号、同60−2491+6
号、同60−53563号、同60−130735号、
同60−131292号、同60−239289号、同
61−19:196号、同61−22993号、同51
−31292号、同61−31467号、同61−35
994号、同61−49893号、同61−14826
9号、同62−191191号、同63−91288号
、同63−91287号、同63−290793号等の
各公報に記載されているナフトキノン系色素、アントラ
キノン系色素、アゾメチン系色素等か挙げられる。
熱拡散性マゼンタ色素としては、特開昭59−7889
6号、特開昭60−30392号、特開昭60−:+0
394号、特開昭60−25:1S95号、特開昭61
−252190号、特開昭63−5992号、特開昭6
:l−205288号、特開昭64−159号、特開昭
64−63194号等の各公報に記載されているアント
ラキノン系色素、アゾ色素、アゾメチン系色素等か挙げ
られる。
熱拡散性イエロー色素としては、特開昭59−7889
6号、特開昭60−27594号、特開昭60−315
60号、特開昭60−53565号、特開昭61−12
394号、特開昭63−122594号等の各公報に記
載されているメチン系色素、アゾ系色素、キノフタロン
系色素、アントライソチアゾール系色素が挙げられる。
また、熱拡散性色素としては、開鎖型又は閉鎖型の活性
メチレン基を有する化合物とp−フェニレンシアミン誘
導体の酸化体またはp−アミノフェノール誘導体の酸化
体とのカップリンク反応により得られるアゾメチン色素
、およびフェノール誘導体、ナフトール誘導体あるいは
p−フェニレンシアミン誘導体の酸化体またはp−アミ
ノフェノール誘導体の酸化体とのカップリンク反応によ
り得られるインドアニリン色素も好適に使用することか
てきる。
本発明における熱拡散性色素の使用量は、支持体1m2
当たり通常0.1〜20g、好ましくは0.2〜5gで
ある。
熱拡散性色素供給層における熱拡散性色素の含有率は、
通常、5〜70重量%の範囲内てあり、好ましくは30
〜70重量%の範囲内である。
2、バインダー 本発明では、前記熱拡散性色素供給層に用いるバインタ
ーとして感熱転写記録分野て公知の樹脂を用いることか
可能であるか、好ましいのは、以下に述べるポリビニル
アセタール系樹脂およびセルロース系樹脂である。
まず、ポリビニルアセタール系樹脂としては、アセター
ル化の程度、アセチル基、残留水酸基などの含有率によ
って種々の化合物かあり、代表例にポリビニルアセトア
セタール、ポリビニルアルコールなどを挙げることかて
きる。
ポリビニルアセタール系樹脂の中ても、本発明の目的に
好ましいのは1重合度か300以上、望ましくは150
0〜3000、ガラス転移点(Tg)か50〜120℃
のアセタール系樹脂である。
また、セルロース系樹脂としては、例えばニトロセルロ
ース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、
酪酸セルロースなどを挙げることかてきる。
これらのセルロース系樹脂の中でも、ニトロセルロース
か特に好ましい。
本発明ては、バインダーとして前記ポリビニルアセター
ル系樹脂およびセルロース系樹脂以外に、従来から感熱
転写記録分野て公知の樹脂を用いることか可能である。
たとえば、この公知の樹脂としてアクリル樹脂、メタク
リル樹脂、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、
ポリビニルホルマール、ポリヒニルエーテル、ポリビニ
ルピロリドン、ポリスチレン、ポリスチレン共重合体、
アイオノマー樹脂などを挙げることかてきる。
本発明においては、上述した各種のバインターの中から
一種または二種以上を適宜に選択して用いることが可能
である。
本発明においては、バインダーは熱拡散性色素供給層全
体に対し通常30〜70重量%配合することか好ましい
また1本発明におけるバインダーと熱拡散性色素との熱
拡散性色素供給層における重量比は。
1:10〜10:1の範囲か好ましく、2:8〜8:2
の範囲が特に好ましい。
熱拡散性色素供給層の厚みは、受像体から剥離可能に、
しかも熱エネルギーの印加により色素の移動か可能なよ
うに調整されていれば良く、通常、 0.2〜5pmの
範囲内てあり、好ましくは0.4〜2終mの範囲内であ
る。
3、添加剤 本発明ては、感熱転写記録用インクシートをレーザーて
加熱する場合、特に赤外線レーザーで加熱する場合には
、熱拡散性色素供給層中に添加剤として赤外線吸収物質
を含有させるのか良い。
前記赤外線吸収物質としては、カーボンッラック、非揮
発性赤外線吸収染料といった当業者に周知のもの等いず
れの物質をも使用することかてきる。
また2 「レーザーによる染料熱転写に用いる染 □料
供与素子用赤外線吸収シアニン染料」と題するデボエル
(DeBoer)の1988年7月19日付米国特註出
願番号@221.163号明細書に記載されているよう
なシアニン赤外線吸収物質を使用することもてきる。
赤外線吸収物質の熱拡散性色素供給層における含有量は
、赤外線レーザー光の量にもよって一概に決定すること
かてきないか、通常、含有されている熱拡散性色素か十
分に熱拡散可能になる光量になるように適宜に調整され
る。
また、本発明ては、必要に応して前記熱拡散性色素供給
層に前記以外の各種の添加剤を添加することかできる。
中ても、変性シリコーン樹脂を添加することか望ましい
ここに言う「変性シリコーン樹脂」とは、シリコーン樹
脂と、ポリシロキサン結合を有する他の樹脂または七ツ
マ−との共重合体を意味する。
この変性シリコーン樹脂を前記熱拡散性色素供給層に含
有させると、感熱転写記録用インクシートは、感熱転写
記録用受像シートからの剥離性か向上し、その結果、両
シート相互の融着か防止される。
しかも変性シリコーン樹脂は前記バインターとの相溶性
か良好なのて、感熱転写記録用インクシートの保存性か
改良され、しかも受像層における画像濃度(転写濃度)
を低下させることかない。
前記変性シリコーン樹脂としては、常温(20℃)て固
体のものか好ましく、特に35〜10G”cの融点を有
するワックス状の変性シリコーン樹脂か好ましい。
本発明に用いる変性シリコーン樹脂の具体例としては、
たとえばポリエステル変性シリコーン樹脂、アクリル変
性シリコーン樹脂、ウレタン変性シリコーン樹脂、セル
ロース変性シリコーン樹脂、アルキッド変性シリコーン
樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂などを挙げることか
てきる。
これらは一種単独て用いても良いし、二種以上を組み合
わせて用いても良い。
上述した変性シリコーン樹脂の中でも、ポリエステル変
性シリコーン樹脂か本発明の目的にとって好ましく、さ
らには分子量か500〜20,000のポリエステル変
性シリコーン樹脂か好ましい。
ポリエステル変性シリコーン樹脂のポリエステル部分は
、ジカルボン酸とジオールとの共重合もしくはラクトン
環の開環重合によって、形成することかてきる。
ポリエステル変性シリコーン樹脂におけるジメチルポリ
シロキサン結合部分とポリエステル部分とは、たとえば
ポリエステルを主鎖としてこれにジメチルポリシロキサ
ン部分かクラフトされていても良く、またジメチルポリ
シロキサンの両側もしくは片側にポリエステル部分かフ
ロック状に結合していても良い。
さらに1本発明に用いる変性シリコーン樹脂は、末端に
水酸基やカルボキシル基等の反応基を有していても良く
、その場合はジイソシアネート類などの架橋剤によって
架橋させることかてきる。
本発明において、前記変性シリコーン樹脂の熱拡散性色
素供給層に対する配合量は、通常、0.01〜10重量
%、好ましくは0.O1〜2.0重量%である。
次に、前記変性シリコーン樹脂以外の必要に応して添加
される添加剤としては、フッ素樹脂、界面活性剤、ワッ
クス類等の剥離性化合物、高級脂肪酸、高級脂肪族アル
コール、高級脂肪族エーテル、金属微粉末、シリカゲル
、カーボンブラック、有機充填剤、無機充填剤、バイン
ダー成分と反応可能な硬化剤(たとえばイソシアネート
類やアクリル類やエポキシ類等の放射線活性化合物)な
どを挙げることかてきる。
さらに、転写を促進するため、たとえば特開昭59−1
06997号等に記載された高級脂肪酸エステルなどの
熱溶融性物質を用いることかできる。
添加剤の添加量については、添加剤の種類や添加目的に
より一律に決められないが、添加剤全体としては、通常
、バインダーに対して50重量%以下の範囲である。
4、熱拡散性色素供給層の形成 熱拡散性色素供給層は、前記熱拡散性色素、バインダー
および必要に応じて添加される任意の成分を溶媒に分散
もしくは溶解して塗工液を調製し、この塗工液を支持体
上に塗工、乾燥することにより形成することかてきる。
なお、前記バインダーは一種または二種以上を溶媒に溶
解して用いるたけてなく、ラテックス状に分散させて用
いることもてきる。
上記溶媒としては、水、アルコール類(例えばエタノー
ル、プロパツール、フタノール)、セロソルフ類(例え
ば酢酸エチル、酢酸ブチル)、芳香族類(例えばトルエ
ン、キシレン、クロルベンゼンなど)、ケトン類(例え
ばアセトン、メチルエチルケトンなど)、エーテル類(
例えばテトラヒドロフラン、ジオキサンなど)、塩素系
溶媒(例えばクロロホルム、トリクロルエチレンなど)
を挙げることかできる。
これらの溶媒は一種単独て用いてもよいし、二種以上を
組み合わせて用いることもてきる。
上記塗工には通常知られたクラビアロールによる面順次
塗りわけ塗布、押し出し塗布、ワイヤーバー塗布、ロー
ル塗布などを用いることかてきる。
一色素非透過性バリアー層− この色素非透過性バリアー層は、前記熱拡散性色素供給
層の上に形成され、レーザー等て加熱したとき、穿孔す
る材料により形成されている。
上記色素非透過性バリアー層の具体例としては、金属扉
着膜および樹脂の発泡体層などがあげられるか、この二
者のうちでも金属蒸1膜か好ましい。
金属蒸着膜の金属としては、蒸着可能てあれば特に制約
はなく、金属蒸着の分野で公知の金属を用いることがて
きる。
このような金属としては、たとえば、アルミニウム、亜
鉛、アンチモン、インジウム、セレン、スズ、タンタル
、クロム、鉛、金、銀、白金、ニッケル、ニオブ、ゲル
マニウム、ケイ素、モリブデン、マンガン、タングステ
ン、パラジウムなどの金属、又はアルミニウム合金、ニ
ッケル合金、銅合金、クロム合金、スズ合金、マグネシ
ウム合金などの二成分以上の金属の合金等を挙げること
かてきる。
また、発泡体層の樹脂としては、たとえばポリエチレン
、ポリスチレン、塩化ビニル樹脂などを代表とする熱可
塑性樹脂およびフェノール樹脂、ユリア樹脂、ポリウレ
タンなどを代表とする熱硬化性樹脂を用いることかてき
る。
上記色素非透過性バリアー層の厚みとしては、材質の違
いにより多少の相違かあるものの1通常は50〜s、o
oo人、好ましくは200〜1.000人である。
1、色素非透過性バリアー層の形成 前記金属蒸着膜、樹脂の発泡体層のいずれも公知の技術
を適用することにより1前記熱拡散性色素供給層上に形
成することかてきる。
金属蒸着は1例えば抵抗加熱法や電子ビーム加熱法によ
り金属の小片を高真空中て加熱蒸発させて、支持体上の
熱拡散性色素供給層の表面に薄膜として凝着させるもの
て、真空度は10−”P a以下て行われ、通常はI 
X 10−’P a程度である。
また、樹脂の発泡層の形成には、一般に、常圧発泡法、
プレス発泡法、押出発泡法、射出発泡法、化学反応発泡
法(ポリウレタンフォーム、ナイロンフオーム、ユリア
フォーム、フェノールフオーム)などを採用することか
てきる。
前四者の方法に好適に使われる有機発泡剤は、ヘースの
樹脂の軟化温度または溶融温度と分解温度か近似してい
ることか必要て、アゾ系、ニトロソ系、ヒドラジド系そ
の他の公知の化合物か用いられる。
−その他の層− 前記熱拡散性色素供給層と支持体との間には、接着性等
を高めるために、下引き層を設けることかてきる。
また、支持体の裏面(インク層とは反対側)には、走行
安定性、耐熱性、帯電防止などの目的てバッキング層を
設けてもよい。
このバッキング層の厚みは0.1−1μmの範囲にする
のが好ましい。
さらに感熱転写記録用インクシートにパーフォレーショ
ンを形成したり、あるいは色相の異なる区域の位置を検
出するための検知マークなどを設けることによって、使
用時の便を図ることもてきる。
(2,)感熱転写記録用受像シート 被転写材である感熱転写記録用受像シートは、後記の基
材とその上に形成された受像層とて構成することかてき
る。
また、自己支持性の受像層そのものて感熱転写記録用受
像シートを形成することもできる。
−受像層− この受像層は、受像層用バインダーと各種の添加剤とて
形成することかてきる。
場合によっては、受像層用バインダーのみで受像層を形
成することがてきる。
1、受像層用バインダー 受像層用バインターとしては1例えばポリ塩化ビニル樹
脂、塩化ビニルと他のモノマー(たとえばアルキルビニ
ルエーテル、酢酸ビニル等)との共重合体樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アクリル酸エステル、ポリビニルピロリド
ン、ポリカーボネート、三酢酸セルロース、スチレンア
クリレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、ポリカプ
ロラクトン樹脂、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリ
アクリロニトリル樹脂などを挙げることかてきる。
上記各種の樹脂は新たに合成して使用しても良いか、市
販品を使用することもできる。
いずれにしても、物性面から見ると、受像層用バインダ
ーとしては、特にガラス転移点(Tg)か−20〜15
0℃の範囲にある樹脂、特に30〜120℃の範囲にあ
る樹脂が好ましく、また分子量の点から言うと、Mwか
2,000〜100,000の範囲にある樹脂か好まし
い。
なお、受像層の形成に際しては、上述した各種の樹脂は
その反応活性点を利用して(反応活性点が無い場合はそ
れを樹脂に付与する。)、放射線、熱、湿気、触媒等に
より架橋もしくは硬化させても良い。 その場合には、
エポキシ、アクリルの如き放射線活性子ツマ−や、イソ
シアナートの如き架橋剤を用いることかてきる。
2、添加剤 受像層には、剥離剤、酸化防止剤、U■吸収剤、光安定
剤、フィラー(無機微粒子、有機樹脂粒子)、顔料を添
加しても良い、また増感剤として可塑剤、熱溶剤などを
を添加しても良い。
剥離剤は、感熱転写記録用インクシートと感熱転写記録
用受像シートとの剥離性を向上させることかてきる。
このような剥離剤としては、シリコーンオイル(シリコ
ーン樹脂と称されるものも含む、);ポリエチレンワッ
クス、アミドワックス、テフロンパウダー等の固型ワッ
クス類二弗素系、燐酸エステル系の界面活性剤等が挙げ
られ、中てもシリコーンオイルが好ましい。
このシリコーンオイルは、単に添加するタイプ(単純添
加型)と、硬化もしくは反応させるタイプ(硬化反応型
)とがある。
単純添加型の場合には、バインダーとの相溶性を向上さ
せるために、変性シリコーンオイルを使用するのか好ま
しい。
変性シリコーンオイルとしては、ポリエステル変性シリ
コン樹脂(もしくは、シリコン変性ポリエステル樹脂)
、アクリル変性シリコン樹脂(もしくは、シリコン変性
アクリル樹脂)、ウレタン変性シリコン樹脂(もしくは
、シリコン変性ウレタン樹脂)、セルロース変性シリコ
ン樹脂(もしくは、シリコン変性セルロース樹脂)、ア
ルキッド変性シリコン樹脂(もしくは、シリコン変性ア
ルキッド樹脂)、エポキシ変性シリコン樹脂(もしくは
、シリコン変性エポキシ樹脂)などを挙げることかでき
る。
すなわち、主鎖中にポリシロキサン樹脂を含有し、ブロ
ック状にポリエステルを共重合せしめてなるポリエステ
ル変性シリコン樹脂、ポリエステル主鎖に結合する側鎖
としてジメチルポリシロキサン部分を有するシリコン変
性ポリエステル樹脂、ジメチルポリシロキサンとポリエ
ステルとのブロック共重合体、交互共重合体、グラフト
共重合体、ランダム共重合体等も、変性シリコーンオイ
ルまたは樹脂として使用することかてきる。
特に、本発明においては、ポリエステル変性シリコン樹
脂を添加することか好ましい。
代表的なポリエステル変性シリコン樹脂としては、たと
えばジオールと二塩基酸との共重合体もしくはカプロラ
クトンの開環重合体であるポリエステルとジメチルポリ
シロキサンとのフロック共重合体(ジメチルポリシロキ
サンの両末端または片末端か上記ポリエステル部分てブ
ロックされている、あるいは逆に上記ポリエステルかジ
メチルポリシロキサンてブロックされている共重合体を
含む、)、あるいは上記ポリエステルを主鎖として側鎖
に(ジメチル)ポリシロキサンを結合せしめてなる共重
合体を挙げることかてきる。
これらの単純添加型のシリコーンオイルの添加量は、そ
の種類に応じて様々に変化することがあるから一律に決
定することがてきないか、−船釣にいうと1通常、受像
層用バインダーに対して0.5〜50重量%であり、好
ましくは1〜20重量%である。
硬化反応型のシリコーンオイルとしては1反応硬化型、
光硬化型、触媒硬化型等か挙げられる。
反応硬化型シリコーンオイルとしては、アミノ変性シリ
コーンオイルとエポキシ変性シリコーンオイルとを反応
硬化させたものかある。
また、触媒硬化型あるいは光硬化型シリコーンオイルと
してはK S −70SF −P S 、 K S −
705F−PS−1、KS−770−PL−3[いずれ
も触媒硬化型シリコーンオイル:信越化学工業(株)製
]、にS−720、KS−774−PL−3[いずれも
光硬化型シリコーンオイル:信越化学工業(株)製]等
か挙げられる。
これら硬化型シリコーンオイルの添加量は受像層用バイ
ンダーの0.5〜30重量%が好ましい。
なお、受像層の表面の一部に、上記剥離剤を連出な溶媒
に溶解あるいは分散させて塗布した後、乾燥させる等に
よって剥離剤層を設けることもできる。
次に前記酸化防止剤としては、特開昭59−18278
5号、同60−1’+07:15号、特開平1−127
387号等に記載の酸化防止剤、および写真その他の画
像記録材料における画像耐久性を改善するものとして公
知の化合物を挙げることかてきる。
前記U■吸収剤および光安定剤としては、特開昭59−
158287号、同63−74686号、同63−14
508′号、同59−196292号1同62−229
594号、同63−12.596号、同61−2835
95号、特開平l−201788号などに記載の化合物
、および写真その他の画像記録材料における画像耐久性
を改善するものとして公知の化合物を挙げることかでき
る。
前記フィラーとしては、無機微粒子や有機樹脂粒子を挙
げることができる。
このS機微粒子としてはシリカゲル、炭酸カルシウム、
酸化チタン、酸性白土、活性白土、アルミナ等を挙げる
ことかてき、有機微粒子としてはフッ素樹脂粒子、グア
ナミン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリコン樹脂粒子
等の樹脂粒子を挙りることができる。
これらの無機・有機樹脂粒子は比重により異なるか、0
.1〜70重量%の添加か好ましい。
前記顔料としては1代表例としてチタンホワイト、炭酸
カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、タルク
、クレー、カオリン、活性白土、酸性白土などを挙げる
ことかてきる。
前記可塑剤としてはフタル酸エステル類(例えばフタル
酸ジメチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、
フタル酸ジデシルなど)、トリメリット酸エステル類(
例えばトリメリット酸オクチルエステル、トリメリット
酸イソノニルエステル、トリメリット酸イソデソルエス
テルなど)、ピロメリット酸オクチルエステルなどのピ
ロメリット酸エステル類、アジピン酸エステル類(アジ
ピン酸ジオクチル、アジピン酸メチルラウリル、アジピ
ン酸ジー2−エチルヘキシル、アジピン酸エチルラウリ
ルなど)、その他オレイン酸エステル類、コハク酸エス
テル類、マレイン酸エステル類、セパチン酸エステル類
、クエン酸エステル類、エポキシ化大豆油、エポキシ化
アマニ油、エポキシステアリン酸エポキシ類、さらには
、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジルなどの止り
ン酸エステル類、トリフェニルホスファイト、トリス・
トリデシルホスファイト、ジブチル・ハイドロジエン・
ホスファイトなどの亜燐酸エステル類、エチルフタリル
エチルクリコレート、ブチルフタリルブチルクリコレー
トなどのクリコールエステル類などが挙げられる。
なお、本発明ては、添加剤全体の添加量は、通常、受像
層用バインダーに対して0.1〜50重量%の範囲であ
る。
3、受像層の形成 受像層は、前記受像層の形成成分を溶媒に分散あるいは
溶解して受像層用塗工液を調製し、この受像層用塗工液
を基材の表面に塗布し乾燥する塗工法や、前記受像層を
形成成分を有する混合物を溶融押出し、基材の表面にラ
ミネートするラミネート法等により、形成することかて
きる。
上記塗工法に用いる溶媒としては、テトラヒドロフラン
、メチルエチルケトン、トルエン、キシレン、クロロホ
ルム、ジオキサン、アセトン、シクロヘキサン、酢酸ノ
ルマルブチルなどを挙げることかてきる。
1−記ラミネート法を採用するときは、基材か合成樹脂
である場合、共押出法を採用することもてきる。
受像層は、基材の表面全体に渡って形成されていても良
いし、表面の一部に形成されていても良い。
受像層の厚みは、一般に3〜50pm、好ましくは5〜
15終m程度である。
一方、受像層が自己支持性であるが故に受像層そのもの
が感熱転写記録用受像シートを形成する場合には、受像
層の厚みは通常60〜200μm、好ましくはgO〜1
50終m程度である。
−基材− 基材としては、たとえば紙、コート紙、合成紙(ポリプ
ロピレン、ポリスチレンもしくは、それらを紙またはプ
ラスチックフィルムにはり合せた複合材料)、白色のポ
リエチレンテレフタレートヘースフィルム、透明ポリエ
チレンテレフタレートベースフィルム、透明塩化ビニル
、白色の塩化ビニル、ポリオレフィン被覆紙等を挙げる
ことかてきる。
基材の厚みは、通常20〜300gm、好ましくは30
〜ZOO井mである。
−その他の層− 感熱転写記録用受像シートの表面には、融着防止、画像
保存性改良等を目的にして、オーバーコート層が積層さ
れていても良い。
このオーバーコート層は、クラビア塗布、ワイヤー1<
−塗布、ロール塗布その他公知の塗布方式あるいはラミ
ネート法などにより形成することかてきる。
この層の厚みは通常、0.05〜3)imである。
また、感熱転写記録用受像シートか基材と受像層とから
なる場合、基材と受像層との間には、ノイズを少なくし
画像情報に対応した画像を再現性良く転写記録するため
に、クツション層を設けることかてきる。
このクツション層を構成する材質としては、例えばウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、エチレン系樹脂、フタジエン
ラバー、エポキシ樹脂等か挙げられる。 クツション層
の厚さは5〜25gmか好ましい。
(3,)画像の形成(感熱転写記録) 本発明の感熱転写記録方法においては、まず感熱転写記
録用インクシートを色素非透過性バリアー層側から加熱
することにより1色素非透過性バリアー層に像様の孔を
形成する。
その加熱手段としては、レーザー光、サーマルヘッド、
赤外線フラッシュ、熱ペンなど公知の熱源を使用するこ
とがてきるか、操作性や信頼性等の点から、および高速
て画像を形成するためには、レーザー光か好ましい。
レーザー光には、半導体レーザー光、ヘリウム−ネオン
レーザ−光、アルゴンイオンレーザ−光、YAGレーザ
ー光、炭酸ガスレーザー光、ヘリウム−カドミウムレー
ザー光などがあるか、本発明には特に、赤外線である半
導体レーザー光か好ましい。
これらの加熱手段により形成される孔は、網点状であっ
ても良いし、また、連続した孔てあっても良い。
こうして色素非透過性バリアー層を穿孔したのち1本発
明ては次に、感熱転写記録用インクシートと感熱転写記
録用受像シートとを、色素非透過性バリアー層と受像層
とか対向するように密着させ、加熱する。
このように加熱すると、熱拡散性色素供給層中の熱拡散
性色素は色素非透過性バリアー層の前記孔を通して熱拡
散性色素供給層がら感熱転写記録用受像シートに拡散移
行し、感熱転写記録用受像シートに画像を形成する。
この場合、画像は色素非透過性バリアー層の孔の形状に
対応して形成され、網点になったりベタになったりする
網点の場合、画像濃度はその点数の多いほど高い。言い
換えれば、画像濃度は上記孔数に比例する。
本発明の感熱転写記録用インクシートは熱拡散性色素供
給層の上に色素非透過性バリアー層が形成されているの
て、保存性に優れている。
また、本発明の感熱転写記録方法は、上記感熱転写記録
用インクシートを用い、上記バリアー層の穿孔にレーザ
ー光を用いることかてきるので、高速記録か可能てあり
、しかも半導体レーザーによるヒートモート出力に対応
することかできる。
感熱転写記録用インクシートと感熱転写記録用受像シー
トとを重ね合わせて加熱する際、熱エネルギーの与え方
としては、感熱転写記鎧用受像シート側から行なうこと
も、感熱転写記録用インクシート側から行なうことも、
あるいは双方から行なうこともてきる。
たたし、熱エネルギーの有効利用の観点からみると、感
熱転写記録用インクシート側から行なうのかよい。
また、熱エネルギーを制御して画像の濃淡の階調を表現
したり、あるいは色素の感熱転写記録用受像シートへの
拡散を促進して画像の連続階調の表現をより確実化する
目的から言うと、感熱転写記録用受像シート側から熱エ
ネルギーを与える方か好ましい。
さらに、上記二者の方法の利点を同時に享受することか
てきるという意味ては、感熱転写記録用インクシート側
と感熱転写記録用受像シート側とから行なうのか好まし
い。
熱エネルギーを与える熱源としてサーマルヘッドを用い
るときは、サーマルヘッドに印加する電圧あるいはパル
ス巾を変調することにより、与える熱エネルギーを連続
的にあるいは多段階に変化させることかてきる。
熱エネルギーを与える熱源としてレーザー光を用いると
きは、レーザー光の光量や照射面積を変化させることに
より、与える熱エネルギーを変化させることかてきる。
音響光学素子を内蔵したドツトジェネレーターを用いれ
ば、網点の大小に応じた熱エネルギーを与えることもて
きる。
また、レーザー光か照射される色素非透過性バリアー層
の面はレーザー光の吸収をよくするためにたとえば黒色
に着色しておくとよい。
熱エネルギーを与える燕源として赤外線フラッシュラン
プを用いるときは、ランプの照射をレーザー光を用いる
場合と同様、黒色などの着色層を介して行なうとよい。
また、このランプの照射は、黒色などの画像の濃淡を連
続的に表現したパターンあるいは網点パターンを介して
行なうことかてきるし、−面の黒色などの着色層と前記
パターンのネガに相当するネガパターンとを組み合わせ
て行なうこともてきる。
[実施例] 次に実施例に基いて本発明をさらに具体的に説明する。
 なお、以下において「部」は「重量部」を表わす。
(実施例1) 一感熱転写記録用インクシートの製造−下記の組成物を
混合分散して、熱拡散性色素を含有するインク層用塗工
液を調製した。
インク層用塗工液: 熱拡散性色素・・・・・・・・・・・ 4部[日本化薬
(株)製 カヤセットブルーフ14]ボリビニルフチラ
ール樹脂・・・・・ 4部[a水化学(株)製、エスレ
ックBX−1]近赤外吸収材・・・・・・・・・・・ 
0.2部[ICI製、NARRO智BAND INFR
ARED   ABSORBER3101756] メチルエチルケトン・・・・・・・・ 90部シクロヘ
キサノン・・・・・・・・・ ■0部次に、前記インク
層用塗工液を、厚さ6gmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム(支持体)上に、ワイヤーバーを用いて塗布
・乾燥し、厚み1gmの熱拡散性色素供給層を形成した
なお、ポリエチレンテレフタレートフィルムの裏面には
、バッキング層としてシリコン変性ウレタン樹脂(SP
−2105,大日精化製)を含むニトロセルロース層を
設けた。
次に、熱拡散性色素供給層を形成したポリエチレンテレ
フタレートフィルムをI X 10−’P aに減圧し
た真空装置に収納し、電子ビーム加熱法て熱拡散性色素
供給層上にアルミニウムからなる厚み200人の金属s
H(色素非透過性バリアー暦)を形成した。
一色素非透過性バリアー層の穿孔− 前記金属薄膜に半導体レーザLTO90MD/IF (
波長1NOn冨、最大光出力 1(1(1層W、シャー
プ(株)製)のレーザ光を集光して約801径のど一ム
をり、走査速度 75にHzて半導体レーザー光を照射
することにより、金属薄膜を穿孔した。
−感熱転写記録用受像シートの製造− 次に、基材として厚み 150μmの合成紙[玉子油化
合成紙c株)製、ユボFPG −150’J上に下記組
成−の受像層形成用塗工液をワイヤーへ−コーティング
法により塗布し、さらにドライヤーで仮乾燥したのち、
温度100℃のオーブン中て1時間乾燥して1合成紙上
に厚み54mの受像層を形成してなる感熱転写記録用受
像シートを得た。
受像層形成用塗工液 塩化ビニル−ビニルイソブチルエーテル共重合体・・・
・・・・・・・・・・・・・・ 9部[BASF社製、
ラロフレ・ンクスMP2S]ポリエステル変性シリコン
樹脂・・・・ 1部[信越シ’)コーン(株)製、X 
−24−8100]メチルエチルケトン・・・・・・・
・・ 40部シクロヘキサノン・・・・・・・・・・ 
10部−画像の形成− 次に、前記感熱転写記録用インクシートと上記感熱転写
記録用受像シートとを、前者の色素非透過性バリアー層
表面と後者の受像層表面とか接するように重ねあわせ、
感熱転写記録用インクシートの支持体側より、半導体レ
ーザLTO90MD/MF (波長8:lOnm 、最
大光出力100mW、シャープ(株)製)のレーザ光を
集光して約80給會径のビームをり、記録速度100に
Hzて走査し画像記録を行なった。
感熱転写記録用インクシートの保存性、画像記録後の受
像層表面の転写濃度について、下記の基準て評価した。
評価基準 感熱転写記録用インクシートの保存性:○・・・・60
℃、1週間放置した後印字しても転写濃度の低下、染料
のフリートに よる地汚れか認められない。
×・・・・60℃、1週間放置した後印字した際に転写
濃度の低下あるいは染料のフ リートによる地汚れか認められた。
受像層表面の転写濃度: サクラデンシトメーターPDA−553にて受像層表面
の転写濃度を測定。
0・・・・・・受像層表面の転写濃度 ≧2,5△・・
2.00  ≦ 受像層表面の転写濃度 〈2×・・・
・・・受像層表面の転写濃度 <2.0結果を第1表に
示す。
(実施例2) 金属扉着膜をアルミニウムの変わりにインジウムて行っ
た以外は実施例1と同様に行った。
(実施例3) 金属蒸着膜を穿孔しただ後、160℃のヒートロールを
通して画像を記録した以外は、実施例1と同様に行った
(比較例工) 金属蒸着膜を設けず、金属蒸着膜を穿孔する操作を行わ
なかった以外は実施例1と同様に行った。
第1表 保存性    転写濃度 実施例1    0       0 実施例2   0      0 実施例3   0      0 比較例1    x       Q [発明の効果] 本発明の感熱転写記録用インクシートは、熱拡散性色素
供給層の上に色素非透過性バリアー層が積層されている
のて、保存性に優れている。
また1本発明の感熱転写記録方法は、上記イクシートを
用い、色素非透過性バリアー層の穿孔にレーザー光を使
用することかてきるのて、高速記録か可能てあり、しか
も半導体レーザーによるヒートモード出力に対応するこ
とかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感熱転写記録用インクシート−の模式
的な断面図である。 l・・・支持体、2・・・熱拡散性色素供給層、3・・
・色素非透過性バリアー層。 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に熱拡散性色素供給層と色素非透過性バ
    リアー層とをこの順に積層してなることを特徴とする感
    熱転写記録用インクシート。
  2. (2)前記色素非透過性バリアー層が金属蒸着膜である
    請求項1に記載の感熱転写記録用インクシート。
  3. (3)請求項1に記載の感熱転写記録用インクシートを
    加熱して色素非透過性バリアー層を穿孔し、その後色素
    非透過性バリアー層と受像体とを密着および加熱するこ
    とを特徴とする感熱転写記録方法。
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