JPH04200679A - 廃棄物の埋立て処理方法及びその装置 - Google Patents

廃棄物の埋立て処理方法及びその装置

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JPH04200679A
JPH04200679A JP2336685A JP33668590A JPH04200679A JP H04200679 A JPH04200679 A JP H04200679A JP 2336685 A JP2336685 A JP 2336685A JP 33668590 A JP33668590 A JP 33668590A JP H04200679 A JPH04200679 A JP H04200679A
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waste
landfill
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reclamation
pit
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Kazuo Terayama
寺山 和雄
Takashi Obinata
隆 小日向
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は一般家庭から排出される分別ゴミ、粗大ゴミな
どの不燃物および公共施設等から排出される焼却灰、集
塵灰、汚泥などを湖沼、河川、湾岸などの岸辺あるいは
陸地等に投棄して埋立て処理する廃棄物の埋立て処理方
法及びその装置に関する。
し従来の技術] 一般に廃棄物の処理方法には焼却、埋立て。
生物化学的処理等の方法があり、埋立ての場合田畑等平
地部に廃棄物を広範囲に廃棄し、整備を行う時点で地均
しを行って整地し、整地後の跡地を緑化して公園等の施
設を建設していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術においては、埋立て中の廃棄物が外気に接
するため、埋立て地付近に悪臭が漂ったり、風あるいは
鳥獣等の影響により廃棄物が付近に散乱しなりして不衛
生となり、また付近の景観を損ねるという問題があった
さらに平地部に廃棄物を廃棄するための広い土地を確保
しなければならず、多量の廃棄物を排出する都市部の近
郊に適地が不足するため、遠方に廃棄物を搬送しなけれ
ばならず搬送費が増加するという問題点があった。
そこで本発明は衛生的で経済的に優れた廃棄物の埋立て
処理方法及びその装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は廃棄物を投棄して埋立てしようとする埋立て地
を区画して複数の単位埋立てピットを形成し、この単位
埋立てピットに対応して廃棄物の飛散等を抑制するため
の屋根を移動自在に形成し、この屋根の下の単位埋立て
ピット内に廃棄物を投棄しながら埋立てた後、該屋根を
隣りの単位埋立てピットに移動して埋立てを順次繰り返
しながら廃棄物の埋立て処理をするように構成したもの
である。
また、本発明は区画された埋立て地の単位埋立てピット
の隣接する単位埋立てピット方向に沿って屋根の走行手
段を設け、この走行手段により屋根を走行させながら隣
接する単位埋立てピット上を移動できるように構成した
ものである。
[作 用] 廃棄物の埋立ての進行と共に順次屋根を移動して常時外
界と遮断された単位埋立てピット内で廃棄物の埋立てを
行うことができる。
また、単位埋立てピットへの廃棄物の埋立て完了後、隣
りの単位埋立てピット上に容易に屋根を移動することが
でき、この屋根によって外界と遮断された埋立てピット
内に廃棄物を投棄して衛生的な廃棄物の埋立てを行うこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示し、埋立て
地lの両側にはあらかじめ平行に打設された鋼管矢板2
により自立式土留め壁3が形成されるとともに前記鋼管
矢板2.2間に打設された区画用鋼管矢板4により例え
ば1区画が平面50m X 50mの複数の埋立てピッ
ト5,5A、5B、5Cに区分されている。
また、図示していないが、土留めIi3を用いずにオー
プン掘削により埋立て地を掘削して適宜な区画板により
区画を形成する。尚、第1図において5Cは埋立て後の
埋立てピット、5は埋立て中の単位埋立てピット、5A
は掘削中の第2の埋立てピット、5Bは掘削前の第3の
埋立てピットを示している。尚、Rは湖沼である。Eは
前記埋立てピット5の底部であり、固結工法によって土
の改良を行ったものである。
廃棄物6が埋立て中の前記単位埋立てビット5は例えば
深さ10mに掘削され、第3図に示すようにその底部及
び前記両鋼管矢板2゜4の表面に遮水シート7を設けて
該埋立てピット5内を遣水し、廃棄物6から出る浸出水
Wの外部への漏出及び外部からの地下水(図示せず)の
浸入を防止している。
8は前記埋立てピット5に対応してその上部を覆って閉
塞する移動式の屋根であり、鋼材等からなるアーチ形の
骨組構造物9の上に防水性の膜体10を張設し、また鋼
管矢板4側の両開部IJ膜木10が設けられている。ま
た前記屋根8の下部には前記両鋼管矢板2.4上に載置
される脚部11が設けられている。また、前記膜体10
は半透明とし埋立てピット5内に自然光を採光可能とす
る。
前記平行に設けられた鋼管矢板2からなる土留め壁3上
には第4図に示すように走行手段としてのレール12が
敷設され、このレール12に対応する走行手段としての
車輪13が前記脚部11に複数段けられ、前記車輪13
は昇降部材14の下部に回動自在に枢着され、この昇降
部材14の上部に設けた油圧ジャブー1r15により前
記脚部11下面から進出自在に設けられている。また、
脚部11の下部には硬質ゴム等からなる気密部材16が
設けられている。
前記屋根8の側部には廃棄物投棄口17が設けられると
ともに、この投棄口17を覆うように車輌乗入部18が
前記屋根8と一体に設けられ、前記車輌乗入部18内に
ダンプタイプ等の廃棄物運搬車輌19が乗り入れ、前記
投棄口17から廃棄物6を埋立てピット5内に投入する
前記投棄口17には開閉扉20が設けられ、この開閉扉
20は上部を前記屋根8側に枢着し、後面に連結した油
圧ジヤツキ21により開閉される。前記車輌乗入部18
は底部22と略アーチ形の屋根部23とからなり、前記
移動式の屋根8の車輪13降下時には該屋根8と一体的
に上昇して移動することができる。また、第5図に示す
ように前記投棄口17の上部にはエアー吹き出し口24
が設けられ、図示しないコンプレッサあるいは送風器等
により該エアー吹き出し口24がら空気が吹き出される
前記埋立てピット5には廃棄物6から出る浸出水Wを処
理するため、該埋立てピット5の底部に第6図及び第7
図に示すように集排水管25が略格子状に配設され、こ
の集排水管25はその吐出FI26を集水ピット27に
接続し、他の末端を閉塞し集排水管25に穿設した小孔
(図示せず)により埋立てピット5内の浸出水Wを集水
する。また、前記集水ピット27内に溜った浸出水Wは
水中ポンプ28により圧送されて導水管29を通って水
処理施設30に送られ処理される。
前記埋立てピット5には埋立て中の廃棄物6から発生す
るガス(図示せず)を処理するため該廃棄物6中に第8
図に示すように複数のガス抜き管31を立設し、このガ
ス抜き管31の上端を着脱自在なジヨイント32を介し
て連絡管33に接続し、この連絡管33は前記骨組構造
物9の桁材34に添って配管され、前記連絡管33を適
って集められた前記ガスはガス浄化装置35により浄化
された後排出管35Aから排気される。また、廃棄物6
の埋立てが規定量に達したら、第9図に示すように前記
ジヨイント32を取り外して残った前記ガス抜き管31
の上端に排気管36を接続し、前記廃棄物6上に覆土3
7をして埋立て後前記廃業物6から発生するガスを外部
に排出する。
前記屋根8の桁材34の下部には第10図に示すように
スプリンクラ−等からなる複数の散水装置38が配設さ
れ、これらを図示しない送水管に接続し、ポンプ装置(
図示せず)等により埋立てピット5内に散水が可能とな
っている。また、前記屋根8にはCO2を照射する消火
装置39が複数設けられている。
40は前記埋立てた廃棄物6の敷均し、転圧作業を行う
ブルドーザ−、ランドフィルコンパクタ等の作業車輌で
あり、リモートコントロールにより無人で操作され、前
記屋根8に設けた制御室41からリモートコントロール
により運転される。
次に本発明の廃棄物の埋立て処理方法について説明する
平行な鋼管矢板2を打設して土留め壁3を形成するとと
もに区画用鋼管矢板4により区画した掘削前の埋立てピ
ットを掘削して第1の埋立てピット5を構築する。そし
てこの第1の埋立てピット5上に前記移動式の屋根8を
設置する。そして、この屋根8及び両鋼管矢板2.4に
より外部と遮断された第1の単位埋立てピット5内に、
廃棄物6を投入して埋立てを行い、この廃棄物6の上に
例えば深さ1m程覆土37を設は前記第1の埋立てピッ
ト5の埋立てを完了する。また前記覆土37は掘削前の
前記第3の埋立てピット5Bから掘削した土の一部を利
用する。さらに、前記第1の埋立てピット5に屋根8の
設置後、隣接する第2の単位埋立てピット5Aの掘削を
行う、そして前記第1の単位埋立てピット5の埋立て完
了後前記屋根8を第2の単位埋立てピット5A上に移動
して廃棄物6誉埋立てこ゛の上から覆土37を埋立て、
これらの工程を順々に行って各埋立てピット5,5A、
5B内に廃棄物6を埋立て処理していく、さらに第2の
単位埋立てピット5Aの埋立て中には埋立ての完了した
第1の埋立てピット5の覆土37上の緑化を行い第1図
に示したように埋立てピット5Cのように公園Pあるい
は駐車場Q等の施工を行う。
このように本実施例においては、あらかじめ廃棄物を投
棄して埋立てしようとする地帯において、土留め壁3を
平行に設けた埋立て地1を同形の単位埋立てピット5,
5A、5Bに区画分けし、この単位埋立てピット5に対
応して屋根8を設け、この屋根8の下に廃棄物6を埋立
てた後屋根8を隣接する単位埋立てピット5Aに移動し
て埋立てを行い、これを順次繰り返すものであり、埋立
ての進行と共に順次屋根8を移動して常時外界と遮断さ
れた埋立てピット5内で廃棄物6の埋立てを行うことが
できるとともに埋立て完了後は順次緑化等を行い跡地利
用ができる。さらに廃棄物6が直接外界と接触すること
が無いため衛生的に埋立てを行うことができるとともに
埋立てとブト5内の廃棄物6が外部から見えないなめ、
廻りの景観を損うことがない。
また、埋立て中の埋立てピット5内に鳥獣等の進入を防
げるから該鳥獣等による廃棄物6の散乱が無く衛生的で
ある。さらに屋根8により埋立てピット5内への雨水の
進入が防止されるから浸出水Wの処理量が少ない、さら
に、埋立てピット5を掘削して廃棄物6を埋立てること
により、従来に比べて少ない土地に多量の廃棄物を埋立
て処理できる。したがって都市近郊等にも土地を確保す
ることができ、廃棄物の運搬費低減等により経済的にも
優れたものとなる。
また、本実線例においては、土留め壁3を平行に設けた
埋立て地1と、土留め壁3に添って埋立て地1上を走行
自在な屋根8とを備えたものであるから、単位埋立てピ
ット5の埋立て完了後は隣接する埋立てピット5A上に
容易に屋根8を移動することができ、この屋根8によっ
て外界と遮断された埋立てピット5A内に廃棄物6を投
入して衛生的な埋立てを行うことができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく本発
明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である
0例えば第11図に示すように、平行に設けた鋼管矢板
2.2と平行に第3の鋼管矢板2Aを打設するとともに
前記鋼管矢板2.2A間に区画用鋼管矢板4Aを打設し
て埋立てピット5Bを上下2列の格子状に設けてもよく
、この場合は中央の鋼管矢板2を上下の埋立てピットの
土留め壁3として共有使用することができ設備効率に優
れたものとなる。また、埋立てピットは2列に限らず3
列、4列・・・と格子状に設けることもできる。さらに
、本実施例では湖沼Rの岸辺に埋立て地1を設定した場
合を示したが、埋立て地1は湖沼、河川、海岸等の岸辺
に限らず陸地の適宜の場所を選定することも可能である
。さらに掘削した埋立て地の底部は固結工法などによっ
て該底部の土の改良を行わなくてもよい。
[発明の効果] 本発明は廃棄物を投棄して埋立てしようとする埋立て地
を区画して複数の単位埋立てピットを形成し、この単位
埋立てピットに対応して廃棄物の飛散等を抑制するため
の屋根を移動自在に形成し、この屋根の下の単位埋立て
ピット内に廃棄物を投棄しながら埋立てた後、該屋根を
隣接する単位埋立てピットに移動して埋立てを順次繰り
返しながら廃棄物の埋立て処理をするように構成したも
のであり、衛生的で、かつ立地条件、環境問題、維持管
理及び跡地利用の面から経済的な廃棄物の埋立て処理方
法を提供することができる。
また、本発明は区画された埋立て地の単位埋立てピット
の隣接する単位埋立てピット方向に沿って屋根の走行手
段を設け、この走行手段により屋根を走行させながら隣
接する単位埋立てピット上を移動できるように構成した
ものであり、衛生的で、かつ立地条件、環境問題、維持
管理及び跡地利用の面から経済的な廃棄物の埋立て処理
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示し、第1図
(A)埋立て地の断面図、第1図(B)は同平面図、第
2図は埋立て中の埋立てピットを示す断面図、第3図は
要部の説明図、第4図は屋根の脚部を示す要部の断面図
、第5図は廃棄物投棄口廻りを示す断面図、第6図は集
排水管廻りを示す要部の説明図、第7図は説明図、第8
図は埋立て中の埋立てピットを示す説明図、第9図は埋
立て後の埋立てピットを示す説明図、第10図は埋立て
中の埋立てピットを示す説明図、第11図は他の実施例
を示す平面図である。 1・・・埋立て地 2.2A・・・鋼管矢板 3・−・土留め壁 4.4A・・・区画用鋼管矢板 5.5A、5B、5C・・・単位埋立てピ・yトロ・・
・廃棄物 8・・・屋根 12・・・レール(走行手段) 13・・・車輪(走行手段) 特許 出 願 人  株式会社福田組 代 理 人 弁理士   牛  木    護第6− tソ 笛7図 / 笛8図 C 雷9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)廃棄物を投棄して埋立てしようとする埋立て地を
    区画して複数の単位埋立てピットを形成し、この単位埋
    立てピットに対応して廃棄物の飛散等を抑制するための
    屋根を移動自在に形成し、この屋根の下の単位埋立てピ
    ット内に廃棄物を投棄しながら埋立てた後、該屋根を隣
    りの単位埋立てピットに移動して埋立てを順次繰り返し
    ながら廃棄物の埋立て処理をするように構成したことを
    特徴とする廃棄物の埋立て処理方法。
  2. (2)区画された埋立て地の単位埋立てピットの隣接す
    る単位埋立てピット方向に沿つて屋根の走行手段を設け
    、この走行手段により屋根を走行させながら隣接する単
    位埋立てピット上を移動できるように構成したものであ
    ることを特徴とする廃棄物の埋立て処理装置。
JP2336685A 1990-11-29 1990-11-29 廃棄物の埋立て処理方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH0734900B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06321301A (ja) * 1993-05-11 1994-11-22 Kankyo Kogaku Consultant:Kk 汚水の漏水を防止する廃棄物貯槽
JP3040303U (ja) * 1997-02-07 1997-08-19 株式会社環境科学 廃棄物処分場
JP2007014929A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Taisei Corp 廃棄物処理場

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3040303U (ja) * 1997-02-07 1997-08-19 株式会社環境科学 廃棄物処分場
JP2007014929A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Taisei Corp 廃棄物処理場

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