JPH04199599A

JPH04199599A - チップマウンターのセンタリングつめ駆動装置

Info

Publication number: JPH04199599A
Application number: JP2325395A
Authority: JP
Inventors: Katsuhiko Taguchi; 田口　克彦
Original assignee: Juki Corp
Current assignee: Juki Corp
Priority date: 1990-11-29
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1992-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はチップマウンターのセンタリングつめ駆動装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は一般的に使用されているチップマウンターの斜
視図を示し、ｌは部品供給部、２はヘッド、３はＸＹ移
動部、４はプリント基板である。

第５図はヘッド部分の斜視図を示し、５はチップ部品、
６は吸着ノズル、７はチップ部品５を吸着ノズル６の中
心に移動させる為の機械式のセンタリングつめ、８はヘ
ッド全体を回転させる為のモータ、９は吸着ノズル６を
上下動させる為のモータである。

第６図はヘッドのセンタリングつめ７部分の詳細を示し
、センタリングつめ７はスライダｌＯに取りつけられ、
水平移動が可能である。１１はスライダ１０を取りつけ
ている部材である。

このようなセンタリング装置を有するヘッドでは吸着ノ
ズル６でチップ部品５を吸着後エアシリンダ等のセンタ
リングつめ７の駆動手段によって、センタリングつめ７
を吸着ノズル中心に向かって移動せしめ、チップ部品５
のセンタリングを行う。

第７図はセンタリング装置の他の例を示す斜視図、第８
図（ａ）〜（Ｃ）は　その動作説明図である。

この例では第８図（ａ）に示すようにセンタリングつめ
７は回転運動の支点１５と、回転運動を与える作用点と
なるコロ１４を有し、支点１５は保持部材１３により回
転自在に支持されている。

尚センタリングつめ７はばねなどの手段（図示せず）に
より矢印入方向に付勢されている。また吸着ノズル６の
上部６ａには同軸状に円筒部材Ｉ２が嵌合されていて、
この円筒部材１２はセンタリングつめ７を回転させる為
の円錐状カム面１２ａをその下端に有している。

このセンタリング装置ではまず第８図（ａ）の状態では
ヘッド２の吸着ノズル６はチップ部品５を吸引しており
、このときセンタリングつめ７は円筒部材１２のカム面
１２ａがセンタリングつめ７のコロ１４を外方に動かす
ことにより拡開された状態になっている。

次に第８図（ｂ）のように、吸着ノズル６が矢印Ｂ方向
へ移動するが、円筒部材１２は移動せず、センタリング
つめ７は開いたままである。

最後に第８図（Ｃ）に示すように円筒部材１２のみが矢
印Ｂ方向に上昇すると、コロ１４はカム面１２ａから離
れ、ばね等の手段によってセンタリングつめ７が内方に
移動してチップ部品５の位置決めがなされる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記第６図に示すようなセンタリング装置に於ては、セ
ンタリングつめ７が対象となる素子の大きさに無関係に
水平に平行移動する為小さなチップ部品から大きな表面
実装用ＩＣまで、同一のヘッドで位置決めすることがで
きるがその一方で４つのセンタリングつめを異なった方
向へ移動して位置決めする必要があり、その駆動機構が
複軸化する。またこのようなことからヘッドの重量が増
加してしまう。このようなヘッド重量の増加はチップマ
ウンターにとって極めて不利な条件である。

即ち、チップマウンターに第１に要求される性能はいか
に速く部品を搭載するかという点であり、その為、可能
な限り、ヘッドをＸＹ方向へ速く移動させる必要がある
がヘッド重量が増加すれば、それだけ駆動力を増加した
り、支持手段のより高剛性化を余儀なくされる結果とな
る。

更に、エアシリンダ等で、位置決めを行う場合には、４
つのセンタリングつめを同時に中心位置へ移動させる為
の同期をとりにくいという問題もある。

又第７図、第８図のようにリンク機構で行う位置決め方
式は、構造が単純であり、重量は軽（、又、４つのセン
タリングつめの同期をとり易く、更にセンタリングつめ
を駆動する為の特別な駆動手段を必要としないという利
点があるが、第９図の実線及び鎖線に示すようにセンタ
リングつめ７は水平運動ではなく回転運動を行う為、上
下方向に円弧差分誤差を生じ、センタリングできるチッ
プ部品の形状に制限を受ける。

従って通常このようなセンタリング装置を用いる場合に
は、搭載するチップ部品の大きさに応じてヘッドを交換
するのが普通である。然しなからこのようなヘッド交換
という方法ではそれだけ時間がかかり、その分だけチッ
プ部品を搭載する時間を犠牲にし、また、うま（搭載順
序をプログラミングしないと、効率よ（搭載できない。

更に交換のためのヘッドを複数用意させる為の経済的負
担も生じる。

本発明は上記の欠点を除くようにしたものであ〔課題を
解決するための手段〕本発明のチップマウンターのセンタリングつめ駆動装置
は吸着ノズルの移動に同期して回動し開閉する少なくと
も１対のセンタリングつめと、このセンタリングつめの
開閉に同期してこのセンタリングつめの回動支点を移動
せしめ上記センタリングつめのチップ係合部が略水平に
移動されるようにする機構とより成ることを特徴とする
。

〔作　　用〕

本発明のチップマウンターのセンタリングつめ駆動装置
においてはセンタリングつめが開閉したとき同時にセン
タリングつめの回動支点が移動し、チップに対する係合
部が略水平に開閉移動するようになる。

〔実　施　例〕

以下図面によって本発明の詳細な説明する。

本発明においては第１図に示すように上記円筒部材１２
の外周上部に上部円錐状カム面１２ｂを介して大径部１
２ｃを形成すると共に、Ｌ字状のリンク１６を設け、こ
のリンク１６の一方のアームの中間部を支点１７を介し
て保持部材１３の下端に回動自在に枢支し、他方のアー
ムの遊端をコロ１８を介して上記円節部材】２の側面に
対接せしめ、上記両アームの係合部分にセンタリングつ
め７の支点１５を回動自在に枢支せしめ、上記リンクの
一方のアームの遊端をばね１９によって抑制し、常時コ
ロ１８が円筒部材１２の側面に押圧されるようにする。

尚上記円筒部材１２に形成される２つの円錐状カム面１
２ａ、１２ｂの位置関係はセンタリングつめ７のコロ１
４が円錐状カム面１２ａの上部の円筒部材１２の外周に
接した位置では上記リンク１６のコロ１８が円錐状カム
面１２ｂの上部の大径部１２ｃに接するようになり、上
記センタリングつめ７のコロ１４が円錐状カム面１２ａ
より下方に離間したとき、上記リンク１６のコロ】８が
上記円錐状カム面１２ａの上記の円筒部材１２の外周に
接するように定める。

本発明のチップマウンターのセンタリングつめの駆動装
置は上記のような構成であるから下記のように作動する
。

第２図（ａ）の状態ではヘッド２の吸着ノズル６はチッ
プ部品５を吸引しておりこのとき、円筒部材１２は下方
に移動した状態である。円錐状カム面１２ａ、１２ｂは
それぞれ：’０１４，１Ｂから離間した状態で、センタ
リングっめ７は開かれ、またリンク１６は矢印Ｅとは逆
方向に回転されている。このようにリンク１６が矢印Ｅ
と逆方向に回転させられると、第１図から明らかなよう
に、センタリングつめ７の支点１５は上方に持ち上げら
れることになる。

次に！ｌＫ２図（ｂ）は吸着ノズル６が矢印Ｂ方向へ上
昇した状態を示す。この状態ではセンタリングつめ７は
開いたままである。更に第２図（Ｃ）に示すように円筒
部材１２が矢印Ｂ方向に上昇するとコロ１４がカム面１
２から離れると共にコロ１８がカム面１２ｂを介して縮
径部に達し、センタリングつめ７が閉じるのと同時にリ
ンク１６が矢印Ｅ方向へ回転し、この回転につれてセン
タリングつめ７の支点１５は第１図のＧに示すように下
降していく。

このように、センタリングつめ７の開閉にともないセン
タリングつめ７の支点１５を上下させることにより、チ
ップ部品５の保持部を近似的に水平運動せしめることが
できる。尚第３図（ａ）〜（Ｃ）は、大きなチップ部品
５′を保持する例を示す。

又上記実施例においてはリンク１６としてＬ字状のもの
を用いたが略水平状のものとしても良い。

又上記チップとはＩＣ部品や他の電子部品を示すものと
する。

〔発明の効果）上記のように本発明のチップマウンターのセンタリング
つめ駆動装置によれば次のような効果が得られる。

・　（１）　　センタリングつめ７がほぼ水平運動をす
る為、搭載する部品の大きさにあまり左右されることな
く、センタリングすることができる。

■　リンク運動でセンタリングする為、構造が簡単で重
量増加を招かず、センタリングの為の同期をとり易い。

【図面の簡単な説明】

Ｗｃ１図は本発明のチップマウンターのセンタリングつ
めの駆動装置の正面図、第２図（ａ−）〜（Ｃ）は小さ
なチップをセンタリングする場合の動作説明図、第３図
（ａ）〜（Ｃ）は同じく大きなチップをセンタリングす
る場合の動作説ＢＡ図、１４１ｍはチップマウンターの
斜視図、１１５図は従来のチップマウンターのヘッド部
分の斜視図、第６図はそのセンタリングつめ部分の斜視
図、第７図は従来の他のセンタリングつめ部分の斜視図
、第８図（ａ）〜（Ｃ）はその動作説明図、第９図はそ
の移動軌跡を示す正面図である。ｌ・・・部品供給部、２・・・ヘッド、Ｓ・・・ｘＹ移
動部、４・・・プリント基板、５・・・チップ部品、６
・・・吸着ノズル、７・・・センタリングつめ、８，９
・・・モータ、ｌＯ・・・スライダ、１１・・・部材、
１２・・・円筒部材、１２ａ、１２ｂ・・・円錐状カム
面、１２ｃ・・・大径部、ＩＳ・・・保持部材、１４・
・・コロ、１５．１７・・・支点、１６・・・リンク、
１８・・・フロ、１９・・・ハネ。偉　１　回ヤ４目＃５図艙６巳痺７図才９１￥１

Claims

【特許請求の範囲】

（１）吸着ノズルの移動に同期して回動し開閉する少な
くとも１対のセンタリングつめと、このセンタリングつ
めの開閉に同期してこのセンタリングつめの回動支点を
移動せしめ上記センタリングつめのチップ係合部が略水
平に移動されるようにする機構とより成ることを特徴と
するチップマウンターのセンタリングつめ駆動装置。
（２）大径部と中径部と小径部とを側面に有するチップ
吸着ノズルと、チップに対する係合部と回動支点と上記
吸着ノズル側面に係合する係合部とを有する少なくとも
一対のセンタリングつめと、上記吸着ノズルの側面に係
合する係合部を一端に有し機枠に回動自在に枢支されこ
の枢支部と上記側面係合部との間で上記センタリングつ
めの回動支点を保持するリンクとより成り、上記センタ
リングつめの係合部が上記吸着ノズルの中径部に係合し
たとき上記リンクの係合部が上記吸着ノズルの大径部に
係合して上記センタリングつめを開き、上記センタリン
グつめの係合部が上記吸着ノズルの小径部に係合したと
き上記リンクの係合部が上記吸着ノズルの中径部に係合
して上記センタリングつめを閉じることを特徴とするチ
ップマウンターのセンタリングつめ駆動装置。