JPH04198483A - 薄膜形成装置 - Google Patents
薄膜形成装置Info
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- JPH04198483A JPH04198483A JP33338390A JP33338390A JPH04198483A JP H04198483 A JPH04198483 A JP H04198483A JP 33338390 A JP33338390 A JP 33338390A JP 33338390 A JP33338390 A JP 33338390A JP H04198483 A JPH04198483 A JP H04198483A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明はプラズマCVD法による薄膜形成装置に閃する
ものである。
ものである。
「従来の技術」
周知のように、薄膜形成法の一種としてプラズマを利用
したプラズマCVD法が実用化されている。そのプラズ
マCVD法には各種のものがあるが、代表的なものとし
て直流プラズマCVD法や高周波プラズマCVD法があ
る。
したプラズマCVD法が実用化されている。そのプラズ
マCVD法には各種のものがあるが、代表的なものとし
て直流プラズマCVD法や高周波プラズマCVD法があ
る。
第4図は直流プラズマCVD法による薄膜形成装置の一
例を示すものである。これは、チャンバ↓内に設けた支
持台2上に被処理物である基板3を配し、支持台2を介
して基板3に電源装置4から直流を印加することで基板
3周囲にグロー放電を起こさせるようになしたものであ
る。そして、復数種類の原料ガスを混合してノズル5を
通してチャンバ1内に導入し、それらの原料ガスを基板
3周囲のグロー領域で活性化させて反応させ、その反応
生成物を基板3の表面に付着させることで薄膜を形成す
るようにされている。上記の原料ガスは形成するべき薄
膜の種類に応じて選択されるものであって、た2えばT
iN(チッ化チタン)の薄膜を形成する場合には、T
i Cl a、N2、N2を用いて、次のような化学反
応によってTiNの薄膜を形成する。
例を示すものである。これは、チャンバ↓内に設けた支
持台2上に被処理物である基板3を配し、支持台2を介
して基板3に電源装置4から直流を印加することで基板
3周囲にグロー放電を起こさせるようになしたものであ
る。そして、復数種類の原料ガスを混合してノズル5を
通してチャンバ1内に導入し、それらの原料ガスを基板
3周囲のグロー領域で活性化させて反応させ、その反応
生成物を基板3の表面に付着させることで薄膜を形成す
るようにされている。上記の原料ガスは形成するべき薄
膜の種類に応じて選択されるものであって、た2えばT
iN(チッ化チタン)の薄膜を形成する場合には、T
i Cl a、N2、N2を用いて、次のような化学反
応によってTiNの薄膜を形成する。
T iC14+H2+ N 2→TiN+HC1また、
第5図は高周波プラズマCVD法による薄膜形成装置の
一例を示すものである。これは、プラズマ発生管6の周
囲にコイル7を配し、そのコイル7に電源装置8より高
周波を印加するよう(こなしたものである。そして、プ
ラズマ発生管6内をこ原料ガスを通すことで、プラズマ
発生管6の内部に配置した基板(図示略)に対して上記
と同様に薄膜を形成するようにしたものである。
第5図は高周波プラズマCVD法による薄膜形成装置の
一例を示すものである。これは、プラズマ発生管6の周
囲にコイル7を配し、そのコイル7に電源装置8より高
周波を印加するよう(こなしたものである。そして、プ
ラズマ発生管6内をこ原料ガスを通すことで、プラズマ
発生管6の内部に配置した基板(図示略)に対して上記
と同様に薄膜を形成するようにしたものである。
また、近年においては、直流プラズマCVD法や高周波
プラズマCVD法に比してより高速成膜が可能なものと
して、マイクロ波プラズマCVD法や、ECR(電子サ
イクロトロン共鳴)プラズマCVD法も採用されるよう
になってきている。
プラズマCVD法に比してより高速成膜が可能なものと
して、マイクロ波プラズマCVD法や、ECR(電子サ
イクロトロン共鳴)プラズマCVD法も採用されるよう
になってきている。
第6図はマイクロ波プラズマCVD法による薄膜形成装
置を示すもので、これは、プラズマ発生管10の側面に
マイクロ波の導波管11を接続してマイクロ波を導入す
ることで、プラズマ発生管IO内に通される原料ガスを
プラズマ化し、そのプラズマ発生管10内に配置した基
板13に対して薄膜を形成するようにしたものである。
置を示すもので、これは、プラズマ発生管10の側面に
マイクロ波の導波管11を接続してマイクロ波を導入す
ることで、プラズマ発生管IO内に通される原料ガスを
プラズマ化し、そのプラズマ発生管10内に配置した基
板13に対して薄膜を形成するようにしたものである。
また、第7図はECRプラズマCVD法による?#腰影
形成装置示すもので、これは、チャンバ15の上部にプ
ラズマ室16を設けるとともにその周囲にマグネットコ
イル17を設け、かつ、導波管18、石英ガラス製の導
波窓】9を通してプラズマ室16にマイクロ波を導入す
るようにしたものである。そして、マグネットコイル1
7によりプラズマ室16内において電子ザイクロトロン
共鳴を起こさせてECRプラズマを発生させ、それをプ
ラズマ流としてチャンバ15内に導入し、ノズル20を
通してチャンバ15内に導入された原料ガスを活性化し
て基板21に薄膜を形成するようにしたものである。
形成装置示すもので、これは、チャンバ15の上部にプ
ラズマ室16を設けるとともにその周囲にマグネットコ
イル17を設け、かつ、導波管18、石英ガラス製の導
波窓】9を通してプラズマ室16にマイクロ波を導入す
るようにしたものである。そして、マグネットコイル1
7によりプラズマ室16内において電子ザイクロトロン
共鳴を起こさせてECRプラズマを発生させ、それをプ
ラズマ流としてチャンバ15内に導入し、ノズル20を
通してチャンバ15内に導入された原料ガスを活性化し
て基板21に薄膜を形成するようにしたものである。
[発明が解決しようとする課題」
ところで、上記のような各種のプラズマCVD法(こよ
る装置では、原料ガスの反応により成膜物質以外の反応
副生成物、たとえば前述の化学反応に基づいてTiN薄
膜を形成する場合においては、TIN以外にT iC1
3、TiCl2、T1Cl等が発生し、それらが不純物
として形成された薄膜内に混入してしまうことがある。
る装置では、原料ガスの反応により成膜物質以外の反応
副生成物、たとえば前述の化学反応に基づいてTiN薄
膜を形成する場合においては、TIN以外にT iC1
3、TiCl2、T1Cl等が発生し、それらが不純物
として形成された薄膜内に混入してしまうことがある。
そのような不純物の発生量は、小さい基板に対して処理
を行う場合にはI#−こ問題とならない程度であるが、
大きな基板に対して処理を行う場合には不純物の発生量
も無視し得ない程度に増大して成膜不良が生じてしまう
ものであり、このため、従来の各種プラズマCVD法に
よる薄膜形成装置では、あまり大きな基板に対しては良
質の薄膜を形成できるものではなく、その限界寸法がゼ
いぜい200mmX 200m++n程度であった。
を行う場合にはI#−こ問題とならない程度であるが、
大きな基板に対して処理を行う場合には不純物の発生量
も無視し得ない程度に増大して成膜不良が生じてしまう
ものであり、このため、従来の各種プラズマCVD法に
よる薄膜形成装置では、あまり大きな基板に対しては良
質の薄膜を形成できるものではなく、その限界寸法がゼ
いぜい200mmX 200m++n程度であった。
なお、処理時におけるチャンバ内の圧力を高める(真空
度を低下させる)ことによって反応副生成物の発生が抑
制され、したがって、形成される薄暁への不純物の混入
が低減することが知られているが、そのようにした場合
には、チャンバ内における原料ガス分子の平均自由行程
が小さくなってガス拡散が抑制されてしまい、したがっ
て基板に対する薄膜のつきまわりが悪化してしまうとい
う別の問題を生じ、結局、大きな基板の全面に対して良
質かつ均質な薄膜を形成することは極めて困難であった
。
度を低下させる)ことによって反応副生成物の発生が抑
制され、したがって、形成される薄暁への不純物の混入
が低減することが知られているが、そのようにした場合
には、チャンバ内における原料ガス分子の平均自由行程
が小さくなってガス拡散が抑制されてしまい、したがっ
て基板に対する薄膜のつきまわりが悪化してしまうとい
う別の問題を生じ、結局、大きな基板の全面に対して良
質かつ均質な薄膜を形成することは極めて困難であった
。
末だ、上記のマイクロ波プラズマCVD法による装置や
、ECRプラズマCVD法による装置では、直流あるい
は高周波プラズマ法によるものに比して高速成膜が可能
なものであるが、次のような問題も残してい・る。
、ECRプラズマCVD法による装置では、直流あるい
は高周波プラズマ法によるものに比して高速成膜が可能
なものであるが、次のような問題も残してい・る。
すなわち、それらの装置では、基板表面に形成するべき
薄膜がプラズマ発生1i’IOの内面や導入窓19の内
面に形成されてしまうことがある。そして、その薄膜が
導電性を有するものである場合番こはマイクロ波が反射
されてしまってプラズマ発生管10やプラズマ室16内
に導入できなくなり、また、絶縁性の薄膜の場合にはマ
イクロ波が吸収されてしまって著しく高温となってしま
う等の不具合を生じ、したがって、いずれにしても長時
間にわたる連続的な処理を行えるものではなく、このl
こめ、高速成膜は可能であるといえども十分に厚い膜を
形成することはできず、また、頻繁な保守が必要であっ
て生産効率が必ずしも良くないものであった。
薄膜がプラズマ発生1i’IOの内面や導入窓19の内
面に形成されてしまうことがある。そして、その薄膜が
導電性を有するものである場合番こはマイクロ波が反射
されてしまってプラズマ発生管10やプラズマ室16内
に導入できなくなり、また、絶縁性の薄膜の場合にはマ
イクロ波が吸収されてしまって著しく高温となってしま
う等の不具合を生じ、したがって、いずれにしても長時
間にわたる連続的な処理を行えるものではなく、このl
こめ、高速成膜は可能であるといえども十分に厚い膜を
形成することはできず、また、頻繁な保守が必要であっ
て生産効率が必ずしも良くないものであった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、大きな基
板に対して良質かつ均質な薄膜を形成し得る薄膜形成装
置を提供することを目的としている。
板に対して良質かつ均質な薄膜を形成し得る薄膜形成装
置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段」
本発明は、復数種類の原料ガスをノズルを通してチャン
バ内に導入し、それら原料ガスをプラズマエネルギーを
利用して化学反応を起こさせること番こよって、その反
応生成物を基板の表面に付着させて薄膜を形成する装置
であって、前記ノズルは、それぞれ多数のガス流出孔が
形成されている内管および外管からなる二重管構造とさ
れ、そのノズルの内管内および内管と外管との間にそれ
ぞれ異なる原料ガスを導入するようになし、かつ、チャ
ンバ内に導入された原料ガスを基板周囲においてプラズ
マ化するための第1のプラズマ化手段と、前記ノズルに
導入される原料ガスのいずれかをノズルに導入するに先
立ってマイクロ波によりプラズマ化するための第2のプ
ラズマ化手段とを具備してなるこ2を特徴とするもので
ある。
バ内に導入し、それら原料ガスをプラズマエネルギーを
利用して化学反応を起こさせること番こよって、その反
応生成物を基板の表面に付着させて薄膜を形成する装置
であって、前記ノズルは、それぞれ多数のガス流出孔が
形成されている内管および外管からなる二重管構造とさ
れ、そのノズルの内管内および内管と外管との間にそれ
ぞれ異なる原料ガスを導入するようになし、かつ、チャ
ンバ内に導入された原料ガスを基板周囲においてプラズ
マ化するための第1のプラズマ化手段と、前記ノズルに
導入される原料ガスのいずれかをノズルに導入するに先
立ってマイクロ波によりプラズマ化するための第2のプ
ラズマ化手段とを具備してなるこ2を特徴とするもので
ある。
「作用」
本発明の薄膜形成装置では、二重管構造のノズルの内部
において主原料ガスと副原料ガスとが反応してからチャ
ンバ内に流出していくことになるが、ノズル内における
原料ガスのガス圧は、ガス流出孔の通過抵抗が生じる分
だけチャンバ内におけるガス圧に比して高く保持され、
したがって、不純物となる反応副生成物の発生を抑制で
きるとともに、チャンバ内は十分に低圧に保持できるた
め、形成される薄膜のつきまわりが悪化することもない
。
において主原料ガスと副原料ガスとが反応してからチャ
ンバ内に流出していくことになるが、ノズル内における
原料ガスのガス圧は、ガス流出孔の通過抵抗が生じる分
だけチャンバ内におけるガス圧に比して高く保持され、
したがって、不純物となる反応副生成物の発生を抑制で
きるとともに、チャンバ内は十分に低圧に保持できるた
め、形成される薄膜のつきまわりが悪化することもない
。
「実施例」
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す=7−
る。
第1図および第2図は本発明に係る薄膜形成装置の一実
施例を示すものである。第1図において符号21は真空
を保持可能なチャンバ、22はチャンバ21内を真空と
するだめの真空排気装置に通じる排気管、23は被処理
物である基板、24(ま基板23を支持する支持台、2
5は支持台24にバイアス電圧をかけるための電源装置
(第1のプラズマ化手段)である。この電源装置25は
、支持台24を介して基板23に直流もしくは交流のバ
イアス電圧をかけることで基板23周囲にグロー放電を
起こさせ、それによって、基板23周囲(こおいて原料
ガスをプラズマ化して反応させるためのものである。
施例を示すものである。第1図において符号21は真空
を保持可能なチャンバ、22はチャンバ21内を真空と
するだめの真空排気装置に通じる排気管、23は被処理
物である基板、24(ま基板23を支持する支持台、2
5は支持台24にバイアス電圧をかけるための電源装置
(第1のプラズマ化手段)である。この電源装置25は
、支持台24を介して基板23に直流もしくは交流のバ
イアス電圧をかけることで基板23周囲にグロー放電を
起こさせ、それによって、基板23周囲(こおいて原料
ガスをプラズマ化して反応させるためのものである。
上記チャンバ21の上部には、原料ガスをチャンバ21
内に導入するためのノズル30が基板23の直上におい
てチャンバ21内を貫通する状態で設けられている。ノ
ズル30は、その横断面を第2図に示すように、下面側
にガス流出孔31が形成された外管32内に、周囲にガ
ス流出口33が形成された内管34が配された二重管構
造とさ4’btこものである。そして、第1図に示すよ
うに、そのノズル30の外管32内つまり外管32と内
管34との間に、復数種類の原料ガスのうちの薄膜の主
要構成元素である金属元素を含むもの(たとえば、Ti
N薄膜を形成する場合においてはTlC1,、以下では
主原料ガスという)がガス供給管35を通して導入され
、かつ、内管34内には還元剤等の他の原料ガス(上記
の場合においてはH2、以下では副原料ガスという)が
ガス供給管36を通して導入されるようになっている。
内に導入するためのノズル30が基板23の直上におい
てチャンバ21内を貫通する状態で設けられている。ノ
ズル30は、その横断面を第2図に示すように、下面側
にガス流出孔31が形成された外管32内に、周囲にガ
ス流出口33が形成された内管34が配された二重管構
造とさ4’btこものである。そして、第1図に示すよ
うに、そのノズル30の外管32内つまり外管32と内
管34との間に、復数種類の原料ガスのうちの薄膜の主
要構成元素である金属元素を含むもの(たとえば、Ti
N薄膜を形成する場合においてはTlC1,、以下では
主原料ガスという)がガス供給管35を通して導入され
、かつ、内管34内には還元剤等の他の原料ガス(上記
の場合においてはH2、以下では副原料ガスという)が
ガス供給管36を通して導入されるようになっている。
上記のノズル30を用いることにより、内管34(こ導
入された副原料ガスはガス流出孔33を通って外管32
内に流出し、外管32内において副原料ガスと主原料ガ
スとが混合され、その混合ガスが外管32に形成されて
いるガス流出孔31を通ってチャンバ21内に下向きに
吹き出されることになる。そして、外管32に導入され
た主原料ガスがガス流出孔31を通過してチャンバ21
に流出する際には通過抵抗を受け、また、内管341こ
導入された副原料ガスがガス流出孔33を通過する際お
よびガス流出孔31を通過する際にはそれぞれ通過抵抗
を受けるから、内管34と外管32との間におけるガス
圧はチャンバ21内のガス圧より高く保持され、内管3
4内のガス圧はそれよりさらに高く保持されることにな
る。
入された副原料ガスはガス流出孔33を通って外管32
内に流出し、外管32内において副原料ガスと主原料ガ
スとが混合され、その混合ガスが外管32に形成されて
いるガス流出孔31を通ってチャンバ21内に下向きに
吹き出されることになる。そして、外管32に導入され
た主原料ガスがガス流出孔31を通過してチャンバ21
に流出する際には通過抵抗を受け、また、内管341こ
導入された副原料ガスがガス流出孔33を通過する際お
よびガス流出孔31を通過する際にはそれぞれ通過抵抗
を受けるから、内管34と外管32との間におけるガス
圧はチャンバ21内のガス圧より高く保持され、内管3
4内のガス圧はそれよりさらに高く保持されることにな
る。
また、チャンバ21にはさらに他の副原料ガス(たとえ
ば上記の場合においてはN2)がガス供給v37を通し
て直接的に導入されるようになっていて、この副原料ガ
スと、上記のノズル30からチャンバ21内に導入され
た混合ガスとはチャンバ21内においてはじめて混合さ
れるようになっている。
ば上記の場合においてはN2)がガス供給v37を通し
て直接的に導入されるようになっていて、この副原料ガ
スと、上記のノズル30からチャンバ21内に導入され
た混合ガスとはチャンバ21内においてはじめて混合さ
れるようになっている。
さらに、上記のノズル30の内管34の基端部には、こ
の内管34を通して導入される副原料ガスをプラズマ化
するための第2のプラズマ化手段40が設けられている
。この第2のプラズマ化手段40は、内管34の基端部
の外側に設けられたプラズマ発生部41と、チューナー
42と、マイクロ波電源43から構成され、第6図に示
した従来のマイクロ波プラズマCVD法によるもののよ
うにマイクロ波を内管34に導入することで副原料ガス
を内管34に導入するに先立ってプラズマイしするため
のものである。なお、ノズル30の長さ寸法、特に内管
34のプラズマ発生部41からlまでの長さを余り長く
することは好ましくなく、5m程度を上限とすることが
良い。
の内管34を通して導入される副原料ガスをプラズマ化
するための第2のプラズマ化手段40が設けられている
。この第2のプラズマ化手段40は、内管34の基端部
の外側に設けられたプラズマ発生部41と、チューナー
42と、マイクロ波電源43から構成され、第6図に示
した従来のマイクロ波プラズマCVD法によるもののよ
うにマイクロ波を内管34に導入することで副原料ガス
を内管34に導入するに先立ってプラズマイしするため
のものである。なお、ノズル30の長さ寸法、特に内管
34のプラズマ発生部41からlまでの長さを余り長く
することは好ましくなく、5m程度を上限とすることが
良い。
上記構造の装置では、第2のプラズマ化手段40番こよ
りプラズマ化されて内管34に導入された副原料ガスで
ある■]2がガス流通孔33を通して外管32内に流出
し、そこで、外管32内に導入された主原料ガスである
T iC14と混合されてTiCL+H2→Ti+HC
1 なる反応によりTiが生成される。この際、反応副生成
物としてTicks、T iCIz、TiC1等も生成
されるが、上述したようにノズル30内のガス圧(まチ
ャンバ2工内のガス圧に比して高く保持されることから
、その反応がチャンバ21内において生じる場合に比し
て反応副生成物の生成量は抑制されることになる。
りプラズマ化されて内管34に導入された副原料ガスで
ある■]2がガス流通孔33を通して外管32内に流出
し、そこで、外管32内に導入された主原料ガスである
T iC14と混合されてTiCL+H2→Ti+HC
1 なる反応によりTiが生成される。この際、反応副生成
物としてTicks、T iCIz、TiC1等も生成
されるが、上述したようにノズル30内のガス圧(まチ
ャンバ2工内のガス圧に比して高く保持されることから
、その反応がチャンバ21内において生じる場合に比し
て反応副生成物の生成量は抑制されることになる。
そして、ノズル30内における上記の反応により生成さ
れたTiは外管32に形成されているガス流出孔31を
通してチャンバ21内に流出し、チャンバ21に直接的
に導入された他の副原料ガスであるN2と基板23周囲
において混合され、そこで、電源装置25(第1のプラ
ズマ化手段)により活性化されて反応してTiNが生成
され、これが基板23に付着してTiN薄膜が形成され
ることになる。
れたTiは外管32に形成されているガス流出孔31を
通してチャンバ21内に流出し、チャンバ21に直接的
に導入された他の副原料ガスであるN2と基板23周囲
において混合され、そこで、電源装置25(第1のプラ
ズマ化手段)により活性化されて反応してTiNが生成
され、これが基板23に付着してTiN薄膜が形成され
ることになる。
以上のように、この装置では、二重管構造のノズル30
を採用したことによってノズル30内のガス圧を高く保
持でき、このため、不純物である反応副生成物の生成が
抑制されてそれが薄膜に混入してしまうことを防止する
ことができるものであり、したがって、良質の薄膜を形
成できるとともに、チャンバ21内のガス圧は十分に低
く保持することが可能であるからチャンバ21内のガス
圧を高くする場合のようにつきまわりが不良となってし
まうようなことがなく、以上のことから、この装置によ
れば、従来のプラズマCVD法においては処理が困難で
あった大きな基板に対しても処理を行うことが可能であ
って、その全面に良質かつ均質な薄膜を形成することが
可能なものである・ また、上記の装置では、3種類の原料ガスを各々別の経
路を経てチャンバ21内に導入するようにしたので、最
終的な成膜物質は基板23周囲においてのみ生成され、
したがって、ノズル30の内面ヤチャンバ21の内面に
成膜物質が付着してしまってそこに薄膜が形成されてし
まうようなことが抑制される、という利点もある。
を採用したことによってノズル30内のガス圧を高く保
持でき、このため、不純物である反応副生成物の生成が
抑制されてそれが薄膜に混入してしまうことを防止する
ことができるものであり、したがって、良質の薄膜を形
成できるとともに、チャンバ21内のガス圧は十分に低
く保持することが可能であるからチャンバ21内のガス
圧を高くする場合のようにつきまわりが不良となってし
まうようなことがなく、以上のことから、この装置によ
れば、従来のプラズマCVD法においては処理が困難で
あった大きな基板に対しても処理を行うことが可能であ
って、その全面に良質かつ均質な薄膜を形成することが
可能なものである・ また、上記の装置では、3種類の原料ガスを各々別の経
路を経てチャンバ21内に導入するようにしたので、最
終的な成膜物質は基板23周囲においてのみ生成され、
したがって、ノズル30の内面ヤチャンバ21の内面に
成膜物質が付着してしまってそこに薄膜が形成されてし
まうようなことが抑制される、という利点もある。
さらに、上記の装置では、第2のプラズマ化手段40は
チャンバ21外に設けられているから、チャンバ21内
において異常放電が生じることが防止され、このため、
従来のマイクロ波プラズマCVD法による場合には生じ
ることのあった数μm以下の小さな放電価の発生が防止
され、この点においても良質の薄膜を形成できるという
利点がある。
チャンバ21外に設けられているから、チャンバ21内
において異常放電が生じることが防止され、このため、
従来のマイクロ波プラズマCVD法による場合には生じ
ることのあった数μm以下の小さな放電価の発生が防止
され、この点においても良質の薄膜を形成できるという
利点がある。
また、上記実施例の装置は、主原料ガスを外管32に導
入するとともに、副原料ガスを内管34(こ導入してプ
ラズマ化手段40によりプラズマ化するので、プラズマ
発生部41にマイクロ波を反射してしまうような薄膜が
形成されるようなことがなく、その結果、長時間にわた
る処理が可能である。
入するとともに、副原料ガスを内管34(こ導入してプ
ラズマ化手段40によりプラズマ化するので、プラズマ
発生部41にマイクロ波を反射してしまうような薄膜が
形成されるようなことがなく、その結果、長時間にわた
る処理が可能である。
なお、ノズル30に形成しておくガス流出孔3↓、33
の大きさを、ガス導入側に近いものほど小さく、遠いも
のほど大きくしておけば、ノズル30の長さ方向におけ
るガス流出量を均等とでき、その結果、基板23全面に
形成される薄膜の膜質なより一層均質化することができ
る。
の大きさを、ガス導入側に近いものほど小さく、遠いも
のほど大きくしておけば、ノズル30の長さ方向におけ
るガス流出量を均等とでき、その結果、基板23全面に
形成される薄膜の膜質なより一層均質化することができ
る。
また、上記実施例では、形成するべき薄膜がTiNであ
る場合を例にとって説明したが、以下のような化学反応
に基づく種々の薄膜が形成できることは勿論である。い
ずれの場合も、左辺の第1項が主原料ガス、第2項およ
び第3項が副原料ガスであり、右辺第1項が成膜物質で
ある。
る場合を例にとって説明したが、以下のような化学反応
に基づく種々の薄膜が形成できることは勿論である。い
ずれの場合も、左辺の第1項が主原料ガス、第2項およ
び第3項が副原料ガスであり、右辺第1項が成膜物質で
ある。
AlCl3+H20+H2→A1□Q、+I(clSi
Cl、+H,+H20→5i02+HC1’l” ic
I、−1−CH,+H2→TiC+HCIHfC14十
N 2+H2→HfN 十HCITiFs+H2+N2
→T iN 十HFさらに、成膜物質としては上記
のものの他に、AIN% SiC,5i3Na、TiB
、、TiO2、v2゜8、Cr=o s、FeN、Fe
、O,、NbN、MoB、M@C,MoO2、HfB、
HIN、HfO2、WB%WC,W2O、等が考えられ
る。それらの成膜物質1ヨ、上記の各反応式から容易に
類推できるように、遷移金属(A I SS + ST
l % V s Cr、Fe5Co。
Cl、+H,+H20→5i02+HC1’l” ic
I、−1−CH,+H2→TiC+HCIHfC14十
N 2+H2→HfN 十HCITiFs+H2+N2
→T iN 十HFさらに、成膜物質としては上記
のものの他に、AIN% SiC,5i3Na、TiB
、、TiO2、v2゜8、Cr=o s、FeN、Fe
、O,、NbN、MoB、M@C,MoO2、HfB、
HIN、HfO2、WB%WC,W2O、等が考えられ
る。それらの成膜物質1ヨ、上記の各反応式から容易に
類推できるように、遷移金属(A I SS + ST
l % V s Cr、Fe5Co。
Nls %o、 Hl、 W、等)ノハロゲ/(lZZ
n2Nガスとし、還元剤(たとえばH2等)と、81C
%N、0の気体分子もしくは水素化合物(たとえばHx
O1CH4等)とを副原料ガスとして用いることにより
生成できるものである。
n2Nガスとし、還元剤(たとえばH2等)と、81C
%N、0の気体分子もしくは水素化合物(たとえばHx
O1CH4等)とを副原料ガスとして用いることにより
生成できるものである。
以上で本発明の一実施例を説明したが、第3図に本発明
の他の実施例を示す。これは、チャンバ21を長尺なも
のとなし、このチャンバ21に、上記実施例におけるも
のき同様のノズル3Qをチャンバ21の長手方向に間隔
をおいて複数組設け、そのチャンバ21内に長尺の基板
23を真空シール装置50を通して連続的に送り込み、
かつ、引き出していきつつ、その表面に連続的に薄膜を
形成するように構成したものである。この装置によれば
、基板23の表面に良質かつ均質な薄膜を形成できると
ともに、長尺の基板23に対する連続的な処理が可能で
あるので極めて生産性に優れる、という利点がある。
の他の実施例を示す。これは、チャンバ21を長尺なも
のとなし、このチャンバ21に、上記実施例におけるも
のき同様のノズル3Qをチャンバ21の長手方向に間隔
をおいて複数組設け、そのチャンバ21内に長尺の基板
23を真空シール装置50を通して連続的に送り込み、
かつ、引き出していきつつ、その表面に連続的に薄膜を
形成するように構成したものである。この装置によれば
、基板23の表面に良質かつ均質な薄膜を形成できると
ともに、長尺の基板23に対する連続的な処理が可能で
あるので極めて生産性に優れる、という利点がある。
「発明の効果」
以上で詳細に説明したように、本発明は、内管eよび外
管からなる二重管構造のノズルを採用し、かつ、チャン
バ内に導入された原料ガスを基板周囲においてプラズマ
化するための第1のプラズマ(E手段と、前記ノズルに
導入される原料ガスのいずれかをノズルに導入するに先
立ってマイクロ波(こよりプラズマ化するための第2の
プラズマ化手段とを具備したので、ノズル内のガス圧が
自ずと高く保持されて不純物である反応副生成物の生成
が抑制され、その結果、良質の薄膜を形成できるととも
に、チャンバ内のガス圧は十分に低く保持することが可
能であるから基板に対する薄膜のつきまわりが不良とな
ってしまうようなこともなく、したがって、大きな基板
に対してもその全面に良質かつ均質な薄膜を形成するこ
とが可能であり、しかも、第2のプラズマ化手段のプラ
ズマ発生部にマイクロ波を反射したり吸収してしまうよ
うな?IIIRが形成されることもなく、その結果、長
時間をこわたる処理が可能である、という効果を奏する
。
管からなる二重管構造のノズルを採用し、かつ、チャン
バ内に導入された原料ガスを基板周囲においてプラズマ
化するための第1のプラズマ(E手段と、前記ノズルに
導入される原料ガスのいずれかをノズルに導入するに先
立ってマイクロ波(こよりプラズマ化するための第2の
プラズマ化手段とを具備したので、ノズル内のガス圧が
自ずと高く保持されて不純物である反応副生成物の生成
が抑制され、その結果、良質の薄膜を形成できるととも
に、チャンバ内のガス圧は十分に低く保持することが可
能であるから基板に対する薄膜のつきまわりが不良とな
ってしまうようなこともなく、したがって、大きな基板
に対してもその全面に良質かつ均質な薄膜を形成するこ
とが可能であり、しかも、第2のプラズマ化手段のプラ
ズマ発生部にマイクロ波を反射したり吸収してしまうよ
うな?IIIRが形成されることもなく、その結果、長
時間をこわたる処理が可能である、という効果を奏する
。
第1図および第2図は本発明に係る薄膜形成装置の一実
施例を示すもので、第1図は正断面図、第2図はノズル
の横断面図である。第3図は不発v41こ係る薄膜形成
装置の他の実施例を示す斜視図である。第4図〜第7図
はいずれも従来の薄膜形成装置を示す概略構成図である
。 21・・・・・・チャンバ、23・・・・・・基板、2
5・・・・・・電源装置(第1のプラズマ化手段)、3
0・・・・・・ノズル、 3I、33・・・・・・ガス流出孔、 32・・・・・・外管、34・・・・・・内管、40・
・・・・・第2のプラズマ化手段。 出願人 石川島播磨重工業株式会社 第4図 原料 第6図 第5図 原料ガス ↓ 第7図 マイクロ波 原料ガス
施例を示すもので、第1図は正断面図、第2図はノズル
の横断面図である。第3図は不発v41こ係る薄膜形成
装置の他の実施例を示す斜視図である。第4図〜第7図
はいずれも従来の薄膜形成装置を示す概略構成図である
。 21・・・・・・チャンバ、23・・・・・・基板、2
5・・・・・・電源装置(第1のプラズマ化手段)、3
0・・・・・・ノズル、 3I、33・・・・・・ガス流出孔、 32・・・・・・外管、34・・・・・・内管、40・
・・・・・第2のプラズマ化手段。 出願人 石川島播磨重工業株式会社 第4図 原料 第6図 第5図 原料ガス ↓ 第7図 マイクロ波 原料ガス
Claims (1)
- 復数種類の原料ガスをノズルを通してチャンバ内に導入
し、それら原料ガスをプラズマエネルギーを利用して化
学反応を起こさせることによって、その反応生成物を基
板の表面に付着させて薄膜を形成する装置であって、前
記ノズルは、それぞれ多数のガス流出孔が形成されてい
る内管および外管からなる二重管構造とされ、そのノズ
ルの内管内および内管と外管との間にそれぞれ異なる原
料ガスを導入するようになし、かつ、チャンバ内に導入
された原料ガスを基板周囲においてプラズマ化するため
の第1のプラズマ化手段と、前記ノズルに導入される原
料ガスのいずれかをノズルに導入するに先立ってマイク
ロ波によりプラズマ化するための第2のプラズマ化手段
とを具備してなることを特徴とする薄膜形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338390A JPH04198483A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338390A JPH04198483A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 薄膜形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04198483A true JPH04198483A (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=18265505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33338390A Pending JPH04198483A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 薄膜形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04198483A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003106730A1 (ja) * | 2002-06-01 | 2003-12-24 | ソニー株式会社 | 薄膜形成装置 |
JP2007217749A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Jfe Steel Kk | 金属ストリップ表面へのTiN成膜方法およびTiN連続成膜装置 |
JP2008115412A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Fujifilm Corp | プラズマ装置およびプラズマ処理方法 |
JP2014535001A (ja) * | 2011-09-15 | 2014-12-25 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 直線型大面積プラズマリアクタ内における均一プロセスのためのガス送出及び分配 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP33338390A patent/JPH04198483A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003106730A1 (ja) * | 2002-06-01 | 2003-12-24 | ソニー株式会社 | 薄膜形成装置 |
US6960262B2 (en) | 2002-06-17 | 2005-11-01 | Sony Corporation | Thin film-forming apparatus |
CN1308483C (zh) * | 2002-06-17 | 2007-04-04 | 索尼株式会社 | 薄膜形成装置 |
JP2007217749A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Jfe Steel Kk | 金属ストリップ表面へのTiN成膜方法およびTiN連続成膜装置 |
JP2008115412A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Fujifilm Corp | プラズマ装置およびプラズマ処理方法 |
US8092600B2 (en) | 2006-11-01 | 2012-01-10 | Fujifilm Corporation | Plasma apparatus and plasma processing method |
JP2014535001A (ja) * | 2011-09-15 | 2014-12-25 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 直線型大面積プラズマリアクタ内における均一プロセスのためのガス送出及び分配 |
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