JPH04197773A - 熱転写記録装置 - Google Patents
熱転写記録装置Info
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- JPH04197773A JPH04197773A JP33102990A JP33102990A JPH04197773A JP H04197773 A JPH04197773 A JP H04197773A JP 33102990 A JP33102990 A JP 33102990A JP 33102990 A JP33102990 A JP 33102990A JP H04197773 A JPH04197773 A JP H04197773A
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Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はサーマルヘッドとインクリボンを用いた熱転写
記録装置、特に再生可能なインクリボンを使用し例えば
普通紙のごとき媒体に印字ができるようにした熱転写記
録装置に関する。
記録装置、特に再生可能なインクリボンを使用し例えば
普通紙のごとき媒体に印字ができるようにした熱転写記
録装置に関する。
従来はインク補充部材により耐熱性フィルムの表面にイ
ンク層を形成する方式としては、第2図に示すように、
表面を砂目状にするが、表面に浅い溝を形成したインク
補充部材19の凹部にインクを満たし耐熱性フィルム1
の表面にインクを塗付する方法がある。なお第2図にお
いて、2oはインク収容部、12は熱溶融性インク、2
1はブレードを示している。
ンク層を形成する方式としては、第2図に示すように、
表面を砂目状にするが、表面に浅い溝を形成したインク
補充部材19の凹部にインクを満たし耐熱性フィルム1
の表面にインクを塗付する方法がある。なお第2図にお
いて、2oはインク収容部、12は熱溶融性インク、2
1はブレードを示している。
またもう一つの方式としては、第2図のインク補充部材
19をステンレスまたはブロンズの粉体を焼結にて焼き
固めたものとし、そのメツシュの径は20〜100μm
程度の細かな粒子を濾過できるようになっており、その
中がらインクをしみださせることによって耐熱性フィル
ムの表面にインクを塗付する方法がある。
19をステンレスまたはブロンズの粉体を焼結にて焼き
固めたものとし、そのメツシュの径は20〜100μm
程度の細かな粒子を濾過できるようになっており、その
中がらインクをしみださせることによって耐熱性フィル
ムの表面にインクを塗付する方法がある。
前者の方式においては第2図に示したように、インク補
充部材19により供給されたインクフィルム1の表面の
インク層はインク補充部材19の表面が砂目状のため、
転写されたインク層にむらが生じてしまい、きれいに印
字ができないという欠点がある。またインク層が凹凸の
状態であるため、記録紙と接触する過程において地汚れ
を発生させるという問題点があった。
充部材19により供給されたインクフィルム1の表面の
インク層はインク補充部材19の表面が砂目状のため、
転写されたインク層にむらが生じてしまい、きれいに印
字ができないという欠点がある。またインク層が凹凸の
状態であるため、記録紙と接触する過程において地汚れ
を発生させるという問題点があった。
後者の方式においても、メツシュの表面が粗いためにイ
ンク層の表面が凹凸となり前述したのと同様の問題点が
発生していた。
ンク層の表面が凹凸となり前述したのと同様の問題点が
発生していた。
本発明の目的は、このような問題点を解決した熱転写記
録装置を提供することにある。
録装置を提供することにある。
本発明は、常温では固体であって加熱すると流動性が増
加する熱溶融性のインクを耐熱性フィルムに接するイン
ク補充部材により耐熱性フィルムの一方の面にインク層
を形成し、前記インク層をサーマルヘッドにより局部的
に加熱してこれにより溶融したインクを記録紙に転写さ
せることにより印字を行う熱転写記録装置において、前
記インク補充部材により供給された耐熱性インクフィル
ムの表面のインク層に接し、前記耐熱性インクフィルム
の進行に対して固定された平滑な表面を持ったインク平
滑部材を有することを特徴とする。
加する熱溶融性のインクを耐熱性フィルムに接するイン
ク補充部材により耐熱性フィルムの一方の面にインク層
を形成し、前記インク層をサーマルヘッドにより局部的
に加熱してこれにより溶融したインクを記録紙に転写さ
せることにより印字を行う熱転写記録装置において、前
記インク補充部材により供給された耐熱性インクフィル
ムの表面のインク層に接し、前記耐熱性インクフィルム
の進行に対して固定された平滑な表面を持ったインク平
滑部材を有することを特徴とする。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例によるワインキング機構を有
するライン型の熱転写記録装置の断面図、第3図は第1
図におけるリインキング機構の拡大図である。
するライン型の熱転写記録装置の断面図、第3図は第1
図におけるリインキング機構の拡大図である。
図において1は、ポリイミドまたはポリアラミドを材質
とした耐熱性フィルムの外側面に、ワックス及び樹脂に
カーボンブラックを混合した熱溶融性インク12を塗付
したインクフィルムであり、外側面の一部はサーマルヘ
ッド3を介してヘッド圧スプリング16の付勢力により
プラテンローラ8に記録紙2をはさんで接している。4
−a〜4−dは、インクフィルム1の走行を案内するガ
イドローラである。インクフィルム1はエンドレスの形
状となっており、サーマルヘッド3によって印字された
後キャプスタンローラ26の駆動により巻取られる。イ
ンク収容部20は熱伝導性のよいアルミ等の金属より成
り、内部に熱溶融性インク12を収容する。ここでイン
ク収容部20の底面には熱溶融性インク12の融点より
も若干高いある一定の温度を維持するヒータ30が固定
されており、インク収容部20の中の熱溶融性インク1
2を液体状に溶かしている。またインク補充部材19は
ステンレスまたはアルミのローラの表面をサンドブラス
ト等の加工にて粗面状にしているか、もしくは表面に浅
い溝が形成されている。このインク補充部材19に接し
て金属またはマイラ等の薄い材料からなるブレード21
が設けられている。そしてインク補充部材1つの近傍に
はインク平滑部材27が設けられている。このインク平
滑部材27はインクフィルム1の進行に対して固定され
ている。
とした耐熱性フィルムの外側面に、ワックス及び樹脂に
カーボンブラックを混合した熱溶融性インク12を塗付
したインクフィルムであり、外側面の一部はサーマルヘ
ッド3を介してヘッド圧スプリング16の付勢力により
プラテンローラ8に記録紙2をはさんで接している。4
−a〜4−dは、インクフィルム1の走行を案内するガ
イドローラである。インクフィルム1はエンドレスの形
状となっており、サーマルヘッド3によって印字された
後キャプスタンローラ26の駆動により巻取られる。イ
ンク収容部20は熱伝導性のよいアルミ等の金属より成
り、内部に熱溶融性インク12を収容する。ここでイン
ク収容部20の底面には熱溶融性インク12の融点より
も若干高いある一定の温度を維持するヒータ30が固定
されており、インク収容部20の中の熱溶融性インク1
2を液体状に溶かしている。またインク補充部材19は
ステンレスまたはアルミのローラの表面をサンドブラス
ト等の加工にて粗面状にしているか、もしくは表面に浅
い溝が形成されている。このインク補充部材19に接し
て金属またはマイラ等の薄い材料からなるブレード21
が設けられている。そしてインク補充部材1つの近傍に
はインク平滑部材27が設けられている。このインク平
滑部材27はインクフィルム1の進行に対して固定され
ている。
次に上述した構成の動作を説明する。サーマルヘッド3
に、図示されていない制御回路から駆動信号が与えられ
る。その熱でインクフィルム1の一部は加熱され熱溶融
性インク12は記録紙2に転写される。このときプラテ
ンローラ8は印字方向に対して第1図の矢印方向に回転
すると共に、インクフィルム1はキャプスタンローラ2
6により順次巻取られていく。
に、図示されていない制御回路から駆動信号が与えられ
る。その熱でインクフィルム1の一部は加熱され熱溶融
性インク12は記録紙2に転写される。このときプラテ
ンローラ8は印字方向に対して第1図の矢印方向に回転
すると共に、インクフィルム1はキャプスタンローラ2
6により順次巻取られていく。
一方、インクフィルム1はエンドレスの形状になってい
るためガイドローラ4−dを通りリインキング機構に搬
送される。このリインキング機構の中でインクフィルム
1はインク補充部材19に巻き付けられているために、
インク補充部材19はインクフィルム1の走行と共に回
転する。インク収容部20中で液体状に溶融されたイン
ク12はインク補充部材1つの表面に形成された凹部に
充填され、そして前述したようにインク補充部材19は
インクフィルムと共に回転しているためにインク12が
上部に引き上げられる。そして余分についたインク12
はブレード21により掻き取られ耐熱性フィルム1の表
面に供給される。
るためガイドローラ4−dを通りリインキング機構に搬
送される。このリインキング機構の中でインクフィルム
1はインク補充部材19に巻き付けられているために、
インク補充部材19はインクフィルム1の走行と共に回
転する。インク収容部20中で液体状に溶融されたイン
ク12はインク補充部材1つの表面に形成された凹部に
充填され、そして前述したようにインク補充部材19は
インクフィルムと共に回転しているためにインク12が
上部に引き上げられる。そして余分についたインク12
はブレード21により掻き取られ耐熱性フィルム1の表
面に供給される。
インク補充部材19により供給されたインクフィルムl
の表面のインク層はインク補充部材19の表面が砂目状
のため、転写されたインク層にむらが生じている。その
ために第3図に示すように熱溶融性インク12が凝固し
ないうちに、平滑な表面を持ったインク平滑部材27(
これも熱を供給している)によりインク層表面を擦るこ
とによって平滑なインク層を形成させる。
の表面のインク層はインク補充部材19の表面が砂目状
のため、転写されたインク層にむらが生じている。その
ために第3図に示すように熱溶融性インク12が凝固し
ないうちに、平滑な表面を持ったインク平滑部材27(
これも熱を供給している)によりインク層表面を擦るこ
とによって平滑なインク層を形成させる。
そしてインクフィルム1はガイドローラ4−a〜4−c
を通って再びサーマルヘッド3の部分に供給されて印字
が続けられる。
を通って再びサーマルヘッド3の部分に供給されて印字
が続けられる。
また長時間のランニングにより耐熱性フィルム1がサー
マルヘッド3の熱及び各ローラによる走行系の機械的な
ストレスによりダメージを受は印字品質が低下したとき
、または切れたりしわが発生したときには新しい耐熱性
フィルムに交換する。
マルヘッド3の熱及び各ローラによる走行系の機械的な
ストレスによりダメージを受は印字品質が低下したとき
、または切れたりしわが発生したときには新しい耐熱性
フィルムに交換する。
ここで第3図に示したインク平滑部材27はシャフト状
のものであるが、インク平滑部材27はインクフィルム
1の進行に対して固定されているので平滑な表面を有す
るものであるならば第4図に示す様な形状であってもか
まわない。
のものであるが、インク平滑部材27はインクフィルム
1の進行に対して固定されているので平滑な表面を有す
るものであるならば第4図に示す様な形状であってもか
まわない。
次に、本発明のもう一つの実施例としてシリアル型の熱
転写記録装置について第5図から第9図を参照して説明
する。
転写記録装置について第5図から第9図を参照して説明
する。
第5図は本発明の一実施例によるリインキング機構を有
するシリアル型の熱転写記録装置の平面図、第6図はり
インキング機構の内部を示す詳細断面図、第7図はりイ
ンキング機構の一部分の斜視図である0図に゛おいて、
31はポリイミドまたはポリアラミドを材質としたエン
ドレスの耐熱性フィルム41の外側面にワックス及び樹
脂にカーボンブラックを混合した熱溶融性インク42を
塗付したインクフィルムであり、サーマルヘッド33に
より外側面の一部は記録紙32に接している。
するシリアル型の熱転写記録装置の平面図、第6図はり
インキング機構の内部を示す詳細断面図、第7図はりイ
ンキング機構の一部分の斜視図である0図に゛おいて、
31はポリイミドまたはポリアラミドを材質としたエン
ドレスの耐熱性フィルム41の外側面にワックス及び樹
脂にカーボンブラックを混合した熱溶融性インク42を
塗付したインクフィルムであり、サーマルヘッド33に
より外側面の一部は記録紙32に接している。
34−a〜34−hは、インクフィルム31の走行を案
内するガイドローラである。37はキャプスタンローラ
であり、ピンチローラ38により押さえつけられたイン
クフィルム31を搬送するために、図示していない外部
の駆動源により回転する。45はインクフィルム1が上
下にずれることのないようにインクフィルム31に適度
のテンションを与えるためのテンションアームであり、
スプリング46により付勢される。
内するガイドローラである。37はキャプスタンローラ
であり、ピンチローラ38により押さえつけられたイン
クフィルム31を搬送するために、図示していない外部
の駆動源により回転する。45はインクフィルム1が上
下にずれることのないようにインクフィルム31に適度
のテンションを与えるためのテンションアームであり、
スプリング46により付勢される。
第6図は第5図におけるリインキング機構の横断面図で
あるが、インク収容部50は熱伝導性のよいアルミ等の
金属より成り、内部に熱溶融性インク42を収容する。
あるが、インク収容部50は熱伝導性のよいアルミ等の
金属より成り、内部に熱溶融性インク42を収容する。
またベース51もインク収容部50と同等の材質より成
り、インク収容部50を保持している。ここでインク収
容部50とベース51の側面には、熱溶融性インク42
の融点よりも若干高いある一定の温度を維持するヒータ
60が固定されており、インク収容部50の中の熱溶融
性インク42を液体状に溶かしている。またインク補充
部材55はステンレスまたはブロンズの粉体を焼結にて
焼き固めたものであり、そのメツシュの径は20〜10
0μm程度の細かな粒子を濾過できるようになっている
。インク補充部材55の上部にはブツシュ56が固着さ
れており、インク収容部50のシリンダ部50−aの回
りに回転可能になっている。ここでインク補充部材55
は、シリンダ部50−aの円筒軸に対して偏心するよう
に取り付けられている。またインク補充部材55の近傍
にはインク平滑部材57が設けられている。
り、インク収容部50を保持している。ここでインク収
容部50とベース51の側面には、熱溶融性インク42
の融点よりも若干高いある一定の温度を維持するヒータ
60が固定されており、インク収容部50の中の熱溶融
性インク42を液体状に溶かしている。またインク補充
部材55はステンレスまたはブロンズの粉体を焼結にて
焼き固めたものであり、そのメツシュの径は20〜10
0μm程度の細かな粒子を濾過できるようになっている
。インク補充部材55の上部にはブツシュ56が固着さ
れており、インク収容部50のシリンダ部50−aの回
りに回転可能になっている。ここでインク補充部材55
は、シリンダ部50−aの円筒軸に対して偏心するよう
に取り付けられている。またインク補充部材55の近傍
にはインク平滑部材57が設けられている。
次に上述しな構成の動作を説明する。サーマルヘッド3
3に、図示されていない制御回路から駆動信号が与えら
れる。その熱でインクフィルム31の一部は加熱され熱
溶融性インク42は記録紙32に転写される。このとき
サーマルヘッド33は印字方向に対して移動すると共に
(第5図において右方向)、インクフィルム31はキャ
プスタンローラ37により順次巻き取られていく。
3に、図示されていない制御回路から駆動信号が与えら
れる。その熱でインクフィルム31の一部は加熱され熱
溶融性インク42は記録紙32に転写される。このとき
サーマルヘッド33は印字方向に対して移動すると共に
(第5図において右方向)、インクフィルム31はキャ
プスタンローラ37により順次巻き取られていく。
そして一部の熱溶融性インクが抜けたインクフィルム3
1はガイドローラ34−e〜34−hを通りリインキン
グ機構に搬送される。このリインキング機構の中でイン
クフィルム31はインク補充部材55に巻き付けられて
いるために、インク補充部材55はインクフィルム31
の走行と共に回転する。インク収容部50の中で液体状
に解けた熱溶融性インク42はインク収容部50の側面
の六を通りインク補充部材55とシリンダ部50−aと
の隙間へ供給する。そして前述したようにインク補充部
材55はシリンダ部50−aの円筒軸に対して偏心して
いるなめ、第9図のような圧力分布の変化によりインク
補充部材55の内部から熱溶融性インク42を強制的に
押し出すようにしている。このときインク補充部材55
より押し出される熱溶融性インク42が耐熱性フィルム
41の表面に塗付されインクフィルム31が形成される
。
1はガイドローラ34−e〜34−hを通りリインキン
グ機構に搬送される。このリインキング機構の中でイン
クフィルム31はインク補充部材55に巻き付けられて
いるために、インク補充部材55はインクフィルム31
の走行と共に回転する。インク収容部50の中で液体状
に解けた熱溶融性インク42はインク収容部50の側面
の六を通りインク補充部材55とシリンダ部50−aと
の隙間へ供給する。そして前述したようにインク補充部
材55はシリンダ部50−aの円筒軸に対して偏心して
いるなめ、第9図のような圧力分布の変化によりインク
補充部材55の内部から熱溶融性インク42を強制的に
押し出すようにしている。このときインク補充部材55
より押し出される熱溶融性インク42が耐熱性フィルム
41の表面に塗付されインクフィルム31が形成される
。
インク補充部材55により供給されたインクフィルム3
1の表面のインク層はインク補充部材55の表面が砂目
状のため、転写されたインク層にむらが生じている。そ
のために第8図に示すように熱溶融性インク42が凝固
しないうちに、平滑な表面を持ったインク平滑部材57
(これも熱を供給している)によりインク層表面を擦る
ことによって平滑なインク層を形成させる。
1の表面のインク層はインク補充部材55の表面が砂目
状のため、転写されたインク層にむらが生じている。そ
のために第8図に示すように熱溶融性インク42が凝固
しないうちに、平滑な表面を持ったインク平滑部材57
(これも熱を供給している)によりインク層表面を擦る
ことによって平滑なインク層を形成させる。
そしてこのインク層はガイドローラ34−a〜34−d
を通って再びサーマルヘッド33の部分に供給されて熱
溶融性インク42は記録紙32に転写される。
を通って再びサーマルヘッド33の部分に供給されて熱
溶融性インク42は記録紙32に転写される。
以上説明したように、本発明は、常温では固体であって
加熱すると流動性が増加する熱溶融性のインクを耐熱性
フィルムに接するインク補充部材により耐熱性フィルム
の一方の面にインク層を形成し、インク層をサーマルヘ
ッドにより局部的に加熱してこれにより溶融したインク
を記録紙に転写させることにより印字を行う熱転写記録
装置において、インク補充部材により供給された耐熱性
インクフィルムの表面のインク層に接し、耐熱性インク
フィルムの進行に対して固定された平滑な表面を持った
インク平滑部材を有することにより、インク補充部材の
表面が砂目状のため転写されたインク層にむらが生じて
もインク平滑部材がインク層表面を擦ることによって平
滑にインク層を形成することができ、印字むら及び記録
紙上の地汚れを防ぐことができる。
加熱すると流動性が増加する熱溶融性のインクを耐熱性
フィルムに接するインク補充部材により耐熱性フィルム
の一方の面にインク層を形成し、インク層をサーマルヘ
ッドにより局部的に加熱してこれにより溶融したインク
を記録紙に転写させることにより印字を行う熱転写記録
装置において、インク補充部材により供給された耐熱性
インクフィルムの表面のインク層に接し、耐熱性インク
フィルムの進行に対して固定された平滑な表面を持った
インク平滑部材を有することにより、インク補充部材の
表面が砂目状のため転写されたインク層にむらが生じて
もインク平滑部材がインク層表面を擦ることによって平
滑にインク層を形成することができ、印字むら及び記録
紙上の地汚れを防ぐことができる。
第1図は、本発明の一実施例の断面図、第2図は、従来
のりインキング機構を示す図、第3図及び第4図は、第
1図の実施例におけるワインキング機構を示す図、 第5図は、本発明のもう一つの実施例の平面図、第6図
〜第9図は、第5図の実施例のりインキング機構を示す
図である。 3・・・・・サーマルヘッド 12・・・・熱溶融性インク 19・・・・インク補充部材 20・・・・インク収容部 26・・・・キャプスタンローラ 30・・・・ヒータ 31・・・・インクフィルム 32・・・・記録紙 33・・・・サーマルヘッド 37・・・・キャプスタンローラ 41・・・・耐熱性フィルム 42・・・・熱溶融性インク 50・・・・インク収容部 55・・・・インク補充部材 60・・・・ヒータ 代理人 弁理士 岩 佐 義 幸 第5図 惰7図
のりインキング機構を示す図、第3図及び第4図は、第
1図の実施例におけるワインキング機構を示す図、 第5図は、本発明のもう一つの実施例の平面図、第6図
〜第9図は、第5図の実施例のりインキング機構を示す
図である。 3・・・・・サーマルヘッド 12・・・・熱溶融性インク 19・・・・インク補充部材 20・・・・インク収容部 26・・・・キャプスタンローラ 30・・・・ヒータ 31・・・・インクフィルム 32・・・・記録紙 33・・・・サーマルヘッド 37・・・・キャプスタンローラ 41・・・・耐熱性フィルム 42・・・・熱溶融性インク 50・・・・インク収容部 55・・・・インク補充部材 60・・・・ヒータ 代理人 弁理士 岩 佐 義 幸 第5図 惰7図
Claims (1)
- (1)常温では固体であって加熱すると流動性が増加す
る熱溶融性のインクを耐熱性フィルムに接するインク補
充部材により耐熱性フィルムの一方の面にインク層を形
成し、前記インク層をサーマルヘッドにより局部的に加
熱してこれにより溶融したインクを記録紙に転写させる
ことにより印字を行う熱転写記録装置において、 前記インク補充部材により供給された耐熱性インクフィ
ルムの表面のインク層に接し、前記耐熱性インクフィル
ムの進行に対して固定された平滑な表面を持つたインク
平滑部材を有することを特徴とする熱転写記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33102990A JPH04197773A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 熱転写記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33102990A JPH04197773A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 熱転写記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04197773A true JPH04197773A (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=18239029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33102990A Pending JPH04197773A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 熱転写記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04197773A (ja) |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP33102990A patent/JPH04197773A/ja active Pending
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