JPH02238980A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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Publication number
JPH02238980A
JPH02238980A JP1111502A JP11150289A JPH02238980A JP H02238980 A JPH02238980 A JP H02238980A JP 1111502 A JP1111502 A JP 1111502A JP 11150289 A JP11150289 A JP 11150289A JP H02238980 A JPH02238980 A JP H02238980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording paper
recording
holder
thermal head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1111502A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Shioda
潮田 豊司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱転写記録方式を用いたプリンタに関する。
(従来の技術) 従来の熱転写記録方式のプリンタの基本的構成は、第8
図に示すように、ポリエステル紙、セロハン紙、コンデ
ンサ紙などの材料でできたフィルムベース25の上に、
低溶融点材料例えば、ワックス、または熱可塑性樹脂を
ベースとしたもの、およびそれらを混合したものに着色
材を添加したものなど、比較的融点の低いインクを塗布
しインク層10を形成したインクフィルム2と記録紙2
2とを挾んでサーマルヘッド20により加熱し、記録紙
22上に加熱された部分だけインク10aを熱転写する
ものである。また、このような熱転写記録方式は、記録
媒体として普通紙だけでな<OHPフィルムのようなポ
リエステルなどの樹脂系材料にも印字できるという特長
を有している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、インクを記録媒体に転写した後のインクフイル
ム2は再び使用することができないという欠点を有して
いた。さらに、インクフイルム2において熱転写された
部分以外はインク10aが残され使われないまま捨てら
れるという不経済な面があり、これは本方式のプリンタ
を使用するにあたって、その使用価格を非常に高価なも
のにするという課題があった。
また、インクフィルム2を所定の長さに巻取り、保持す
るためのインクフイルムロール4と、使用済のインクフ
ィルムを巻き取るための回収ロール6が必要であり、そ
のためにロール4と6を設けるための空間が装置内部に
必要であるため、プリンタの大型化の原因になるという
課題もある。
本発明の目的は、これらの課題を解決し、インクを効率
よく記録媒体に転写する使用価格の安いすなわち、経済
的効率の高い熱転写記録方式のプリンタを提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明の熱転写プリンタは、長さ方向に走行される可撓
性のベルト状インク保持体と、前記インク保持体の穴に
熱溶融性を有する固形インクを収納させるインク供給手
段と、前記インク保持体の前記固形インクを収納、保持
した穴と記録紙の記録面とを対向させた状態で前記記録
紙との間に前記インク保持体を狭持して記録信号に応じ
て前記穴に保持された固形インクを溶融させて記録紙に
着色転写させるサーマルヘッドとを備えたことを特徴と
する。また、前記インク保持体の材質が耐熱性を有し、
かつ熱め良導体であって、かつ表面に多数の非貫通孔を
設けることによって微小な凹点の集合を成すことを特徴
としている。
(作用) 本発明によれば、まず、インク供給手段によってベルト
状インク保持体に設けられた多数の穴に固形インクが装
填、保持され、次にインク保持体と記録紙とが、プラテ
ンとサーマルヘッドとの間に狭持され、記録信号に応じ
て発熱されるサーマルヘッドによって固形インクが溶融
されてそのインクの表面張力によってインクの一部が記
録紙に浸透し着色転写される。また、本発明のイシク保
持体は、ベルト状でありかつ長さ方向に走行されている
ので、記録中に転写されたインク保持体の部分が再び前
記インク供給手段の位置に戻るようにすれば、転写され
て空洞になった孔の部分に新たに固形インクが補充され
る。従って消費されたインクを補填し再使用することが
可能なので、必要な分だけインクを消費することができ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は、本発明の熱転写式プリンタの構成を示す第1
の実施例である。ベルト状のインク保持体11はインク
を装填するための穴を持っており、この穴を有する面を
記録紙22側に向けるようにして、バックアップロール
18a, 18b1 ガイドロール9によって張設し、
モータなどの回転手段(図示せず)によって長さ方向に
走行されるよう回転される。そして、溶融点が40〜1
50°C程度の比較的低い溶融点を有しかつ常温でも可
塑性のあるワックスまたは熱可塑性樹脂に染料を添加し
た固形インク13を、インク保持体11の孔31に供給
するインク供給器が下部にもうけられている。このイン
ク供給器は、インク漕17に溜めてある固形インク13
を回転するインキングロール14と供給ロール15によ
って固形インク13を挾み込み、均一に粉砕させて、イ
ンキングロール14の表面にワックス系樹脂のもつ軽い
粘着力によってインク膜を形成、付着させ、それをイン
キングロール14とバックアップロール18aとの間に
狭持されたインク保持体11の穴31に、ロール圧力で
もって固形インク13を摺り付けるように埋め込み、次
にバックアップロール18bとドクターブレード16に
よってインク保持体11の表面に付着した余分な固形イ
ンク13を掻き落とす。また、゛インク供給は、インク
漕l7に溜めてある固形インク13を、ヒータによって
予め融解させ、均一に不ンキングロール14の表面に粘
着力と表面張力によってインク膜を形成、付着させても
よい。そのようにして穴31に固形インクを保持したイ
ンク保持体11は、従来の熱転写記録方式と同様に、サ
ーマルヘッド20とプラテン21により記録紙22と狭
持され、サーマルヘッド20に記録信号を印加すると、
第4図(a)に示すように、記録信号が印加された分だ
けサーマルヘッド20のヒータ部33が発熱し、その位
置に対応した前記穴31の位置の固形インク32のみが
溶融し、その溶融した固形インク34はその表面張力に
より記録紙22の表面に一部浸透、冷却され、その固着
力によって転写される。そして、熔融せず転写されなか
った部分の固形インク35は、インク保持体11に付着
したままである。そして、再び前記インク供給器に戻り
、転写された分だけ前述の方法で固形インク13が補給
される。その結果、インク保持体11は常時繰り返し使
用することができる。また、本発明のプリンタは基本的
にはインク保持体11と、インク漕17のみで構成され
ているため、プリンタの小型化に寄与できる。
次に、インク保持体11について説明する。
インク保持体11の一番目の例は、例えばステンレス、
ニッケルなどの金属かまたはポリイミド、四弗化エチレ
ンなどの耐熱性と耐摩耗性のある樹脂でできた厚さ10
〜100pmの薄膜に、エッチング、エレクトロフオー
ミングなどの手段で、薄膜に第2図(a)の平面図に示
すように直径10〜100pmの多数の微細な貫通孔3
1を形成し、それを無端ベルト状に構成したものである
他の例としては、例えばステンレス、ニッケルなどの金
属などの耐熱性、良熱伝導性と耐摩耗性のある材料でき
た厚さ10〜100μmの薄膜に、第2図(b)の断面
図に示すように直径10〜100pmの多数の微細な穴
(非貫通孔)31をエッチング若しくは塑性加工などの
手段により凹状に形成し、それを第3図に示すように記
録用紙の幅か、それより若干長い長さLをもつ円筒形状
のベルトに構成する。この場合の動作を第4図(b)を
用いて説明する。サーマルヘッド20に記録信号を印加
すると、第4図(b)に示すように、記録信号が印加さ
れた分だけサーマルヘッド20のヒータ部33が発熱し
、その位置に対応した前記穴31の位置の固形インク1
3は、図の部分工に示すようにヒータ部33に接したイ
ンク保持体11の面から熱が伝わって穴31の底部から
溶融し始め、部分IIに示すように記録紙22に接した
面の方へ融解が進行する。次にヒータ一部33がオフに
なると、溶解されたインクは凝固し始めるが、余熱のた
め図の部分11I,IVに示すようにさらに融解が進行
し、記録紙22にインクの表面張力によって浸透する。
紙に浸透したインクは、直ちに記録紙22によって熱が
奪われ冷却、凝固する。そして、図の部分V,VIに示
すように、その凝固したインクの固着力によって転移さ
れる。
その転移されるインク画素は、第5図に示すように、ヒ
ータ部33の1個分の面積に穴31が複数個配置されて
おり、すなわち記録される1画素が第5図の2重斜線で
表される複数のドットで形成されるために、万一1つの
穴にインクが充填できなかったときでも、他の残りの孔
に保持されているインクで画素を形成することが可能で
あるために、プリンタにとって致命的な記録下ット抜け
を起こしにくく、信頼性の高い記録が実現できる。そし
て、転移されなかった部分の固形インク13は、インク
保持体11の穴31に付着したままである。そして転写
した後、インク保持体11は回転して前記インク供給器
へ戻り、転移された分だけ前述の方法でインクが補給さ
れる。その結果、インク保持体11は常時繰り返し使用
することができる。また、インク保持体11の穴31を
貫通孔でなく、非貫通孔にしたことにより利点を述べる
と、サーマルヘッド20側に接触する面が完全に平坦と
なるので、サーマルヘッド20との接触性が良くなり、
かつインク保持体11の材料に高熱伝導材を使うことと
の相乗効果により、熱伝導効率が良くなるため、従来に
比べて高速記録が可能となる。また、サーマルヘッド2
0とインク保持体11との接触部の滑りが良くなるので
、サーマルヘッド20のヒータ部33の摩耗による損傷
がなくなるという利点がある。それから、穴31の中の
固形インク13とサーマルヘッド20とは直接接触され
ることはないので、サーマルヘッド20のヒータ部33
にインクの汚れ、付着が生じることなく、固体インク3
1の焦げ付きによる損傷がなくなるという利点もある。
次に、第2の実施例を第6図に示す。本実施例は第1図
に示す実施例がサーマルヘッドとインク供給手段が固定
され、移動するインク保持体と同期して送られる記録祇
22に記録するライン型プリンタ゜に対してサーマルヘ
ッドとインク供給手段を含んだキャリッジを左右に移動
させて1行ずつ記録するシリアル型プリンタである。
この第2の実施例で用いられるプリンタのインク保持体
11は幅が少なくとも印字される文字の高さの分あって
、かつ長さが、キャリッジが移動可能な長さ、すなわち
印字範囲の分だけの長さを有しており、そのインク保持
体11の両端をプリンタの左右端に固定し、第6図に示
すようにキャリッジ64上においては複数のガイドロー
ラー63によって張設する。そして、第1の実施例で述
べた固形インク13をインク保持体11の六31に供給
するインク供給器62が設けられている。インク保持体
11はプリン夕の左側に固定される左端に続く左側部分
がインク供給器62内を通り、続けてガイドローラ63
に案内されてサーマルヘッド20とプラテン2l及び記
録紙22の間を通り、他のガイドローラ63に案内され
て右側部分がインク供給器62内を通り、プリンタの右
側に固定される右端に続くよう張設される。
すなわち、キャリッジ64を移動させて印字するとき、
インク保持体11は固定されているが、片方向へ第1の
実施例で述べたのと同じ原理で記録した後、キャリッジ
64を反転動作させると、インク保持体11は移動する
キャリッジ64のインク供給器62によって、転写され
た分だけインクが補給される。また、第7図に示すよう
に1つのキャリッジ64に2個のインキング装置62を
サーマルヘッド20の両脇に設ければ、往復印字が可能
な熱転写プリンタが得られる。
以上の実施例で説明したステンレス製の板厚20pmの
ベルト状の薄板にエッチング加工によって穴を作成した
インク保持体と溶融温度70°Cのワックス、樹脂混合
の固体インクを用いた熱転写ブリンタを試作し、実験を
行なった結果、高速でかつ良好な印字品質を得た。
(発明の効果) 以上、述べたような構成を採用することによって、従来
の熱転写プリンタの経済性、および印字速度の問題を解
決し、インクを効率よく記録紙に転写することが出来る
経済的効率の高い高速記録が可能なプリンタが得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱転写プリンタの構成を示す図、第2
図(aXb)はインク保持体の断面図、第3図はインク
保持体の斜視図、第4図(a)(b)は記録原理を示す
図で、第5図はインク保持体の孔とサーマルヘッドのヒ
ータ部との位置関係を示した図、第6図、第7図は第2
の実施例であるシリアル型プリンタの構成を示す図、第
8図は従来の熱転写プリンタの構成を示す図である。図
中において、11はインク保持体、l3は固形インク、
l4はインキングロール、20はサーマルヘッド、21
はプラテン、22は記録紙、31は穴、62はインク供
給器、64はキャリッジである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長さ方向に走行される可撓性のベルト状インク保
    持体と、前記インク保持体の穴に熱溶融性を有する固形
    インクを収納させるインク供給手段と、前記インク保持
    体の前記固形インクを収納、保持した穴と記録紙の記録
    面とを対向させた状態で前記記録紙との間に前記インク
    保持体を挟持して記録信号に応じて前記穴に保持された
    固形インクを溶融させて記録紙に着色転写させるサーマ
    ルヘッドとを備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. (2)前記インク保持体が多数の非貫通孔を有し、微小
    な凹点の集まりをなす特許請求範囲第1項記載の熱転写
    プリンタ。
  3. (3)前記インク保持体が耐熱性を有する特許請求範囲
    第1項記載の熱転写プリンタ。
  4. (4)前記インク保持体が熱の良導体である特許請求範
    囲第1項記載の熱転写プリンタ。
JP1111502A 1988-10-28 1989-04-28 熱転写プリンタ Pending JPH02238980A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27365688 1988-10-28
JP63-273656 1988-10-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02238980A true JPH02238980A (ja) 1990-09-21

Family

ID=17530728

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1111502A Pending JPH02238980A (ja) 1988-10-28 1989-04-28 熱転写プリンタ

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JP (1) JPH02238980A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05201139A (ja) * 1992-01-29 1993-08-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録方法及びその装置
CN107584910A (zh) * 2017-10-23 2018-01-16 湖州天骊正隆电子科技有限公司 一种资源节约型两用色带盒装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05201139A (ja) * 1992-01-29 1993-08-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録方法及びその装置
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