JPH02229068A - 熱転写記録方式のシリアルプリンタ - Google Patents

熱転写記録方式のシリアルプリンタ

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JPH02229068A
JPH02229068A JP5112789A JP5112789A JPH02229068A JP H02229068 A JPH02229068 A JP H02229068A JP 5112789 A JP5112789 A JP 5112789A JP 5112789 A JP5112789 A JP 5112789A JP H02229068 A JPH02229068 A JP H02229068A
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JP
Japan
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ink
carriage
holes
printing
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP5112789A
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English (en)
Inventor
Toyoji Shioda
潮田 豊司
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサーマルヘッドを用いて、普通紙に記録可能な
熱転写記録方式のシリアルプリンタに関する。
〔従来の技術〕
従来のサーマルヘッドを用いて普通紙に記録可能な熱転
写記録方式のシリアルプリンタの基本的構成は、第6図
に示すように、ポリエステル紙、セロハン紙、コンデン
サ紙などの材料でできたフィルムベースの上に、熱溶融
材料例えば、ワックスをベースとしたものに着色剤を混
合したものなど、比較的融点の低いインクを塗布したイ
ンクリホン201を予め巻き取っであるリール202か
らガイドローラー104を介して発熱抵抗体を複数個、
直列に配置したサーマルヘッド118と用紙121との
間に挟み、適当な圧力をプラテン120とサーマルヘッ
ド118の間でかけながら、サーマルへラド118に加
えられた印字信号に応じて発熱抵抗体が加熱され、イン
クリボン201のインクを溶融し転写して記録し、記録
済みのインクリボンはリール203に巻き取るものであ
る。
また、このような熱転写記録方式は、記録媒体として普
通紙だけでなく○HPフィルムのようなポリエステルな
どの樹脂系材料にも印字できるという特長を有している
。しかし、インクを記録媒体に転写した後のインクリボ
ン201は再び使用することができないという欠点を有
している。そのために、前述のように未使用のインクリ
ボンを巻き付けたり−ル202の他に、使用済みのイン
クリボン201を巻き取るリール203が必須である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の熱転写記録方式のシリアルプリンタでは
、インクリボン201は熱転写された部分以外はインク
が残され、使われないままリール203に巻き取られる
という不経済な面があり、またインクリボンは片方向の
み送って印字することから、往復印字が不可能で高速印
字には不利であるという問題があった。さらに、使用済
みのインクリボンには出力され文字が反転した形になっ
て残り、これは第3者が容易に識別することが可能なの
で、秘密保持上問題がある。これらの問題点は従来の熱
転写記録方式のプリンタを使用するにあたって、その使
用価格を非常に高価なものにするという問題があった。
本発明の目的は、これらの問題点を解決し、高速印字が
可能で、かつインクを効率よく記録媒体に転写する使用
価格の安いすなわち、経済的効率の高い熱転写記録方式
のシリアルプリンタを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の熱転写記録方式のシリアルプリンタは、印字機
構部を搭載して用紙の前面を横切るように往復移動する
キャリッジと、多数の孔を有する可撓性の薄膜ベルト状
のインク保持体と、前記キャリッジに搭載され前記イン
ク保持体の前記孔にインクを充填するインク供給手段と
を含み、前記インク保持体は前記キャリッジ上を通り、
少くとも前記キャリッジ上以外の部分が前記キャリッジ
の移動方向に沿うように両端が固定され、前記キャリッ
ジ上では前記印字機構部を通りかつ、その両側で前記イ
ンク供給手段を通り、前記インク保持体の前記インク供
給手段で前記孔にインクが充填された部分が前記キャリ
ッジの移動とともに前記印字機構部を通り記録信号に応
じて前記孔に充填されたインクが前記用紙に転写される
ことを特徴とする。
〔作用〕
本発明のインク保持体は、左右端から印字機構に対して
両側でそれぞれインク供給手段を通過させるように配置
されているため、キャリッジを左右に移動させて印字動
作を行なうのと同時に、転移されて空胴になった孔の部
分に固形インクが補充される。従って消費されたインク
を補填し再使用することが可能なので、必要な分だけイ
ンクを消費することができ、またキャリッジを左右に移
動させてもインク保持体にインクを常に供給する事がで
きるので往復印字が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しなから説明
する。
第1図は、本発明の一実施例のシリアルプリン、夕の構
成を示す図である。インク保持体は、スクリーンベルト
101であり、例えばステンレス、ニッケルなどの金属
かまたはポリイミド、四弗化エチレンなどの耐熱性と耐
磨耗性のある樹脂でできた厚さ10〜1100A1の薄
膜に、エツチング、エレクトロフォーミングなどの手段
で、薄膜に第2図に示すように直径10〜100μmの
孔102を後述のサーマルヘッドの抵抗発熱体であるヒ
ータ一部112の1素子に複数個またがるように配置、
形成し、それをベルト状に構成する。
そのスクリーンベルト101はスクリーンベルト101
の両端をプリンタの左右端に固定し、第1図に示すよう
にキャリッジ上においては複数のガイドローラー104
によって張設する。
そして、溶融点が60〜150℃程度の比較的低い溶融
点を有しかつ常温でも可塑性のあるワックス系などの樹
脂に、染料を添加した固形インクをスクリーンベルト1
01の孔102に供給するインキング装置106が設け
られている。スクリーンベルト101はプリンタの左側
に固定される左端に続く左側部分がインキング装置10
6内を通り続けてガイドローラ104に案内されてサー
マルヘッド118とプラテン120および用紙121の
間を通り、他のガイドローラ104に案内されて右側部
分がインキング装置106内を通り、プリンタの右側に
固定される右端に続くように張設される。
このインキング装置106は、第3図(a)の側断面図
に示すようにインク槽108の底部の裏側に設けられた
ヒーター109によって、インク槽108内に投入され
た固形インクの塊であるインクペレット110を溶融さ
せるように底部を発熱させる。その溶融されたインク1
11はインク供給部116に供給させる。インク供給部
116は、第3図(b)の上からみた断面図に示すよう
に、回転可能なインキングローラー112、および両わ
きに回転可能な2個のベルトローラー114L、114
Rが設けらており、それぞれスクリーンベルト101の
左側部分LOLLと右側部分101Rがかけられている
。そして、インキングローラー112の位置に、インキ
ングローラー112とフレーム107との間に、スクリ
ーンベルト101の板厚と同等か、わずかに広い間隙を
もつ薄層部113を設けるように構成され、その薄層部
113によって溶融インク111が表面張力の 力で、
直立したインキングローラー112の円筒面全体に転移
され、両ベルトローラー114L、114Rとの間にイ
ンク層115を形成する。
キャリッジ105を左右に移動させて印字するとき、ス
クリーンベルト101の両端は固定されているが、移動
するキャリッジ105上のインキング装置106から見
て、スクリーンベルト101は各ローラー112.11
4L、114Rを回転させながら移動することになる。
各ベルトローラー114L、114Rとインキングロー
ラー112との間に挟持されたインク層115の中をそ
れぞれ同時に通過するスクリーンベルト101L、10
1Rの孔102にインクを供給させる。
そして、スクリーンベルト101のインクが供給された
部分はインキング装置106外に射出、冷却される。そ
の結果、キャリッジの左右側部分より出ているスクリー
ンベルト101L、101Rの孔102の中の充填され
た溶融インクは凝固、保持され、かつキャリッジ105
が左右に移動してもスクリーンベルト101には常にイ
ンクが供給される。従って、キャリッジ105が左右の
いかなる方向に移動してもサーマルヘッド118部のス
クリーンベルト101は常にインクが充填されている。
もし、インキング装置106のインク槽108内のイン
クが消費されて、スクリーンベルト101の孔102に
インクを供給できなくなったら、第1図に示すようにイ
ンキング装置106からサーマルへラド118へ至るス
クリーンベルト101の経路の途中に発光体と光センサ
とで構成された光学式のインクセンサ119を設け、ス
クリーンベルト101の孔102のインクの有無を検出
し、ブザーを鳴らすなど、警告を発して、オペレーター
にインクペレット110の補給を促すようにすればよい
そのようにして孔102に固形インクを保持したスクリ
ーンベルト10.1は、従来の熱転写記録方式と同様に
、サーマルヘッド118とプラテン120により用紙1
21と挟持され、サーマルヘッド118に記録信号を印
加すると、第4図に示すように、記録信号が印加された
分だけサーマルヘッド118のヒータ一部122が発熱
し、その位置に対応した孔102の位置の固形インクは
、図の部分■に示すようにヒータ一部122に接した面
から溶融し始め、部分■に示すように用紙121に接し
た面の方へ融解が進行する。次にヒータ一部122がオ
フになると、溶解されたインクは凝固し始めるが、余熱
のため図の部分■、■に示すようにさらに融解が進行し
、用紙にインクの表面張力によって浸透する。紙に浸透
したインクは、直ちに用紙121によって熱が奪われ冷
却、凝固する。そして、図の部分V、■に示すように、
その凝固したインクの固着力によって転移される。
その転移されるインク画素は第2図で説明したように、
記録される1画素が第2図の2重斜線で表される複数の
ドツトで形成されるために、万一1つの孔102にイン
クが充填できなかったときでも、他の残りの孔に保持さ
れているインクで画素を形成することが可能であるため
に、プリンタにとって致命的な記録ドツト抜けを起こし
にくく、信頼性の高い記録が実現できる。そして、転移
されなかった部分の固形インク123は、スクリーンベ
ルト101の孔102に付着した才まである。そして1
行分印字した後、キャリッジ105を反転動作させると
、スクリーンベルト101は前記インキング装W106
を再び通過し、転移された分だけ前述の方法でインクが
補給される。
また、本発明の他の実施例として、第3図のインキング
装置106′のローラーを、第5図(a)に示すように
インキングローラー112a、112bの2本のみとし
、インク槽108内の溶融インクを薄層部113へ供給
し、2個のインキングローラー112a、112bとの
間にスクリーンベルト101を直交的に通過させて、ス
クリーンベルト101の孔にインクを充填するようにイ
ンキング装置106′を構成し第5図(b)に示すよう
に2個のインキング装置106L、106Rをシリアル
プリンタのキャリッジ105上のサーマルヘッド118
の両わきに設けるのもよく、第1図に示す実施例と同様
な効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上、述べたように本発明は、従来の熱転写記録方式の
シリアルプリンタの経済性、および印字速度の問題を解
決し、インクを効率よく記録紙に転移することが出来る
経済的効率の高い高速記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す斜視図、第2図
は第1図に示すスクリーンベルト1゜1の部分拡大図、
第3図は第1図に示すインキング装置の構成を示す図で
第3図(a)は側断面図、第3図(b)は横断面図、第
4図は第1図に示すサーマルヘッド118の記録原理を
示すための断面図、第5図は本発明の他の実施例を示す
図で、第5図(a)はそのインキング装W1゜6′の構
成を示す断面図、第5図(b)は第5図(a)のインキ
ング装置106′を用いたシリアルプリンタの構成を示
した平面図、第6図は従来の熱転写記録方式のシリアル
プリンタの構成を示す斜視図である。 図中において、101はスクリーンベルト、106はイ
ンキング装置、110はインクペレット、112はイン
キングローラー、113は薄層インク供給部、114L
、114Rはベルトローラー、115はインク層、11
8はサーマルヘラドである。 図 4>ソべLット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 印字機構部を搭載して用紙の前面を横切るように往復移
    動するキャリッジと、多数の孔を有する可撓性の薄膜ベ
    ルト状のインク保持体と、前記キャリッジに搭載され前
    記インク保持体の前記孔にインクを充填するインク供給
    手段とを含み、前記インク保持体は前記キャリッジ上を
    通り、少くとも前記キャリッジ上以外の部分が前記キャ
    リッジの移動方向に沿うように両端が固定され、前記キ
    ャリッジ上では前記印字機構部を通りかつ、その両側で
    前記インク供給手段を通り、前記インク保持体の前記イ
    ンク供給手段で前記孔にインクが充填された部分が前記
    キャリッジの移動とともに前記印字機構部を通り記録信
    号に応じて前記孔に充填されたインクが前記用紙に転写
    されることを特徴とする熱転写記録方式のシリアルプリ
    ンタ。
JP5112789A 1989-03-02 1989-03-02 熱転写記録方式のシリアルプリンタ Pending JPH02229068A (ja)

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