JPH03253383A - 熱転写プリンタのインキング装置 - Google Patents

熱転写プリンタのインキング装置

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JPH03253383A
JPH03253383A JP5091990A JP5091990A JPH03253383A JP H03253383 A JPH03253383 A JP H03253383A JP 5091990 A JP5091990 A JP 5091990A JP 5091990 A JP5091990 A JP 5091990A JP H03253383 A JPH03253383 A JP H03253383A
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JP
Japan
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ink
inking roller
cylinder
inking
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP5091990A
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English (en)
Inventor
Toyoji Shioda
潮田 豊司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱転写記録方式を用いたプリンタにおけるイン
ク保持体を繰り返し再生利用するインキング装置に間す
る。
〔従来の技術〕
従来、サーマルヘッドを用い普通紙等の記録媒体に印字
する熱転写記録方式のプリンタは、その基本的構成とし
て第5図に示すように、ポリエステルフィルムの上に、
熱溶融性材料、例えば、エステルワックスなどのバイン
ダー材に顔料などの着色剤を添加したものなど、比較的
溶融点の低いインクを塗布したインクリボン201が用
いられる。このインクリボン201はリール202に予
しめ巻き取られており、ガイドローラ104を介してリ
ール203へ送られるようになっている。このように用
意されたインクリボンの内り一ル202とリール203
とのほぼ中央部分を、直線状に配置された複数個の発熱
抵抗体から戒るサーマルヘッド118と記録用紙121
との間に挟み、適当な圧力をプラテン120とサーマル
ヘッド118との間でかける。このときサーマルへ・ノ
ド118に加えられた印字信号に応じ発熱体が加熱され
、インクリボン201のインクが溶融し記録媒体に転写
記録される。記録済のインクリボンはリール203に巻
き取られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、インクリボンの記録媒体に転写した部分にはイ
ンクは残らないので再び使用することができないという
欠点がある。また、インクリボン201の転写された部
分以外はインクが残され使用されないまま廃棄されると
いう不経済な面もあつた。さらに、使用済みのインクリ
ボンには出力された文字が反転した形で、しかも第三者
が容易に識別できる形で残るため、機密漏洩防止という
点から非常に問題となっている。これに対し、特開昭6
2−48594号公報および特開昭62−56177号
公報に開示されているように、インクリボンを耐熱、耐
久性のあるベルト状インク保持体に置換え、それにイン
クを収納し、そしてサーマルヘッドによって記録媒体に
インクを転写し、再びインク保持体にインクを供給する
ことによってこれを解決する提案がある。しかし、いず
れもインク供給装置として、インク容器内にインク保持
体をとぶ漬け、もしくは、回転ローラをとぶ漬けし加圧
ローラで挟み込むようにして、インク保持体にインクを
供給し、さらに余分なインクをナイフェツジによって掻
き落とすという方法をとっている。これらのインキング
装置は加圧ローラ、ナイフェツジがあるためインク保持
体を走行させるときにインク保持体に必要以上に大きな
負担がかかり、この種のプリンタの実用化を大きく阻害
していた。
本発明は、上記課題を解決した熱転写プリンタのインキ
ング装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、上部開口部および下部開口部を有し内
側下部に熱溶融性インクを貯蔵するとともにヒーターが
装着された保持部により保持加熱される円筒状のシリン
ダと、前記シリンダを内包し前記シリンダの外周部との
間に予しめ定めた微小間隙を介して回転自在に配置され
前記シリンダの下部開口部から加熱溶融され排出された
インクを内周部から浸透貯蔵し外周部より排出する多孔
質なインキングローラと、前記インキングローラの外周
部に接触配置され従動回転する表面平滑なサブインキン
グローラとを有し、インク保持体を前記インキングロー
ラの外周部回転方向に巻き付け移動させさらに前記サブ
インキングローラの外周部逆回転方向に接触移動させ剪
記巻き付け移動に伴い回転する前記インキグローラから
排出された前記熱溶融性インクを前記インク保持体の表
面に塗布するとともに塗布されたインクの表面を前記サ
ブインキングローラにより平滑化する熱転写プリンタの
インキング装置が得られる。
〔作用〕
本発明によれば、インキング装置の円筒状シリンダの中
に予め熱溶融性インクを入れ、シリンダを加熱すること
により溶融したインクを下部開口部を通して、シリンダ
外周面とシリンダを内包した多孔質なインキングローラ
内周面との間の微小間隙にインクの表面張力によって充
填し、この充填したインクをさらにインキングローラの
多孔質を利用してその内側から外側へ浸透貯蔵させる。
このインクが浸透し排出されるインキングローラの外周
面にインク保持体を巻き付け、巻き付けられたインク保
持体を移動させながらインクをインク保持体に転移塗布
させる。インク保持体の移動に伴い回転するインキング
ローラに従動して回転するサブインキングローラによっ
て転移されたインクの表面を平滑化する。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明のインキング装置の一実施例を示す側面
断面図である0円筒状のシリンダ301は、シリンダ保
持部300を介して連結されたヒータ302によって加
黙され、常時80〜150℃の温度に設定されている。
さらに、このシリンダの内部には、熱溶融性インクが入
れられており、加燕により溶融されたこのインクは底部
に蓄えられている。なお、この熱溶融性インクとしては
、例えば、従来の技術の項で説明したインクを用いるこ
とができる。シリンダ301の外周側に、例えば、金属
粉末を焼結することにより互いに連結しあった多孔質な
無数の毛細管の集合体をなす焼結金属で形成された円筒
状のインキングローラ304が回転可能に配置されてい
る。このインキングローラ304は保持部300を介し
てシリンダ301と同様に加黙されている。このインキ
ングローラ304の内周面とシリンダ301の外周面と
の間には毛細管現象を利用するために予じめ定めた数m
m以下の微小間隙305が形成されている。したがって
、シリンダ301に蓄えられたインク303は下部の開
口部306を介して微小間隙305へ表面張力により供
給される。この供給されたインクはさらにインキングロ
ーラ304の内部にもその焼結体の毛細管現象によって
インクが浸透される。すなわち、インキングローラ30
4自身がインク303を含有したものになっている。そ
して、インキングローラ304の外周部に接触し回転可
能であって、インキングローラ304と同じ長さのサブ
インキングローラ308が設けられている。このサブイ
ンキングローラ308はインキングローラ304の回転
に従動するようになっている。
次に第2図を参照して説明する。この図は第1図に示す
インキング装置の上面断面図である。インク保持体10
1のインク転移面とインキングローラ304の外周面が
予しめ定めた長さの骨接触するように、ガイドローラ3
12によってインク保持体101をインキングローラ3
04に巻き付け、さらに、ガイドローラ312とインキ
ングローラ304との間に配置されたサブインキングロ
ーラ308の外周面とインク保持体101のインク転移
部が部分的に接触するように位置付けする。インク保持
体101をインキングローラ304の回転方向に走行さ
せると、インキグローラ304の外周面に浸透したイン
クの表面張力によりインク保持体lotにインクが転移
される。なお、インク保持体101の走行の高速化、す
なわち記録速度を上げるには、インキングローラ3゜4
とインク保持体101の接触長さを長くとり接触時間を
ほぼ同じにすればよく、これはインキングローラ304
の径を大きくすれば実現できる。
次に、サブインキングローラ308を設けた理由を説明
する。多孔質なインキングローラ304の表面は砂のよ
うに極めて粗く、したがって、インク保持体101に転
移されるイ〉・り膜309は第3図(a)に示す如くそ
の表面が粗く、濃度むら、1写不良など印字品質を損な
う原因となる。
そのため、転移されたインク膜309の表面を平滑にす
る必要がある。そのため、第3図(b)に示すように、
表面が平滑なサブインキングローラ308の表面とイン
ク保持体101のインク転移面とを接触するように配置
する。この結果、サブインキングローラ308はインキ
ングローラ303の回転に従動し、インク保持体101
の進行方向とは逆向きの方向へ回転する。この逆回転す
るサブインキングローラ308の表面が接触することに
よって、まだ凝固されていないインク膜309はその表
面が平滑され、厚みが数μmNf&の平滑なインク膜3
09′が形成される0発明者の実験によると、適度の張
力が与えられ走行するインク保持体101上に、膜厚1
0μm程度の均一で平滑なインク膜309′を作ること
ができた。
第4図は、このように構成されたインキング装置307
とサーマルヘッド118を含んだキャリ・ソジ310を
有するシリアルプリンタの一実施例を説明する図である
。この実施例で用いられるプリンタのインク保持体10
1は幅が少なくとも印字される文字の高さの分あって、
がっ、長さがキャリッジ310移動可能な長さ、すなわ
ち印字範囲の分だけの長さを有している。そして、その
インク保持体101の両端をプリンタの左右端311R
,311Lに固定し、第4図に示すようにキャリッジ3
10上において複数のガイドローラ312によって張設
する。そして、インク保持体101はプリンタの左側3
11Lに固定される左端に続く右側部分がインキング装
置307内を通り、続けてガイドローラ312に案内さ
れてサーマルヘッド118とプラテン120および記録
紙121の間を通り、他のガイドローラ312′に案内
され、プリンタの右側311Rに適当な張力をもって張
設される。このようにすることにより、キャリッジ31
0を第4図を見て右側方向に移動させ記録した後、サー
マルヘッド118を手前(図では下側)へ退避させてキ
ャリッジ310を左側に復帰させると、インク保持体1
01の記録された部分は再び反対側から通過するキャリ
ッジ310のインキング装置によって、先の第3図で説
明したようにインクが再供給される。なお、印字中にお
いてもインクの供給がなされるが、キャリッジ310の
左側への復帰のときもインク供給が行われ、このときイ
ンクの平滑化および凝固がなされる。そして次の記録動
作をする時インク保持体101上のインクは十分凝固さ
れているので、高速記録時においても記録紙121の地
汚れを生じることがない。
なお、実施例の説明は、プリンタの記録形態としてシリ
アルプリンタ、ラインプリンタなどによって実施例の制
限を記したものではなく、他の記録形態においても本発
明を適用できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、インク保持体自身の寿命がくるまで再
利用でき非常に経済的である。さらに、インク保持体に
文字が残らないので機密漏洩を完全に防止できる。また
さらに、インク保持体に必要以上の大きな負担がかから
ないので、高速印字が可能となるばかりか、インク保持
体の高寿命化も実現できるという大きな効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面断面図、第2図は
本発明の一実施例を示す上面断面図、第3図(a)(b
)はインク塗布の動作を説明する図、第4図は第1図に
示すインキング装置を用いたシリアルプリンタの構成を
示す上面図、第5図は従来の熱転写プリンタの構成を示
す斜視図である。 101・・・インク保持体、300・・・シリンダ保持
部、301・・・シリンダ、302・・・ヒータ、30
3・・・熱溶融性インク、304・・・インキングロー
ラ、305・・・微小間隙、307・・・インキング装
置、308・・・サブインキングローラ、118・・・
サーマルヘッド、121・−・記録紙。 第  f 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リボン状インク保持体のインクを部分加熱し記録媒体に
    印字する熱転写プリンタのインキング装置において、上
    部開口部および下部開口部を有し内側下部に熱溶融性イ
    ンクを貯蔵するとともにヒーターが装着された保持部に
    より保持加熱される円筒状のシリンダと、前記シリンダ
    を内包し前記シリンダの外周部との間に予じめ定めた微
    小間隙を介して回転自在に配置され前記シリンダの下部
    開口部から加熱溶融され排出されたインクを内周部から
    浸透貯蔵し外周部より排出する多孔質なインキングロー
    ラと、前記インキングローラの外周部に接触配置され従
    動回転する表面平滑なサブインキングローラとを有し、
    前記インク保持体を前記インキングローラの外周部回転
    方向に巻き付け移動させさらに前記サブインキングロー
    ラの外周部逆回転方向に接触移動させ前記巻き付け移動
    に伴い回転する前記インキグローラから排出された前記
    熱溶融性インクを前記インク保持体の表面に塗布すると
    ともに塗布されたインクの表面を前記サブインキングロ
    ーラにより平滑化することを特徴とする熱転写プリンタ
    のインキング装置。
JP5091990A 1990-03-02 1990-03-02 熱転写プリンタのインキング装置 Pending JPH03253383A (ja)

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