JPH04197061A - モールド整流子 - Google Patents
モールド整流子Info
- Publication number
- JPH04197061A JPH04197061A JP32859490A JP32859490A JPH04197061A JP H04197061 A JPH04197061 A JP H04197061A JP 32859490 A JP32859490 A JP 32859490A JP 32859490 A JP32859490 A JP 32859490A JP H04197061 A JPH04197061 A JP H04197061A
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- Japan
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- commutator
- grooves
- molded
- insulator
- axial direction
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電動工具や家庭電化機器、たとえば電気掃除
機のモータに使用するモールド整流子に関するものであ
る。
機のモータに使用するモールド整流子に関するものであ
る。
従来の技術
従来よりこの種のモールド整流子は、引抜き導伝材より
打ち抜き形成または円筒状導電材より形成した整流子片
にフェノール樹脂等のプラスチックの絶縁材料を注型し
、その後、相隣る整流子片間を連結している橋絡部を切
除し、各整流子片間を電気的に分離させる。一方、各整
流子片に形成した突起等により、前記注型絶縁物との係
合により遠心力に対して、各整流子片が離脱しないよう
にしているのが通例である。
打ち抜き形成または円筒状導電材より形成した整流子片
にフェノール樹脂等のプラスチックの絶縁材料を注型し
、その後、相隣る整流子片間を連結している橋絡部を切
除し、各整流子片間を電気的に分離させる。一方、各整
流子片に形成した突起等により、前記注型絶縁物との係
合により遠心力に対して、各整流子片が離脱しないよう
にしているのが通例である。
しかるに近年になって、モータの小型軽量化。
性能向上、高入力化、高速化に伴い整流子片の浮き上か
りにより、ブラシ寿命が極端に短くなる現象や著しい場
合には上記整流子片が飛び出すという問題が生じていた
。
りにより、ブラシ寿命が極端に短くなる現象や著しい場
合には上記整流子片が飛び出すという問題が生じていた
。
以下、図面を参照しながら上述したような従来のモール
ド整流子について説明を行う。
ド整流子について説明を行う。
第5図、第6図は従来のモールド整流子の構成を示すも
ので、第5図は従来のモールド整流子を回転軸に垂直な
面で切断した断面図であり、第6図は回転軸に平行な面
で切断した断面図である。
ので、第5図は従来のモールド整流子を回転軸に垂直な
面で切断した断面図であり、第6図は回転軸に平行な面
で切断した断面図である。
1は銅合金よりなる整流子片であり、脚部2およびテー
パ一部3が形成されており、モールド材4により保持さ
れている。5はボスであり、その内周に回転子の回転軸
が圧入される。この整流子は、所定数の整流子片1とボ
ス5を配置し、モールド材4を注入することにより一体
成型される。
パ一部3が形成されており、モールド材4により保持さ
れている。5はボスであり、その内周に回転子の回転軸
が圧入される。この整流子は、所定数の整流子片1とボ
ス5を配置し、モールド材4を注入することにより一体
成型される。
モールド整流子は、モータ回転子の回転軸に固定されて
回転し、当接されたブラシとの間に接触状態を得て、整
流作用を行うものである。従って、整流子の表面は凸凹
がなく、平滑であることが要求される。
回転し、当接されたブラシとの間に接触状態を得て、整
流作用を行うものである。従って、整流子の表面は凸凹
がなく、平滑であることが要求される。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記のような構成では、個々の整流子片
を取り巻く、機械的および物理的条件は大きくばらつい
ている。したがって、整流子片へのコイルのヒユージン
グ接続時の熱ストレスや運転中のスパークによる温度上
昇、遠心力等により隣接する整流子片間に段差が生じ、
整流子表面は平滑さを失うことになる。これらは高入力
化、高速化が増すほど大きな問題となり、異常スパーク
の発生、ブラシの異常摩耗を生じることとなりモータ運
転に支障をきたすことになる。
を取り巻く、機械的および物理的条件は大きくばらつい
ている。したがって、整流子片へのコイルのヒユージン
グ接続時の熱ストレスや運転中のスパークによる温度上
昇、遠心力等により隣接する整流子片間に段差が生じ、
整流子表面は平滑さを失うことになる。これらは高入力
化、高速化が増すほど大きな問題となり、異常スパーク
の発生、ブラシの異常摩耗を生じることとなりモータ運
転に支障をきたすことになる。
また、最悪の場合には整流子片が飛び出してしまうとい
う事態も引き起こしかねない。
う事態も引き起こしかねない。
本発明は上記問題点に鑑み、高入力、高速回転時におい
ても、整流子片間段差を発生させずに円滑な整流作用を
図れる回転性能の向上したモールド整流子を提供するこ
とを目的とする。
ても、整流子片間段差を発生させずに円滑な整流作用を
図れる回転性能の向上したモールド整流子を提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段
この目的を達成するために本発明のモールド整流子は、
整流子片の軸方向両側端面に溝部を形成し、この溝部と
合致する絶縁物を配設するように構成されている。
整流子片の軸方向両側端面に溝部を形成し、この溝部と
合致する絶縁物を配設するように構成されている。
作用
本発明は上記構成によって、絶縁物が整流子片の軸方向
両側端面の溝部に入っているため整流子片の抜は強度を
向上させることができる。このため飛び出しによる段差
発生を防止し円滑な整流作用を図ることができる。
両側端面の溝部に入っているため整流子片の抜は強度を
向上させることができる。このため飛び出しによる段差
発生を防止し円滑な整流作用を図ることができる。
実施例
以下、本発明の一実施例のモールド整流子について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第1図、第2図は本発明の一実施例におけるモールド整
流子の構成を示すもので、第1図はモールド整流子を回
転軸に垂直な面で切断した断面図であり、第2図は回転
軸に平行な面で切断した断面図である。4はモールド材
、5はボスであり、これらは第5図、第6図の構成と同
じもので、同じ番号を付与し説明を省略する。1aは銅
合金よりなる整流子片であり、脚部2および軸方向両側
端面に溝部6が形成されており、この溝部6に合致する
絶縁物として円形のセラミック7が配置されている。
流子の構成を示すもので、第1図はモールド整流子を回
転軸に垂直な面で切断した断面図であり、第2図は回転
軸に平行な面で切断した断面図である。4はモールド材
、5はボスであり、これらは第5図、第6図の構成と同
じもので、同じ番号を付与し説明を省略する。1aは銅
合金よりなる整流子片であり、脚部2および軸方向両側
端面に溝部6が形成されており、この溝部6に合致する
絶縁物として円形のセラミック7が配置されている。
以上のように本実施例は、整流子片の軸方向両側端面に
溝部6を形成し、この溝部6に合致する絶縁物として円
形のセラミック7を配置して整流 4子片の飛び出しに
よる段差発生を防止し、円滑な整流作用を図る。
溝部6を形成し、この溝部6に合致する絶縁物として円
形のセラミック7を配置して整流 4子片の飛び出しに
よる段差発生を防止し、円滑な整流作用を図る。
以下、本発明の他の実施例について図面を参照しながら
説明する。第3図、第4図は回転軸に平行な面で切断し
た断面図であり、それぞれ角形。
説明する。第3図、第4図は回転軸に平行な面で切断し
た断面図であり、それぞれ角形。
三角形の絶縁物8,9が配置されている。
発明の効果
以上のように本発明は、整流子片の軸方向両側端面に溝
部を形成し、この溝部に合致する絶縁物を配設するとい
う構成により、整流子片の飛び出しによる段差発生を防
止することができる。また、整流子片の抜は強度が向上
するため従来構成品のモールド整流子では使用できなか
った高入力、高速回転のモータにも使用することができ
る。この分野は従来鉄クランプ式の高価な整流子を使用
せざるを得なかったが、本整流子を使用することにより
コストダウンも図れるなど、本発明のモールド整流子は
簡単な構成にて多大な実用的効果を奏する。
部を形成し、この溝部に合致する絶縁物を配設するとい
う構成により、整流子片の飛び出しによる段差発生を防
止することができる。また、整流子片の抜は強度が向上
するため従来構成品のモールド整流子では使用できなか
った高入力、高速回転のモータにも使用することができ
る。この分野は従来鉄クランプ式の高価な整流子を使用
せざるを得なかったが、本整流子を使用することにより
コストダウンも図れるなど、本発明のモールド整流子は
簡単な構成にて多大な実用的効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例におけるモールド整流子を回
転軸に垂直な面で切断した断面図、第2図は同モールド
整流子の回転軸に平行な面での断面図、第3図、第4図
は本発明の他の実施例におけるモールド整流子を回転軸
に平行な面で切断した断面図、第5図は従来のモールド
整流子を回転軸に垂直な面で切断した断面図、第6図は
同モールド整流子の回転軸に平行な面での断面図である
。 la・−・・・・整流子片、4・・・・・・モールド材
、6・・・・・・溝部、7・・・・・・絶縁物。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治明 ほか2名第1図
1a−jJシl八 へ+a 4−一一七−ルトオオ、、y
’= −6肌−爪ズ 第2図 、/1a 第3図 第5図 第6図 /′、4 2/
転軸に垂直な面で切断した断面図、第2図は同モールド
整流子の回転軸に平行な面での断面図、第3図、第4図
は本発明の他の実施例におけるモールド整流子を回転軸
に平行な面で切断した断面図、第5図は従来のモールド
整流子を回転軸に垂直な面で切断した断面図、第6図は
同モールド整流子の回転軸に平行な面での断面図である
。 la・−・・・・整流子片、4・・・・・・モールド材
、6・・・・・・溝部、7・・・・・・絶縁物。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治明 ほか2名第1図
1a−jJシl八 へ+a 4−一一七−ルトオオ、、y
’= −6肌−爪ズ 第2図 、/1a 第3図 第5図 第6図 /′、4 2/
Claims (6)
- (1)整流子片の軸方向両側端面に溝部を形成し、この
溝部と合致する絶縁物を配設し、かつ前記整流子片の脚
部をモールド材で保持してなるモールド整流子。 - (2)前記絶縁物はセラミックで構成した請求項1記載
のモールド整流子。 - (3)前記絶縁物は被覆金属で構成した請求項1記載の
モールド整流子。 - (4)前記絶縁物は絶縁クラッド品で構成した請求項1
記載のモールド整流子。 - (5)前記絶縁物は円形とした請求項1記載のモールド
整流子。 - (6)前記絶縁物は異形とした請求項1記載のモールド
整流子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32859490A JPH04197061A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | モールド整流子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32859490A JPH04197061A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | モールド整流子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04197061A true JPH04197061A (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=18212022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32859490A Pending JPH04197061A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | モールド整流子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04197061A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040026250A (ko) * | 2002-09-23 | 2004-03-31 | 주식회사 커뮤코리아 | 정류자 세그먼트 및 그를 이용한 정류자 제조방법 |
JP2007300704A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Mitsuba Corp | 電動モータおよびこれに用いられる整流子の製造方法 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32859490A patent/JPH04197061A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040026250A (ko) * | 2002-09-23 | 2004-03-31 | 주식회사 커뮤코리아 | 정류자 세그먼트 및 그를 이용한 정류자 제조방법 |
JP2007300704A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Mitsuba Corp | 電動モータおよびこれに用いられる整流子の製造方法 |
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