JPH04192088A - ハンディタイプバーコードリーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明（よ　バーコード読み取り用の光を照射する光照
射手段と、該照射される光を集光してバーコードに導く
集光レンズと、バーコードからの反射光を所定の読み取
り位置に映像として結像させる結像手段と、該結像され
る映像から情報を読み取る読み取り手段とを所定の配置
関係で本体ケース内に収納したハンディタイプバーコー
ドリーダに関する。

［従来の技術］ 従来より、ハンディタイプのバーコードリーダにおいて
、第５図に示す様に、光照射用のＬＥＤ基板Ａと集光レ
ンズＢは、両者を一体に固着する鋼製の取り付はステー
〇と小ネジＤとにより、光照射窓Ｅ近傍において本体ケ
ースＦとリジッドに固定されてい旭 本体ケースＦＬＬ　通常ＡＢＳ樹脂等で形成されており
、落下等によって加わる外部からの衝撃に対し、物理的
なひずみを生じる場合があった。

この落下の際には、把持部側にはケーブルがあるなどの
影響から光照射窓Ｅ側が床に打ち当たることが多し＼。

また、ハンディタイプのバーコードリーダ１表　その使
用態様から、光照射窓Ｅ近傍が商品や作業台に打ち付け
られることも多い。そして、この光照射窓Ｅの近傍はバ
ーコードラベルからの反射光を受は入れる大きな空間が
設けられており、剛性が低い。

この結果、こうした落下や打ち付けによる衝撃のため、
本体ケースＦの光照射窓Ｅの近傍部分は衝撃を受けてひ
ずむことがある。

［発明が解決しようとする課題］ このひずみ（表　本体ケースＦとリジッドな関係の取り
付はステー〇に直接作用して変形を起こさせ、さらにこ
の取り付はステー〇とリジッドな関係のＬＥＤ基板Ａお
よび集光レンズＢに対しても直接の変形力として作用し
、これらがはずれたり、曲がったり、割れたりするなど
といった破損を発生させた　このため、読み取り性能が
低下し、あるいは読み取りができないといった問題が生
じた［発明の目的］ 本発明は、例えばＬＥＤ基板や集光レンズ等を本体ケー
スとは非固着状態で収納することにより、落下等によっ
て発生する本体ケースのひずみを直接受けない様１ニし
、それ（二ともなう破損を防止して、読み取り性能が低
下したり読み取りができないといった事態の発生しない
ハンディタイプバーコードリーダを提供することを目的
として完成されん ［課題を解決するための手段］ かかる目的を達成するためになされた本発明のハンディ
タイプバーコードリーダは、 バーコード読み取り用の光を照射する光照射手段と、該
照射される光を集光してバーコードに導く集光レンズと
、バーコードからの反射光を所定の読み取り位置に映像
として結像させる結像手段と、該結像される映像から情
報を読み取る読み取り手段とを所定の配置関係で本体ケ
ース内に収納したハンディタイプバーコードリーダにお
いて、本体ケースの把持部側に固定されると共１：、本
体ケースからは浮いた状態で把持部と反対側の光照射窓
の近傍まで延びる腕を有する保持手段の該腕１″ニー前
記光照射手段と集光レンズとを所定の位置関係にて保持
させると共１：、該光照光照射と集光レンズとを本体ケ
ースと非固着状態にて収納したことを特徴とする構成の
ものとして完成された。

また、 バーコード読み取り用の光を照射する光照射手段と、該
照射される光を集光してバーコードに導く集光レンズと
、バーコードからの反射光を所定の読み取り位置（二映
像として結像させる結像手段と、該結像される映像から
情報を読み取る読み取り手段とを所定の配置関係で本体
ケース内に収納したハンディタイプバーコードリーダに
おいて、本体ケース内に配設さ札本体ケースの厚さ方向
に形成された摺動溝を有する摺動保持部材の該摺動溝に
、前記光照射手段と集光レンズとを摺動保持させると共
に、該光照射手段と集光レンズとを本体ケースと単に当
接させただけの非固着状態にて収納したことを特徴とす
る構成のものとしても完成され旭 ［作用］ 本−発明の請求項１に記載のハンディタイプバーコード
リーダにおいて（志保持手段の腕は本体ケースとは浮い
た状態であるから、本体ケースの光照射窓近傍に落下等
による衝撃力が作用しても、これが直に伝わらない。ま
た、把持部はある程度側にされるのが常である。このた
め、把持部側に衝撃が加わったとしても、保持手段が変
形することはない。従って、光照射手段と集光手段にも
落下に伴う本体ケースのひずみが直接作用することがな
く、両者における破損は発生しない。この結果、落下等
によって読み取り性能が低下したり読み取りができない
といった事態が発生することを良好に防止することがで
きる。

また、請求項２記載のハンディタイプバーコードリーダ
１よ光照射手段と集光レンズとを本体ケースの厚さ方向
へ摺動自在に所定の位置関係にて保持する摺動保持部材
にて保持する構成としたから、落下等によって本体ケー
スが厚さ方向にひずんだとしても、そのひずみによる影
響を避ける方向へ光照射手段と集光レンズが摺動して逃
げることができるから、請求項］記載のものと同様の作
用を奏する。なお、厚さに直交する方向への外力が加わ
ったとしても、この方向には本体の曲げ剛性が大きいこ
とから、ひずみは発生し難く、そちら方向への逃げは考
慮しなくてもたいして問題とはならない。

いずれにしても、光照射手段と集光レンズとが本体ケー
スとは非固着にして、本体ケースから直接そのひずみが
そのままの形で加わらない様にしたことによる作用が有
効なのであり、それが上記請求項のいずれかの構成によ
って具体的に実現されるのである。

［実施例］ 次に、本発明を適用した好適な実施例について、図面に
基づき説明する。

第１図は実施例としてのハンディタイプのバーコードリ
ーダ１の内部構成が理解できるように一部破断して示し
た斜視図である。

このバーコードリーダ］（ヨ　　ホストコンピュータ３
とケーブル５にて接続さね　このケーブル５側に所定長
さで形成された把持部１ａを手で持ち、ケーブル５とは
反対側で図示下方へ湾曲した先端部に備えた光照射窓１
ｂを商品等に付されたバーコードラベル７に対面させて
これに光を照射し、その反射光からバーコードラベル７
上に印刷されたバーコード９を読み取り、ケーブル５を
介してホストコンピュータ３へこの読み取り結果を送信
するためのものである。

このバーコードリーダ］（ヨ　上下二分割されるＡＢＳ
樹脂製の本体ケース１１．１３を嵌合して組み立てるこ
とにより、上述の様に把持部１ａと先端部の光照射窓１
ｂを有する湾曲形状に形成されている。この組み立られ
た本体ケース１］、］３内の光照射窓１ｂ近傍に（よ　
バーコードラベル７に対して赤色の光を照射するための
ＬＥＤ基板１５と、このＬＥＤ基板１５からの光を集光
、拡散してバーコードラベル７上に導くための集光レン
ズ１７とが配設されている。また、これらＬＥＤ基板１
５および集光レンズ１７のさらに先端側に（山透明アク
リル製の防塵プレート１９が配設されており、本体ケー
ス１１．１３と共に略密閉構造を達成している。なお、
光照射窓１ｂの部分に（表　バーコード読み取り作業の
際に商品等に当たるときの衝撃を和らげるためのゴム製
の緩衝カバー２１がかぶせである。

また、ＬＥＤ基板］５および集光レンズ１７によりバー
コードラベル７に照射された光の反射光は、防塵プレー
ト１９を介して本体ケース］１゜］３内へ侵入する。本
体ケース１１．１３内の湾曲部分に（よ　この反射光を
把持部１ａ側へ反射する平面反射鏡２３が配設されてい
る。そして、把持部１ａ側には、この平面反射鏡２３に
て反射された光を所定位置へバーコード９の映像として
結像させる結像レンズ２５と、この結像位置においてバ
ーコード９の映像を電気信号に変換するイメージセンサ
２７とが配設されている。なお、このイメージセンサ２
７（表多数のフォト素子を線状に配列した一次元タイブ
のものである。

さら１：、組み立てられた本体ケース１１．１３の把持
部１ａ内（ミ　ＬＥＤ基板１５の駆動回路やイメージセ
ンサ２７からの電気信号を２値化する信号処理回路やホ
ストコンピュータ３と接続するための通信回路等を構成
するプリント基板２９と、このプリント基板２９とホス
トコンピュータ３からのケーブル５とを嵌合接続するた
めのモジュラ−タイプのボックス状のメスコネクタ３１
とが配設されている。

加えて、このプリント基板２９は、読み取り処理の終了
やエラー等を報知するための報知回路をも備え、これに
よって本体ケース１１．１３内に収納される圧電ブザー
３３をも駆動する様に構成されている。

次ｌミ本実施例の特徴であるＬＥＤ基板１５と集光レン
ズ１７との取付構造について第２図〜第４図に基づいて
説明する。

第１図で上側となる本体ケース（以下、上ケースともい
う）１３に（友第２図に示す様に、把持部１ａとなる部
分に多数のリブ１３ａを備えている。このリブ１３ａｌ
＆　各種の取付部品を所定位置で支持するためのもので
あり、それと共に把持部１ａに剛性を与えている。なお
、図示しないがもう一方の本体ケース（以下、下ケース
ともいう）］１にも同様の目的のリブが配設されている
。

組立に当たっては、まず、上ケース］３を内側を上にし
て置き、平面反射鏡２３と結像レンズ２５とを所定位置
関係に形成されたそれらの受け］３ｂ、１３ｃに支持さ
せる。次に、これら平面反射鏡２３と結像レンズ２５を
上ケース］３と共同して挟み付けるＡＢＳ樹脂製のボデ
ィ３５を上から取り付ける。

このボディ３５は、平面反射鏡２３と結像レンズ２５と
を挟み付ける本体部３５ａと、この本体部３５ａから図
示左情報へ向かって光照射窓］ｂ近傍まで延びる２本の
腕３７．３７とを備えている。

ここで、両腕３７．３７は連結部材３９で連結されて一
定間隔を保つようにもされ、自身も十分な曲げ剛性包有
している。また、第３図に示す様に、各腕３７の先端に
は対面側に各１条の溝４］が形成されている。この溝４
］は、ＬＥＤ基板１５とｉ光レンズ］７の各々幅方向端
部に形成されたスライドエツジ１５ａ、１７ａを摺動に
よりボディ３５にはめ込むためのものであり、その幅ｂ
４１を二つのスライドエツジ１５ａ、１７ａの幅ｂ１５
、　　ｂ１７の和とほぼ等しくして、両者１５．１７の
位置出しが可能な程度の精度で形成されている。

なお、この溝４１にはめ込まれたＬＥＤ基板１５と集光
レンズ］７（友　それぞれのスライドエツジ１５ａ、１
７ａの図示上端に形成したストッパエツジ１５ｂ、１７
ｂにより、溝４１内の所定深さの位置で止まる様にも構
成されている。

この様に構成されたボディ３５の腕３７に（よ第３図に
示す様にしてＬＥＤ基板１５と集光レンズ１７が摺動保
持される。そして、第２図に示す様：ミ　このボディ３
５の上からイメージセンサ２７や圧電ブザー３３を取り
付けられたプリント基板２９をかぶせ、ＬＥＤ基板］５
のコネクタ１５Ｃや上ケース１３に埋設されている表示
用ＬＥＤのコネクタ４３をこのプリント基板２９に接続
し、さらに下ケース１１をかぶせて、この下ケース１１
とボディ３５と上ケース］３とを小ネジ４５にて共線め
する。なお、この間に防塵プレート１９も上ケース］３
と下ケース１１の間に挟み込んで取り付けておく。その
後、緩衝カバー２１を取り付け、ケーブル５を接続すれ
ばバーコードリーダ］の組み立てが完了する。

組み立て完了後のＬＥＤ基板］５と集光レンズ１７の本
体ケース１１．１３との関係を第４図に示す。

ＬＥＤ基板］５と集光レンズ１７は、溝４１によって互
いの間隔が所定となる位置関係にて保持される。また、
ストッパエツジ１５ｂ、１７ｂの作用により、上ケース
１３からは完全に浮いた状態に保持されると共１：、下
ケース１］とは大きくがたつかない程度に当接する。換
言すれ（戴　ストッパエツジ１５ｂ、１７ｂｌＬ　　こ
うした本体ケース１１．１３との位置関係でＬＥＤ基板
］５と集光レンズ１７とをボディ３５の腕３７に保持で
きる様な構成を満足するように設計されているのである
。

以上の様に構成されている結果、本実施例のバーコード
リーダ１によれ（瓜　ボディ３５や各種リブ１３ａ等の
位置決め作用によって、ＬＥＤ基板］５と集光レンズ］
７との位置関係、さらには平面反射鏡２３や結像レンズ
２５およびイメージセンサ２７の位置関係が所定の光学
的条件を満足する様に正確に組み立てられる。従って、
バーコードリーダ］の本来の機能であるバーコードラベ
ル７に印刷されたバーコード９の読み取りを正確に実行
することができる。

そして、ＬＥＤ基板］５と集光レンズ］７とが本体ケー
ス１１．１３とはリジッドではなく、フリーな関係にて
取り付けられているから、落下等により光照射窓１ｂ近
傍が衝撃を受けてひずんだとしても、それを逃げて元々
の両者の位置関係を保つことができる。また、こうした
ひずみによってＬＥＤ基板１５や集光レンズ１７が割れ
たりするといったこともなくなった。この結果、バーコ
ードリーダ１を落下したりしても、そのために読み取り
性能が低下したり読み取りができないといった事態が発
生することがない。

これ（よ一つに（よ　ボディ３５において、その本体部
３５ａは把持部］ａ側で本体ケース１１゜１３に挟まれ
てリジッドに固定されているものの、腕３７は本体ケー
ス１１．１３からは浮いた状態で光照射窓１ｂ近傍まで
延ばされた構造とし、ここにＬＥＤ基板１５と集光レン
ズ］７とを保持させる構成としたことにより、これら部
品１５．１７を本体ケース１１．１３に直接あるいはほ
ぼ直接といえる状態で固定しなくてもよくなったことに
よるものと考える。このことは、もつと極端な構成とし
て、この腕３７にＬＥＤ基板］５と集光レンズ］７とを
ネジ止めなどによりリジッドに固定しても、本体ケース
１１．１３と非固着状態で支持したことによる効果は同
様であることから容易に理解できる。さらに、これらネ
ジ止めした部品１５．１７が本体ケース１１．１３には
全く触れない構成とすることも可能であり、その様な本
体には全く触れない構成のことを考えることによっても
、容易に理解される。

また、もう一つには、本体ケース１１．１３の厚さ方向
からＬＥＤ基板１５と集光レンズ１７とを摺動により受
は入れる溝４１の構成により、これら部品１５．１７が
本体ケース１１．１３の厚さ方向へはフリーに保持され
ることによる作用・効果が考えられる。即ち、第４図に
おいて、ＬＥＤ基板１５と集光レンズ１７は下ケース１
］に当接しているが、非固着であるから、この下ケース
］１が衝撃等によってひずんでも、これから逃げること
ができるので、破損したりしないと考えられるからであ
る。なお、本体ケース１１．１３の厚さ方向と直交する
方向に衝撃力が作用したとしても、そのときは組み立て
られた本体ケース１１゜１３自体の曲げ剛性が大きいこ
とから、そもそも本体ケース１１．１３自体がひずんだ
りしないから問題とはならない。

そして、本実施例で（よ　これら二つの良好な作用・効
果を奏する構成を併せて備えることとしたことにより、
第２図に沿って説明した様に、組立のし易さという点で
も従来の鋼製ステーを用いた方法よりも格段に簡単でし
かも正確な位置に取り付は得るという作用・効果をも奏
する。

さらに他にも、ボディ３５（よ　イメージセンサ２７を
取り付けたプリント基板２９と結像レンズ２５と平面反
射鏡２３とを本体ケース１３との間で挟み付けることで
、一つでしＥＤ基板］５からイメージセンサ２７に至る
光学系の位置関係を一定に保つ役目を果たしているから
、本体ケース１１．１３の形状が設計変更された場合に
も、その影響により光学系部品１５．１７等の相対的な
位置関係が変化するといったことがなく、デザイン上の
柔軟性を増すという効果も奏する。

以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
様な実施例になんら限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明のハンディタイプバーコード
リーダによれば、光照射手段や集光レンズを本体ケース
とは非固着状態で収納することにより、落下等によって
発生する本体ケースのひずみを直接受けない様にし、そ
れにともなう破損を防止して読み取り性能が低下したり
読み取りができないといった事態が発生することを有効
に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例のバーコードリーダの構成を一部破断し
て示す斜視図、第２図はその分解斜視図、第３図はＬＥ
Ｄ基板と集光レンズの組み付は状態を示す要部の斜視図
、第４図はボディの腕に形成された溝の部分で切断して
組み立て後の状態を示した要部の断面図、第５図は従来
のバーコードリーダの一部の部品の組み立て状況を示す
分解斜視図である。 １・・・バーコードリーダ １ａ・・・把持部　　　　　　　１ｂ・・・光照射窓１
１．１３・・・本体ケース（下ケース、上ケース）１５
・・・ＬＥＤ基板 １５ａ、　　１７ａ−一・スライドエツジ１５ｂ、１７
ｂ・・・ストッパエツジ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　バーコード読み取り用の光を照射する光照射手段と
   、該照射される光を集光してバーコードに導く集光レン
   ズと、バーコードからの反射光を所定の読み取り位置に
   映像として結像させる結像手段と、該結像される映像か
   ら情報を読み取る読み取り手段とを所定の配置関係で本
   体ケース内に収納したハンディタイプバーコードリーダ
   において、 本体ケースの把持部側に固定されると共に、本体ケース
   からは浮いた状態で把持部と反対側の光照射窓の近傍ま
   で延びる腕を有する保持手段の該腕に、前記光照射手段
   と集光レンズとを所定の位置関係にて保持させると共に
   、該光照射手段と集光レンズとを本体ケースと非固着状
   態にて収納したことを特徴とするハンディタイプバーコ
   ードリーダ。 ２　バーコード読み取り用の光を照射する光照射手段と
   、該照射される光を集光してバーコードに導く集光レン
   ズと、バーコードからの反射光を所定の読み取り位置に
   映像として結像させる結像手段と、該結像される映像か
   ら情報を読み取る読み取り手段とを所定の配置関係で本
   体ケース内に収納したハンディタイプバーコードリーダ
   において、 本体ケース内に配設され、本体ケースの厚さ方向に形成
   された摺動溝を有する摺動保持部材の該摺動溝に、前記
   光照射手段と集光レンズとを摺動保持させると共に、該
   光照射手段と集光レンズとを本体ケースと単に当接させ
   ただけの非固着状態にて収納したことを特徴とするハン
   ディタイプバーコードリーダ。