JP3121737B2 - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JP3121737B2
JP3121737B2 JP07029613A JP2961395A JP3121737B2 JP 3121737 B2 JP3121737 B2 JP 3121737B2 JP 07029613 A JP07029613 A JP 07029613A JP 2961395 A JP2961395 A JP 2961395A JP 3121737 B2 JP3121737 B2 JP 3121737B2
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昌志 鈴木
卓 伊藤
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Toshiba TEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば印刷媒体上の
2次元コード等の対象画像に読取口部を接触させて読取
る携帯可能な読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バーコードやマトリックスコード等の対
象画像を読取る読取装置において、オペレータが手で携
帯し、読取装置の読取口部を印刷媒体上の2次元コード
に接触させて読取るものが知られている。
【0003】図2は、従来の読取装置の一例としての2
次元コードリーダ1を示す側面図である。
【0004】2は、装置本体であり、この装置本体2
は、上・下一体形状にはめ込み固定される上下フレーム
3,4の内部に、図示しないが、2次元コードに光を照
射する光源、2次元コードからの反射光を受光するイメ
ージセンサ、2次元コードからの反射光をイメージセン
サの方向に反射させる反射鏡、この反射鏡からの光をイ
メージセンサの位置で結像させるレンズ等の光学機構
と、イメージセンサからの出力信号を処理する処理回路
とを設けて構成されている。
【0005】その処理回路からの信号( デコードされた
コードデータ等の通信信号 )は、接続ケーブル5を介し
て、図示しない外部のデータ処理装置に送信される。前
記接続ケーブル5は、保護部材6を介して前記上・下フ
レーム3,4に固定される。
【0006】また、前記上・下フレーム3,4の、前記
接続ケーブル5が固定された部分の反対側には開口が形
成されており、この開口の内部には、上述した光源、反
射鏡が設けられている。
【0007】前記上・下フレーム3,4は、所定の樹脂
( 例えばABS、PCなど )この1材料によりオペレー
タの手の握力に対する十分な剛性及び内部構造を保護す
るのに十分な耐久性を有するように形成されている。
【0008】この開口には筒状の読取カバー7が一体的
に着脱自在に設けられ、この読取カバー7の装置本体と
の接続部の反対側には読取口8が形成されている。この
読取カバー7は、2次元コードリーダ1としての一体性
を確保するために、前記上・下フレーム3,4と同一の
樹脂材料により全体が形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した2次元コード
リーダ1の例において、例えば2次元コードリーダ1を
誤って落下させた場合に、読取カバー7の読取口8の周
辺が強度的に弱く、破損しやすいという問題があった。
【0010】また、視野を大きくする場合や光路長を長
くする場合に、読取カバー7がより長くなり、また読取
口8の方向に広がるので、さらに破損しやすくなるとい
う問題があった。
【0011】さらに、落下時の床等に衝突した瞬間の衝
撃が、2次元コードリーダ1に内蔵されている反射鏡、
レンズ機構、イメージセンサ、回路等に悪影響を及ぼす
虞があるという問題があった。
【0012】そこでこの発明は、落下等の衝撃に対して
装置本体への衝撃を緩和させることができると共に、読
取口周辺の損傷を防止することができる読取装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、印刷媒体に
印刷された2次元コード等の対象画像に読取口部を対向
させて読取る携帯可能な読取装置において、読取口部
は、装置本体に固定される接続部位と、読取口を形成す
る開口形成部位とを有し、接続部位及び開口形成部位を
それぞれ硬度の高い樹脂材料及び柔軟性の高い樹脂材料
による二重射出成形により一体に形成したものである。
【0014】
【作用】このような構成の本発明において、読取口部
は、接続部位と開口形成部位とを有し、接続部位は、硬
度の高い樹脂材料から形成されているので、所定の硬度
を確保しており、開口形成部位は、柔軟性の高い樹脂材
料から形成されているので、所定の柔軟性を確保してい
る。
【0015】従って、読取口部を下にして落下して床等
に衝突しても、開口形成部位が先に衝突して、その柔軟
性により衝撃が吸収され、また、装置に内蔵された光学
機構やセンサ、回路等の各種部品への衝撃も緩和され、
さらに読取口に損傷が発生する虞もない。
【0016】また、二重射出成形により読取口部として
一体に形成されているので、接続部位と開口形成部位と
が落下時の衝撃で分離する虞がなく、また、接続部位と
開口形成部位とを接続する手間がないので、組み立て工
数が少なくなる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0018】図1は、この発明を適用した2次元コード
リーダ11を示す側面図である。
【0019】12は、装置本体であり、この装置本体1
2は、上・下一体形状にはめ込み固定される上下フレー
ム13,14の内部に、図示しないが、2次元コードに
光を照射する光源、2次元コードからの反射光を受光す
るイメージセンサ、2次元コードからの反射光をイメー
ジセンサの方向に反射させる反射鏡、この反射鏡からの
光をイメージセンサの位置で結像させるレンズ等の光学
機構と、イメージセンサからの出力信号を処理する処理
回路とを設けて構成されている。
【0020】その処理回路からの信号( デコードされた
コードデータ等の通信信号 )は、接続ケーブル15を介
して、図示しない外部のデータ処理装置に送信される。
前記接続ケーブル15は、保護部材16を介して前記上
・下フレーム13,14に固定される。
【0021】また、前記上・下フレーム13,14の、
前記接続ケーブル15が固定された部分の反対側には開
口が形成されており、この開口の内部には、上述した光
源、反射鏡が設けられている。
【0022】前記上・下フレーム13,14は、所定の
樹脂( 例えばABS、PCなど )によりオペレータの手
の握力に対する剛性と内部部品を保護するのに十分な耐
久性を有するように形成されている。
【0023】この開口には筒状の読取口部としての読取
カバー17が一体的に着脱自在に設けられ、この読取カ
バー17の装置本体との接続部の反対側には読取口18
が形成されている。この読取カバー17は、前記上・下
フレーム13,14と接続される接続部位19と、前記
読取口18を形成する開口形成部位としての開口部位2
0とを有しており、前記接続部位19は硬度の高い樹脂
材料( 例えばABS、PC )により形成され、前記開口
部位20は柔軟性の高い樹脂( 例えば硬質塩化ビニー
ル、ウレタンゴム )により形成され、しかも前記接続部
位19と前記開口部位とは、硬度の高い樹脂材料と柔軟
性の高い樹脂材料による二重射出成形により一体に形成
されている。
【0024】このような構成の本実施例においては、装
置本体12に読取カバー17はワンタッチで嵌込み固定
される。
【0025】この2次元コードリーダ11の読取りカバ
ー17の読取口18を印刷媒体に印刷された2次元コー
ド上に載置する( 接触させる )か、又は所定間隔を介し
て接近させて、図示しないトリガスイッチ等により読取
タイミングを発生させることにより、光源からの2次元
コードに光が照射される。
【0026】この2次元コードからの反射光は、反射鏡
及び光学機構を介してイメージセンサの位置で結像し、
イメージセンサによって電気信号に変換される。この電
気信号は、処理回路により増幅、2値化、2次元コード
の画像データの切出し、デコードを行って、2次元コー
ドデータとして、接続ケーブル5を介して外部のデータ
処理装置に出力される。この外部のデータ処理装置で処
理される。
【0027】読取カバー17を下向きにして2次元コー
ドリーダ11を誤って落下させても、開口部位20が先
に床等に衝突し、開口部位20は柔軟性が高いので損傷
( 破損、亀裂等 )が発生する虞がない。接続部位19と
開口部位20とは一体なので、分離することがない。
【0028】また開口部位20がその柔軟性により落下
の衝撃が吸収され、2次元コードリーダ11への衝撃が
緩和される。従って、装置本体12の内部に内蔵された
光学機構、イメージセンサ、回路等の各種部品への衝撃
の悪影響が最小限に抑えることができる。
【0029】このように本実施例によれば、読取口部と
しての読取カバー17が、装置本体12の上・下フレー
ム13,14に一体的に固定される接続部位19及び読
取口18を形成する開口部位20を有し、この接続部位
19と開口部位20とをそれぞれ硬度の高い樹脂材料及
び柔軟性の高い樹脂材料による二重射出成形により一体
に形成したことにより、開口部位20の柔軟性により衝
撃を吸収して、落下等の衝撃に対して装置本体への衝撃
を緩和させることができると共に、読取口周辺の損傷を
防止することができる。
【0030】さらに、接続部位19と開口部位20と
が、それぞれ二重射出成形により硬度の高い樹脂材料及
び柔軟性の高い樹脂材料により一体に形成されているの
で、接続部位19と開口部位20とが分離することがな
く、読取カバー17の耐久性が優れいていると共に、読
取カバー17の装置本体12への装着が簡単であるとい
う効果を得ることができる。
【0031】またこの装着に関して、接続部位19が硬
度の高い樹脂材料から形成されているので、装置本体1
2の上・下フレーム13・14に一体的に確実に固定さ
れるので、見栄えも良く、装着強度も高く、さらにこの
読取カバー17の印刷媒体の2次元コード上に載置する
ときに安定性があるという効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
落下等の衝撃に対して装置本体への衝撃を緩和させるこ
とができると共に、読取口周辺の損傷を防止することが
できる読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の2次元コードリーダを示
す側面図。
【図2】従来例の2次元コードリーダを示す側面図。
【符号の説明】
17…読取カバー、 18…読取口、 19…接続部位、 20…開口部位。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体に印刷された2次元コード等の
    対象画像に読取口部を対向させて読取る携帯可能な読取
    装置において、読取口部は、装置本体に固定される接続
    部位と、読取口を形成する開口形成部位とを有し、前記
    接続部位及び前記開口形成部位をそれぞれ硬度の高い樹
    脂材料及び柔軟性の高い樹脂材料による二重射出成形に
    より一体に形成したことを特徴とする読取装置。
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