JPH04190943A - ボス付フランジのボス部成形装置およびボス部成形方法 - Google Patents
ボス付フランジのボス部成形装置およびボス部成形方法Info
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- JPH04190943A JPH04190943A JP32181190A JP32181190A JPH04190943A JP H04190943 A JPH04190943 A JP H04190943A JP 32181190 A JP32181190 A JP 32181190A JP 32181190 A JP32181190 A JP 32181190A JP H04190943 A JPH04190943 A JP H04190943A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フランジ部材にボス部を形成するためのボス
部成形装置およびボス部成形方法に関する。
部成形装置およびボス部成形方法に関する。
従来、例えば、自動車に装備されるターボチャージャや
エンジンに空気を供給排出する吸気パイプや排気パイプ
は、ボス付フランジを使用し7てり−ボチャージャ等に
連結されている。
エンジンに空気を供給排出する吸気パイプや排気パイプ
は、ボス付フランジを使用し7てり−ボチャージャ等に
連結されている。
第10図乃至第14図は、このようなボス付フランジの
成形方法を示すもので、第10図において、符号11は
、板状のフランジ部材を示している。
成形方法を示すもので、第10図において、符号11は
、板状のフランジ部材を示している。
このフランジ部材11の素材の中央部には、円形状の挿
通孔13をピアス加工により形成し、この挿通孔13よ
りも大径のパンチ15を用い、第11図に示すように、
挿通孔13の外周部17に突出部19を形成させる。こ
の突出部19の高さは、最終的に形成されるボス部の高
さよりも所定寸法だけ高く設定されている。
通孔13をピアス加工により形成し、この挿通孔13よ
りも大径のパンチ15を用い、第11図に示すように、
挿通孔13の外周部17に突出部19を形成させる。こ
の突出部19の高さは、最終的に形成されるボス部の高
さよりも所定寸法だけ高く設定されている。
この後、第12図に示すように、余分な部分をピアス加
工または切削加工により切除する。さらに、フランジ部
材11は、その平坦部21が、例えば、ターボチャージ
ャ等の図示しない被連結部材に当接してパイプが連結さ
れるので、ダレ部23の影響で平坦部21の面積が小さ
いとパイプ内を流通する流体が漏出する虞がある。そこ
で、被連結部材との密着面積を大きくする目的で、フラ
ンジ部材11の上部を拘束した状態でフランジ部材11
の裏からパンチを挿入して、第16図に示す突出部19
を形成させる。
工または切削加工により切除する。さらに、フランジ部
材11は、その平坦部21が、例えば、ターボチャージ
ャ等の図示しない被連結部材に当接してパイプが連結さ
れるので、ダレ部23の影響で平坦部21の面積が小さ
いとパイプ内を流通する流体が漏出する虞がある。そこ
で、被連結部材との密着面積を大きくする目的で、フラ
ンジ部材11の上部を拘束した状態でフランジ部材11
の裏からパンチを挿入して、第16図に示す突出部19
を形成させる。
このようにして形成されたボス付フランジでは、フラン
ジ部材11の挿通孔13内にパイプを挿通し、このパイ
プの外周とボス部25とを溶着し、フランジ部材11の
ボルト孔を挿通するボルトにより、フランジ部材11を
被連結部材に螺着し、これにより、パイプを被連結部材
に連結することができる。
ジ部材11の挿通孔13内にパイプを挿通し、このパイ
プの外周とボス部25とを溶着し、フランジ部材11の
ボルト孔を挿通するボルトにより、フランジ部材11を
被連結部材に螺着し、これにより、パイプを被連結部材
に連結することができる。
しかしながら、このような従来のボス部成形方法では、
厚いフランジ部材11により、厚さの必要とされる形状
と寸法のボス部25を形成することは困難であった。
厚いフランジ部材11により、厚さの必要とされる形状
と寸法のボス部25を形成することは困難であった。
また、第14図に示したように、フランジ部材11とボ
ス部25との境界近傍に巻き込み27が発生し、不良製
品が発生する底があった。
ス部25との境界近傍に巻き込み27が発生し、不良製
品が発生する底があった。
さらに、挿通孔13よりも大径で、かつ、下端が大なる
曲率半径で形成されたパンチ15により、フランジ部材
11の挿通孔13の外周部17を曲げるようにして押し
広げ、フランジ部材11にボス部25を形成していたの
で、ボス部25の成形は曲げ加工になり、加工荷重が大
きくなり、これにより、フランジ部材11を押さえるた
めの機械的拘束力が大きくなるというような問題があっ
た。
曲率半径で形成されたパンチ15により、フランジ部材
11の挿通孔13の外周部17を曲げるようにして押し
広げ、フランジ部材11にボス部25を形成していたの
で、ボス部25の成形は曲げ加工になり、加工荷重が大
きくなり、これにより、フランジ部材11を押さえるた
めの機械的拘束力が大きくなるというような問題があっ
た。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、ボス部の寸法、形状を自由に設定することがで
きるとともに、ダレを最小限に抑制することにより、平
面度を確保することができ、さらに、セん断加工として
加工荷重を小さくすることができるボス付フランジのボ
ス部成形装置およびボス部成形方法を提供することを目
的とする。
もので、ボス部の寸法、形状を自由に設定することがで
きるとともに、ダレを最小限に抑制することにより、平
面度を確保することができ、さらに、セん断加工として
加工荷重を小さくすることができるボス付フランジのボ
ス部成形装置およびボス部成形方法を提供することを目
的とする。
請求項1記載のボス付フランジのボス部成形装置は、フ
ランジ部材を上方から押圧し前記フランジ部材に形成さ
れた挿通孔の外周部を下方に押し出すパンチと、ダイに
支持されるとともに前記フランジ部材の挿通孔外周部の
下方に空間を形成しこの空間内に前記パンチにより押し
出された部分を回り込ませる傾斜面が形成された案内部
材とを備えてなるものである。
ランジ部材を上方から押圧し前記フランジ部材に形成さ
れた挿通孔の外周部を下方に押し出すパンチと、ダイに
支持されるとともに前記フランジ部材の挿通孔外周部の
下方に空間を形成しこの空間内に前記パンチにより押し
出された部分を回り込ませる傾斜面が形成された案内部
材とを備えてなるものである。
請求項2記載のボス部成形方法は、フランジ部材に形成
された挿通孔の外周部を、その軸長方向に押圧して一側
に押し出し、この押し出された部分を前記フランジ部材
の下方に回り込ませて、前記フランジ部材の平面度を確
保しながらボス部を形成するものである。
された挿通孔の外周部を、その軸長方向に押圧して一側
に押し出し、この押し出された部分を前記フランジ部材
の下方に回り込ませて、前記フランジ部材の平面度を確
保しながらボス部を形成するものである。
請求項3記載のボス部成形方法は、フランジ部材をパン
チにより上方から押圧し、前記フランジ部材に形成され
た挿通孔の外周部を下方に押し出し、この押し出された
部分を、ダイに支持された案内部材の傾斜面に沿って案
内し、前記フランジ部材の挿通孔外周部の下方に形成さ
れた空間内に、前記パンチにより押し出された部分を回
り込ませて、前記フランジ部材にボス部を形成するもの
である。
チにより上方から押圧し、前記フランジ部材に形成され
た挿通孔の外周部を下方に押し出し、この押し出された
部分を、ダイに支持された案内部材の傾斜面に沿って案
内し、前記フランジ部材の挿通孔外周部の下方に形成さ
れた空間内に、前記パンチにより押し出された部分を回
り込ませて、前記フランジ部材にボス部を形成するもの
である。
〔作 用]
請求項1記載のボス付フランジのボス部成形装置では、
フランジ部材を上方から押圧しフランジ部材に形成され
た挿通孔の外周部を下方に押し出スパンチと、ダイに支
持されるとともにフランジ部材の挿通孔外周部の下方に
空間を形成しこの空間内にパンチにより押し出された部
分を回り込ませる傾斜面が形成された案内部材とを備え
て構成したので、パンチによりフランジ部材が上方から
押圧され、フランジ部材に形成された挿通孔の外周部が
下方に押し出され、この押し出された部分が、ダイに支
持された案内部材の傾斜面に沿って案内され、フランジ
部材の挿通孔外周部の下方に形成された空間内に、パン
チにより押し出された部分が回り込まされ、フランジ部
材にボス部が形成される。
フランジ部材を上方から押圧しフランジ部材に形成され
た挿通孔の外周部を下方に押し出スパンチと、ダイに支
持されるとともにフランジ部材の挿通孔外周部の下方に
空間を形成しこの空間内にパンチにより押し出された部
分を回り込ませる傾斜面が形成された案内部材とを備え
て構成したので、パンチによりフランジ部材が上方から
押圧され、フランジ部材に形成された挿通孔の外周部が
下方に押し出され、この押し出された部分が、ダイに支
持された案内部材の傾斜面に沿って案内され、フランジ
部材の挿通孔外周部の下方に形成された空間内に、パン
チにより押し出された部分が回り込まされ、フランジ部
材にボス部が形成される。
このため、案内部材の傾斜面の寸法を変化させ、空間部
の寸法、形状を変化させることにより、ボス部の寸法、
形状が自由に設定される。
の寸法、形状を変化させることにより、ボス部の寸法、
形状が自由に設定される。
また、フランジ部材に形成された挿通孔の外周部をパン
チにより下方に押し出して、ボス部を形成するため、フ
ランジ部材に形成された挿通孔の外周部が、殆どせん断
力により下方に押し出される。
チにより下方に押し出して、ボス部を形成するため、フ
ランジ部材に形成された挿通孔の外周部が、殆どせん断
力により下方に押し出される。
請求項2記載のボス部成形方法では、フランジ部材に形
成された挿通孔の外周部を、その軸長方向に押圧して一
側に押し出し、フランジ部材の下方に回り込ませること
により、フランジ部材にボス部が成形される。
成された挿通孔の外周部を、その軸長方向に押圧して一
側に押し出し、フランジ部材の下方に回り込ませること
により、フランジ部材にボス部が成形される。
このため、フランジ部材の下方への回り込み量を変化さ
せることにより、ボス部の寸法、形状が自由に設定され
る。
せることにより、ボス部の寸法、形状が自由に設定され
る。
また、フランジ部材に形成された挿通孔の外周部を一側
に押し出して、ボス部を形成するため、フランジ部材に
形成された挿通孔の外周部が、殆どせん断力により下方
に押し出され、フランジ部の平面度が確保されたボス部
が形成される。
に押し出して、ボス部を形成するため、フランジ部材に
形成された挿通孔の外周部が、殆どせん断力により下方
に押し出され、フランジ部の平面度が確保されたボス部
が形成される。
請求項3記載のボス部成形方法では、ボス部が形成され
るフランジ部材をパンチにより上方から押圧し、フラン
ジ部材に形成された挿通孔の外周部を下方に押し出し、
この押し出された部分を、ダイに支持された案内部材の
傾斜面に沿って案内させ、フランジ部材の挿通孔外周部
の下方に形成された空間内に、パンチにより押し出され
た部分を回り込ませることにより、フランジ部材にボス
部が形成される。
るフランジ部材をパンチにより上方から押圧し、フラン
ジ部材に形成された挿通孔の外周部を下方に押し出し、
この押し出された部分を、ダイに支持された案内部材の
傾斜面に沿って案内させ、フランジ部材の挿通孔外周部
の下方に形成された空間内に、パンチにより押し出され
た部分を回り込ませることにより、フランジ部材にボス
部が形成される。
このため、案内部材の傾斜面の寸法を変化させ、空間部
の寸法、形状を変化させることにより、ボス部の寸法、
形状が自由に設定される。
の寸法、形状を変化させることにより、ボス部の寸法、
形状が自由に設定される。
また、フランジ部材に形成された挿通孔の外周部をパン
チにより下方に押し出して、ボス部を形成するため、フ
ランジ部材に形成された挿通孔の外周部が、殆ど廿ん断
力により下方に押し出され、フランジ部の平面度が確保
されたボス部が形成される。
チにより下方に押し出して、ボス部を形成するため、フ
ランジ部材に形成された挿通孔の外周部が、殆ど廿ん断
力により下方に押し出され、フランジ部の平面度が確保
されたボス部が形成される。
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
する。
第1図は、本発明のボス付フランジのボス部成形装置の
一実施例を示すもので、図において、ダイ35には、い
わゆるカウンタパンチからなる案内部材37が支持され
ている。
一実施例を示すもので、図において、ダイ35には、い
わゆるカウンタパンチからなる案内部材37が支持され
ている。
この案内部材37には、その中心側に向けて上方に傾斜
する傾斜面39が形成されている。
する傾斜面39が形成されている。
一方、ダイ35の上方には、パンチ43が配置されてい
る。
る。
そして、ダイ35の内面と傾斜面39との間には、第2
図に示すように、二点鎖線と、案内部材37と、ダイ3
5の内面により囲まれる空間45が形成されている。
図に示すように、二点鎖線と、案内部材37と、ダイ3
5の内面により囲まれる空間45が形成されている。
尚、第1図における符号47は、ストリッパを示してい
る。
る。
第3図乃至第5図は、本発明のボス付フランジのボス部
成形装置を使用して、フランジ部材にボス部を形成する
方法を示すもので、先ず、第3図ニ示シタように、円板
状のフランジ部材49に、ピアス加工により挿通孔51
が形成される。
成形装置を使用して、フランジ部材にボス部を形成する
方法を示すもので、先ず、第3図ニ示シタように、円板
状のフランジ部材49に、ピアス加工により挿通孔51
が形成される。
次に、挿通孔51が形成されたフランジ部材49が、第
6図の左側に示したような本発明のボス部成形装置の上
型41と下型33の間に配置されて押圧され、挿通孔5
1の外周部52が下方に押し出され、この押し出された
部分が、ダイ35に支持された案内部材37の傾斜面3
9に沿って流動案内され、フランジ部材49における挿
通孔51の外周部52の下方に形成された空間45内に
、パンチ43により押し出された部分が回り込み、第1
図および第4図に示したように、フランジ部材49に下
方に突出する突出部59が形成される。
6図の左側に示したような本発明のボス部成形装置の上
型41と下型33の間に配置されて押圧され、挿通孔5
1の外周部52が下方に押し出され、この押し出された
部分が、ダイ35に支持された案内部材37の傾斜面3
9に沿って流動案内され、フランジ部材49における挿
通孔51の外周部52の下方に形成された空間45内に
、パンチ43により押し出された部分が回り込み、第1
図および第4図に示したように、フランジ部材49に下
方に突出する突出部59が形成される。
尚、パンチ43により押し出されたフランジ部材49(
第2図の一点鎖線とパンチ43の外面とで形成される部
分)の体積■1は、空間45の体積■2と同一体積とさ
れている。
第2図の一点鎖線とパンチ43の外面とで形成される部
分)の体積■1は、空間45の体積■2と同一体積とさ
れている。
そして、ボス部を形成するに不要な部分を除去するため
、第7図に示すように、第6図に示すプレス装置と異な
るパンチ67を有するプレス装置によりピアス加工され
、不要な部分である薄板状部65が、第5図に示したよ
うに、除去される。
、第7図に示すように、第6図に示すプレス装置と異な
るパンチ67を有するプレス装置によりピアス加工され
、不要な部分である薄板状部65が、第5図に示したよ
うに、除去される。
第8図および第9図に示すように、フランジ部材49に
ボルト孔77が形成され、ボス付フランジ79が形成さ
れる。
ボルト孔77が形成され、ボス付フランジ79が形成さ
れる。
このようにして形成されたボス付フランジ79は、その
挿通孔51にパイプを挿通し、ボス部75とパイプを溶
着し、フランジ部材49のボルト孔77に挿入されたボ
ルトを、例えば、ターボチャージャ等に螺着し、パイプ
をターボチャージャ等に連結することに使用される。
挿通孔51にパイプを挿通し、ボス部75とパイプを溶
着し、フランジ部材49のボルト孔77に挿入されたボ
ルトを、例えば、ターボチャージャ等に螺着し、パイプ
をターボチャージャ等に連結することに使用される。
しかして、以上のように構成されたボス付フランジ79
のボス部成形装置では、フランジ部材49に形成された
挿通孔51の外周部52を下方に押し出すパンチ43と
、フランジ部材49における挿通孔51の外周部52の
下方に形成された空間45内に、パンチ43により押し
出された部分を回り込ませる傾斜面39が形成された案
内部材37とを備えて構成したので、パンチ43により
フランジ部材49が上方から押圧され、フランジ部材4
9に形成された挿通孔51の外周部52が下方に押し出
され、この押し出された部分が、ダイ35に支持された
案内部材37の傾斜面39に沿って案内され、フランジ
部材49における挿通孔51の外周部52の下方に形成
された空間45内に、パンチ43により押し出された部
分が回り込んで空間45内に充填され、フランジ部材4
9の下面に突出部59が形成され、この突出部59を成
形して、フランジ部材49にボス部75が形成される。
のボス部成形装置では、フランジ部材49に形成された
挿通孔51の外周部52を下方に押し出すパンチ43と
、フランジ部材49における挿通孔51の外周部52の
下方に形成された空間45内に、パンチ43により押し
出された部分を回り込ませる傾斜面39が形成された案
内部材37とを備えて構成したので、パンチ43により
フランジ部材49が上方から押圧され、フランジ部材4
9に形成された挿通孔51の外周部52が下方に押し出
され、この押し出された部分が、ダイ35に支持された
案内部材37の傾斜面39に沿って案内され、フランジ
部材49における挿通孔51の外周部52の下方に形成
された空間45内に、パンチ43により押し出された部
分が回り込んで空間45内に充填され、フランジ部材4
9の下面に突出部59が形成され、この突出部59を成
形して、フランジ部材49にボス部75が形成される。
このため、案内部材37の寸法、即ち、傾斜面39の傾
斜1寸法等を変化させ、空間45の寸法。
斜1寸法等を変化させ、空間45の寸法。
形状を変化させることにより、ボス部75の寸法。
形状を自由に設定することができる。
また、フランジ部材49に形成された挿通孔51の外周
部52を、パンチ43により下方に押し出して突出部5
9を形成し、この突出部59を成形してボス部75を形
成するため、フランジ部材49に形成された挿通孔51
の外周部52が、殆どせん断力により下方に押し出され
、従来のように曲げによりボス部75を形成しないので
1、ダレを最小限に抑制することができる。このため、
従来のようなダレを最小限に抑制するための後工程を省
略することができ、後工程による巻き込みも確実に防止
することができる。
部52を、パンチ43により下方に押し出して突出部5
9を形成し、この突出部59を成形してボス部75を形
成するため、フランジ部材49に形成された挿通孔51
の外周部52が、殆どせん断力により下方に押し出され
、従来のように曲げによりボス部75を形成しないので
1、ダレを最小限に抑制することができる。このため、
従来のようなダレを最小限に抑制するための後工程を省
略することができ、後工程による巻き込みも確実に防止
することができる。
さらに、フランジ部材49に形成された挿通孔51の外
周部52が、殆どせん断力により下方に押し出され、従
来のように曲げによりボス部75を形成しないので、加
工荷重を小さくすることができ、これにより、フランジ
部材49を押さえるための機械的拘束力を小さくするこ
とができ、プレス装置の小型化を図ることができる。
周部52が、殆どせん断力により下方に押し出され、従
来のように曲げによりボス部75を形成しないので、加
工荷重を小さくすることができ、これにより、フランジ
部材49を押さえるための機械的拘束力を小さくするこ
とができ、プレス装置の小型化を図ることができる。
また、以上のようなボス部成形方法では、ボス部75が
形成されるフランジ部材49をパンチ43により上方か
ら押圧し、フランジ部材49に形成された挿通孔51の
外周部52を下方に押し出し、この押し出された部分を
、ダイ35に支持された案内部材37の傾斜面39に沿
って案内させ、フランジ部材49の外周部52の下方に
形成された空間45内に、パンチ43により押し出され
た部分を回り込ませて充填し、これにより、フランジ部
材49にボス部75が形成される。
形成されるフランジ部材49をパンチ43により上方か
ら押圧し、フランジ部材49に形成された挿通孔51の
外周部52を下方に押し出し、この押し出された部分を
、ダイ35に支持された案内部材37の傾斜面39に沿
って案内させ、フランジ部材49の外周部52の下方に
形成された空間45内に、パンチ43により押し出され
た部分を回り込ませて充填し、これにより、フランジ部
材49にボス部75が形成される。
従って、空間45の寸法、形状を変化させることにより
、ボス部75の寸法、形状を自由に設定することができ
るとともに、フランジ部材49に形成された挿通孔51
の外周部52は殆どせん断力により下方に押し出され、
従来のように曲げによりボス部75を形成しないので、
ダレを最小限に抑制することができ、さらに、せん断力
によるせん断加工として、ボス部75を形成することが
できるので、加工荷重を小さくすることができる。
、ボス部75の寸法、形状を自由に設定することができ
るとともに、フランジ部材49に形成された挿通孔51
の外周部52は殆どせん断力により下方に押し出され、
従来のように曲げによりボス部75を形成しないので、
ダレを最小限に抑制することができ、さらに、せん断力
によるせん断加工として、ボス部75を形成することが
できるので、加工荷重を小さくすることができる。
尚、上記実施例では、円板状のフランジ部材49に、ボ
ス部75を形成した例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、例えば、第11図
に二点鎖線で示したように、三角形状のフランジ部材に
ボス部を形成する場合でも、上記実施例とほぼ同様の効
果を得ることができる。
ス部75を形成した例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、例えば、第11図
に二点鎖線で示したように、三角形状のフランジ部材に
ボス部を形成する場合でも、上記実施例とほぼ同様の効
果を得ることができる。
また、上記実施例では、ボス付フランジ79を、パイプ
をターボチャージャに連結する際に使用した例について
説明したが、他の用途に使用しても良いことは勿論であ
る。
をターボチャージャに連結する際に使用した例について
説明したが、他の用途に使用しても良いことは勿論であ
る。
〔発明の効果]
請求項1記載のボス付フランジのボス部成形装置では、
フランジ部材を上方から押圧しフランジ部材に形成され
た挿通孔の外周部を下方に押し出すパンチと、ダイに支
持されるとともにフランジ部材の挿通孔外周部の下方に
空間を形成しこの空間内にパンチにより押し出された部
分を回り込ませる傾斜面が形成された案内部材とを備え
て構成したので、パンチによりフランジ部材が上方から
押圧され、フランジ部材に形成された挿通孔の外周部が
下方に押し出され、この押し出された部分が、ダイに支
持された案内部材の傾斜面に沿って案内され、フランジ
部材の挿通孔外周部の下方に形成された空間内に、パン
チにより押し出された部分が回り込まされ、フランジ部
材にボス部が形成される。
フランジ部材を上方から押圧しフランジ部材に形成され
た挿通孔の外周部を下方に押し出すパンチと、ダイに支
持されるとともにフランジ部材の挿通孔外周部の下方に
空間を形成しこの空間内にパンチにより押し出された部
分を回り込ませる傾斜面が形成された案内部材とを備え
て構成したので、パンチによりフランジ部材が上方から
押圧され、フランジ部材に形成された挿通孔の外周部が
下方に押し出され、この押し出された部分が、ダイに支
持された案内部材の傾斜面に沿って案内され、フランジ
部材の挿通孔外周部の下方に形成された空間内に、パン
チにより押し出された部分が回り込まされ、フランジ部
材にボス部が形成される。
従って、案内部材の傾斜面の寸法を変化させ、空間部の
寸法、形状を変化させることにより、ボス部の寸法、形
状を自由に設定することができるとともに、フランジ部
材に形成された挿通孔の外周部をパンチにより下方に押
し出して、ボス部を形成するため、フランジ部材に形成
された挿通孔の外周部は殆どせん断力により下方に押し
出され、従来のように曲げによりボス部を形成しないの
で、ダレを最小限に抑制することができる。さらに、せ
ん断加工によりボス部を形成することができるので、加
工荷重を小さくすることができる。
寸法、形状を変化させることにより、ボス部の寸法、形
状を自由に設定することができるとともに、フランジ部
材に形成された挿通孔の外周部をパンチにより下方に押
し出して、ボス部を形成するため、フランジ部材に形成
された挿通孔の外周部は殆どせん断力により下方に押し
出され、従来のように曲げによりボス部を形成しないの
で、ダレを最小限に抑制することができる。さらに、せ
ん断加工によりボス部を形成することができるので、加
工荷重を小さくすることができる。
請求項2記載のボス部成形方法では、フランジ部材に形
成された挿通孔の外周部を、その軸長方向に押圧して一
側に押し出し、フランジ部材の下方に回り込ませること
により、フランジ部材の平面度を確保しながらボス部が
成形される。
成された挿通孔の外周部を、その軸長方向に押圧して一
側に押し出し、フランジ部材の下方に回り込ませること
により、フランジ部材の平面度を確保しながらボス部が
成形される。
従って、フランジ部材の下方への回り込み量を変化させ
ることにより、ボス部の寸法、形状を自由に設定するこ
とができる。
ることにより、ボス部の寸法、形状を自由に設定するこ
とができる。
また、フランジ部材に形成された挿通孔の外周部を一側
に押し出して、ボス部を形成するため、フランジ部材に
形成された挿通孔の外周部が、殆どせん断力により下方
に押し出され、従来のように曲げによりボス部を形成し
ないので、ダレを最小限に抑制することができる。さら
に、せん断加工によりボス部を形成することができるの
で、加工荷重を小さくすることができる。
に押し出して、ボス部を形成するため、フランジ部材に
形成された挿通孔の外周部が、殆どせん断力により下方
に押し出され、従来のように曲げによりボス部を形成し
ないので、ダレを最小限に抑制することができる。さら
に、せん断加工によりボス部を形成することができるの
で、加工荷重を小さくすることができる。
請求項3記載のボス部成形方法では、ボス部が形成され
るフランジ部材をパンチにより上方から押圧し、フラン
ジ部材に形成された挿通孔の外周部を下方に押し出し、
この押し出された材料を、ダイに支持された案内部材の
傾斜面に沿って案内させ、フランジ部材の挿通孔外周部
の下方に形成された空間内に、パンチにより押し出され
た部分を回り込ませることにより、フランジ部材にボス
部が形成される。
るフランジ部材をパンチにより上方から押圧し、フラン
ジ部材に形成された挿通孔の外周部を下方に押し出し、
この押し出された材料を、ダイに支持された案内部材の
傾斜面に沿って案内させ、フランジ部材の挿通孔外周部
の下方に形成された空間内に、パンチにより押し出され
た部分を回り込ませることにより、フランジ部材にボス
部が形成される。
従って、案内部材の傾斜面の寸法を変化させ、空間部の
寸法、形状を変化させることにより、ボス部の寸法、形
状を自由に設定することができるとともに、フランジ部
材に形成された挿通孔の外周部をパンチにより下方に押
し出して、ボス部を形成するため、フランジ部材に形成
された挿通孔の外周部は殆どせん断力により下方に押し
出され、従来のように曲げによりボス部を形成しないの
で、ダレを最小限に抑制することができる。さらに、せ
ん断加工によりボス部を形成することができるので、加
工荷重を小さくすることができる。
寸法、形状を変化させることにより、ボス部の寸法、形
状を自由に設定することができるとともに、フランジ部
材に形成された挿通孔の外周部をパンチにより下方に押
し出して、ボス部を形成するため、フランジ部材に形成
された挿通孔の外周部は殆どせん断力により下方に押し
出され、従来のように曲げによりボス部を形成しないの
で、ダレを最小限に抑制することができる。さらに、せ
ん断加工によりボス部を形成することができるので、加
工荷重を小さくすることができる。
第1図は本発明のボス付フランジのボス部成形装置を示
す縦断面図である。 第2図はパンチが押し出した部分と空間内に充填された
部分との関係を示す縦断面図である。 第3図乃至第5図は本発明のボス部成形方法を順を追っ
て説明するフランジ部材の縦断面図である。 第6図および第7図はプレス装置によりボス部を形成す
る方法を順を追って説明する縦断面図である。 第8図は円板状のフランジ部材にボス部を形成した状態
を示す平面図である。 第9図は第8図のIX−IX線に沿う縦断面図である。 第10図乃至第13図は従来のボス部成形方法を順を追
って説明するフランジ部材の縦断面図である。 第14図はボス付フランジに巻き込みが発生した状態を
示す縦断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 35・・・グイ 37・・・案内部材 39・・・傾斜面 43・・・パンチ 45・・・空間 49・・・フランジ部材 51・・・挿通孔 52・・・外周部 75・・・ボス部 79・・・ボス付フランジ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
す縦断面図である。 第2図はパンチが押し出した部分と空間内に充填された
部分との関係を示す縦断面図である。 第3図乃至第5図は本発明のボス部成形方法を順を追っ
て説明するフランジ部材の縦断面図である。 第6図および第7図はプレス装置によりボス部を形成す
る方法を順を追って説明する縦断面図である。 第8図は円板状のフランジ部材にボス部を形成した状態
を示す平面図である。 第9図は第8図のIX−IX線に沿う縦断面図である。 第10図乃至第13図は従来のボス部成形方法を順を追
って説明するフランジ部材の縦断面図である。 第14図はボス付フランジに巻き込みが発生した状態を
示す縦断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 35・・・グイ 37・・・案内部材 39・・・傾斜面 43・・・パンチ 45・・・空間 49・・・フランジ部材 51・・・挿通孔 52・・・外周部 75・・・ボス部 79・・・ボス付フランジ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (3)
- (1)フランジ部材を上方から押圧し前記フランジ部材
に形成された挿通孔の外周部を下方に押し出すパンチと
、ダイに支持されるとともに前記フランジ部材の挿通孔
外周部の下方に空間を形成しこの空間内に前記パンチに
より押し出された部分を回り込ませる傾斜面が形成され
た案内部材とを備えてなることを特徴とするボス付フラ
ンジのボス部成形装置。 - (2)フランジ部材に形成された挿通孔の外周部を、そ
の軸長方向に押圧して一側に押し出し、この押し出され
た部分を前記フランジ部材の下方に回り込ませて、前記
フランジ部材の平面度を確保しながらボス部を形成する
ことを特徴とするボス部成形方法。 - (3)フランジ部材をパンチにより上方から押圧し、前
記フランジ部材に形成された挿通孔の外周部を下方に押
し出し、この押し出された部分を、ダイに支持された案
内部材の傾斜面に沿って案内し、前記フランジ部材の挿
通孔外周部の下方に形成された空間内に、前記パンチに
より押し出された部分を回り込ませて、前記フランジ部
材にボス部を形成することを特徴とするボス付フランジ
のボス部成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2321811A JPH0759342B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ボス付フランジのボス部成形装置およびボス部成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2321811A JPH0759342B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ボス付フランジのボス部成形装置およびボス部成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04190943A true JPH04190943A (ja) | 1992-07-09 |
JPH0759342B2 JPH0759342B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=18136684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2321811A Expired - Lifetime JPH0759342B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ボス付フランジのボス部成形装置およびボス部成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759342B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100444200B1 (ko) * | 2002-03-30 | 2004-08-16 | 이도연 | 중,대형 배관이음용 커플링의 프레스 성형방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02123314U (ja) * | 1989-03-15 | 1990-10-11 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2321811A patent/JPH0759342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02123314U (ja) * | 1989-03-15 | 1990-10-11 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100444200B1 (ko) * | 2002-03-30 | 2004-08-16 | 이도연 | 중,대형 배관이음용 커플링의 프레스 성형방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0759342B2 (ja) | 1995-06-28 |
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