JPH04188880A - 化合物半導体発光素子 - Google Patents

化合物半導体発光素子

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JPH04188880A
JPH04188880A JP2318745A JP31874590A JPH04188880A JP H04188880 A JPH04188880 A JP H04188880A JP 2318745 A JP2318745 A JP 2318745A JP 31874590 A JP31874590 A JP 31874590A JP H04188880 A JPH04188880 A JP H04188880A
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JP
Japan
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zns
light emitting
layer
type
compound semiconductor
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JP2318745A
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Yoshitaka Tomomura
好隆 友村
Masahiko Kitagawa
雅彦 北川
Kenji Nakada
健司 中田
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Original Assignee
Sharp Corp
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    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/44Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process
    • H01L24/45Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process of an individual wire connector
    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/49Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of a plurality of wire connectors
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    • H01L2224/49105Connecting at different heights
    • H01L2224/49107Connecting at different heights on the semiconductor or solid-state body
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    • H01L2924/013Alloys
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、化合物半導体のなかでもバンドギャップが大
きいII−VI挨化合物半導体であるZnS。
ZnS e等及びそれらの7昆晶化合物半導体を用いた
、発光効率が高い可視短波長発光素子(青色発光素子)
に関するものである。
〈従来の技術〉 ZnS単結晶発光層として用いた従来の青色発光素子の
例(”ZnS  blue−emitting dio
deswith  an  external  qu
antum efficiencyof  5X10 
 ”、H,Katayama+ S、Oda andH
,Kukimoto+App1.Phys、Lettl
、27(+975 )697 )を第9図に示す。同図
において、31は高圧熔融法により作成したZnSバル
ク単結晶を10%のA77を添加した熔融Zn中におい
て、900℃で10〜24時間熱処理して得られた抵抗
率10〜100ΩCmのn型ZnS単結晶基板であり、
この11添加znSバルク単結晶が発光層になっている
。32は、このZnS単結晶基板31を真空中で400
°Cで60〜100秒熱処理することによりZnS単結
晶基板表面に形成した高抵抗(絶縁性)のZnS轡であ
る。
33は、高抵抗Zn5l蕾32上にAuを蒸着して形成
した正電極、34はn型ZnS単結晶基板31の清浄な
臂開面上にA/を蒸着して形成した負電極である。この
発光素子において、順方向に約10Vの電圧を印加する
ことにより室温で465nmにピークをもつ青色の発光
が得られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上記のバルクZnS単結晶を発光層として用い
た従来の青色発光素子では、発光層中の不純物(A/)
の濃度を厳密に制御することは困難であり、高輝度の発
光を得るための最適な不純物濃度は不明であった。さら
に、発光輝度、スペクトル等の発光特性、あるいは素子
抵抗などの電気的特性を制御することが困難であり、高
輝度の青色発光素子を再現性良く作成することが極めて
困難であるという問題点を有していた。
本発明は、以上で説明した従来のII−VI族化合物半
導体などのバンドギャップの大きい半導体発光素子がも
つ課Jを解消し、高効率の発光層で形成された青色化合
物半導体発光素子を提供することを目的としている。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記のような従来の問題を解消するもので、
ZnS、ZnSeあるいはそれらの混晶半導体(ZnS
Se)等の単結晶基板上に化合物半導体エピタキシャル
層からなる発光層が形成され、前記発光層に電圧を印加
して電流を流すための電極が少なくとも2つ形成された
電流注入型の化合物半導体発光素子であって、該発光層
を形成するエピタキシャル層のうち少なくとも1層がC
lを添加したZnSあるいi’1Znseなどからなる
ことを特徴とする化合物半導体発光素子である。
本発明における単結晶基板としては、例えばヨウ素輸送
法により作成したZnS、ZnSeあるい(址ZnSS
e等のバルク単結晶を用いることが好ましい。基板結晶
として発光層をはじめとする発光層以外の素子層と同じ
[]−VI族化合物半導体を用いることにより、発光層
を高品質のエピタキシャル層に成長させることが可能と
なる。さらに、ZnSを基板に用いた場合、ZnSは青
色領域の光に対して高い透過率を有し、発光層つ・ら光
を素子外部に効率良く放射する上で好適である。
本発明における発光層としては、n型Zn5(又はZn
Se )発光層、高抵抗(絶縁)層および金属電極の接
合からなる金属−絶縁体一半導体接合型(MI S型)
の発光素子、あるいはn型Zn5(又はZnSe)発光
層とp型Zn5(又はZnSe)発光層等の接合からな
るpn接合型の発光素子が好ましい例として挙げられる
本発明においては、以上の発光素子中のnff1ZnS
 (ZnSe )−1−ピタキシャル層として、C1を
添加した低抵抗のn型ZnS (ZnS e )を用い
ることが最大の特徴となる。特に、Z n Sl’t、
C7?を添加することにより、室温におけるフォト!レ
ミネソセンス(PL)で、465 n m付近VC発光
ピークをもつ青色発光を示し、発光層用の材料として好
適であることを示している。この青色発光の強度は、C
1の添加量とともに増大し、発光層として用いる場合の
C/濃度としては、I X I O”cm 以上とする
ことが好ましい。また、C77fA加n型ZnSの抵抗
率は、添加するC/の濃度により極めて良く制御するこ
とが可能である。例えば、C1添加膜の抵抗率は、C1
濃度I X 10”〜5XIOcm   の範囲ではC
/’!度にほぼ比例して減少し、C/濃度5XIOcm
  の場合には抵抗率5X] OΩ・ClTlの低抵抗
n型ZnS膜を得ることができる。抵抗率が10−2〜
lOΩ・cm程度の低抵抗率のn型ZnS膜は、電極か
ら発光層に電流を有効に導くための導電層として好適で
ある。また、ZnSeは、Clを添加することにより室
温で460nmにピークをもつシャープな発光を示し、
ZnSと同様に発光層として好適である。なお、発光層
として用いる場合のCl濃度としては、lXl0crn
  からlXl0  cm  の範囲とすることが好ま
しい、この範囲以下では十分な発光輝度が得られず、ま
たこの範囲以上では650 nm付近の深い準位からの
発光が増大するため好ましくない。抵抗率もZnSの場
合と同様に、膜中のC1濃度によりきわめて良く制御す
ることができる。1X10〜lXl0  cm  のC
/?濃度に対して、100〜l×10 0・cmの抵抗
率を有するn型ZnSe膜を得ることができ、低抵抗の
導電層として用いることもできる。
く作 用〉 本発明によれば、Zn、SあるいはZnSe等を用いた
MIS型発光素子、pn接合型発光素子等の電流注入型
発光素子の構成に適した抵抗率で、高い発光効率が得ら
れるC1添加n型Zn5(又H2nSe)エピタキシャ
ル発光層を具備した高輝度の化合物半導体青色発光素子
の製作が可能となる。
く実施例〉 以下、この発明を実施例に基づき、図面を参照して詳軸
に説明する。
第1実施例 第1図に、本発明の第1の実施例の化合物半導体発光素
子の概要断面図を示した。同図において、lばZnS単
結晶基板、2はC/添加の低抵抗n型ZnS導電層、3
I−1C1添加n型ZnS発光層、4はp型ZnS発光
層であり、5.6ばそれぞれ正、負電極、7,8はリー
ド線である。
ZnS基板lとしては、例えばヨウ素輸送法で作成した
Z n S l<ルク単結晶から切り出し研磨した(+
00)あるいI’j、、Cl ] 0 )ZnS単結晶
基板を用いる。このZnS単結晶基板1の上に、Cl添
加低抵抗n型ZnS導電層(CZ濃度3XIOcm  
、膜厚08μm ) 2、C7!添加n型ZnS発光層
(Cl濃度I X l O”Cm   、  膜厚0.
5μm)3とAs添加pQZnS発光層(As濃度1×
10 cm  、膜厚0.3 、It m ) 4の3
層からなるエピタキシャル成長層をMBE法により順次
成長させた。各エピタキシャル層の不純物濃度、膜厚の
設定範囲としては、C1添加n型Z n SJ導電層は
抵抗を低くするためC/濃度はlXl0〜5×10  
cm  、膜厚は05〜2μmとすることが好ましい。
Cl添加n型ZnS発光層3については高輝度の発光が
得られるようにC1濃度はlXl0 〜lXl0  c
m  とし、膜4Vi発光層のC7?濃度に応じて2〜
05μm程度とし、As添加p型ZnS発光層4はAs
濃度をlXl0 〜lX10  am   、膜厚をO
1〜0.3μmとすることがそれぞれ好ましい。MBE
成長に際しては、基板1温度は260℃とし、分子線源
としては、Zn、S、Asの単体ならびにZnCl!2
を用い、ZnおよびSの分子線強度をそれぞれlXl0
   Torr、5X]O”−’Torrとした。Zn
 C12の分子線強度は、上記のC1f!に度が得られ
るようにn型ZnS導電層2の成長時には2X10  
 Torr、n型ZnS発光層3の成長時には6XlO
Torrに設定した。また、p型ZnS発光層4を成長
する際のAs分子線強度はlXl0   Torrとし
た。上記の成長条件では膜の成長速度はおよそ1μm 
/ hであった。これらのエピタキシャル層を形成した
のち、p型ZnS発光層4上に正電極5を形成した。正
電極5は、Au(膜厚0.]、urn )、 Au−B
e合金(同OO5〜0.2μm)、PtC同0.5μm
)、Af(同0.3〜3μm)を順次積層して作成した
ものであり、Au層およびAu−Be合金層は抵抗加熱
蒸着法(真空度lXl0   Torr以下)、pt層
はヌバッター法(ガヌ圧I X I O−’Torr)
、A1層は電子ビーム蒸着法(真空度約lXl0.  
 Torr)によりそれぞれ成膜した。各金属層を成膜
後、ランプフラッシュアニールにより10秒〜15分間
の界面形成処理(アロイイング)を行い、p型ZnS層
へのオーミック性の電極と1した。次に、p型ZnS発
光44表面の正電極5の形成部分をフオトレジスト等で
マスクしたのちCF 4 を用いた反応性イオンエツチ
ング(RIE )によりp型ZnS発光層ならびにn型
ZnS発光層3の一部をエツチングして低抵抗n型Zn
S4電層2を露出させ、その表面に負電極6を形成した
。負電極6ば、Af(膜厚0. l 〜0.3 μm 
)、Ni(同0.05〜0.5 μm >、T i C
同0.1〜0.5 、urn )、Ta(同0.05〜
1.0 prn )、A i (同03〜3、 O、、
it m )を順次積層し、正電顕5と同様にランプフ
ラッシュアニール(1($−15分)による界面形成処
理を施し、n型ZnS層へのオーミック性の負電極6と
した。負電極6を構成する各金属層の成膜は、A1層お
よびN1層に一1電子ビーム蒸着法(真空度lXl0 
  Torr以下)、Ti層およびTa層はヌパノター
法(ガス圧力約lXl0   Torr)Kより行った
。その後、フォトレジストを除去し、リード線7,8を
電極5,6上に300μmφのAu線をボンディングす
る事により作成し、pn接合型ZnS発光素子を作成し
たつ 第2図に、このpn接合型ZnS発光素子の電流醒圧特
性を示す。同図のように順方向の立ち上がり電圧が約3
.5vの整流特性を示したつ順方向印加電圧3.7V以
上(電流3mA以上)で第3図に示すような465nm
にピークをもつ青色発光が肉眼で観察され、印加電圧5
V(電流20mA、)における発光輝度は、約30m 
c dであった。
以上のように本発明の実施例により従来より高輝度のp
n接合型ZnS青色発光素子を作成する事ができた。
第2実施例 第4図に本発明の第2の実施例であるMXS型ZnS発
光素子の概要断面図を示した。同図において1はZnS
単結晶基板、21d: CA添加低抵抗n型ZnS導電
層、3はC1添加n型ZnS発光層、9は高抵抗ZnS
層、10,6はそれぞれ正、負電極、7,8はリード線
である。本実施例において、ZnS単結晶基板1、低抵
抗n型ZnS導電層2ならびにn型ZnS発光層3は、
第1の実施例と同様にして作成したものである。このn
型ZnS発光層3の上に不純物を添加しない高抵抗のZ
n8層9を500A成長させ、高抵抗ZnS層9を形成
した。この高抵抗層9の膜厚としては高い正孔注入効率
を得るために100〜700′Aとすることが好ましい
。この高抵抗ZnS層9の上KAuを蒸着して正電極]
 0とし、第1の実施例と同様にしてエピタキシャル層
の一部をエツチングして露出させたn型ZnS導電層の
表面にA/?/N i 、/ T i / T a /
 A I積層金属膜を形成して負電極6を作成し、リー
ド線7,8を接続してMIS型ZnS発光素子を作成し
た。
以上のようにして作製したMIS型ZnS発光素子は、
順方向印加電圧10V(電流25mA)において発光輝
度約15mcdの465nmに発光ピークをもつ青色発
光を示した。
以上のように本発明の実施例により、従来のMIS型Z
nS青色発光素子(輝度5mcd)を上回る高輝度の青
色発光素子を作成することができた。
第3実施例 第5図に、本発明の第3の実施例のpn接合型ZnS青
色発光素子の概要断面図を示す。同図において、lはZ
nS単結晶基板、2はC1添加低抵抗n型ZnS導電層
、3ばCl添加n型ZnS発光層、11はP添加p型Z
nS発光層、12はP添加p型ZnS導電層、5,6は
それぞれ正、負電極、7,8はリード線である。
本実施例において、ZnS単結晶基板]、C1!添加低
抵抗n型ZnS導電層2、およびC/添加n型ZnS発
光層3は、第1実施例のpn接合型ZnS青色発光素子
の場合と同様の特性(不純物濃度、膜厚等)を有するも
ので厄って、P添加p型ZnS発光層11ならびにP添
加p型ZnS導電層12のP濃度および膜厚としては、
それぞれ、lXl0   cm   、0.1μmと5
XIOcm   、 1.0μmとに設定した。
なおP添加ZnS層のP濃度、膜厚の設定範囲としては
、発光層11はP濃度を1×10〜lXl0  am 
  、膜厚を0.1〜0.3μm、導電層12Cl−i
P濃度を1×10〜lXl020cm   、膜厚を0
5〜2 p、 mとすることが好ましい。各エピタキシ
ャル半導体層は、実施例1と同様の成長条件でMBE法
によって作成した。なおP添加ZnS層の成長に際して
、Pの分子線源としてはPの単体を用い、上記のP濃度
を得るためにPの分子線強度を発光層11、導電層12
の成長時にそれぞれ、lXl0−9Torr、5X]O
Torrとした。なお正、負電極5,6ならびにリード
線についても第1実施例と同様にして作成した。
以上のようにして作成したpn接合型ZnS青色発光素
子は立ち上がり電圧3,2vの整流特性を示し、印加電
圧3.5V(電流3mA)以上において第1実施例と同
様の発光スペクトルを有する青色発光が得られた。
第4実施例 第6図に、本発明の第4の実施例のpn接合型ZnS青
色発光素子の概要断面図を示す。同図において、14は
C7?添加低抵抗n型ZnS単結晶基板、15はClF
!A加低抵抗n型ZnS導電層、1flj:(1!添加
n型ZnS発光層、17はP添加p型ZnS発光層、1
8はP添加p型Zn5J電層であり、19.20はそれ
ぞれ正、負電極、7,8はリード線である。Cl添加低
抵抗n型ZnS単結晶基板14は、ヨウ素輸送法で作成
したZnSバルク単結晶をZnCl2中で熱処理するこ
とによりC/を添加して低抵抗化したものを切断、研磨
して厚さ約400 、a mのウェハーに加工したもの
である。
用いた基板ウェハーの抵抗率は約10Ω・cmである。
この低抵抗n型ZnS基板14上の4層からなるエピタ
キシャル半導体i15.16゜17.18は、第3実施
例と同様のMBE法で作製した。次に、P添加p型Zn
S導電層18上に第1実施例と同様にしてAu/Au−
Be合金Pt/A/!電極を作製し正電極19とした。
正電極19作製後、負電極20を低抵抗ZnS基板14
裏面に形成する前に、基板ウェハーを、保持治具に正電
極19側が接着面となるようにワックス等を用いて固定
して基板14を素子抵抗低減のため200μmの厚さま
で研磨した。
研摩面は05%のBr−メタノール溶液で約5μmエツ
チングし、研磨による加工変質層を取り除いた。次に、
ワックスを除去し、I X l 0−8Torr以下の
高真空中で200℃で数分間加熱処理した後、lXl0
   Torr以下の高真空中でこのn型ZnS基板1
4裏面に電子線を照射しなからA/を電子ビーム蒸着し
、さらにNi、Ti、Ta、A/’を第1笑施例と同様
にL テIl[i 次fi層し、ランプフラッシュアニ
ールにより界面形成処理を行い負電極13を形成した。
以上のようにして作製したpn接合型青色発光素子は立
ち上がり電圧3.5Vの整流特性を示し、印加電圧4v
以上で465 nmにピークをもつ青色発光が見られた
。発光輝度は印加電圧6V(電流20mA)で30me
 dであり、長時間安定した発光が観測された。
なお本実施例において、p型ZnS発光層ならびにp型
ZnS導電層への添加不純物としてAsを用いた場合で
も同様特性を有する高輝度青色発光素子を作製すること
ができた。
第5実施例 第7図に、本発明の第5の実施例のZnS e層のpn
接合型青色発光素子の概要断面図を示す。同図において
、21ばZnSe単結晶基板、22ばC/i加低抵抗n
型ZnSe薄電層、23ばC/添加n型ZnSe発光層
、24はP添加p型ZnSe発光層、25はP添加p型
ZnSe導電層、5,6はそれぞれ正、負電極、7,8
はリード線である。
本実施例において、ZnSe基板21としては、例えば
ヨウ素輸送法で作成したZnSeバルク単結晶より切り
出し研磨した(100)あるいは(I I O)ZnS
e単結晶基板を用いる、このZnSe単結晶基板21の
上に、C/添加低抵抗n型ZnSe導電層(C/?濃度
3X]019″′3 cm   、膜厚0.8μm )22 、 ClfA加
n型ZnSe発光層(Cl濃度lXl0   cm  
 、膜厚05μm)23とP添加p型ZnSe発光層(
P濃度lXl0  cm  、膜厚03μm〕24、P
添加p型ZnSe導電層25(P濃度lXl0   c
m   、膜厚0.1μm)の4層からなるエビタキシ
ャlし成長層をMBE法により順次成長させた。各エビ
タギシャル層の不純物濃度、膜厚の設定範囲としては、
C/添加n型ZnSeJ電層22は抵抗を低くするため
Cl濃度1dlXIo  〜5XIOcm   、膜厚
は05〜2μmとすることが好ましいっC1添加n型Z
nSe発光@23については高輝度の発光が得られるよ
うにC/濃度け1×lO〜lXl0   cm   と
し、膜厚は発光層のC1濃度に応じて2〜05μm程度
とすることが好ましく、p添加p型ZnS e発光層2
4はP濃度をlXl0 〜lXl0  cm   、膜
厚を0.1〜0.3.amとすることが好ましい。また
、P添加p型ZnSe導電層25については、P濃度を
lXl0 〜1XlOcm   、膜厚を002〜0.
1μmとすることが好ましい。
MBE成長に際しては、基板温度は260℃とし、分子
線源としては、Zn、、Se、Pの単体ならびにZnC
1zを用い、ZnおよびSeの分子線強度をそれぞれl
Xl0   Torr、lXl0   Torrとした
。ZnClzO分子線強度は、上記のCl!濃度が得ら
れるようにn型ZnSe導電層22の成長時には2×l
0−9Torr、n型ZnSe発光@23の成長時には
6 X l OT o r rに設定した。−また、p
型Z n、 S e発光層24、p型ZnSe導電層2
5を成長する際のP分子線強度はそれぞれlXl0−9
Torr、lXl0   Torrとした。上記の成長
条件では膜の成長速変ばおよそ1.5.um/hであっ
た。次に、第1実施例の場合と同様にして、p型ZnS
e導電層25上KAu/Au−Be合金/Pt/Aβ積
層電極からなる正電極5を、n型ZnSe導電層K A
 I / N i /T i/ T a / A/積層
電極からなる負電極6を形成し、リード線7,8を接続
してpn接合型ZnSe青色発光素子を製作した。
このようにして製作したpn接合型ZnSe発光素子は
、電流電圧特性において、立ち上がり電圧3vの整流性
を示し、印加電圧3.5v、電流10rnAにおいて、
30 m c dの青色発光(発光波長460nm)を
呈した。
以上のように本実施例により、高輝度のpn接合型Zn
Se青色発光素子を製作することができた。
第6実施例 第8図に、本発明の第6の実施例のZnSe層のpn接
合型青色発光素子の概要断面図を示す。同図において、
1はZnS単結晶基板、26はZnS−ZnSe歪超格
子層、22nC1添加低抵抗n型ZnSe導電層、23
はCl!添加n型ZnSe発光層、24UP添加p型Z
n Se発光層、25はP添加p型ZnSeill$電
層、5゜6はそれぞれ正、負電極、7,8はリード線で
ある。
本実施例において、ZnSe工ピタキシヤル層からなる
発光素子層は、実施例5と同様の構成、製法によるもの
であるが、基板結晶として、ZnS単結晶基板1を用い
ており、ZnSe発光層などとZnS単結晶基板基板の
あいだに、ZnS−ZnSe歪超格子層26が設けられ
ている。ZnS単結晶基板1は、第1実施例と同様にヨ
ウ素輸送法により作成した(+00)あるいは(+10
)基板である。この基板上のZnS−ZnSe歪超格子
層26は、層4100AのZnS層とZnSe層を交互
に20層ずつ程度積層して作成したものであり、このZ
nS−ZnSe歪趙格子層26により、ZnS単結晶基
板1とZnSeからなる4層の発光素子層22〜25と
のあいだの格子不整合が緩和され、高品質のZnSe発
光層をZnS基板上にエピタキシャル成長させることが
できたつ 以上のようにして製作したpn接合型ZnSe発光素子
は、第5実施例の場合と同様の良好な電流電圧特性を示
した。基板として、青色発光に対する透過率がZnSe
よりも高いZnS単結晶を用いることにより基板裏面か
らの発光の放射効率が向上し、より高い発光輝度を得る
ことができた。
本実施例においても高輝度のpn接合型ZnSe青色発
光素子を製作することができた。
以上は、本発明の化合物半導体発光素子を、実施例によ
って説明したが、本発明は実施例によって限定されるも
のでなく、本発明によるバンドギャップの大きいII−
Vl族化合物半導体の高効率可視短波長発光素子を含む
ものである。
〈発明の効果〉 上述のように、本発明によれば、ZnSあるいil″l
:ZnSeなどの[1−vt族化合物又はそれらの混晶
の化合物半導体を用いた高輝度の青色発光素子を製作す
ることが可能となる。従って、現在の赤色と緑色発光素
子とを組合せて、フルカラー表示素子用光源、高密度情
報処理用光源、又は光化学反応処理用光源等の各種オプ
トエレクトロニクヌ機器用光源として極めて有用である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のpn接合型ZnS発光
素子の概要断面図、第2図および第3図はそれぞれ、第
1の実施例のpn接合型ZnS発光素子の電流電圧特性
ならびに発光スペクトルを示す図、第4図は第rの実施
例のMIS型ZnS発光素子の概要断面図、第)および
第1図はそれ夕 ぞれ第rおよび第1の実施例のpn接合型ZnS e発
光素子の概要断面図、第9図は従来のZnS発光素子の
概要断面図である。 1・・・ZnS単結晶基板、 2.15−−−C7?添加低抵抗n型ZnS導を層、3
、is・−−czi加n型ZnS発光層、4・・・As
添加p型ZnS発光層、 5.10.19.33・・・正を極、 6.20.34・・・負電極。 7.8.35.36  ・ ・ ・ リード線、9・・
・高抵抗ZnS層、 1+、I’i’−−−pi加p型ZnS発光層、+2、
+8・=Pi加p型ZnS導電層、14・・・C1FA
加低抵抗n型ZnS基板、21・・・ZnSe単結晶基
板、 22・・・Cl添加低抵抗n型ZnSe導電層、23・
・・Cl添加n型ZnS e発光層、24・・・P添加
p型ZnSe発光層、25・・・P添加p型ZnSe導
電層、26 ・・・ZnS−ZnSe歪超格子層、31
・・・A1添加低抵抗n型ZnS単結晶基板(発光層)
、 32・・・高抵抗ZnS層。 代理人 弁理士 梅 1) 勝(他2名)蘂 1図 第2図 第 3 図 第 4図 第5図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ZnS、ZnSe等のII−VI族化合物半導体、又は
    、該II−VI化合物半導体の混晶化合物半導体のエピタキ
    シャル成長で発光層が形成され、該発光層を通して電流
    を流すための電極が設けられた電流注入型の化合物半導
    体発光素子において、前記エピタキシャル成長の発光層
    の少なくとも1層は塩素(Cl)を添加した前記II−V
    I族化合物半導体層であることを特徴とする化合物半導
    体発光素子。 2、前記Clを添加したII−VI族化合物半導体層が、Z
    nS層であることを特徴とする請求項1記載の化合物半
    導体発光素子。 3、前記Clを添加したII−VI族化合物半導体層が、Z
    nSe層であることを特徴とする請求項1記載の化合物
    半導体発光素子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003332631A (ja) * 2002-05-15 2003-11-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 白色発光素子

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JP2003332631A (ja) * 2002-05-15 2003-11-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 白色発光素子

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