JPH0472683A - 化合物半導体発光素子 - Google Patents

化合物半導体発光素子

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JPH0472683A
JPH0472683A JP2185786A JP18578690A JPH0472683A JP H0472683 A JPH0472683 A JP H0472683A JP 2185786 A JP2185786 A JP 2185786A JP 18578690 A JP18578690 A JP 18578690A JP H0472683 A JPH0472683 A JP H0472683A
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JP
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light emitting
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zns
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emitting device
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JP2185786A
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Yoshitaka Tomomura
好隆 友村
Masahiko Kitagawa
雅彦 北川
Kenji Nakanishi
健司 中西
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は化合物半導体発光素子に関し、特にI[−V
l族化合物半導体ZnSを用いた高輝度前1色発光素子
に関する。
(ロ)従来の技術 Alを不純物として添加したZnSを発光層として用い
た従来の青色発光素子の例(“ZnS blue−ea
itting diodes with an ext
ernal quantumefficiency o
r 5XIO−”、Il、Katayama、S、Od
a andll、Kukig+oto Appl、Ph
ys、Lett、、27(1975)697)を第1O
図に示す。同図において、2!は高圧熔融法により作成
したZnSnSバルク単結用0%のAlを添加した熔融
Zn中において、900℃で10〜24時間熱処理して
得られた抵抗率lO〜+00ΩCmのn型ZnS単結晶
基板であり、このA1添加ZnSバルク単結晶が発光部
となる。
22はこのZnS単結晶基板2Iを真空中で400℃で
60〜100秒熱処理することによりZnS単結晶基板
表面に形成した高抵抗(絶縁性)のZn5Jijである
。23は高抵抗Zn8層22上にAuを蒸着して形成し
た正電極、24はn !!! ZnS単結晶基板21の
臂開面にA1を蒸着して形成した負電極である。
この発光素子において、順方向に約10Vの電圧を印加
することにより室温で465nmにピーりをもつ青色の
発光が得られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述したバルクZnS単結晶を発光層と
して用いた従来の青色発光素子では、Al濃度を厳密に
制御することは困難であり、高輝度の発光を得るための
最適なAl濃度は不明であった。従って、高輝度の青色
発光素子を再現性良く作成することが極めて困難である
という問題点を有していた。
さらにまた、発光層に電流注入さけるための従来の金属
電極(金属−半導体構造)は、Δu、  In等が単体
、単層膜として形成されているが、オーミック特性、密
着性(機械的強度)、耐温度特性等を含む総合的な電極
特性としては不十分であり、通常発光素子の動作により
極く短時間の内に通電劣化(非オーミック化、高抵抗化
、剥離)するという問題点を有していた。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、係る点に鑑みてなされたもので、単結晶基板
上に化合物半導体エピタキシャル層からなる発光素子層
が形成され、前記発光素子層に電圧を印加するための電
極が少なくと62つ形成されてなる電流注入型の化合物
半導体発光素子であって、発光素子層中の発光層のうち
少なくとも1つが、Alを添加したZnSからなり、前
記発光層中のAl濃度がlXl0”〜lXl0”cm−
’であることを特徴とする化合物半導体発光素子である
あるいはまた、単結晶基板上に化合物半導体エピタキシ
ャル層からなる発光素子層が形成され、その発光素子層
に電圧を印加するための電極が少なくとも2つ形成され
てなる電流注入型の化合物半導体発光素子であって、発
光素子層のp型Zn5mに接続された電極がA u /
 A u −B e合金/Pt/A+積層電極、A u
/T e/T i /A l積層電極、あるいはAu/
Pt/Ta/Ni/A l積層電極からなり、発光素子
層のn yjlZn S層に接続された電極がI’n/
’A I/T i/A l積層電極、  I n/A 
I/N i/T l積層電極、あるいはAl/Ni/T
i/Ta/Al積層電極からなる化合物半導体発光素子
である。
この発明における単結晶基板としては、例えばヨウ素輸
送法により作成したZnSnSバルク単結用いることが
好ましい。基板結晶として発光層と同じ材料であるZn
Sを用いることにより、発光層に適した高品質のエピタ
キシャル層を成長させることが可能となる。さらに、Z
nSは青色光に対して高い透過率を有し、発光層から光
を素子外部に効率良く取り出す上で好適である。他の材
料としては、GaAsやGaPあるいはSiなどもZn
Sとの間の格子不整合が少なく基板結晶として用いる事
が可能である。
この発明における発光素子層としては、n型ZnS発光
層、高抵抗(絶縁)層および金属電極の接合からなる金
属−絶縁体一半導体接合型(MfS型)の発光素子層、
あるいはn型Z−ns発光層とp型ZnS発光層等の接
合かならるpn接合型の発光素子層が好ましいものとし
て挙げられる。
本発明においては、この発光素子層中のn型ZnS発光
層としはA1を添加した低抵抗のn型ZnSを用い、そ
のA11度を]xlO17〜lxl01OCtl−3と
することが最大の特徴となる。ZnSは、Alを添加す
ることにより、室温におけるフォトルミネッセンス(P
L)で、450〜480r+m付近に発光ピークをもつ
青色発光を示す。
第9図は、Al添添加Zn模膜この青色発光強度の膜中
のA16度依存性を図示への破線で示したものである。
さらに、Ali加ZnS膜の抵抗率のAlI度依存性に
ついても図示Bの実線で同時に示している。このAl添
添加Zn模膜分子線エビタキンヤル法(MBE法)によ
り成膜したものであり、膜中のΔl濃度は二次イオン質
量分析法(S IMS)により測定した。第9図に示さ
れるようにZnS膜の青色領域のPL発光強度はAla
度の増加とともに単調に増大し、特にAl11度力月x
 I O”cm−’以上の範囲で急激に増大する。
従って発光層の1つとしてI X I O”cm−’以
上のAlを添加したZnS膜を用いることで、高い発光
効率を得ることが可能となる。しかしながら、模の抵抗
率はA+濃度が3 X 10 ”ctn−”以下ではA
11%度の増大ととしに減少するが、A!濃度が3 X
 l O”cm−’を越えると逆に抵抗率は増大し、約
1.5X l O″0C〔3以上のAl濃度では膜はl
Ω・cm以上の高抵抗となる。このため、MIS型ある
いはpn接合型のいわゆる電流注入型発光素子の発光層
に用いるために適した抵抗率(1層cm程度以下)を得
るためにはAlfi度をI X l O”am−’以下
とすることが好ましい。従って、発光層を形成する上で
適した抵抗率を有し、かつ高い発光効率を有するn型Z
nS膜を得るためにはZnS膜中のAl113度をlX
l0” 〜IxlO″0C―゛コの範囲に設定すること
が好ましい。
また、本発明においては、p !!! Z n 8層に
対する電極としては、A u / A u −B e合
金/P(/A1積層電極を用いる。この電極は、p型Z
nS層表面に、Auを厚さ0.1μ鎖、Au−Be合金
を同0.05−0.2um、 P tを同0.5μm、
 A uを同0.3〜3#I11順次積層して作成した
ものであり、その作成方法としては例えば、Au層、A
u−Be合金層は抵抗加熱蒸着法、Pt層はArガスを
用いたスパッター法、Au層は電子ビーム蒸着法を用い
ることができる。なお、良好な電極特性を得るために各
金属層を形成後、ランプフラッシュアニールによりIO
秒〜!5分の界面形成処理を行うことが好ましい。この
Au/Au−Be合金/Pt/Δ1積!’Q!極では、
Au層ならびにAu−t3e3層層が主としてp型Zn
S層へのオーミック?!X極として働き、pt層ならび
にA1層が主に保護層として働くことにより、安定した
良好なオーミック電極が形成され、安定な素子特性を得
る上で好ましい。また、このAu/Au−Be合金/P
t/Al積層電極の他にもA u / T e / T
 i /Δ1積FJ電極、A u / P t / T
 a / N i / A l積層電極も同様に良好な
電極特性を示すものとして用いることができる。一方、
n型ZnS3に対する電極としては、A I / N 
i / T i / T a / A l積層電極を用
いる。この電極はn型ZnS表面にAl(膜厚O1〜0
.3μm)、 Ni (同005〜0.5μm)。
Ti(同0.1−0.5μm) 、 T a (同0.
05−1.hm) 。
A l (同03〜3.0μff1)を順次形成したも
のであり、ΔIBおよびNi層は電子ビーム蒸着法、T
i層お上び′I″a層はArガスを用いたスパッター法
により作成することができる。なお各層を積層した後、
良好なオーミック特性を得るためにランプフラッシュア
ニールにより10秒〜15分間の界面形成処理を行うこ
とが好ましい。なお、このAl/N i /’I’ i
 /Ta/A I債Pi!1rri極の他にIn/Δl
 / T i / A l積層電極、  I n/A 
I/N i/Ti積51積極1f極の良好な電極特性を
有するものとして用いることができる。
(ホ)作用 本発明によれば、M I S !!! Z n S発光
素子、pn接合型ZnS発光素子等の電流注入型発光素
子を構成する上で適した抵抗率を有し、かつ高い発光効
率を有するAlI加n型ZnS発光層を得るために適し
たAl111度が提示され、さらにまた、p型、n型Z
nS[に対する安定で良好なオーミック特性を有する電
極の構造が掲示され、高輝度のZnS青色発光素子の製
作が可能となる。
(へ)実施例 次にこの発明を実施例に基づいて詳細に説明す実施例1 第1図に本発明の第1の実施例の化合物半導体発光素子
の断面模式図を示す。同図において、IはZnS単結晶
基板、2は低抵抗n型ZnS導電層、3はAl添加n型
ZnS発光層、4はn型ZnS発光層であり、5.6は
それぞれ正、負電極、7.8はリード線である。
ZnS基板lとしては、例えばヨウ素輸送法で作成した
ZnSバルク単結晶より切り出し研摩した(100)あ
るいは(110)ZnS単結晶基板を用いる。このZn
SnS単結晶基板上に、Al添加低抵抗n型ZnS導電
層(A11度3×1017cm−’、膜厚0.hs) 
2、Al添加n型ZnS発光層CAn度lXl0”cm
−’、膜厚0.5μs)3とAs添加n型ZnS発光層
(As濃度l×10”cm−”、膜厚0.3μs) 4
の3層からなるエピタキシャル成長層をMBE法により
順次成長させた。各エピタキシャル層の不純物濃度、膜
厚の設定範囲としては、A1添加n型ZnS導電層2は
抵抗を低くするため、A111度はlXl0”〜5 X
 I O”cm−’、膜厚は0.5〜2μ−とすること
が好ましい。Al添加n型ZnS発光層については前記
のようにAlfi度はI×1017−IXIOl @ 
c rn−3とし、膜厚は発光層のA1濃度に応じて2
〜0.5μ繭程度とすることが好ましく、As添加n型
ZnS発光層はAsla度を1×1017〜1x10”
cm−’かつ膜厚を0.1〜0.3μ鳳とすることがそ
れぞれ好ましい。MBE成長に際しては、基板温度は2
60℃とし、分子線源としては、Zn、S、Alならび
にAsの単体を用い、ZnおよびSの分子線強度をそれ
ぞれI X 10−@Torr、 5 Xl 0−”T
orrとした。Alの分子線強度は、上記のAl11度
が得られるようにn型ZnS導電層2の成長時には2 
X I O−”Torr、 n型ZnS発光層3の成長
時には6 X I O−@Torrに設定した。また、
n型ZnS発光層4を成長する際のAs分子線強度はI
 X 10−”Torrとした。上記の成長条件では膜
の成長速度はおよそ1μl/hであった。これらのエピ
タキシャル層を形成したのち、p型ZnS発光!i4の
上にAuを蒸着して圧電4r15とし、p型ZnS発光
wA4の表面の正電極5の形成部分をフォトレジスト等
でマスクしたのちCF、を用いた反応性イオンエツチン
グ(RIE)によりn型ZnS発光層4ならびにn型Z
nS発光層3の一部をエツチングして低抵抗n型Zn5
g1it層2を露出させ、その表面にAlを蒸着して負
電極6とした。その後フォトレジストを除去し、リード
線7.8を接続してpn接合型ZnS発光素子を製作し
た。
第2図にこのpn接合型ZnS発光素子の電流電圧特性
を示す、同図のように順方向の立ち上がり印加電圧が約
3.5■の整流特性を示した。順方向印加電圧3.7■
以上(電流3mA以上)で第3図に示すような450n
mにピークをもつ青色発光が肉眼で観察され、印加電圧
5V(電流20mA)における発光輝度は、約30mc
dであった。
以上のように本発明により高輝度のpn接合型ZnS青
色発光素子を作成する事ができた。
実施例2 次に第2の実施例として第1の実施例と同じ素子構造の
pn接合型ZnS青色発光素子を有機金属気相成長法(
MOCVD法)を用いて成長した例について示す。基板
活用は実施例1と同様にヨウ素輸送法により作成したZ
nS単結晶基板を用いた。ZnS基板1上の3層のエピ
タキシャル層は、ZnおよびSの原料ガスとしてそれぞ
れジェヂル亜鉛とノエチル硫黄との付加体(DEZ−D
ES)ならびに硫化水素(Has)を用いた減圧MOC
VD法により作成した。n型ZnS導電層ならびにn型
ZnS発光層へのドーパント原料としてはトリエチルA
l(TEA)を、p’l!ZnS発光層へのドーパント
原料としてはアルシン(AsHs)を用いた。基板温度
は高品質の低抵抗n型Zn5Hを得るためには330〜
370℃とすることが好ましく、本実施例では350℃
とした。
原料ガxの供給量は、DEZ−DESおよびH。
SJこついては、それぞれIXI(I’膳o1/鵬in
とし、TEAの供給量としては、n型ZnS導電層2の
成長時には1.2X I O−7mol/sin、 n
型ZnS発光層3の成長時には4 X I O−’so
l/sinに設定し、所望のA16度を得た。また、p
型ZnS発光層4の成長時のA s Hsの供給量は、
I x I O−’mol/sinとした。膜の成長速
度は、上記の成長条件の場合、約1.5μs+/hであ
った。これらのエピタキシャル層を作成した後、第1の
実施例の場合と同様にして正、負電極の形成ならびにリ
ード線の接続を行いpn接合型ZnS発光素子を作成し
た。
上記の様にして第1の実施例の場合と同様の特性を有す
る高輝度青色発光素子を作製することができた。
実施例3 第4図に本発明の第3の実施例であるMIS型ZnS発
光素子の断面模式図を示す。同図においてlはZnS単
結晶基板、2は低抵抗n !!! Z n S導mm、
3はA1添加n型ZnS発光層、9は高抵抗ZnS1m
、5.6はそれぞれ正・負電極、7゜8はリード線であ
る。本実施例において、Z−nS単結晶基基板、低抵抗
n ’!:! Z n S ijl’RIIJ 2なら
びにn型ZnS発光層3は、第1あるいは第2の実施例
と同様にして作成したものである。このn型ZnS発光
FJ3の上に不純物を添加しない高抵抗のZnS層9を
500人成長させ、高抵抗ZnS層9を形成した。この
高抵抗層9の膜厚としては高い正孔注入効率を得るため
に100〜700人とすることが好ましい。この高抵抗
Zn5I9の上にAuを蒸着して正電極5とし、第1の
実施例と同様にしてエピタキシャル層の一部をエツチン
グして露出させたn型ZnS導電層2の表面にA1を蒸
着して負電極6を作成し、リード線7.8を接続してM
 I S fM Z n S発光素子を作成した。
このようにして作成したMIS型ZnS発光素子は、順
方向印加電圧10v(電流25mA)において発光輝度
的15mcdの450nmに発光ピークをもつ青色発光
を示した。
以上のように本発明により、従来のMIS型ZnS青色
発光素子(輝度5 m c d )を上回る高輝度の青
色発光素子を作製することができた。
実施例4 第5図に本発明の第4の実施例のpn接合型ZnS青色
発光素子の断面模式図を示す。同図においてlはZnS
単結晶基板、2は低抵抗n型ZnS導it、3はA1添
加n型ZnS発光層、IOはP添加p型ZnS発光層、
IfはP添加p型ZnS導[層、12.13はそれぞれ
正、負電極、7.8はリード線である。本実施例におい
て、ZnS単結晶基板11低抵抗n型ZnS導電層2、
およびAl添加n型ZnS発光層3は、実施例1のpn
接合型ZnS青色発光素子の場合と同様の特性(不純物
濃度、膜厚等)を有するものであって、P添加pffi
!ZnS発光層10ならびにP添加p型ZnS導電層1
1のP濃度および膜厚としては、それぞれ、lXl0”
am−’、0.1μsト5 X10”cm−’、1.0
g膳とに設定した。なおP添加ZnS層のP濃度、膜厚
の設定範囲としては、発光層lOはP濃度をI X 1
0”〜I X 10”cm、膜厚を0.1−0.3μ−
1導電層11はPin度を1XIO”−1〜10″0c
m−”、膜厚を0.5〜2μ−とすることが好ましい。
各エピタキシャル半導体層は、実施例1および2と同様
の成長条件でMBE法、あるいはMOCVD法によって
作成した。
なおP添加ZnS層の成長に際して、MBE法による場
合、Pの分子1源としてはPの単体を用い、上記のPf
i度を得るためにPの分子線強度を発光510、導電層
11の成長時にそれぞれ、IxlO−”Torr、5 
X I O−”Torrとした。また、MOCvD法を
用いた場合、Pの原料ガスとしてPH,を用い、その流
量を発光層10に対して1xlO−’mol/sin、
導電層Illこ対して5 X 10−’sat/sin
としてそれぞれ所望のP濃度を有するp型ZnS層を得
た。
次に、正電極12は、P添加p!!!ZnS導電層2上
にAu(膜厚0.1g−)、Au−Be合金(同0.0
5〜0.2μ−)、Pt(同0.5μ履)、Al(同0
.3〜3μ−)を順次積層して作成したものであり、A
u層およびAu−Be合金層は抵抗加熱蒸着法(真空度
■X 10−”Torr以下)、pt層はスパッター法
(ガ電圧I X I O”Torr) 、A ll!!
は電子ビーム蒸着法(真空度約l X I O−’To
rr)によりそれぞれ成膜した。各金rf4層を成膜後
、ランプフラッシュアニールにより10秒〜15分間の
界面形成処理を行い、p!!!ZnS層へのオーミック
性の電極とした。このようにして正電極12を作成した
後、実施例1と同様にしてエピタキシャル半導体層の一
部を除去し、露出させたAl添加低抵抗口型ZnS導電
層2の表面にAl(!IA厚01〜03μ鋼)、Ni(
同0.(15〜0.5um)、Ti(同0.1〜0.5
us)、Ta(同0.05〜1.0μm)、Al(同0
,3〜3.0μ麿)を順次積層し、正電極I2と同様に
ランプフラッシュアニル(10秒〜15分)による界面
形成処理を施し、n!!!ZnS層へのオーミック性の
負電極13とした。負電極■3を構成する各金属層の成
膜は、A1層およびNi層は電子ビーム蒸着法(真空度
IX l O−”Torr以下)、Ti層およびTa層
はスノ(ツタ−法(ガス圧力的1 x I O−’To
rr)により行った。リード線7.8は、電極12.1
3上に50μ−φのAu線をボンディングすることによ
り作成した。
第6,7図にそれぞれA1添加低抵抗n型Zn5Ifj
CA+濃度3 X I O”cm−3、膜厚2μm)に
Al正電極らびに本実施例で負電極として用いたA I
/N i/T i/Ta/A 111極を形成した場合
の2端子間の電流電圧特性の経時変化の様子を示す。A
l正電極用いた場合、第6図に示されるように、時冊と
ともにオーミック性の低下ならびに接触抵抗の増大が見
られたが、Al/Nj/Ti / 1’ a /Al電
極を用いた場合は、第7図のように電流電圧特性の経時
変化はほとんど見られず、長時間にわたって安定したオ
ーミック特性を保持することができた。
以上のようにして作成したpn接合型ZnS青色発光素
子は立ち上がり電圧3.2vの整流特性を示し、印加電
圧3.5V(電流3 m A )以上において実施例1
と同様の発光スペクトルを有する青色発光が得られた。
なお、正電極I2としてAl/N i/T i/Ta/
A Iを電極を用いることにより、Au電極を用いた場
合と比較して立ち上がり電圧は約0.2v減少した。発
光輝度は、印加電圧5V ([m20mA)において約
30mcdであり、長時間にわたって、安定した発光を
観測することができた。
実施例5 第8図に本発明の第5の実施例のpn接合型ZnS青色
発光素子の断面模式図を示す。同図において14はCI
添加低抵抗n型ZnS単結晶基板、15はC1添加低抵
抗n !!! Z n S導電層、16はAl添加n型
ZnS発光層、I7はP添加p型ZnS発光層、18は
P添加p型ZnS導電層であり、19.20はそれぞれ
正、負電極、7.8はリード線である。CI添加低抵抗
n型ZnS単結晶基板14は、ヨウ素輸送法で作成した
ZnSバルク単結晶をZnCl5中で熱処理することに
よりCIを添加して低抵抗化したものを切断、研摩して
厚さ約400μmのウェハーに加工したものである。用
いた基板ウェハーの抵抗率は約10Ω・cmである。こ
の低抵抗n !!! Z n S基板I4上の4Bから
なるエピタキシャル半導体層+5.16゜17.18は
、実施例1と同様にしてMBE法で作成した。CI添加
低抵抗n型ZnS導!!+5の成長に際しては、C1の
分子線源としてZnChを用い、C1度を5XIO”c
m−”、膜厚を0.5μ−に設定した。上記のC1濃度
を得るためにZ n CI *の分子線強度は2 X 
I 0−10Torrとした。A1添加n型ZnS発光
層!6、P添加p型ZnS発光層17、P添加p型Zn
S導電層18については実施例4の場合と同様の不純物
農度、膜厚とした。次に、P添加p型ZnS導電層I8
上に実施例4と同様にしてA u / A u −B 
e合金/ P t / A I ?!!極を作成し正電
極19とした。正電極19作成後、負電極20を低抵抗
ZnS基板14裏面に形成する前に、基板ウェハーを保
持治具に正電極19側が接着面となるようにワックス等
を用いて固定した基板14を素子抵抗低減のため200
JJsの厚さまで研摩した。研摩面は05%のBr−メ
タノール溶妓で約5μ−エツチングし、研摩による加工
変質層を取り除いた。次に、フックスを除去し、I X
 I O−”Torr以下の高真空中で200℃で数分
間加熱処理した後、l X I O−@Torr以下の
高真空中でこのn型ZnS基板14裏面に電子線を照射
しながらAlを電子ビーム蒸着し、さらにN1、Ti、
Ta、Alを実施例4と同様にして順次積層し、ランプ
フラッシュアニールにより界面形成処理を行い負電極1
3を形成した。
このようにして作成したpn接合型ZnS青色発光素子
は立ち上がり電圧3.OVの整流特性を示し、印加電圧
3.5V以上で450nmにピークをもつ青色発光が見
られた。発光輝度は印加電圧45(1!流20mA)で
30mcdであり、長時間安定した発光が観測された。
なお本実施例において、p型ZnS発光層ならびにp型
ZnS導電層への添加不純物としてAsを用いた場合で
も同様の特性を有する高輝度青色発光素子を作成するこ
とができた。
本発明の実施例に於いて開扉した#r81な電極の構造
(構成法)は、その作用効果からも明らかであるように
、ZnSのみならずZnを含む化合物、即ちZn5e、
ZnTe、ZnBe5.ZnBeSe、 Zn13e’
l’e   ZnMn5.ZnMnSe。
Z n M n Te等、同様にL(gを成分元素とし
て含有する同化合物類、Mgを成分元素として含有する
同化合物類、さらに加えて、上記のZn化合物に於いて
ZnがCdに置換された一群の化合物類およびZnなら
びにCdを同時に含有する一群の化合物類に亘るII−
Vl族化合物半導体に適用できることは明らかである。
(ト)発明の効果 上述のように、本発明によれば、高輝度のZnS青色発
光素子を製作することが可能となることは明らかであり
、フルカラー表示素子用光源、高密度情報処理用光源、
光化学反応処理用光源等の各種オプトエレクトロニクス
機器用光源として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の第1の実施例のpn接合型ZnS発
光素子の断面模式図、第2図および第3図は、それぞれ
、第1の実施例のpn接合型ZnS発光素子の電流電圧
特性ならびに発光スペクトルを示す模式図、第4図は第
3の実施例のMIS型ZnS発先素子の断面模式図、第
5図は第4の実施例のpn接合型ZnS発光素子の断面
模式図、第6図および第7図はA1添加低抵抗n型Zn
S層上に形成し?、=AlW極およびA I / N 
i / T i/ T a / A l if極の2端
子間の電流電圧特性の経時変化をそれぞれ示した模式図
、第8図は第5の実施例のpn接合型ZnS発光素子の
断面模式図、第9図はA1添加Zn5lの抵抗率とPI
、発光強度のAl11度依存性を示した模式図、第1θ
図は従来のZnS発光素子の断面模式図である。 9・・・高抵抗ZnS層、 to、+7−P添加p型ZnS発光層、11、I 8 
・= −P添加p型ZnS導電層、14・・・C1添加
低抵抗n型ZnS基板、15・・・ CI添加低抵抗n
型Z、n Sエピタキノヤル導電層、 21・・・・A1添加低抵抗n型ZnS単結晶基板(発
光B)、 22・・・・・高抵抗ZnS層。 l・・・・・・ZnS単結晶基板、 2・・・・・・低抵抗n PI! Z n S lit
層、3.16・・・・・・Al添加n型ZnS発光層、
4・・・・・・p型ZnS発光層、 5、+2.19.23・・・・・・正電極、6、+3.
20.24・・・・・・負電極、?、8,25.26・
・・・・・リード線、第1図 第4回 第3図 i畏 (nm) 第 5図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、単結晶基板上に化合物半導体エピタキシャル層から
    なる発光素子層が形成され、その発光素子層に電圧を印
    加するための電極が少なくとも2つ形成されてなる電流
    注入型の化合物半導体発光素子であって、発光素子層中
    の発光層のうち少なくとも1つが、Alを添加したZn
    Sからなり、その発光層中のAl濃度が1×10^1^
    7〜1×10^2^0cm^−^3であることを特徴と
    する化合物半導体発光素子。 2、単結晶基板がZnSである請求項1記載の化合物半
    導体発光素子。 3、発光層がAlを添加したn型ZnSとPを添加した
    p型ZnSとのpn接合層からなる請求項1又は2記載
    の化合物半導体発光素子。 4、発光層がAlを添加したn型ZnSとAsを添加し
    たp型ZnSとのpn接合層からなる請求項1又は2記
    載の化合物半導体発光素子。 5、単結晶基板上に化合物半導体エピタキシャル層から
    なる発光素子層が形成され、その発光素子層に電圧を印
    加するための電極が少なくとも2つ形成されてなる電流
    注入型の化合物半導体発光素子であって、発光素子層の
    p型ZnS層に接続された電極がAu/Au−Be合金
    /Pt/Al積層電極、Au/Te/Ti/Al積層電
    極、あるいはAu/Pt/Ta/Ni/Al積層電極か
    らなり、発光素子層のn型ZnS層に接続された電極が
    In/Al/Ti/Al積層電極、In/Al/Ni/
    Ti積層電極、あるいはAl/Ni/Ti/Ta/Al
    積層電極からなる化合物半導体発光素子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5382813A (en) * 1992-12-17 1995-01-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Light emission diode comprising a pn junction of p-type and n-type A1-containing ZnS compound semiconductor layers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5382813A (en) * 1992-12-17 1995-01-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Light emission diode comprising a pn junction of p-type and n-type A1-containing ZnS compound semiconductor layers

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