JPH04187410A - 成形機用洗浄剤及びその製造方法 - Google Patents

成形機用洗浄剤及びその製造方法

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JPH04187410A
JPH04187410A JP2314377A JP31437790A JPH04187410A JP H04187410 A JPH04187410 A JP H04187410A JP 2314377 A JP2314377 A JP 2314377A JP 31437790 A JP31437790 A JP 31437790A JP H04187410 A JPH04187410 A JP H04187410A
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幹彦 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱可塑性樹脂(以下単に「樹脂」という)用
成形機による所定作業終了時に、当該成形機内に残留す
る樹脂そのもの及び成形材料中に含まれる染顔料等の添
加物を除去するための洗浄剤及びその製造方法に関する
[従来の技術] 一般に、樹脂の着色、混合、成形等を目的に成形機(押
出し・射出)が用いられているが、所定の作業終了時に
、当該樹脂そのものや成形材料中に含まれている染顔料
等の添加剤が成形機内に残留する。この残留物は、次に
行われる異種樹脂又は異色樹脂による成形時に成形品中
に混入し、製品外観不良の原因となる。
従来、上記残留物を成形機内から除去するため、人手に
より成形機の分解掃除をする方法、成形機を停止せずに
そのまま次に使用する成形材料を成形機に充填し、これ
により残留物を少しづつ置換して行く方法及び市販の洗
浄剤を用いる方法が実施されれている。
特に、上記市販の洗浄剤としては次のものが知られてい
る。
(1)超高分子アクリル樹脂に、発泡剤、カリオン及び
炭酸カルシウムを含有させたもの(半溶融タイプ)。
(2)樹脂に界面活性剤を含有させたもの(完全溶融タ
イプ)。
(3)発泡剤入りの金属石けん(ブレンドタイプ)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、人手による分解掃除では、多数の人員と
長時間を要し、生産性低下の大きな要因となっている。
また、成形機の構造上簡単に分解できない箇所、例えば
シリンダー内壁に残留物が残る問題もある。
次に使用する成形材料で置換して行く方法では、成形を
目的とする成形材料は洗浄に適した設計になっていない
ため、洗浄効果が低(、多量の成形材料が無駄に消費さ
れると共に、洗浄に長時間を要する。加えて、例えばゴ
ム熱劣化物等、残留物の種類によっては除去できない場
合がある。
市販の洗浄剤を用いる方法は、いずれの洗浄剤も洗浄剤
として下記の如き致命的欠点を有しているため、一般に
広く普及するには至っていない。
(1)半溶融タイプの洗浄剤は、それ自体が成形機内に
残留しやすく、次の成形材料に混入して異物トラブルを
発生させやすい。
(2)完全溶融タイプの洗浄剤は、洗浄効果が低い上に
、やはり成形機内に残留しやす(、これを完全に排出す
るのに手間と時間を要する。
(3)ブレンドタイプの洗浄剤は、洗浄効果が低い上に
、樹脂への予備ブレンド作業が必要で、使用に手間がか
かる。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明において講じられた手
段を説明すると、本発明では、メルトフローレイトが0
.5〜30g/10分(220℃・10kg)の熱可塑
性樹脂30〜95重量%と、メルトフローレイトが30
 g / 10分(220℃・10kg)を越えかつ5
〜30重量%の有機発泡剤が練り込まれた熱可塑性樹脂
70〜5重量%との混合物を成形機用洗浄剤とすること
、及び、メルトフローレイトが30g/10分(220
℃・10kg)を越える熱可塑性樹脂に、発泡温度未満
の温度下で5〜30重量%の有機発泡剤を練り込んでを
製造したペレット70〜5重量%と、メルトフローレイ
トが0.5〜30g/10分(220℃・10kg)の
熱可塑性樹脂のペレット30〜95重量%とを混合して
成形機用洗浄剤を製造するという手段を講じているもの
である。
本発明に用いる樹脂は、メルトフローレイトが0.5〜
30g/10分(220℃・10kg)の熱可塑性樹脂
(以下r高粘度樹脂」という)と、メルトフローレイト
が30g/10分(220℃・10kg)を越えた熱可
塑性樹脂(以下「低粘度樹脂という」)である。
本発明において上記のように高粘度樹脂と低粘度樹脂の
2種類の樹脂を用いているのは、高粘度樹脂の方が高い
洗浄効果が得られるが、この高粘度樹脂の場合、更に洗
浄効果を高める有機発泡剤をあらかじめ練り込んでおく
ことが困難でなためである゛。即ち、高粘度樹脂の場合
、混線っできる状態にするには高い温度に加熱する必要
があり、当該温度下ではあらかじめ練り込んでおくべき
有機発泡剤が発泡してしまい、実質的に混合不能となる
そこで本発明では、上記有機発泡剤をあらかじめ練り込
んでお(樹脂として、比較的低温下で混練り可能な低粘
度樹脂を使用し、あらかじめ有機発泡剤を発泡温度未満
の温度下で練り込んだ低粘度樹脂と、上記高粘度樹脂と
から洗浄剤を構成しているものである。
高粘度樹脂のメルトフローレイトが0.5g/lO分(
220℃・10kg)未満では、標準的な成形条件、例
えば成形温度200〜280℃では使用できな(なり、
またこのメルトフローレイトが30 g / 10分(
220℃・lokg)を越えると十分な洗浄効果が得に
くくなる。
一方、低粘度樹脂のメルトフローレイトが30g / 
10分(220℃・10kg)以下では、あらかじめ有
機発泡剤を混合してお(ことが困難になる。低粘度樹脂
のメルトフローレイトの上限は、一般の射出成形や押出
成形に使用される樹脂の範囲内であれば特に制限される
ものではないが、500g710分(220℃・10k
g)程度である。
本発明に用いる高粘度樹脂及び低粘度樹脂としては、各
々メルトフローレイトが上記範囲内のものであれば、射
出成形や押出成形等に供される一般の樹脂を広く用いる
ことができる。具体例としては、ポリエチレン、ポリス
チレン、AS樹脂、ABS樹脂、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド系樹脂、ポリカーボ
ネイト、ポリブテン等を挙げることができる。また、こ
れらの樹脂は、単独で用いても、2種以上混合して用い
てもよい。
上記のように、本発明で用いる高粘度樹脂と低粘度樹脂
としては、一般の樹脂を広く用いることができるが、樹
脂の種類としては、両者とも洗浄作業後の成形に供する
樹脂と同一組成のものが好ましい。また、残留樹脂の種
類を問わず高い洗浄効果が得られ、各種の樹脂を単一の
洗浄剤で洗浄できる観点からは、スチレン−アクリロニ
トリル共重合体(AS樹脂)が好ましい。
上記AS樹脂は、アクリルニトリル含有量が5〜50重
量%であることが好ましい。アクリロニトリル含有量が
5重量%未満では、洗浄すべき樹脂の種類によっては洗
浄力が低下する。また、50重量%を越えると洗浄剤が
いくぶん成形機内に残留しやすくなり、洗浄後の洗浄剤
の排出に使用する成形材料の量と、それに要する時間が
やや増大する。
本発明における高粘度樹脂と低粘度樹脂は、相互に異な
る種類の樹脂を用いてもよいが、相互に相溶性のよい樹
脂であることが好ましく、できれば同じ種類の樹脂とす
ることが好ましい。
低粘度樹脂にはあらかじめ有機発泡剤が練り込まれるが
、この有機発泡剤としては、例えばアゾジカルボンアミ
ド(ADCA)、アゾジカルボン酸ジエチル、ヒドラゾ
ジカルボン酸ジエチル、ヒドラゾジカルノン酸ジイソプ
ロピル、アゾビスイソブチロニトリル、ジニトロペンタ
メチレンテトラミン、4,4°オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジツド、パラトルエンスルホニルヒドラジ
ッド、トリヒドラジノトリアジン、N、N’ −ジニト
ロソ−N、N’ −ジメチルテレフタルアミド、アゾビ
スヘキサヒドロベンゾニトリル、ジニトロペンタメチレ
ンテロラミン等を挙げることができる。
上記有機発泡剤の低粘度樹脂への添加量は、有機発泡剤
の種類にもよるが、5〜30重量%であることが必要で
、好ましくは15〜25重量%である。少な過ぎると添
加した利益を得にくく、過剰に添加しても、発泡剤の消
費量が増大するだけで、添加量はどの洗浄力の向上は得
られない。
前記高粘度樹脂と、上記有機発泡剤を練り込んだ低粘度
樹脂の混合物が本発明の洗浄剤である。
この両者の混合は、両者を夫々粒状とし、これを混合す
ることで行うことができる。即ち、両者のペレットを別
々に製造した後、このペレットを混合することで行うこ
とができる。
高粘度樹脂と、有機発泡剤を練り込んだ低粘度樹脂の混
合割合は、前者が30〜95重量%、後者が70〜5重
量%であることが必要で、好ましくは前者が85〜95
重量%、後者が15〜5重量%である。また、この高粘
度樹脂と、低粘度樹脂のメルトフローレイトは前述の通
りであるが、両者を上記割合で混練りしたときのメルト
フローレイトが30g/10分(220℃・10kg)
以下となるよう、両者のメルトフローレイトを設定する
ことが好ましい。
本洗浄剤は、滑剤として、アルカリ金属塩、特にステア
リン酸マグネシウム等のステアリン酸金属塩を添加して
使用することが好ましい。このアルカリ金属塩を添加す
ると、本洗浄剤を一層残留しにく(でき、残留したもの
も除去しゃすくなる。アルカリ金属塩の添加は、本洗浄
剤のアルカリ金属塩含有量が0.1〜5重量%となるよ
うに行うことが好ましい。
上記アルカリ金属塩は、本洗浄剤の使用時に別途添加し
てもよいが、本洗浄剤を構成する樹脂、即ち高粘度樹脂
、低粘度樹脂又は両者にあらかじめ練り込んでおくと、
その添加効果が大きいので好ましい。
また、本洗浄剤には、水分を含有させておくことが好ま
しい。この水分は、成形機内で蒸気となり、残留物の引
き剥しに有効に作用する。
水分を含有させる場合、例えば本洗浄剤を構成する樹脂
の吸湿性を利用して吸着させたり、本洗浄剤を構成する
樹脂を多孔質として内部に水を封じ込め、本洗浄剤の投
入時に水が外部に離脱しないようにしてお(必要がある
。例えば本洗浄剤の周面に水をまぶして付着させただけ
のような場合、投入時に成形機のホッパーやホッパー直
下に離脱した水が付着したり溜って、次に投入される成
形材料を濡らし、次の成形に悪影響を及ぼす・ 水分を含有させる場合、本洗浄剤の含水量は0.2〜5
重量%であることが好ましい。含水量が0.2重量%未
満では水分を含有させた効果が十分得に(く、5重量%
を越えると洗浄操作が機械的に困難となる。
本洗浄剤は、これにガラス繊維を含有させて用いると洗
浄効果が向上するので好ましい。このガラス繊維は、通
常プラスチック用として市販されているガラス繊維に比
して、カップリング剤を200〜300重量%増量して
、2000〜3000ppmにしたものが好ましい。ま
た、長さ及び径は、通常プラスチック用として市販され
ているものと同様である。
上記ガラス繊維に代えて、ガラス粒を含有させることも
できる。このガラス粒は、平均径が10〜200μのガ
ラスを主成分とする粒状物、例えばガラス粉末、ガラス
球、シラスバルーン、クニックサンド等である。
ガラス繊維やガラス粒は、投入時に成形機のホッパーや
ホッパー直下に付着残留しないよう、本洗浄剤を構成す
る樹脂に練り込んでお(必要がある。本洗浄剤中のガラ
ス繊維の配合量は、5〜50重量%、ガラス粒の配合量
は、5〜60重量%である。
本洗浄剤は、これを成形機に投入して、成形機をほぼ通
常通り作動させることで洗浄効果を奏するもので、射出
成形機、押出成形機に対して特に有益であるが、これら
と同様に樹脂を加熱溶融させて混練するシリンダ一部を
有する装置であれば広く適用することができる。
本洗浄剤をベント付成形機に使用する場合は、全体の5
〜10重量%をベントロから添加すると好ましい結果が
得られる。
本洗浄剤を用いる場合の成形機の運転条件は、シリンダ
ーの内圧が上昇するような条件に設定すると、効果がよ
り顕著になるので好ましい。即ち、シリンダー温度を吐
出可能な範囲で下げる、背圧を掛ける、高速で射出させ
る、等の操作を行うことが好ましい。
[作 用] 洗浄剤の残留物の除去力は、洗浄剤を構成する樹脂のメ
ルトフローレイトが小さいほど大きくなる傾向にある。
これは、このような樹脂が成形機内を移動するときに残
留物を引っ掛けやすく、残留物の引き剥し効果が高めら
れるためと考えられる。
このことから、本洗浄剤における洗浄作用は主に高粘度
樹脂によってもたらされると考えられる。また、本洗浄
剤における低粘度樹脂は、この高粘度樹脂の移動に伴っ
て移動されるので、成形機内に残留しにくいと共に、こ
れに練り込まれている有機発泡剤の発泡により、残留物
の剥離が促進されるものと考えられる。
一方、本発明においては、有機発泡剤が、比較的低温下
で混練りできる低粘度樹脂に練り込まれるので、有機発
泡剤を発泡させることなく当該練り込みが可能となって
いるものである。
[実施例] 次に、本発明を、実施例及び比較例によって説明する。
尚、実施例及び比較例に使用した成形機、成形条件及び
測定条件は以下の通りである。
成形機:射出成形機(インラインスクリュー型)・東芝
l5125 (型締力125トン・容量10オンス) 成形温度:各実施例及び比較例毎に第1表に示す。
メルトフローレイト (MFR): J I S−に7
21Oによって測定した。
アクリロニトリル含有量(AN%):赤外線分光光度計
により測定した。
実施例1 まず、メルトフローレイトが300g/10分(220
℃・10kg)のポリスチレン(ps)に、2軸押出機
(押出し温度170℃以下)にてADCAを20重量%
練り込んだペレットと、メルトフローレイトが2g/1
0分(220℃・10kg)のAS樹脂のペレットとを
、前者を5重量%、後者を95重量%の割合で混合して
本発明の洗浄剤とし、成形温度240℃下で次の洗浄操
作を行った。
ABS樹脂の黒色着色成形材料を成形機内に充填後、完
全に排出して成形機内を空にした。
次に、本発明の洗浄剤を成形機に1.5kg投入し、こ
れを射出操作により排出し終るまでの時間を測定した。
また、洗浄剤の排出後に一般成形用のABS樹脂の無色
成形材料で射出操作を行って、残留物の影響(黒色の汚
班による外観不良)が無いことが確認されるまでの時間
と使用した無色成形材料の量を測定した。
その結果を第1表に示す。
比較例I ABS樹脂の黒色着色成形材料の排出後直ちに、一般成
形用のABS樹脂の無色成形材料を洗浄剤として、残留
物の影響が無いことが確認されるまで射出操作を行った
以外は、実施例1と同様にして測定を行った。
その結果を第1表に示す。
実施例2 まず、メルトフローレイトが320g/10分(220
℃・lokg)のポリプロピレン(PP)にADCAを
20重量%練り込んだペレットと、メルトフローレイト
が5g/10分(220℃・10kg)のPPのペレッ
トとを、前者を10重量%、後者を90重量%の割合で
混合して本発明の洗浄剤とし、成形温度210℃下で次
の洗浄操作を行った。
洗浄操作は、洗浄対象をPPの黒色着色成形材料とし、
本発明の洗浄剤3.0kgの射出操作後、−G成形用の
PPの無色成形材料で射出操作をした以外は、実施例1
と同様にして測定を行った。
その結果を第1表に示す。
比較例2 PPの黒色着色成形材料の排出後直ちに、一般成形用の
PPの無色の成形材料を洗浄剤として、残留物の影響が
無いことが確認されるまで射出操作を行った以外は、実
施例2と同様にして測定を行った。
その結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1で用いた本洗浄剤を構成する樹脂の内、AS樹
脂を、押出機で0.3重量%のステアリン酸マグネシウ
ムを練り込んだペレットとした以外は実施例1と同様に
して測定を行った。
その結果を第1表に示す。
比較例3 実施例1で用いたものと同様のADCAを練り込んだP
Sと、メルトフローレイトが35g/10分(220℃
−10kg)+7)AS樹脂とを、前者を5重量%、後
者を95重量%混合したものを洗浄剤として6.5kg
用いた以外は、実施例1と同様にして測定を行った。
その結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1で用いたものと同様のADCAを練り込んだP
Sと、メルトフローレイト5g/10分(220℃・1
0kg)のpsにステアリン酸マグネシウム0.3重量
%を押出機で練り込んだべレッドとを、前者を10重量
%、後者を90重量%混合したものを本発明の洗浄剤と
し、成形温度220℃下で次の洗浄操作を行った。
洗浄操作は、洗浄対象をPSの黒色着色成形材料とし、
本発明の洗浄剤1.0kgの射出操作後、一般成形用の
PSの無色成形材料で射出操作をした以外は、実施例1
と同様にして測定を行った。
その結果を第1表に示す。
比較例4 PSへのADC5の添加量を0.1重量%とじた以外は
実施例1と同様の洗浄剤を6.0kg用い、実施例4同
様にして測定を行った。
その結果を第1表に示す。
(以下余白) C発明の効果コ 本発明は、以上説明した通りのものであり、次の効果を
奏するものである。
(1)有機発泡剤を確実に洗浄に作用させることができ
ると共に、高粘度樹脂を用いていることにより、高い洗
浄効果が得られるので、少ない洗浄剤による短時間の操
作で洗浄処理が済む。
(2)洗浄剤自体の成形機内への残留が少ないので、そ
の後に行われる成形材料による洗浄剤の排出処理が、少
量の成形材料による短時間の処理で済む。
(3)以上のことから、成形機の洗浄における洗浄剤及
び成形材料の消費量を減らし、処理時間を短縮できるの
で、洗浄のための経費及び作業負担を大幅に軽減できる
ものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メルトフローレイトが0.5〜30g/10分(
    220℃・10kg)の熱可塑性樹脂30〜95重量%
    と、メルトフローレイトが30g/10分(220℃・
    10kg)を越えかつ5〜90重量%の有機発泡剤が練
    り込まれた熱可塑性樹脂70〜5重量%との混合物であ
    ることを特徴とする成形機用洗浄剤。
  2. (2)メルトフローレイトが30g/10分(220℃
    ・10kg)を越える熱可塑性樹脂に、発泡温度未満の
    温度下で5〜30重量%の有機発泡剤を練り込んでを製
    造したペレット70〜5重量%と、メルトフローレイト
    が0.5〜30g/10分(220℃・10kg)の熱
    可塑性樹脂のペレット30〜95重量%とを混合するこ
    とを特徴とする成形機用洗浄剤の製造方法。
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