JPH04186505A - 磁気記録再生回路 - Google Patents

磁気記録再生回路

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JPH04186505A
JPH04186505A JP31439390A JP31439390A JPH04186505A JP H04186505 A JPH04186505 A JP H04186505A JP 31439390 A JP31439390 A JP 31439390A JP 31439390 A JP31439390 A JP 31439390A JP H04186505 A JPH04186505 A JP H04186505A
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JP
Japan
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recording
circuit
output
erasing
coil
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JP31439390A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Kasagi
保秀 笠木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気記録再生回路に係わり、特に、消去ヘ
ッドが記録再生ヘッドより先行し、かつ消去ヘッドのギ
ャップ幅が記録再生ヘットのギャップ幅より大きい磁気
記録再生装置に用いられる磁気記録再生回路に関するも
のである。
[従来の技術] 第11図は従来の磁気記録再生回路を示すものであり、
(1)は磁気ヘッドで、磁気回路を形成し、所定幅のギ
ャップを有した記録再生用コア(1a)と、この記録再
生用コア(1a)に巻回され、センタータップが電源■
に接続された記録再生コイル(1b)とによって構成さ
れている。(2)はこの記録再生ヘッド(1)より先行
する位置に設けられた消去ヘッドで、磁気回路を形成し
、上記記録再生用コア(1a)のギャップ幅より大きい
ギャップ幅を有した消去用コア(2a)と、この消去用
コア(2a)に巻回され、一端が電源■に接続された消
去用コイル(2b)によって構成されている。(3)は
第12図(b)に示したパルス状の記録データが入力さ
れるデータ入力端、(4)は第12図(a)に示したラ
イトゲート信号が入力されるライトゲート入力端で、ラ
イトゲート信号が”L 11レベルの時に記録状態にす
るとともにtj H7ルベルの時に記録を禁止する状態
または再生状態にするものである。(5)はこのライト
ゲート入力端に接続され、ライトゲート信号を反転させ
て論理を合わせるためのインバータ、(6)は上記デー
タ入力端(3)に接続されて記録データを受け、この記
録データのパルスによって順次反転する出力信号(第1
2図(c)を参照)を第1の出力端Qに出力するフリッ
プフロップで、第2の出力端口に第1の出力端Qに現わ
れた出力信号の反転した反転出力信号を出力し、リセッ
ト端Cに上記インバータ(5)からの反転ライトゲート
信号が入力されて、ライトゲート信号が#l L 11
レベルの時に記録データ信号に基づいて第1及び第2の
出力端Q、Qから出力信号及び反転出力信号を出力する
とともに、ライトゲート信号が”HI+レベルの時にリ
セットされて第1及び第2の出力端Q、Qからの出力を
”L ITレベル及びIIH”レベルに保つものである
。(7)は上記記録コイル(1b)に記録電流を流すた
めの記録ドライバ手段で、コレクタが上記記録コイル(
1b)の一端に接続されるとともにベースが上記フリッ
プフロップ(6)の第1の出力端Qに接続された第1の
npnトランジスタ(7a)とコレクタが上記記録コイ
ル(1b)の他端に接続されるとともにベースが上記フ
リップフロップ(6)の第2の出力端Qに接続された第
2のnpnトランジスタ(7b)と、これら第1及び第
2のトランジスタ(7a) (7b)のエミッタに接続
され、上記インバータ(5)から反転されたライトゲー
ト信号によって活性化された定電流手段(7c)とによ
って構成されているものである。なお、定電流手段(7
c)は例えば、第1及び第2のトランジスタ(7a) 
(7b)のエミッタに接続された抵抗と、この抵抗の接
地電位との間に接続されたnpn トランジスタと、こ
のnpnトランジスタのベースと上記インバータ(5)
の出力端との間に接続された抵抗とによって構成されて
いるものである。(8)は上記インバータ(5)からの
反転されたライトゲート信号によって活性化され、記録
時に上記消去コイル(2b)に一定の消去電流を流すた
めの消去手段で、上記消去コイル(2b)の他端と、接
地電位との間に接続された消去回路(8a)を有したも
のであり、この消去回路(8a)は例えば、消去コイル
(2b)の他端に接続された抵抗と、この抵抗と接地電
位との間に接続され、抵抗を介してベースに消去制御信
号が印加されるnpnトランジスタとによって構成され
ているものである。
なお、消去制御信号は上記インバータ(5)からの反転
されたライトゲート信号を用いても良いものである。
次にこの様に構成された磁気記録再生回路の動作につい
て説明する。まず、記録を禁止する状態または再生状態
について説明する。この時、ライトゲート信号は”H1
1レベルであり、インバータ(5)によって反転されて
”L PIレベルがフリップフロップ(6)のリセット
端Cに入力されるとともに定電流手段(7c)を非活性
状態にする。その結果、入力される記録データにかかわ
らず、記録コイル(1b)には記録電流が流れない。一
方、消去制御信号によって消去回路(8a)は非活性状
態にされ、消去コイル(2b)にも消去電流が流れない
記録状態においては、ライトゲート信号がII L I
Iレベルであり、インバータ(5)によって反転された
II H1ルベルがフリップフロップ(6)のリセット
端Cに入力されるとともに定電流手段(7c)に入力さ
れて活性状態にする。その結果、フリップフロップ(6
)の第1及び第2の出力端Q、Qがらは入力された記録
データのパルスによって順次反転する出力信号が出力さ
れる。つまり、第1の出力端Qからは、記録データのI
I HI+レベルから”L I+レベルの立ち下がりを
受けてII HI+レベルからII L 11レベルへ
、ll L I+レベルから”H”レベルへ変化するも
のであり、第12図(c)に示す波形になる。第2の出
力端Qからは第1の出力端Qからの出力に対して反転し
た信号になる。第1のトランジスタ(7a)は第1の出
力端Qからの信号がII H1ルベルの時に導通状態に
なり、+1 L I+レベルの時に非導通状態になる。
また、第2のトランジスタ(7b)は第2の出力端口か
らの信号がII HITレベルの時に導通状態になりI
I L PIレベルの時に非導通状態になり、第1のト
ランジスタ(7a)の導通、非導通状態とは逆の状態に
なっている。その結果、第1のトランジスタ(7a)が
導通状態の時、電源Vから記録コイル(1b)の一端→
記録コイル(1b)→記録コイル(1b)のセンタータ
ップ→第1のトランジスタ(7a)→定電流手段(7c
)を介して接地電位に記録電流が流れ、第2のトランジ
スタ(7b)が導通状態である時、電源Vから記録コイ
ル(1b)のセンタータップ→記録コイル(1b)→記
録コイル(1b)の他端→第2のトランジスタ(7b)
→定電流手段(7c)を介して接地電位に記録電流が流
れる。記録コイル(1b)に記録電流が流れることによ
り、記録コア(1a)のギャップに記録電流に応じた磁
束が発生し、記録媒体に記録されるものである。一方、
消去制御信号によって消去回路(8a)は活性状態にさ
れ、電源Vがら消去コイル(2b)及び消去回路(8a
)を介して接地電位に消去電流が流れ、消去コア(2a
)のギャップに磁束が発生し、記録媒体に記録されてい
た前歴データを消去、つまり一定の方向に磁化する。
この時の記録媒体への記録状態を第13図に基づいて説
明すると、記録再生ヘッド(1)より先行する消去ヘッ
ド(2)によって記録媒体(9)に記録されでいた前歴
データの全幅(実際は全幅より若干広めの幅)を消去、
つまり一定方向の磁化を行ない、ついで記録再生ヘット
(1)によって記録データに応じて記録、つまり、第1
のトランジスタ(7a)が導通状態の時、第13図(a
)に示すように矢印左方向に磁化し、第2のトランジス
タ(7b)が導通状態の時、矢印方向に記録媒体を磁化
する。
口発明が解決しようとする課題] しかるに、この様に構成された従来の消去ヘッドが記録
再生ヘットより先行する安価な磁気ヘッドに対する磁気
記録再生回路にあっては、記録データのパルス間隔が等
間隔で記録媒体に記録した場合、第12図(c)に示す
ように記録コイルに流れる記録電流は一定周期であるも
のの、消去ヘッド(2)からの磁束の回り込みによって
第13図(a)に示すように、磁化の方向によってその
記録長さが異なってしまう。その結果、このように記録
された記録媒体を再生した時の再生波形及び再生パルス
は、第13図(C)及び(d)のようになり、再生パル
スは1つおきにパルス間隔が等しくなるものの、隣接し
たパルス間隔Tl及びT2は異なった間隔になり、アシ
ンメトリの大きさT3が大きくなるという欠点を有して
いるものであった。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、消
去ヘッドが記録再生ヘッドに先行するものに対する磁気
記録再生回路において、アシンメトリの発生を抑制した
磁気記録再生回路を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明に係わる磁気記録再生回路は、パルス状の記録
データが入力され、この記録データのパルスによって順
次反転する出力信号を出力するフリップフロップと、こ
のフリップフロップからの出力信号を受け、この出力信
号の立ち上がりまたは立ち下がりを所定時間遅延させて
出力する遅延手段と、この遅延手段からの出力を受け、
記録再生ヘッド、記録コイルに記録電流を流すための記
録ドライバ手段と、記録再生ヘッドより先行する位置に
設けられ、記録再生ヘッドのギャップ幅よりギャップ幅
の大きい消去ヘッドの消去コイルに記録時に消去電流を
流すための消去手段とを設けたものである。
[作 用] この発明にあっては、遅延手段がフリップフロップから
の出力信号の立ち下がりまたは立ち上がりを遅延させ、
記録トライバ手段による記録コイルに流れる記録電流に
おける正方向と負方向の幅を異ならしめ、記録媒体に記
録される磁化の方向による記録長さの違いを抑制せしめ
る。
[実施例コ 以下に、この発明の第1の実施例を第1図に基づいて説
明すると、図において(10)はフリップフロップ(6
)の第1の出力端Qからの出力信号を受け、この出力信
号の立ち上がりを所定時間、つまり記録データのパルス
幅が等間隔てあった時のアシンメトリの大きさ13分遅
延させて出力する遅延手段で、この実施例においては、
一端がフリップフロップ(6)の第1の出力端Qに接続
された抵抗(lla)と、この抵抗(lla)の他端と
接地電位との間に接続されたコンデンサ(llb)と、
上記抵抗(lla)間に接続されたダイオード(llc
)とを備え、第2図(d)に示すようにフリップフロッ
プ(6)の第1の出力端Qからの出力信号の立ち上がり
を所定の時定数をもって立ち上がるとともに立ち下がり
が同じである信号を出力する遅延回路(11)と、この
遅延回路(11)からの信号をうけ、所定のしきい値v
thを持って第2図(e)に示す信号を出力するインバ
ータ(12)とによって構成されているものである。(
7)は記録コイル(lb)に記録電流を流すための記録
ドライバ手段で、コレクタが記録コイル(1b)の一端
に接続されるとともにベースが上記遅延手段(10)の
インバータ(12)の出力端に接続された第1のnpn
)−ランジスタ(7a)と、上記遅延手段(10)のイ
ンバータ(12)の出力端に接続され、インバータ(1
2)からの出力信号を反転させて論理を合わせるための
インバータ(7d)と、コレクタが記録コイル(lb)
の他端に接続されるとともにベースがインバータ(7d
)の出力端に接続された第2のnpnトランジスタ(7
b)と、これら第1及び第2のトランジスタ(7a) 
(7b)のエミッタに接続され、上記インバータ(5)
からの反転されたライトゲート信号によって活性化され
る定電流手段(7C)とによって構成されているもので
ある。なお、定電流手段(7c)は例えば、第1及び第
2のトランジスタ(7a) (7b)のエミッタに接続
された抵抗と、この抵抗の接地電位との間に接続された
npnトランジスタと、このnpnトランジスタのベー
スとインバータ(5)の出力端との間に接続された抵抗
とによって構成されているものである。
次にこの様に構成された磁気記録再生回路の動作につい
て説明する。まず、記録を禁止する状態または再生状態
について説明する。この時、第2図(a)に示すライト
ゲート信号はIIH”レベルであり、インバータ(5)
によって反転されたII L nレベルがフリップフロ
ップ(6)のリセット端Cに入力されるとともに定電流
手段(7C)を非活性状態にする。その結果、記録ドラ
イバ手段(7)は非動作状態にされるため、入力される
記録データにかかわらず、記録コイル(1b)には記録
電流が流れない。
一方、消去制御信号によって消去回路(8a)は非活性
状態にされ、消去コイル(2b)にも消去電流が流れな
い。
記録状態においては、ライトゲート信号がII L I
+レベルであり、インバータ(5)によって反転された
II H11レベルがフリップフロップ(6)のリセッ
ト端Cに入力されるとともに定電流手段(7c)に入力
されて活性状態にする。その結果、フリップフロップ(
6)の第1の出力端Qからは入力された第2図(b)に
示す記録データのパルスによって順次反転する出力信号
が出力される。つまり、第1の出力端Qからは、記録デ
ータのIIH”レベルから71 L #!レベルの立ち
下がりを受けてII HITレベルからII L I+
レベルへ、IIL”レベルから”H”レベルへ変化する
ものであり、第2図(c)に示す波形になる。このフリ
ップフロップ(6)の第1の出力端Qからの出力信号を
受けた遅延手段(10)の遅延回路(11)は、第2図
(d)に示すように、フリップフロップ(6)の第1の
出力端Qからの出力信号の立ち上がりを所定の時定数を
持って立ち上げ、立ち下がりに対して同じ立ち下がりを
持った出力信号を出力し、この出力信号を受けた遅延(
10)のインバータ(12)は、遅延回路(11)から
の出力信号の立ち上がりに際して所定の電位、つまりし
きい値電圧を越えると++ Hnレベルから”L IT
レベルに変化し、立ち下がりに際してTTL”レベルか
らIIH”レベルに変化する第2図(e)に示す信号が
出力される。このインバータ(12)からの出力信号は
、第2図(e)に示すように”L”レベルの時間がt−
trであり、′H”レベルの期間がt+trである。そ
して、遅延手段(10)のインバータ(12)からの出
力信号がII HITレベルであると、第1のトランジ
スタ(7a)は導通状態になり、HL I+レベルであ
ると非導通状態になる。
また、第2のトランジスタ(7b)は遅延手段のインバ
ータ(12)からの出力信号が)I L y+レベルで
インバータ(7d)からの信号がII H11レベルの
時に導通状態になり、インバータ(12)からの出力信
号がPI H7ルベルでインバータ(7d)からの信号
がn L 7ルベルの時に非導通状態になり、第1のト
ランジスタ(7a)の導通、非導通状態とは逆の状態に
なっている。
その結果、第1のトランジスタ(7a)が導通状態の時
、電源■から記録コイル(1b)の一端→記録コイル(
1b)→記録コイル(1b)のセンタータップ→第1の
トランジスタ(7a)→定電流手段(7C)を介して接
地電位に記録電流がt+tr時間流れ、第2のトランジ
スタ(7b)が導通状態である時、電源■から記録コイ
ル(1b)のセンタータップ→記録コイル(1b)→記
録コイル(1b)の他端→第2のトランジスタ(7b)
→定電流手段(7c)を介して接地電位に1−tr時間
記録電流が流れる。記録コイル(1b)に記録電流が流
れることにより、記録コア(la)のギャップに記録電
流に応じた磁束が発生し、記録媒体に記録されるもので
ある。一方、消去制御信号によって消去回路(8a)は
活性状態にされ、電源■から消去コイル(2b)及び消
去回路(8a)を介して接地電位に消去電流が流れ、消
去コア(2a)のギャップに磁束が発生し、記録媒体に
記録されていた前歴データを消去、つまり一定の方向に
磁化する。
この時の記録媒体への記録状態を第3図に基づいて説明
すると、記録再生ヘッド(1)より先行する消去ヘッド
(2)によって記録媒体(9)に記録されていた前歴デ
ータの全幅(実際は全幅より若干広めの幅)を消去、つ
まり一定方向の磁化を行ない、ついで記録再生ヘット(
1)によって記録データに応じて記録、つまり、第2の
トランジスタ(7b)がt−tr時間導通状態の時、第
3図(a)に示すように矢印左方向に磁化し、第1のト
ランジスタ(7a)がt+tr時間導通状態の時、矢印
右方向に記録媒体を磁化する。記録データのパルス間隔
が等間隔であるものを、遅延手段(10)によって正方
向と負方向の記録電流の幅を、第3図(b)に示すよう
に異ならしめているので、消去ヘッド(2)からの磁束
の回み込みによる影響を相殺し、第3図(a)に示すよ
うに磁化の方向にかかわらずその記録長さを等しくする
ことができる。その結果、このように記録された記録媒
体を再生した時の再生波形及び再生パルスは、第3図(
C)及び(d)に示すように等間隔になり、アシンメト
リがなくなるものである。
次に、第1図に示した回路を用い、遅延手段(10)の
遅延時間trを種々変化させて標準記録及び高密度記録
を行なった時のアシンメトリを測定したところ第4図に
示すような結果が得られた。
この第4図から明らかなように、標準記録の時、遅延時
間trが20〜120[nslでアシンメトリの大きさ
が良好になり、80〜120口nslで最適な範囲を示
し、100[nslで最適値を示しているものであり、
高密度記録の時は、40〜120[nslで良好になり
、80〜120[nslで最適な範囲を示し、100[
ns:lで最適値を示しているものである。
第5図は、第1図に示した磁気記録再生回路を内蔵させ
たフロッピーディスクドライブ用ICのブロック図を示
したものであり、第5図において、(100)は記録再
生ヘッド(1)によって再生する信号を増幅するプリア
ンプと記録再生ヘッド(1)に記録電流を流すための記
録ドライバで、第1図に示した記録ドライバ回路が含ま
れているものである。
(101)はこのプリアンプ(100)からの出力信号
のノイズ成分を取り除くローパスフィルタ、(102)
はこのローパスフィルタを通過したプリアンプ(100
)からの出力信号を微分するため微分器、(103)は
この微分器の出力信号をコンパレートする比較回路、(
104)はこの比較回路からの出力をパルス化するパル
ス化回路、(105)は上記比較回路(103)のゼロ
クロスノイズを取り除くためのレベルスライス回路、(
106)は記録再生ヘッド(1)に流す記録電流を設定
するための記録電流源回路、(107)は各コントロー
ル信号に対して規定の動作をさせるためのロジック回路
、(108)はアシンメトリを補償するための遅延時間
を設定するための回路で、第1図に示したインバータ(
5)、フリップフロップ(6)及び遅延手段(10)を
含んでいるものである。
(109)は消去ヘッド(2)に消去電流を与えるため
の消去ドライバ回路で、第1図に示した消去手段(8)
を含んでいるものである。(110)は電源電圧が異常
な時に、記録を防止する異常電圧検出回路であるう 第6図はこの発明の第2の実施例を示すものであり、第
1図に示したものが、アシンメトリの補償をかける方向
が一方方向に限定されていたものを、アシンメトリの補
償をかける方向を変化できるようにしたものである。第
6図に示した回路が第1図に示した回路と相違する点は
、第1に第1図に示した回路における遅延手段(10)
のインバータ(12)をイクスクルーシブOR回路(1
3)に変更した点であり、第2に補償反転信号が入力さ
れる補償反転信号入力端(14)を設けるとともに、こ
の補償反転信号とライトゲート信号を受けてフリップフ
ロップ(6)及び上記イクルクルーシブOR回路(13
)を制御する補償反転回路(15)を設けた点であり、
第3に遅延手段(10)における遅延回路(11)の抵
抗(lla)を樟準記録、高密度記録及び超高密度記録
に合わせて最適のアシンメトリの補償を行なえるように
3つの抵抗値を切り換えられるようにした抵抗手段とし
た点である。
上記した補償反転回路(15)は補償反転信号が”H”
レベルの時、フリップフロップ(6)のプリセット端P
にII HIIレベルを与えてプリセットされないよう
にするとともに、ライトゲート信号が”L”レベルにな
った時にフリップフロップ(6)のリセット端Cにt+
 L I+レベルを与えてフリップフロップ(6)をリ
セットさせ、イクスクルーシブOR回路(13)からの
出力を遅延回路(11)からの出力に対して反転する信
号になるようにしているものである。
従って、各部における信号の波形は第7図のようになり
、第1図に示した回路と同様に遅延手段(11)からの
出力は、′H″レベルの時間がt+tr、ttL”レベ
ルの時間がt−trとなり、第1のトランジスタ(7a
)の導通時間が第2のトランジスタ(7b)の導通時間
より長くなるものである。
一方、補償反転回路(15)は補償反転信号がTT L
 nレベルの時、フリップフロップ(6)のリセット端
CにIT Hnレベルを与えてリセットされないように
するとともに、ライトゲート信号がII L I+レベ
ルになった時にフリップフロップ(6)のプリセット端
PにII :L I+レベルを与えてフリップフロップ
(6)をプリセットさせ、イクスクルーシブOR回M 
(13)からの出力を遅延回路(11)からの出力に対
して同相となる信号になるようにしているものである。
従って、各部における信号の波形は第8図のようになり
、第1図に示した回路と逆に遅延手段(10)からの出
力は、?1 H#jレベルの時間がt−tr、IT L
 I+レベル時間がj+trとなり、第2のトランジス
タ(7b)の導通時間が第1のトランジスタ(7a)の
導通時間より長くなるものである。
この様に構成された第2の実施例にあっては、補償反転
信号によって第1及び第2のトランジスタ(7a) (
7b)の導通時間の関係を変更できるので。
消去ヘッド(2)による記録媒体への磁化の方向と異な
る方向の磁化を行なう記録再生ヘッドの記録電流の通電
時間を長くすることを簡単に行なえるものである。
さらに、遅延手段(10)による遅延時間trとアシン
メトリの大きさとの関係を、超高密度記録について調査
したところ、第9図のような結果が得られた。この第9
図から明らかなように、超高密度記録の場合のアシンメ
トリに対する遅延時間の最適値が標準記録及び高密度記
録における最適値と大きく異なっているものである。従
って、この第6図に示した第2の実施例においては、各
記録モードに応じて遅延手段(10)における遅延回路
(11)の抵抗(lla)の抵抗値を換えられるように
しであるものである。
第10図は、第6図に示した磁気記録再生回路を内蔵し
たフロッピーディスクドライブ用ICのブロック図を示
したものであり、第5図に示したものと同様の回路構成
をしているものであり、回路(108)に第6図で示し
たフリップフロップ回路(6)、遅延手段(10)及び
補償反転回路(15)が含まれているものである。また
、遅延手段(10)における遅延回路(11)の抵抗手
段は、3つの抵抗値の違う外付けの抵抗(llal)(
11a2)(Ha3)によって構成されているものであ
り、これら3つの抵抗(llal)(11a2) (1
1a3)の記録モードによって切り換える回路が回路(
108)に含まれているものである。
[発明の効果] この発明は、以上に述べたようにパルス状の記録データ
が入力され、この記録データのパルスによって順次反転
する出力信号を出力するフリップロッゾと、このフリッ
プフロップからの出力信号を受け、この出力信号の立ち
上がりまたは立ち下がりを所定時間遅延させて出力する
遅延手段と、この遅延手段からの出力を受け、記録再生
ヘッドの記録コイルに記録電流を流すための記録トライ
バ手段と、記録再生ヘットより先行する位置に設けられ
、記録再生ヘッドのギャップ幅よりギャップ幅の大きい
消去ヘットの消去コイルに記録時に消去電流を流すため
の消去手段とを設けたものとしたので、記録再生ヘット
より消去ヘッドを先行させるタイプの安価な磁気ヘッド
を用いても、アシンメトリの発生を抑制でき、信頼性が
向上するという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示す回路図、第2図
は第1図に示した回路の各部の波形を示す図、第3図は
第1図の回路を用いて記録媒体に記録したときの記録媒
体における磁化の状態、記録電流波形、再生波形及び再
生パルス波形を示す図、第4図は第1図の回路における
遅延手段(10)の遅延時間trとアシンメトリの大き
さとの関係を示す図、第5図は第1図の回路を内蔵させ
たフロッピーディスクドライブ用ICを示すブロック図
。 第6図はこの発明の第2の実施例を示す回路図、第7図
及び第8図は第6図に示した回路の各部の波形を示す図
、第9図は第6図の回路における遅延手段(10)の遅
延時間trとアシンメトリの大きさとの関係を示す図、
第1o図は第6図の回路を内蔵されたフロッピーディス
クドライブ用ICを示すブロック図、第11図は従来の
磁気記録再生回路を示す回路図、第12図は第11図に
示した回路の各部の波形を示す図、第13図は第11図
の回路を用いて記録媒体に記録した時の記録媒体におけ
る磁化の状態、記録電流波形、再生波形及び再生パルス
波形を示す図である。 図において、(1)は記録再生ヘット、(1b)は記録
コイル、(2)は消去ヘッド、(2b)は消去コイル、
(3)は記録データ入力端、(6)はフリップフロップ
、(7)は記録ドライブ手段、(8)は消去手段、(1
0)は遅延手段である。 なお各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 3: ξ(ネデニタ入力な蛤 第2図 ′Ft! 第7図 第8図 (e ’) J7#pfU RO路士力      L
−一一一一」   L−一一一一」第9図 第11図 ■ 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パルス状の記録データが入力され、この記録データのパ
    ルスによって順次反転する出力信号を出力するフリップ
    フロップ、このフリップフロップからの出力信号を受け
    、この出力信号の立ち上がりまたは立ち下がりを所定時
    間遅延させて出力する遅延手段、この遅延手段からの出
    力を受け、記録再生ヘッドの記録コイルに記録電流を流
    すための記録ドライバ手段、上記記録再生ヘッドより先
    行する位置に設けられ、記録再生ヘッドのギャップ幅よ
    りギャップ幅の大きい消去ヘッドの消去コイルに記録時
    に消去電流を流すための消去手段を備えた磁気記録再生
    回路。
JP31439390A 1990-06-15 1990-11-21 磁気記録再生回路 Pending JPH04186505A (ja)

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