JPH04184886A - 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続方法 - Google Patents

架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続方法

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JPH04184886A
JPH04184886A JP30869490A JP30869490A JPH04184886A JP H04184886 A JPH04184886 A JP H04184886A JP 30869490 A JP30869490 A JP 30869490A JP 30869490 A JP30869490 A JP 30869490A JP H04184886 A JPH04184886 A JP H04184886A
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JP
Japan
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cross
insulating block
cable
connection
insulator
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Application number
JP30869490A
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English (en)
Inventor
Hajime Noda
一 野田
Susumu Sakuma
進 佐久間
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続技
術の改良に関するものである。
〔従来技術とその課題〕
現在のところ、275KV 、500KV級の架橋ポリ
エチレン絶縁電力ケーブルの接続方法は、ケーブル導体
の接続とケーブル絶縁体の整形を終えた接続領域に金型
を被せ、その金型内に架橋剤入りポリエチレンを圧入し
、モールドしてケーブル絶縁体と一体化する所謂押出し
モールド工法が最も信鯨性が高く、かつスペース的制約
にも充分適応できるものである。しかしながら、この方
法の難点は接続作業に長時間を要することであり、この
時間短縮が最大の課題である。
このため、中空円筒状の絶縁ブロックを使用する所謂ブ
ロックジツイントの技術思想が例えば特開昭56−67
183号公報により提案されている。このブロックジツ
イントの内容は次の通りである。
すなわち、ケーブル導体の接続とケーブル絶縁体の整形
を終えた接続領域に、中空円筒状の接続部外層絶縁体の
外周に外部半導電層を有する絶縁ブロッークを被せ、絶
縁ブロック内の空間に絶縁ブロ7りの端部から架橋剤入
りポリエチレンを圧入して接続部内層絶縁体を形成する
。その後絶縁ブロックの両端部とケーブル絶縁体との間
の接続部内層絶縁体を円錐形に成形した後、ケーブル外
部半導電層と絶縁ブロック外周の外部半導電層とに跨が
るように接続用外部半導電層を被せるものである。
しかしながら、上記の方法では、絶縁ブロック内の空間
に絶縁ブロフクの端部から架橋剤入りポリエチレンを圧
入するので、それの通路として絶縁ブロックの内径とケ
ーブルコアの外径との間に適当な隙間を設ける必要があ
る。このために絶縁ブロックの内径が大きくなってしま
い、圧入する架橋剤入りポリエチレンの量がそれほど低
減されない。また、架橋処理後に絶縁ブロック外周の外
部半導電層とケーブルの外部半導電層とを接続する接続
用外部半導電層を設けるために、絶縁ブロックの両端部
とケーブル絶縁体との間の接続部内層絶縁体を円錐形に
成形する必要があり、これに時間がかかり、しかも滑ら
かに成形することが難しい、この部分は耐圧上量も重要
な所であり、この作業がうまく行われないと、超高圧の
架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部は初期の性
能が得られなくなる。
〔課題の解決手段とその作用〕
本発明は、上記のような課題を解決した架橋ポリエチレ
ン絶縁電力ケーブルの接続方法を提供するもので、その
構成は、中空円筒状で内径が接続すべきケーブルコアの
外径以上であり、外表面の両端部がテーパー状に形成さ
れた架橋済みまたは架橋剤入り未架橋のポリエチレンよ
りなる接続部外層絶縁体と、この接続部外層絶縁体の外
表面を覆うと共に両端部から突出するように形成された
外部半導電層とからなり、かつ中間部に樹脂注入孔が形
成された絶縁ブロックを用い、この絶縁ブロフクをケー
ブル導体の接続とケーブル絶縁体の整形を終えた接続s
Jl域に同軸配置した後、絶縁ブロック内の空間に架橋
剤入りポリエチレンを圧入し、架橋処理を行うことを特
徴とするものである。
本発明において、中間部に樹脂注入孔を形成した絶縁ブ
ロックを用いるのは、その樹脂注入孔から架橋剖入すポ
リエチレンを圧入することにより、ケーブルコアの外径
に近い内径を有する絶縁ブロックが使用できるようにし
、注入する架橋剤入りポリエチレンの量を少な(するた
めである。
また、接続部外層絶縁体の両端部から突出するように形
成された外部半導電層を有する絶縁ブロックを用いるの
は、架橋割入リポリエチレンの注入時に、絶縁ブロック
の両端に突出する外部半導電層をケーブルの外部半導電
層に重ね合わせることによって、滑らかな接続部外部導
電層が形成できるようにするためである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
図−1は本発明に係る架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブ
ルの接続方法に用いる絶縁ブロックの一例を示す、この
絶縁ブロック11の本体は、中空円筒状の架橋済みまた
は架橋剤入り未架橋のポリエチレンからなる接続部外層
絶縁体12である。その内径は接続すべきケーブルコア
(外部導電層を含む)の外径より若干大きく、ケーブル
コアに小さな隙間で挿通し得る程度とすることが望まし
い。
接続部外層絶縁体12の外表面の両端部13a、13b
はテーパー状に形成されている。そして外部半導電層1
5が接続部外層絶縁体12の外表面を覆うと共に両端部
15a、15bに突出するように形成されており、中間
部に樹脂注入孔17が形成されている。
上記した絶縁ブロック11を用いた本発明架橋ポリエチ
レン絶縁電カケ−プルの接続方法を、図−2を用いて説
明する。
最初に、接続すべきケーブル19a、19bの何れか一
方のケーブルに絶縁ブロフク11を挿通しておく6次に
、両ケーブルの導体21a、21bを圧縮スリーブ23
を用いて接続し、ケーブルの絶縁体25a、25bを所
定の形状に整形し、ケーブルの外部半導電層27a、2
7bを所定箇所まで剥離し、導体接続部に内部半導電層
28を形成する。このようにしてケーブル導体接続とケ
ーブル絶縁体の整形を終えた接続領域に絶縁ブロック1
1を同軸配置し、絶縁ブロック11の両端部に突出する
外部半導電層15a、15bがケーブルの外部半導電層
27a、27bとそれぞれ重なるように位置させる。そ
の後、絶縁ブロックを含めて両ケーブルに跨がって二つ
割りの金型29をセットし、絶縁ブロックの樹脂注入孔
17と金型の樹脂注入孔とを一致させると共に、金型2
9をケーブル19a、19bに固定する。そして、絶縁
ブロック11内の空間に架橋剤入りポリエチレンを樹脂
注入孔17から注入する。注入された架橋剤入りポリエ
チレンは絶縁ブロック11内の空間に隙間なく充填され
、接続部内層絶縁体31を形成する。
その後、接続部全体を架橋処理して、ケーブル絶縁体2
5a、25b、内部半導電層27、接続部内層絶縁体3
1、接続部外層絶縁体12、接続部外層絶縁体両端の外
部導電層15a、15bおよびケーブル外部半導電層2
7a、27bを一体化する。最後に、接続部全体の外表
面の仕上げを行い、樹脂注入孔17の表面部だけに外部
半導電層を形成する。
この接続方法によれば、絶縁ブロックの中間部に形成し
た樹脂注入孔から架橋剤入りポリエチレンを圧入するの
で、ケーブルコアの外径に近い内径を有する絶縁ブロッ
クが使用できる。また、外表面を覆うと共に両端部から
突出するように形成された外部半導電層を有する絶縁ブ
ロックを用いるので、架橋剤入りポリエチレンの注入時
に、絶縁ブロックの両端に突出する外部半導電層をケー
ブルの外部半導電層に重ね合わせることによって、接続
部外層絶縁体両端部付近のスロープ立ち上がり部に滑ら
かな接続部外部半導電層が形成できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の接続方法によれば、接続
部外層絶縁体の外表面を覆うと共に両端部から突出する
ように形成された外部半導電層を有する絶縁ブロックを
用いるので、両端に突出する外部半導電層が、ケーブル
の外部半導電層に重ね合わされて、接続部外層絶縁体両
端部付近のスロープ立ち上がり部に滑らかな外部半導電
層を形成することができる。したがって、従来のように
架橋処理後にケーブル外部半導電層と絶縁ブロック表面
の外部半導電層との接続処理を行う必要がなく、電気的
な性能の優れた接続部を得ることができる。
また、絶縁ブロックの中間部に形成した樹脂注入孔から
架橋剤入りポリエチレンを圧入するので、ケーブルコア
の外径に近い内径を有する絶縁ブロックを使用すること
ができる。したがって、圧入する架橋剤入りポリエチレ
ンの量が低減され、注入時間、架橋時間が短縮され、接
続作業時間をより短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
図−1は本発明に係る架橋ポリエチレン絶縁電カケープ
ルの接続方法に用いる絶縁ブロックの一例を示す断面図
、図−2は図−1の絶縁ブロックを用いた本発明の接続
方法の一実施例を示す説明図である。 ll:絶縁ブロック 12:接続部外層絶縁体 13a、13b=接続部外層絶縁体の両端部15.15
a 、 15b :絶縁ブロックの外部半導電層17:
絶縁ブロックの樹脂注入孔 19a、 19b :架橋ポリエチレン絶縁電力ケープ
Jし 21a、21b:ケーブル導体 23:圧縮スリーブ 25a、25b:ケーブル絶縁体 27a、27b:ケーブル外部半導電層28:内部半導
電層 29:金型 31:接続部内層絶縁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、中空円筒状で内径が接続すべきケーブルコアの外径
    以上であり、外表面の両端部がテーパー状に形成された
    架橋済みまたは架橋剤入り未架橋のポリエチレンよりな
    る接続部外層絶縁体と、この接続部外層絶縁体の外表面
    を覆うと共に両側部から突出するように形成された外部
    半導電層とからなり、かつ中間部に樹脂注入孔が形成さ
    れた絶縁ブロックを用い、この絶縁ブロックをケーブル
    導体の接続とケーブル絶縁体の整形を終えた接続領域に
    同軸配置した後、絶縁ブロック内の空間に架橋剤入りポ
    リエチレンを圧入し、架橋処理を行うことを特徴とする
    架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続方法。
JP30869490A 1990-11-16 1990-11-16 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続方法 Pending JPH04184886A (ja)

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