JPH04180798A - ドライクリーニング方法 - Google Patents

ドライクリーニング方法

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JPH04180798A
JPH04180798A JP30818490A JP30818490A JPH04180798A JP H04180798 A JPH04180798 A JP H04180798A JP 30818490 A JP30818490 A JP 30818490A JP 30818490 A JP30818490 A JP 30818490A JP H04180798 A JPH04180798 A JP H04180798A
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JP
Japan
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solvent
dry cleaning
nitrogen gas
clothing
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP30818490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tsubaki
泰廣 椿
Yoshio Miyairi
宮入 嘉夫
Toshio Hattori
服部 敏夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04180798A publication Critical patent/JPH04180798A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有機溶剤を使い衣料を洗浄から乾燥に至るま
で連続して処理するトライクリーナのドライクリーニン
グ方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のドライクリーナでは、1,1.1)リクロルエタ
ン、パークロルエチレン、フロン113、フロン11.
ターペン(石油系)の5種類の有機溶剤が洗浄剤として
使用されている。
従来の一般的なドライクリーナのシステム図を第2図に
示す。
同図を用いて、クーベン以外でのドライクリーニング工
程を概説する。先ずドア1から衣料2を投入し、ドア1
を閉じて運転を開始すると。
一般には次の順序で工程が進行する。
■溶剤タンク3から溶剤4をバルブ5を介してポンプ6
で汲揚げ、バルブ7、フィルタ8から成る経路またはバ
ルブ9から成る経路によって処理槽10に溶剤4を必要
量送り込む。
■処理トラム11をゆっくり回し、溶剤4を処理槽10
.ボタントラップ12.バルブ13゜ポンプ6、バルブ
7、フィルタ8.又はバルブ9かも成る回路で循環させ
て衣料2を洗浄する。
■処理槽10.ボタントラップ12.バルブ13、ポン
プ6、バルブ14.蒸留器15の経路で排液し、つづい
て処理トラム11が高速回転して衣料2中の溶剤4を遠
心分離し、同様に排液する。
■前記■項、■項の工程をくりかえず。
■処理槽10.ボタントラップ12.バルブ13.バル
ブ5の経路で溶剤タンク3に排液し。
つづいて処理ドラム11が高速回転して衣料2中の溶剤
4を遠心分離し、排液する。
■再び処理ドラム11をゆっくり回し、ファン16、エ
アクーラ17.エアヒータ18から成るリカバリエアダ
クト19と、処理槽10の間を矢印20の向きでエアを
循環させ、衣料2を乾燥する。衣料2から蒸発した溶剤
ガスは、エアクーラ17で凝縮し1回収経路21を経て
水分離器22に入り、溶剤配管23を通ってタリンタン
ク24に入る。
■乾燥が終了すると、ダンパ25,26が破線の如く開
き、ダンパ25から新鮮な空気をとり入れて、ダンパ2
6からエアクーラ17では回収できない未凝縮溶剤ガス
を排気し、衣料2中の溶剤臭を脱臭する。
■前記■項の工程で蒸留器15に入った溶剤4は蒸発し
てコンデンサ27で凝縮回収され。
水分離器22.溶剤配管23を通ってタリンタンク24
に入り、オーバーフロー伺仕切根28から、溶剤タンク
3にもどる。なお、水分離器22で分離した水は、水配
管29によって系外へ排出する。
次に、ターペン(石油系溶剤)を用いたI・ライクリー
ニング工程につき、第3図及び第4図を用いて概説する
。ターペンドライクリーナは。
通常第2図に示す処理槽部分と類似した第3図に示す洗
浄、脱液槽100と、第4図の乾燥専用槽200(タン
ブラと呼ばれる)とに分れている。洗浄、脱液槽100
では、先に述べた他の溶剤による洗浄工程、前記■、■
、及び■と同等の工程を踏み、全工程を終了する。なお
ターペンドライクリーニングは1通常蒸留は行なわず、
フィルタ8aの内部に多孔質アルミナ等脂肪酸吸着剤や
、活性炭等の脱色剤を充填して溶剤4の浄化を図ってい
るケースが多い。
次に、脱液後の衣料2をドア1より外へ取り出し、第4
図のタンブラのドア1aから処理槽10aに投入する。
タンブラでは、外気20aをファン16によって入口ダ
クト19aからとり入れ、エアヒータ18によって加熱
して処理槽10aに送り込む。衣料2中の溶剤4は蒸発
して、出ロダク)19bから系外(屋外)へ排出され、
乾燥が終了する。
以上、各種溶剤による一般的なドライクリーニング工程
を概説した。
ところで、これらの溶剤を使用するドライクリーナは、
いずれの溶剤においても、大小の公害問題がある。なか
でも、最も毒性が小さいとして、近年急激な伸びを示し
ているフロン113においてはその性状が非常に安定な
ため、大気中に逸散したガスが簡単には分解せず、最終
的には地球をとりまくオゾン層を破壊するとして1国際
的規模での段階的生産量規制が平成1年゛1月よりスタ
ートした。
こうした状況の中で、特に洗浄剤として、またIC業界
を始め広く使用されているフロン113の代替フロンと
してデュポン社によって一時フロン132bが検討され
たが、これは溶解力過大、毒性大のため代替品とはいえ
なくなっている。こうした背景からドライクリーナでは
フロン113に替わる易分解性の低沸点溶剤は事実上な
いとされて、当面はフロン113の回収率を向上して消
費をおさえる方策が検討されているのが現状である。
ソノ他、パークロルエチレン、1,1,1゜トリクロル
エタンについては地下水汚染の問題。
ターペンについては大気汚染の問題が深刻化しており、
公害防止機器の取付義務化等、従来使われている溶剤を
とりまく環境は益々厳しいものとなりつつある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はオゾン層を破壊することがない新規の衣料洗浄
用溶剤を選定するため、鋭意衣料洗浄剤としての基本特
性を研究し、現在、工業的あるいは社内用として生産さ
れている有機溶剤について、従来衣料の洗浄剤としては
検討されたことのない溶剤に調査範囲を広げ、新たな洗
浄剤を見出し、これを採用することにより公害を発生さ
せることの殆んどない有益なドライクリーニング方法を
提供せんとするものである。
(課題を解決するだめの手段及び作用)このため1本発
明では大気中において容易に分解することが確認さネ1
.かつ洗浄力のおだやかなことが判明したテルペンハイ
ドロカーボン(例えば商品名B I 0ACTEC−7
等)を衣料洗浄剤として採用し、これをもって従来のフ
ロン溶剤の致命的問題であるオゾン層破壊問題を根本的
に解決しようとするものである。
以下1本発明を作用と共に詳しく説明する。
まず1本発明を実施するための装置としては。
例えば第1図に示す如き構造をもつもので、第2図に示
した従来装置とは溶剤タンク3,24に冷凍装置35の
蒸発管36が内挿されていること、及び窒素供給装置3
7が付属していることで異なるのみである。
さて、第1図に基づいて本発明を説明するが。
従来との相違点は、前述の如く溶剤が従来のドライクリ
ーニング溶剤ではなく、且つ、現時点では衣料洗浄剤と
しては知られていないテルペンハイドロカーボンを使用
していること、タンク3,24に冷凍装置29の蒸発管
30が内挿され、溶剤が常時冷却されていること、及び
窒素ガス供給装置が付属していることであり、他は全〈
従来と同様の構造及び機能を有していることから1本発
明方法によって生じる格別な工程は、従来の工程■の前
に窒素ガス供給装置37によって窒素ガスを処理槽10
.リカバリエアダクト19.蒸留器15−コンデンサ2
7系に送り込み、内部の空気を窒素ガスで置換する工程
でありその他は従来と全く同様にクリーニングがなされ
るためその工程等の説明は割愛する。
以下、テルペンハイドロカーボンを用いることによる作
用上の特徴について主要なものを記述する。
参考のため、第1表にテルペンハイドロカーボンのデー
タを、第2表にテルペンハイドロカーボンと従来がらド
ライクリーニング溶剤として知られているフロン11及
びフロン113の物性値を示す。
第1表 テルペンハイドロカーボンに関するデータ(商
品名EC−7) 第  2  表 なお、第1図の装置でタンク3の溶剤冷却用として冷凍
装置29の蒸発管3oを示l〜だが。
4〜5℃のチラー水またはブラインドを流す配管を内挿
しても同様の効果が得られることは勿論である。また窒
素ガス供給装置37は炭酸ガス供給装置に置き換えても
同等の効果が得られる。
以上の説明からも明らかな如く本発明は、ドライクリー
ニング溶剤としてテルペンハイドロカーボンを使用する
ことにより、フロン溶剤の致命的欠陥となっていたオゾ
ン層破壊を防止することが実現される。
〔実施例〕
以下9本発明の実施例を図面について詳述する。
実施例1 第1図に示した装置を用い、溶剤としてテル
ペンハイドロカーボンを使い、溶剤温度を5〜10℃に
保ちながら通常の工程を経て薄物のデリケート衣料の洗
浄を行った。
同時に比較のため、フロン113を溶剤として使用する
以外は同一の条件で洗浄を行った。
その結果、テルペンハイドロカーボンを溶剤として使用
する場合は、フロン113を使用する場合よりも、洗浄
後の衣料の仕上がりがよりマイルドであった。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した如く本発明においては従来、衣料
洗浄剤としては考えられなかったテルペンハイドロカー
ボンを衣料洗浄剤として用いることにより。
(1)大気中で易分解性であるため、地球をとりまくオ
ソン層を破壊しない。
(2)比重が0.84と小さいため衣料に加わる機械力
が小さく衣料を傷めることがない。
さらに樹脂類の溶解力がマイルドであることにより洗浄
によって衣料を傷めることがない。
等、特有の効果を生じるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に適用されるドライクリーニング装置の
一例を示すシステム図、第2図は従来のドライクリーニ
ング装置の一例を示すシステム図、第3図及び第4図は
従来のターペンを用いたドライクリーニング工程の説明
図である。 図の主要部分の説明 3.24・・・溶剤の収納タンク、4・・・テルペンハ
イドロカーボン(溶剤)、10・・処理槽、15・・・
蒸留器、17・・・エアクーラ、35・・・冷凍装置、
36・・・蒸発管、37・・窒素ガス供給装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 衣料の洗浄溶剤としてテルペンハイドロカーボンを使用
    することを特徴とするドライクリーニング方法。
JP30818490A 1990-11-14 1990-11-14 ドライクリーニング方法 Pending JPH04180798A (ja)

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JP30818490A JPH04180798A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 ドライクリーニング方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002092745A1 (en) * 2001-05-15 2002-11-21 Unilever Plc Detergent composition
JP2006070168A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Kikusui Chemical Industries Co Ltd ドライクリーニング用洗浄剤組成物、ドライクリーニング用洗浄液およびそれを用いたドライクリーニング方法
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