JPH04180609A - チップ型インダクタンス素子とその製造方法 - Google Patents

チップ型インダクタンス素子とその製造方法

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JPH04180609A
JPH04180609A JP18567290A JP18567290A JPH04180609A JP H04180609 A JPH04180609 A JP H04180609A JP 18567290 A JP18567290 A JP 18567290A JP 18567290 A JP18567290 A JP 18567290A JP H04180609 A JPH04180609 A JP H04180609A
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JP
Japan
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sheet
sheets
conductor
magnetic
toroidal coil
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JP18567290A
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English (en)
Inventor
Takehiro Konoike
健弘 鴻池
Yukio Sakabe
行雄 坂部
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) この発明は、各種の電子回路に用いるチップ型インダク
タンス素子およびその製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉 近年、電子回路の小型化、高集積化および高周波化に伴
い、小型で表面実装可能なチップ型インダクタンス素子
の需要が高まっている。
従来、この種のインダクタンス素子としては、円柱形状
あるいは角柱形状の胴部と該胴部の両端に設けた鍔部と
から構成される磁性体コアを形成し、導体巻線を前記磁
性体コアの胴部に巻き回し、前記導体巻線の終端を前記
磁性体コアの鍔部に形成した電極に接続するインダクタ
ンス素子、いわゆる巻線型インダクタンス素子が知られ
てぃる。 あるいは、特開昭55−91103号公報に
記載されているように磁性体と導体パターンとを交互に
印刷し、前記各層の導体パターンを接続してコイル状パ
ターンを形成するインダクタンス素子、いわゆる積層型
インダクタンス素子が知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、これら従来のチップ型インダクタンス素子は
、巻線型および積層型の何れにおいてもその構造および
製造工程が複雑で量産性に劣り、製造コストが高いとい
う問題点があった。
そこで、この発明の課題は、構造が簡単で量産性に優れ
、しかも製造コストが安価なチップ型インダクタンス素
子とその製造方法を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 以上の課題を解決するため、この発明に係るチップ型イ
ンダクタンス素子は、表面に導体線路を形成した少なく
とも2つ以上の磁性体シートの積層体で絶縁体からなる
シートを挟み、磁性体の各シートの外周縁部で前記導体
線路を連結して絶縁体シートの周囲にトロイダルコイル
状のパターンを形成した磁性体を配したことを特徴とす
る。
以上の構成により、トロイダルコイル状のパターンが積
層構造のリング状につながった磁性体表面部に配設され
るため、該トロイダルコイル状パターンに電流が流れる
と、発生した磁束の大部分は前記リング状磁性体内部を
通り、いわゆる通常の有心トロイダルコイルと同様の機
能が発揮される。
また、この発明に係るチップ型インダクタンス素子の製
造方法は、 (a)磁性体グリーンシートの表面に導体線路を形成す
る工程と、 (b)前記シートを積層し、各シートの外周縁部で前記
導体線路を連結してコイルを形成する工程と、 (c)少なくとも2つ以上の上記磁性体グリーンシート
積層体で絶縁体シートを挟むと同時に各磁性体グリーン
シート積層体の導体線路の端部のうち少なくとも1箇所
以上を連結してトロイダルコイルを形成し、圧着した後
、一体焼成する工程と、(d)前記トロイダルコイルの
両終端に接続する外部電極を前記一体焼成済みの積層体
の表面に設ける工程と、 を備えたことを特徴とする。
この方法によれば、磁性体グリーンシートの表面に導体
線路を形成する作業を各シート毎に独立して並行実施で
きるため、従来の積層型インダクタンス素子のように磁
性体と導体パターンとを順に積み重ねてゆく必要がなく
なり、工程期間の短縮が図られると共に製造工程が簡略
化される。
(実施例〉 以下、この発明に係るチップ型インダクタンス素子とそ
の製造方法の一実施例を図面第1図乃至第4図に基づい
て説明する。
この実施例ではトロイダルコイル状パターンの巻数が5
.5回巻きのインダクタンス素子を説明するが、導体線
路の幅、形成位置1本数を変えることにより所望の巻数
のインダクタンス素子が得られる。
まず、第1図に示すように磁性体グリーンシート  1
a、    lb、    lc、    ld、  
  le、    lh、    li。
lj、lk、II2が準備される。
これらの磁性体シート1a〜1eおよび1h〜IJ2は
、例えばFe5Osを主成分とするフェライト磁性体粉
末をバインダおよび溶剤等と混練してペースト状にし、
厚さ十数〜数十μmの薄いシート状にしたものである。
次に、シート1aの上下面および外周端面に銀ペースト
等を使用して、導体線路2,3.4をスクリーン印刷等
の方法で形成する。 導体線路2はシート1aの左側下
面に形成され、一方の終端はシート1aの左手前下面に
延在して引出し電極2aをなし、他方の終端2bはシー
ト1aの左奥側壁面から上面に回り込んでいる。 導体
線路3.4はシートlaの下面に形成され、それぞれの
両端部はシート1aの壁面から上面に回り込んでいる。
同様にしてシート1b〜1eおよび1h〜II2に導体
線路を形成する。 シートlb〜1dにおいて、導体線
路5〜19は各シートの壁面に形成され、各導体線路の
両終端は各シートの上面および下面に回り込んでいる。
シート1eにおいて、導体線路20.21.22はシー
 ト1 eの上面に形成され、導体線路20.21の両
終端はシート1eの下面に回り込んでいる。
導体線路22はシート1hの導体線路25と接続するよ
うに形成され、接続面22aは面積を広くしである。 
導体線路22の一方の終端はシート1eの下面に回り込
んでいる。
同様に、シート1hにおいて、導体線路23゜24、2
5はシート1hの下面に形成され、導体線路23、24
の両終端はシート1hの上面に回り込んでいる。
導体線路25はシートleの導体線路22と接続するよ
う形成され、接続面25aは面積を広(しである、 導
体線路25の一方の終端はシート1hの上面に回り込ん
でいる。
シート11〜1kにおいて、導体線路26〜40は各シ
ートの壁面に形成され、各導体線路の両終端は各シート
の上面および下面に回り込んでいる。
最後に、シートlεの上面に導体線路41.42゜43
を形成する。 導体線路41の一方の終端はシートII
2の左奥上面に延在して引出し電極41aをなし、他方
の終端41bはシート1ρの左手前壁面から下面に回り
込んでいる。 導体線路42.43はシートlβの上面
に形成され、それぞれの両端部はシート1℃の壁面から
下面に回り込んでいる。
ここに、各シート1a〜1eおよび1h−1ρの表面に
各導体線路2,3.4等を形成する作業は各シート毎に
独立して並行実施できるので、従来の積層型インダクタ
ンス素子のように磁性体と導体パターンとを順に積み重
ねてゆく必要がなくなり、工程期間の短縮が図られると
共に製造工程が簡略化される。
次に、導体線路が形成されたシートla−leを積み重
ねて積層体44を作製する。 同様に導体線路が形成さ
れたシートlh〜II2を積み重ねて積層体46を作製
する。 積層体44と積層体46の間には、絶縁体グリ
ーンシートif、Igを重ね合わせた積層体45を配置
し、シート1eの導体線路20、21とシート1hの導
体線路23.24がお互いに接触しないようにする。 
その一方で、シート1eの導体線路22とシート1hの
導体線路25とは接続するように絶縁体シートif、1
gの面積は磁性体シート1a〜1eおよびlh〜lβよ
りもやや小さくなっている。 これらの絶縁体シートI
f、Igは、例えばTiO□を主成分とする絶縁体粉末
をバインダおよび溶剤等と混練してペースト状にし、厚
さ十数〜数十μmの薄いシート状にしたものである。 
絶縁体シートは単独で用いてもよいし、上記実施例のよ
うに複数枚を重ね合わせた積層体を用いてもよい。
このようにして形成された積層体44.45.46を絶
縁体シートからなる積層体45を中間にはさんで積み重
ね、積層体47を作製する。 このとき、シート1aに
形成された導体線路2の終端2bは、その上に積み重ね
られたシートlbに形成された導体線路6に連結接続さ
れ、以下順に導体線路37−32−27−23−26−
31−36−41と連結接続されて5.5回巻きのトロ
イダルコイル状のパターンを形成することどなる。
こうして磁性体シートからなる積層体44.46の表面
に 5,5回巻きのトロイダルコイル状パターンが配設
され、その両終端は、シート1aに形成された導体線路
2の引出し電極2aおよびシート1βに形成された導体
線路41の引出し電極41aとなる。
積層体47は、プレス機にセットされた後加圧され、各
グリーンシート1a−1βが圧着される。
第2図はこうして圧着せしめたものを側面から眺めたと
ころである。 この圧着体を焼成炉に入れて所定の焼成
温度並びに時間で一体的に焼成処理して第3図に示した
焼結体48を得る。
次に、焼結体48には、第4図に示すように、引出し電
極2a、41aにそれぞれ接続する外部電極49、50
が形成される。 外部電極49.50は、金属製キャッ
プを用いてもよいし、銀ペースト等を塗布後焼成して形
成してもよい。 こうして、プリント基板等に表面実装
可能なチップ型インダクタンス素子が得られる。
得られたチップ型インダクタンス素子は、そのトロイダ
ルコイル状パターンに電流が流れると、発生した磁束の
大部分は積層構造のリング状磁性体内部を通り、通常の
有心トロイダルコイルと同様の機能を発揮する。
なお、この発明に係るチップ型インダクタンス素子とそ
の製造方法は、前記実施例に限定するものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々に変形することができる。
〈発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、中間に絶縁体シートを
挟むことによって少なくとも2つ以上からなる磁性体シ
ートの積層体をリング状に組み合わせることができ、磁
性体シートの積層体表面にトロイダルコイル状パターン
が配設されるため、このトロイダルコイル状パターンに
電流が流れると、発生した磁束の大部分は前記のリング
状磁性体内部を通り、いわゆる通常の有心トロイダルコ
イルと同様の機能が発揮され、簡単な構造のチップ型イ
ンダクタンス素子が得られる。
また、この発明に係るチップ型インダクタンス素子の製
造に際し、磁性体グリーンシートの表面に導体線路を形
成した後、前記シートを積層して絶縁体シートと共に一
体焼成すれば、磁性体グリーンシートの表面に導体線路
を形成する作業を各シート毎に独立して並行実施できる
ため、従来の積層型インダクタンス素子のように磁性体
と導体パターンとを順に積み重ねてゆく必要がなくなり
、工程期間の短縮が図られると共に製造工程が簡略化さ
れて、量産性に優れ、しかも製造コストの安価なチップ
型インダクタンス素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明に係るチップ型インダク
タンス素子およびその製造方法の一実施例を示すもので
、第1図は磁性体グリーンシートおよび絶縁体グリーン
シート部分の分解斜視図、第2図は積層状態の側面図、
第3図は焼成体の斜視図、第4図は完成品の斜視図であ
る。 la、lb、lc、ld、le、lh、li。 lj、lk、IJ2  ・・・磁性体グリーンシートl
f、Ig−・・絶縁体グリーンシート2.3,4,5,
6,7,8,9,10,11゜12、13.14.15
.16.17.18.19.20.21゜22、23.
24.25.26.27.28.29.30.31゜3
2、33.34.35.36.37.3g、 39.4
0.41゜42、43  ・・・導体線路 49、50  ・・・外部電極 出願人代理人  弁理士  和 1) 昭手続補正書(
方式) 平成4年2月4日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に導体線路を形成した少なくとも2つ以上の
    磁性体シートの積層体で絶縁体からなるシートを挟み、
    磁性体の各シートの外周縁部で前記導体線路を連結して
    絶縁体シートの周囲にトロイダルコイル状のパターンを
    形成した磁性体を配したことを特徴とするチップ型イン
    ダクタンス素子。
  2. (2)磁性体グリーンシートの表面に導体線路を形成す
    る工程と、 前記シートを積層し、各シートの外周縁部で前記導体線
    路を連結してコイルを形成する工程と、少なくとも2つ
    以上の前記磁性体グリーンシート積層体で絶縁体シート
    を挟むと同時に各磁性体グリーンシート積層体の導体線
    路の端部のうち少なくとも1箇所以上を連結してトロイ
    ダルコイルを形成し、圧着した後、一体焼成する工程と
    、前記トロイダルコイルの両終端に接続する外部電極を
    前記一体焼成済みの積層体の表面に設ける工程と、 を備えたことを特徴とするチップ型インダクタンス素子
    の製造方法。
JP18567290A 1990-07-13 1990-07-13 チップ型インダクタンス素子とその製造方法 Pending JPH04180609A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186137A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sumida Corporation 磁性素子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186137A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sumida Corporation 磁性素子
JP4690033B2 (ja) * 2004-12-28 2011-06-01 スミダコーポレーション株式会社 積層タイプ磁性素子

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