JPH04180148A - メッセージ管理処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 いわゆるメツセージベースシステムの計算機における、
処理要求の実行待ちが生じる場合の、緊急要求の制御に
関し、 システムへの影響がなるべく少ないようにして、緊急要
求を優先処理できるメツセージ管理処理装置を目的とし
、 処理要求元からサーバへ、メツセージによって所要の処
理要求を伝達し、該サーバは、並列に実行可能な所定個
数の実行体を有し、該実行体によって該メツセージを順
次処理するシステムにおいて、メツセージ受信部と、緊
急メツセージ制御部とを有し、該メツセージに、少なく
とも緊急メツセージを他のメツセージと識別するように
定める緊急要求コードを設け、該メツセージ受信部は、
該緊急要求コードによって識別して、該緊急メツセージ
を該緊急メツセージ制御部へ、その他の該メツセージを
該サーバへ渡し、該緊急メツセージ制御部は、所定の緊
２．実行体を生成して該緊２、メツセージを渡し、該緊
急実行体は該緊急メツセージの要求を処理した後消滅す
るように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、いわゆるメツセージベースシステムの計算機
における、処理要求の実行待ちが生しる場合の、緊急要
求の制御を行うメツセージ管理処理装置に関する。

〔従来の技術〕

第３図は計算機システムの構成例を示すブロック図であ
る。メツセージベースシステムの計算機では、公知のよ
うにプログラム間の通信をメツセージの授受によって行
うようにされ、計算機で実行される応用プログラム等の
要求元１は必要なサービスを受けるために、サーバ２に
宛ててメツセージを発信し、システムのメツセージ伝達
機構により、メツセージはサーバ２のキュー３に接続さ
れる。

サーバ２には、予め設定された個数の実行体４が準備さ
れており、キュー３にメツセージがつながると、空いて
いる実行体の１つがそのメツセージを受は取って、メツ
セージに指定された要求の処理を実行するように構成さ
れている。

従って準備されている実行体の個数までのメ・ノセージ
は同時に処理されるが、その処理が終わらない間に、そ
の個数を越えるメツセージが発行されるとキュー３につ
ながれた状態で待ち合わせが起こり、その結果、要求の
メツセージが集中的に発生した場合には比較的長い待行
列を生しることもある。

なお、サーバ２に準備する実行体の個数は、システム資
源の制約や、他の処理との資源の配分等を考慮して決定
されるので、一般に妄りに増加することはできない。

〔発明が解決しようとする課題〕

要求元１からのメツセージによって要求される処理に、
他の処理に比して緊急に処理を終わる必要のある処理の
ある場合がある。しかし、その緊急要求のメツセージが
、前記のようにして長い待行列のある状態で発行される
と、先着のメツセージが処理されるまで待たなければな
す、処理のタイミングを失する可能性がある。

本発明は、システムへの影響がなるべく少ないようにし
て、緊急要求を優先処理できるメツセージ管理処理装置
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明の構成を示すブロック図である。

図はメツセージ管理処理装置の構成であって、処理要求
元１からサーバ２へ、メツセージによって所要の処理要
求を伝達し、サーバ２は、並列に実行可能な所定個数の
実行体４を有し、実行体４によって該メツセージを順次
処理するシステムにおいて、メツセージ受信部１０と、
緊急メツセージ制御部１１とを有し、該メツセージに、
少なくとも緊急メツセージを他のメツセージと識別する
ように定める緊急要求コードを設け、メツセージ受信部
１０は、該緊急要求コードによって識別して、該緊急メ
ツセージを緊急メツセージ制御部１１へ、その他の該メ
ツセージをサーバ２へ渡し、緊急メツセージ制御部１１
は、所定の緊急実行体１２を生成して該緊急メツセージ
を渡し、緊急実行体１２は該緊急メツセージの要求を処
理した後消滅する。

〔作　用〕

本発明のメツセージ管理処理装置により、本発明でメツ
セージに設ける緊急要求コードをメツセージ受信部１０
が識別して、緊急要求コードのあるメツセージの場合に
は緊急制御部１１にメツセージを渡し、緊急メツセージ
制御部１１は緊急実行体１２をそのとき生成して緊急メ
ツセージの処理を任せ、緊急実行体１２は処理を終わる
と消滅するようにする。又緊急要求コードの無いメツセ
ージは従来のように例えばキュー３につないで、サーバ
２の準備する実行体４により先着順に処理させる。

従ってキュー３の待行列が長い場合にも、緊急メツセー
ジは待ち合わせなく処理され、その処理を行う緊急実行
体１２は処理に必要な間だけ存在して、その他の期間に
は緊急実行体のためにほとんどシステム資源を占有しな
い。

〔実施例〕

第１図において、要求元１からサーバ２へ送るメツセー
ジには、通常は要求コードが付けられていて、要求コー
ドは例えば整数値で要求の種類を示すようにされる。こ
の要求コードのある範囲の値を、本発明の緊急要求コー
ドに割り当て、その範囲の各数値により緊急要求である
ことと、要求の種類とを併せて示すようにする。

第２図は、メツセージ受信部ＩＯ及び緊急制御部１１に
よる本発明の処理の流れを示し、メツセージ受信部１０
がメツセージを受は取ると、処理ステップ２０で要求コ
ードが緊急要求コードか識別し、緊２、要求コードでな
ければ、処理ステップ２１でメツセージをサーバ２のキ
ュー３につないでメンセージ待ちに戻る。

緊急要求コードであれば、処理ステップ２２でそのメツ
セージを緊急メツセージ制御部１１に渡し、メツセージ
受信部１０はメンセージ待ちに戻る。

緊急メツセージ制御部１１は、緊急メンセージを渡され
ると、処理ステップ２３で必要な緊急実行体１２を生成
し、処理ステップ２４で緊急メソセージを渡して処理を
開始させ、緊急メツセージ制御部１１は次の緊急メツセ
ージをメツセージ受信部から受は取ることができる状態
に戻る。

生成し起動された緊急実行体１２は、緊急メツセージに
従う一処理を完了すると、システムによって削除されて
消滅するように構成しておく。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明によれば、いわゆ
るメツセージベースシステムの計算機において、処理要
求の実行待ちが生じる場合にも、システムへの影響がな
るべく少ないようにして、緊急要求を優先処理できると
いう著しい工業的効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は本発
明の処理の流れ図、 第３図は従来の構成例を示すブロック図である。 図において、 ｌは要求元、　　　　　　２はサーバ、３はキュー、　
　　　　４は実行体、 ｌＯはメツセージ受信部、 １１は緊急メツセージ制御部、 １２は緊急実行体、　　　２０〜２４は処理ステップ−
九め 草 を 本発明の構成を示すブロック図 第１図 ）。 ン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 処理要求元（１）からサーバ（２）へ、メッセージによ
   って所要の処理要求を伝達し、 該サーバ（２）は、並列に実行可能な所定個数の実行体
   （４）を有し、該実行体によって該メッセージを順次処
   理するシステムにおいて、 メッセージ受信部（１０）と、緊急メッセージ制御部（
   １１）とを有し、該メッセージに、少なくとも緊急メッ
   セージを他のメッセージと識別するように定める緊急要
   求コードを設け、 該メッセージ受信部（１０）は、該緊急要求コードによ
   って識別して、該緊急メッセージを該緊急メッセージ制
   御部（１１）へ、その他の該メッセージを該サーバ（２
   ）へ渡し、 該緊急メッセージ制御部（１１）は、所定の緊急実行体
   （１２）を生成して該緊急メッセージを渡し、該緊急実
   行体は該緊急メッセージの要求を処理した後消滅するよ
   うに構成されていることを特徴とするメッセージ管理処
   理装置。