JPH04179726A - 簡易地下連続壁工法における壁体用部材と該壁体用部材を使用した簡易地下連続壁工法 - Google Patents
簡易地下連続壁工法における壁体用部材と該壁体用部材を使用した簡易地下連続壁工法Info
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- JPH04179726A JPH04179726A JP30826590A JP30826590A JPH04179726A JP H04179726 A JPH04179726 A JP H04179726A JP 30826590 A JP30826590 A JP 30826590A JP 30826590 A JP30826590 A JP 30826590A JP H04179726 A JPH04179726 A JP H04179726A
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- Japan
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- precast concrete
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- wall
- excavation
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- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims abstract description 30
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims abstract description 21
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- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 4
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Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、チェンソーの手法により地中を掘削して小規
模な幅の狭い連続した壁を形成すべくなした簡易地下連
続壁工法と該工法における壁体用部材に関する。
模な幅の狭い連続した壁を形成すべくなした簡易地下連
続壁工法と該工法における壁体用部材に関する。
［従来の技術］
従来、幅の狭い溝を連続して掘削するためにパケット方
式、ビット方式等が用いられてきた。しかし、これらの
方式の掘削幅は４０〜５０ｃｍ以上となり、そのため、
小規模工事では経済的施工が困難であり、また、掘削技
術・安定液の管理など工学的知識と施工経験に基（高度
なノウハウを必要としていた。また、掘削に際して地山
の崩壊を防ぐため、安定液やガイドウオールを必要とし
、また、既存設備に接近して掘削することが困難であっ
た。このため本願出願人は、先に特開平１−２５０５２
０号公報において、案内部材をスチールケーシングとし
て溝を掘削した後に、このスチールケーシングを溝内に
残して壁体とし、無限軌道状チェンを溝外に取り出す工
法を提案した。
式、ビット方式等が用いられてきた。しかし、これらの
方式の掘削幅は４０〜５０ｃｍ以上となり、そのため、
小規模工事では経済的施工が困難であり、また、掘削技
術・安定液の管理など工学的知識と施工経験に基（高度
なノウハウを必要としていた。また、掘削に際して地山
の崩壊を防ぐため、安定液やガイドウオールを必要とし
、また、既存設備に接近して掘削することが困難であっ
た。このため本願出願人は、先に特開平１−２５０５２
０号公報において、案内部材をスチールケーシングとし
て溝を掘削した後に、このスチールケーシングを溝内に
残して壁体とし、無限軌道状チェンを溝外に取り出す工
法を提案した。
［発明が解決しようとする課題］
しかし、この場合、案内部材がスチール製であることか
ら、強度が弱いことに問題があり、更に、地中に残存さ
せておくと錆付く等して腐食してしまい強度がより低下
してしまうという問題点があった。
ら、強度が弱いことに問題があり、更に、地中に残存さ
せておくと錆付く等して腐食してしまい強度がより低下
してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の欠点を除去し、小規
模で幅の狭い壁体を既存設備に接近して掘削形成でき、
強度に優れ、腐食等に対して耐久性に優れた簡易地下連
続壁工法に使用する壁体用部材と該壁体用部材を使用し
た簡易地下連続壁工法を提供することを目的とするもの
である。
模で幅の狭い壁体を既存設備に接近して掘削形成でき、
強度に優れ、腐食等に対して耐久性に優れた簡易地下連
続壁工法に使用する壁体用部材と該壁体用部材を使用し
た簡易地下連続壁工法を提供することを目的とするもの
である。
［問題点を解決するための手段１
すなわち本発明は、第１に、内部に鉄筋を埋め込んだ案
内部材としてのプレキャストコンクリートの外周に掘削
用無限軌道状チェンを回動可能に巻回させ、該プレキャ
ストコンクリートの上部に掘削機への取付用懸吊部を設
けた簡易地下連続壁工法における壁体用部材、及び第２
に、上記の壁体用部材を該部材の懸吊部を介して掘削機
に取り付け、該部材の掘削用無限軌道状チェンを回動さ
せることにより地中に該壁体用部材を埋設させた後、該
プレキャストコンクリートを地中に残存させたまま該掘
削用無限軌道状チェンをプレキャストコンクリートより
取り外し、地中より取り出し、該プレキャストコンクリ
ートを壁体として使用する簡易地下連続壁工法により、
上記目的を達成しようとするものである。
内部材としてのプレキャストコンクリートの外周に掘削
用無限軌道状チェンを回動可能に巻回させ、該プレキャ
ストコンクリートの上部に掘削機への取付用懸吊部を設
けた簡易地下連続壁工法における壁体用部材、及び第２
に、上記の壁体用部材を該部材の懸吊部を介して掘削機
に取り付け、該部材の掘削用無限軌道状チェンを回動さ
せることにより地中に該壁体用部材を埋設させた後、該
プレキャストコンクリートを地中に残存させたまま該掘
削用無限軌道状チェンをプレキャストコンクリートより
取り外し、地中より取り出し、該プレキャストコンクリ
ートを壁体として使用する簡易地下連続壁工法により、
上記目的を達成しようとするものである。
［作 用］
上記手段により構成される本発明は、案内部材としての
プレキャストコンクリートの上部に掘削機への取付用懸
吊部を設けであるので、該懸吊部を介して掘削機へ取り
付ける。該プレキャストコンクリートの外周には掘削用
無限軌道状チェンが回動可能に巻回されているので、掘
削機を作動させ該チェンを回動させることによって地表
より地中に向けて掘削する。そして壁体用部材を埋設さ
せ、その後、該プレキャストコンクリートを地中に残存
させたまま該掘削用無限軌道状チェンを該プレキャスト
コンクリートより取り外し、地中より取り出す、そのよ
うにして、該プレキャストコンクリートを地中において
壁体として使用するものである。
プレキャストコンクリートの上部に掘削機への取付用懸
吊部を設けであるので、該懸吊部を介して掘削機へ取り
付ける。該プレキャストコンクリートの外周には掘削用
無限軌道状チェンが回動可能に巻回されているので、掘
削機を作動させ該チェンを回動させることによって地表
より地中に向けて掘削する。そして壁体用部材を埋設さ
せ、その後、該プレキャストコンクリートを地中に残存
させたまま該掘削用無限軌道状チェンを該プレキャスト
コンクリートより取り外し、地中より取り出す、そのよ
うにして、該プレキャストコンクリートを地中において
壁体として使用するものである。
該壁体はコンクリートよりなることから、耐久性に優れ
、腐食に対しても強く、耐久性に優れている。
、腐食に対しても強く、耐久性に優れている。
［実 施 例］
以下引き続き本発明簡易地下連続壁工法における壁体用
部材と該壁体用部材の使用した簡易地下連続壁工法につ
いての要旨をさらに明確にするため、図面を利用して一
実施例を説明する。
部材と該壁体用部材の使用した簡易地下連続壁工法につ
いての要旨をさらに明確にするため、図面を利用して一
実施例を説明する。
第１図に示すように、簡易地下連続壁工法における壁体
用部材Ａは、平面形状の一端が半円状で細長板状のプレ
キャストコンクリート１１の側面の外周に掘削用無限軌
道状チェン１２を巻回し、また、該プレキャストコンク
リート１１の上部に掘削機への取付用懸吊部１３を設け
たもので、該プレキャストコンクリート１１には図示し
ないが内部に鉄筋を埋め込んである。また、掘削用無限
軌道状チェンには多数の掘削用爪 １２１が付設されて
いる。
用部材Ａは、平面形状の一端が半円状で細長板状のプレ
キャストコンクリート１１の側面の外周に掘削用無限軌
道状チェン１２を巻回し、また、該プレキャストコンク
リート１１の上部に掘削機への取付用懸吊部１３を設け
たもので、該プレキャストコンクリート１１には図示し
ないが内部に鉄筋を埋め込んである。また、掘削用無限
軌道状チェンには多数の掘削用爪 １２１が付設されて
いる。
該壁体用部材Ａは、懸吊部１３を介して掘削機に連結さ
れ、掘削機の駆動部２を第２図に示すように作動させる
ことによって該チェンを回動させ、掘削を行なう。
れ、掘削機の駆動部２を第２図に示すように作動させる
ことによって該チェンを回動させ、掘削を行なう。
前記壁体用部材Ａを使用して行なう簡易地下達続壁工法
は、具体的には以下のようにして行なう。
は、具体的には以下のようにして行なう。
まず、第２図の（イ）のように該壁体用部材を掘削機に
該懸吊部を介して掘削機に取り付け、地表面直上方に載
置する。そして、掘削機の駆動部２を作動させチェン１
２を回動させて、掘削を始める。そして、第２図の（ロ
）のように掘り進み。
該懸吊部を介して掘削機に取り付け、地表面直上方に載
置する。そして、掘削機の駆動部２を作動させチェン１
２を回動させて、掘削を始める。そして、第２図の（ロ
）のように掘り進み。
（ハ）の状態になるまで掘削する。掘削を完了したら（
ニ）のようにプレキャストコンクリート１１を地中に残
存させたまま該掘削用無限軌道状チェンを取り外し、地
上に取り出す。そして、残存させたプレキャストコンク
リート１１を（ホ）のように壁体として使用するもので
ある。
ニ）のようにプレキャストコンクリート１１を地中に残
存させたまま該掘削用無限軌道状チェンを取り外し、地
上に取り出す。そして、残存させたプレキャストコンク
リート１１を（ホ）のように壁体として使用するもので
ある。
なお、本発明は本実施例に限定されるものではなく、本
発明の目的、作用及び効果の奏する範囲において任意に
定められてよく、それらの変更は本発明の要旨を何ら変
更するものでないことはいうまでもない。
発明の目的、作用及び効果の奏する範囲において任意に
定められてよく、それらの変更は本発明の要旨を何ら変
更するものでないことはいうまでもない。
［発明の効果］
以上、詳細に説明したように本発明壁体用部材は、案内
部材としての内部に鉄筋を埋め込んだプレキャストコン
クリートの外周に掘削用無限軌道状チェンを巻回させ、
該プレキャストコンクリートの上部に掘削機への取付用
懸吊部を備えてなるので、該取付用懸吊部を介して掘削
機に取り付け、該掘削機を作動させ、掘削用無限軌道状
チェンを回動させることにより地盤を掘削し、該壁体用
部材を地中に埋設させ、該プレキャストコンクリートを
地中に残存させたまま該チェンを該プレキャストコンク
リートより取り外し、地中より取り出すことにより、該
プレキャストコンクリートを壁体として使用するので、
従来のスチールによる場合に比べて強度に優れ、錆付い
たりすることがないので腐食に対しても耐久性に優れ、
壁体用部材として非常に優れている。また、この工法に
基づけば厚みの薄い連続壁を形成することが可能となり
、既設建造物に近接した場所での施工が可能であるばか
りでな（、案内部材はそのまま壁体として利用できるの
で施工が容易となることはいうまでもない。
部材としての内部に鉄筋を埋め込んだプレキャストコン
クリートの外周に掘削用無限軌道状チェンを巻回させ、
該プレキャストコンクリートの上部に掘削機への取付用
懸吊部を備えてなるので、該取付用懸吊部を介して掘削
機に取り付け、該掘削機を作動させ、掘削用無限軌道状
チェンを回動させることにより地盤を掘削し、該壁体用
部材を地中に埋設させ、該プレキャストコンクリートを
地中に残存させたまま該チェンを該プレキャストコンク
リートより取り外し、地中より取り出すことにより、該
プレキャストコンクリートを壁体として使用するので、
従来のスチールによる場合に比べて強度に優れ、錆付い
たりすることがないので腐食に対しても耐久性に優れ、
壁体用部材として非常に優れている。また、この工法に
基づけば厚みの薄い連続壁を形成することが可能となり
、既設建造物に近接した場所での施工が可能であるばか
りでな（、案内部材はそのまま壁体として利用できるの
で施工が容易となることはいうまでもない。
以上本発明はまことに優れた発明である。
図面は本発明簡易地下連続壁工法における壁体用部材と
該壁体用部材を使用した簡易地下連続壁工法の一実施例
を示したもので、第１図（イ）（ロ）は簡易地下連続壁
工法における壁体用部材を示したもので、（イ）はその
正面図、（ロ）はその側面図、第２図は該壁体用部材を
使用した簡易地下連続壁工法の工程を示した説明図であ
る。 Ａ−−−−−−−−一 壁体用部材 １１−−−−−プレキャストコンクリート１２−−−−
一掘削用無限軌道チエン ２−−−−一駆動部 （イ） （ロ） 第１図 第２図
該壁体用部材を使用した簡易地下連続壁工法の一実施例
を示したもので、第１図（イ）（ロ）は簡易地下連続壁
工法における壁体用部材を示したもので、（イ）はその
正面図、（ロ）はその側面図、第２図は該壁体用部材を
使用した簡易地下連続壁工法の工程を示した説明図であ
る。 Ａ−−−−−−−−一 壁体用部材 １１−−−−−プレキャストコンクリート１２−−−−
一掘削用無限軌道チエン ２−−−−一駆動部 （イ） （ロ） 第１図 第２図
Claims (1)
- １、内部に鉄筋を埋め込んだ案内部材としてのプレキャ
ストコンクリートの外周に掘削用無限軌道状チェンを回
動可能に巻回させ、該プレキャストコンクリートの上部
に掘削機への取付用懸吊部を設けてなることを特徴とす
る簡易地下連続壁工法における壁体用部材。２、上記請
求項１記載の壁体用部材を該部材の懸吊部を介して掘削
機に取り付け、該部材の掘削用無限軌道状チェンを回動
させることにより地中に該壁体用部材を埋設させた後、
該プレキャストコンクリートを地中に残存させたまま該
掘削用無限軌道状チェンを該プレキャストコンクリート
より取り外し、地中より取り出し、該プレキャストコン
クリートを壁体として使用することを特徴とする簡易地
下連続壁工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30826590A JPH04179726A (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 簡易地下連続壁工法における壁体用部材と該壁体用部材を使用した簡易地下連続壁工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30826590A JPH04179726A (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 簡易地下連続壁工法における壁体用部材と該壁体用部材を使用した簡易地下連続壁工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04179726A true JPH04179726A (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=17978935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30826590A Pending JPH04179726A (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 簡易地下連続壁工法における壁体用部材と該壁体用部材を使用した簡易地下連続壁工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04179726A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN106759287A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-05-31 | 王燏斌 | 一种基础挖掘灌注装置及其逆作施工法 |
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| CN114164929A (zh) * | 2021-10-21 | 2022-03-11 | 王树生 | 一种沉墙基础及其施工装置 |
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| JPS62233328A (ja) * | 1986-04-01 | 1987-10-13 | Fusao Sakano | 爪付篦型バケットを備えた掘削装置本体を介して置き去り式に擁壁を設置する設置装置 |
-
1990
- 1990-11-13 JP JP30826590A patent/JPH04179726A/ja active Pending
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