JPH04178210A - 圧延機の板厚制御方法 - Google Patents

圧延機の板厚制御方法

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JPH04178210A
JPH04178210A JP2306870A JP30687090A JPH04178210A JP H04178210 A JPH04178210 A JP H04178210A JP 2306870 A JP2306870 A JP 2306870A JP 30687090 A JP30687090 A JP 30687090A JP H04178210 A JPH04178210 A JP H04178210A
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Sadayuki Mitsuyoshi
三吉 貞行
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/16Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ゲージメータ方式自動板厚制御を採 ・用し
て、圧延荷重の変動に基づき板厚を制御する圧延機の板
厚制御方法に関する。
【従来の技術】
圧延機の板厚制御において、油圧圧下装置の高応答性を
利用したゲージメータ方式自動板厚制御(BISRA 
 AGC)が多く行われテいル。 この自動板厚制御は、次式(1)のゲージメータ式によ
り、圧延荷重の変動に応じて圧延機圧下位置を操作する
ものである。 ΔS−(α/M)・ΔP   ・・・・・・〈1)但し
、ΔS:圧下位置操作量[i1]、M:ミル定数[to
n /i■] 、ΔP:圧延荷重変動[tonコ、α:
チューニング* [−]である。 即ち、この自動板厚制御方法では、(1)式のゲージメ
ータ式により、圧延荷重の変化ΔPに応じて圧延機直下
の板厚制御を行うため、応答が早いという長所がある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の板厚制御方法においては、バ
ックアップロール(BUR)の主にロー、小偏心を原因
とする外乱が拡大されてしまうという問題点がある。 この問題点に対して、従来、ロール偏心情報を加えてA
GC制御するロール偏心制御が採用される場合があるが
、この制御でも、ロール偏心による外乱の影響が板厚に
及ぶことを100%なくすことは困難である。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、ロール信心による外乱の拡大を防止して精度良く
板厚を制御できる圧延機の板厚制御方法を提供すること
を課題とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、圧延機の板厚制御方法において、ゲージメー
タ方式自動板厚制御を採用して、圧延荷重の変動に基づ
き板厚を制御するに際して、圧延機入側及び出側の板厚
を測定して、各板厚変動を周波数解析し、周波数解析結
果から、出側板厚変動の周波数のうち所定以上の強度を
もつ第1の周波数と、入側板厚変動の周波数のうち所定
以上の強度をもつ第2の周波数とを求め、前記第1の周
波数及び第2の周波数を、入側及び出側の板材の速度に
基づき整合させ、整合された第1の周波数から整合され
た第2の周波数を取り除いた第3の周波数を求め、圧延
荷重の検出信号から、前記第3の周波数を取り除いた信
号を元に、板厚を制御して、前記課題を解決するもので
ある。
【作用】
発明者が、ゲージメータ方式自動板厚制御により板厚を
制御するに際して、主にロール偏心を原因とする外乱の
影響をなくすべく種々の検討を行った。 ロール偏心が生じた場合、通常、ロールの回転周期に応
じた周期の板厚変動が生じる。この板厚変動は、当然、
圧延機入側では生じておらず、出側で生じているもので
ある。 そこで、圧延機入側及び出側の板厚変動を周波数解析し
、ある一定の強度をもつ周波数を求める。 この周波数は、通常、いくつかのものが存在する。 ここで、求められた周波数を、入側板厚変動についての
もの(第2の周波数という)をfl、f2・・ 。 ・、fnとし、出側板厚変動についてのものく第1の周
波数という)をf1’ 、f2’ 、・・・fry’と
する。 又、圧延機入側と出側とでは板材の搬送速度が異なるた
め、板厚変動そのままの周波数では入側と出側とのもの
を同列には取扱うことはできない。 このため、第2の周波数fi(i=l〜n)を次式(2
)のように、出側及び入側の板材速度により変換し、第
1の周波数及び第2の周波数を整合させる。(2)式で
は、この整合した第2の周一波数をfviと記す。 fvi = (出側板材速度/入側板材速度)fi・・
・・・・・・・(2) このようにして整合された第1の周波数から、整合され
た第2の周波数を取除いた第3の周波数を求める。この
第3の周波数は、ロール偏心等の外乱に起因して生じる
ものであるため、圧延荷重検出信号からこの第3の周波
数を除けば、ロール偏芯による外乱の影響を取除いた圧
延荷重検出信号をゲージメータ式の板厚制御装置に入力
でき、 、板厚制御の正確さを補償することができる。 本発明は、以上のような知見に基づき創案されたもので
ある。 本発明によれば、従来のゲージメータ方式自動板厚制御
の欠点であるロール偏心等の外乱を拡大させてしまう点
を取除くことができるため、精度良く板厚制御を行うこ
とができる。この場合、従来のロール偏心制御を併用し
なくても良好な板厚精度が得られ、又、このロール傷心
制御を併用すればより高精度に板厚を制御できる。
【実施例1 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、第1図に示すような構成の連続圧延機の
圧延スタンドにおいて、本発明を採用したゲージメータ
方式の板厚制御を行うシステムである。 第1図において、符号1は圧延材(板材)で、圧延機の
ワークロール2及びバックアップロール3で挟圧されて
図中矢印方向に搬送されながら圧 。 延される。圧延機の圧延材1の入側及び出側には、それ
ぞれ入側板厚、出側板厚を検出するための入側板厚計4
及び出側板厚計5が設けられている。 又、この圧延スタンドには、圧延材1に対する圧延荷重
を検出するための、例えばロードセルからなる圧延荷重
計6と、圧下位置を操作するための、例えば油圧シリン
ダからなる油圧圧下装置7とが設けられている。 前記油圧圧下装置7は、ゲージメータ方式自動板厚制f
XJ(B I SRA  AGC)器9の制御指令に従
った、油圧圧王制御装!8の制#信号により圧下位置を
変化させるようになっている。 前記圧延機の入側及び出側の各板厚計4及び5の検出信
号は、それぞれの板厚変動の周波数解析を行うための装
置10及び11に入力される。これら入側及び出側の板
厚周波数解析装置10及び11の出力信号は、外乱周波
数除去装置12に入力される。 該外乱周波数除去装置12は、入力された各周波数解析
結果から入側及び出側の所定以上の強度例えば振幅をも
つ周波数f1〜fn(第2の周波数に相当)及びfl′
〜f+n’  (第1の周波数に相当)を選別(ピック
アップ)する手段と、ピックアップされた入側及び出側
の板厚周波数を圧延材1の速度に応じて整合させる手段
と、整合された出側板厚変動周波数から、整合された入
側板厚変動の周波数を取除いたものを除去するフィルタ
とを有して、当該フィルタを通して前記検出圧延荷重を
前記自動板厚制御器9へ入力するものである。 以下、実施例の作用を説明する。 第1図に示す圧延スタンドで圧延材1を圧延するに際し
て、圧延荷重計6で圧延荷重Pを検出すると共に、圧延
材1の圧延機入側板厚と出側板厚を各板厚計4及び5で
検出する。これら検出板厚は各周波数解析装置10及び
11に入力される。 該各側波数解析装置10及び11は、入力検出板厚の変
動を周波数解析して、解析結果を外乱周波数除去装置1
2へ入力する。 該外乱周波数除去装置12は、所定以上の強度、例えば
−室以上の振幅を持つ周波数、即ち、入側 ・板厚変動
の周波数(第2の周波数) fl、f2、・・・、fn
、及び出側板厚変動の周波数(第2の周波数) f1′
、f2′、・・・・、fl’をピックアップする。この
ピックアップされた入側板厚変動周波数f1〜fnを、
入側及び出側間の圧延材1の速度に応じて前出(2)式
で変換して、入側及び出側間の圧延材1の速度差に対す
る入側及び出側の板厚変動周波数の整合をとる。 ピックアップされた出側板厚変動周波数f1′から変換
後の入側板厚変動周波数fvi(1〜i〜k)を除いた
周波数を、フィルタで除去すべき周波数fvi ”とす
る。 圧延荷重計6の検出圧延荷重信号Pを、前記フィルタを
通して前記周波数fvi ′を取除き、当該周波数fv
i ’を取除いた後の検出圧延荷重信号P′を自動板厚
制御器9に入力する。該自動板厚制御器9は、前記信号
P′に基づき、前出(1)式  8の演算により圧下位
置操作量ΔSを決め、この操  “作証ΔSを油圧圧下
制御装置8に入力して油圧圧下装置7の作動を制御する
。これにより、圧下位 。 置の制御を、バックアップロール3の偏芯にょる外乱を
拡大させずに、行うことができるため、圧延材1の板厚
を精度良く目標板厚にできる。 ここで、冷間タンデム圧延機の1つのスタンドに対し、
従来のゲージメータ方式自動板厚制御を実施した場合と
、本発明方法を実施した場合の、当該スタンド出側板厚
の周波数解析結果を第2図と第3図とに示す。 第2図及び第3図においては、共に板厚偏差の振幅が大
きくなる周波数は、IHz近傍に生じており、圧延速度
及びバックアップロール径から、当該周波数は当該スタ
ンドのバックアップロールの面心に起因して、当該ロー
ル1回転毎に生じる板厚偏差によるものと考えられる。 第2図と第3図とを比較すると、従来技術による第2図
の結果に対して、本発明による第3図の結果は、その板
厚偏差の振幅が1/4以下になっている。 即ち、本発明により、バックアップロール偏心による外
乱を解消して板厚を精度良く制御してい ・るものと言
える。従って、本発明の有効性は大きなものである。 なお、前記実施例においては、冷間タンデム圧延機に設
けられた1つの、4重式圧延機からなるスタンドに本発
明方法を実施した場合について説明している。しかしな
がら、本発明方法により板厚制御を実施可能な圧延機は
この種のものに限定されず、他の種類の圧延機で同様に
実施可能である1例えば独立した熱間圧延機、2重式圧
延機、6重式圧延機やその他種々の構成の圧延機で板厚
制御を行う際に実施可能なものである。 【発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、ロール偏心等の外
乱を拡大することなく取除き、ゲージメータ方式自動板
厚制御を行う際に良好な板厚精度を得ることができると
いう優れた効果が得られる。 この場合、ロール傷心制御を併用しなくても精度の良い
板厚制御を行えるが、併用すれば、より高精度に自動板
厚制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る圧延機の板厚制御シス
テムの全体構成を示す、一部配置図を含むブロック図、 第2図は、本発明の実施効果を説明するための、従来技
術による板厚制御を行った圧延機の出側板厚偏差周波数
の検出結果例を示す線図、第3図は、同じく、本発明を
実施した自動板厚制御の圧延機出側板厚偏差周波数の検
出結果例を示す線図である。 1・・・圧延材、    2・・・ワークロール(WR
)、3・・・バックアップロール(BUR)、4・・・
入側板厚計、  5・・・出側板厚計、6・・・圧延荷
重計、  7・・・油圧圧下装置、8・・・油圧圧下制
御装置、 9・・・ゲージメータ方式自動板厚制御器(BISRA
  AGC)、 10・・・入側板厚周波数解析装置、 11・・・出側板厚周波数解析装置、 12・・・外乱周波数除去装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲージメータ方式自動板厚制御を採用して、圧延
    荷重の変動に基づき板厚を制御するに際して、圧延機入
    側及び出側の板厚を測定して、各板厚変動を周波数解析
    し、 周波数解析結果から、出側板厚変動の周波数のうち所定
    以上の強度をもつ第1の周波数と、入側板厚変動の周波
    数のうち所定以上の強度をもつ第2の周波数とを求め、 前記第1の周波数及び第2の周波数を、入側及び出側の
    板材の速度に基づき整合させ、 整合された第1の周波数から、整合された第2の周波数
    を取り除いた第3の周波数を求め、圧延荷重の検出信号
    から、前記第3の周波数を取り除いた信号を元に、板厚
    を制御することを特徴とする圧延機の板厚制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030054632A (ko) * 2001-12-26 2003-07-02 주식회사 포스코 열연판의 스키드 마크 검출방법 및 검출장치
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