JPH04174465A - カラー画像電子写真装置 - Google Patents

カラー画像電子写真装置

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JPH04174465A
JPH04174465A JP2329026A JP32902690A JPH04174465A JP H04174465 A JPH04174465 A JP H04174465A JP 2329026 A JP2329026 A JP 2329026A JP 32902690 A JP32902690 A JP 32902690A JP H04174465 A JPH04174465 A JP H04174465A
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Application number
JP2329026A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tadokoro
田所 裕幸
Isamu Terajima
寺嶋 勇
Masaji Sakae
寒河江 正次
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04174465A publication Critical patent/JPH04174465A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真技術を適用して、多色画像を得るカラ
ー画像電子写真装置に関する。
〔従来の技術〕
カラー画像を記録再現する方法として、特開昭61−8
3557号公報に開示されている方法は、感光ドラム上
に形成された画像を、転写ドラムに吸着された記録体へ
転写し、この行程を所要色数、たとえば4回繰り返して
カラー画像を1枚の記録体へ再現するものである。ここ
で、得られるカラー画像の大きさがA3サイズ(420
m長さ、297Ill11@)のとき、例えば、感光ド
ラムの径が80mm、転写ドラムの径が160I11[
l程度(周長=502.6mm)である。
特開昭60−76766号公報に開示されている方法は
、感光ドラム上に所要色数のトナー像1例えば4色を順
次現像形成させ、これを記録体へ1回で転写してカラー
画像を得る方法である。この方法も記録体の大きさがA
3サイズのときは、感光ドラムの径も約160m必要で
ある。
特開昭59−154465号公報に開示されている方法
は、感光ドラム(現像器含む)を所要色数例えば2個用
意し、それぞれの感光ドラムへそれぞれの色のトナー画
像を作成させ、1枚の記録体へ感光ドラムから順次トナ
ー画像を転写してカラー画像を得る方法である。
実開昭63−66870号公報に開示されている方法は
、感光ドラム(現像器を含む)を所要色数例えば3個用
意し、それぞれの感光ベルトへそれぞれのトナー画像を
形成させ、1枚の記録体へ感光ベルトから順次トナー画
像を転写してカラー画像を得る方法である。
特公昭53−30336号公報に開示された発明は、本
発明者が提案した方法で、1枚の感光紙をX(現像行程
時、送り)、Y(現像終了で、戻し)方向に所要色数だ
け走行させてカラー画像を記録する方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
カラーも含めて、この種の記録画像を再現する場合、製
作者や使用者の要求として、 (a)任意の大きさ(長さ)の記録体へ対応させたい (b)記録情報の少ない(短い)ものは、小さな記録体
に短時間で記録したい (c)小型、簡易なもの (d)部品点数を少なくし、安価なものなどがある。
しかしながら、上記従来例では、特開昭61−8355
7号公報や60−76766号公報に開示された発明で
は転写ドラムや感光ドラムの径で記録再現できる記録体
の大きさに制限をうけ、(a)の要求を満たすことはで
きない。また、ドラムの回転速度を一定とすれば、ドラ
ム1回転の時間は一定であるから、記録体の大きさにか
か尼らず記録時間は変わらず、(b)を満足しない。
さらに感光ドラムや転写ドラムを大径化するため、装置
が大型化するばかりでな≧、この大型のドラムを精度良
く能動するための能動源も高価なものとなり、(c)、
(d)を満足しないなどの問題があった。
特開昭59−154465号公報や実開昭63−668
70号公報に開示された発明は(a)、(b)は可能で
あるが、多数の感光ドラムやベルトを有する方法はドラ
ムやベルトlこ対応して帯電、現像装置なども必須で、
これらの構成部品との位置精度を正確に保つ必要があり
、さらに高価な装置となり、(a)。
(d)を満足しない、などの問題があった。
特公昭53−30336号公報に開示された発明は感光
紙を送ったり、戻す行程を繰り返してカラー画像を得て
いるが、記録体自身が感光性をもつことが必要であり、
普通紙に記録する装置への適用について言及していない
本発明の目的は、比較的小形な装置で大きいカラー画像
を記録することができるカラー画像電子写真装置を提案
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、感光体と、該感光体を一様に帯電する手段と
、多色画像情報によって制御した光出力で前記感光体を
走査露光し静電的な潜像を形成する露光手段と、該静電
潜像を第1色目の着色微粉トナーで現像し前記感光体上
へ第1色トナー像を形成する第1の現像器を含みそれぞ
れ異なる色相の着色微粉トナーを有するn−1(n≧2
)色相分の現像器を備えた現像手段と、記録体を搭載し
て搬送する記録体搬送手段と、転写行程のときのみ前記
感光体へ前記記録体を接触させて該記録体へトナー像を
転写する転写手段と、転写行程後に前記感光体へ残留し
たトナー像を除去するためのクリーニング手段と、これ
らを制御する制御手段を有し、それぞれの色相に対応し
た帯電、露光。
現像行程をn回繰り返して0色のトナー像を前記感光体
に形成し、該0色のトナー像を前記記録体上へ転写する
カラー画像電子写真装置において、前記制御手段に、記
録再現しようとする画像情報の感光体の周長方向の長さ
Loと感光体の周長Lkの関係がL o > L kの
とき、画像情報の長さLoをN(N≧2)領域に区分し
て、該N領域に分けられた区分毎の0色のトナー像を前
記感光体に形成してこれを記録体に転写し、この工程を
N回繰り返して画像情報の長さLoのトナー像を該記録
体の隣接位置に転写し、さらに該記録体上に転写された
トナー像を定着手段で定着するように前記各手段を制御
させるようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
記録再現しようとする画像情報の感光体周長方向の長さ
Loが感光体の周長Lkよりも長いときは、画像情報を
その長さ方向に区分して各区分毎に感光体上へのトナー
画像形成j、該トナー画像を転写する工程が実行される
〔実施例〕 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して詳細に説明
する。なお、以下の構成部品の大きさ。
配置関係は1例で、これに限定されるものではない。
第1図は本発明になるカラーレーザプリンタの一例を示
す縦断側面図である。
感光体層を有し矢印a方向に回転する円筒状の感光ドラ
ム1は、その大きさが、例えば外径が114.6nwm
(=周長360al11)、長さは304 mである。
感光ドラム1の表面を一様に帯電する帯電器2は、グリ
ッドを有するスコロトロン構成である。
この例では該帯電器2は感光ドラム1の表面を負極性に
帯電する特性を持つ。
露光装置3は、この例では半導体レーザダイオード、回
転多面鏡とこれを高速で回転させるスキャナモータ、レ
ーザ光を高精細に絞るレンズ群。
ミラー群などからなる0画像情報でレーザダイオードの
発光を0N10FF制御して、感光ドラム1の長さ(回
転軸)方向へ走査しながら露光する。
これにより光の当った所の帯電電荷は消滅し、感光ドラ
ム1上に静電的な潜像が形成される。
現像装置4は、通常はカラー現像剤の色数に対応して3
〜4組用いられるが、この例では2色用として、2組の
現像器4b、4cを配置している。
4bは黒用、4cはカラー用で、感光ドラム1上に照像
、カラー像の情報画像(トナー像)を形成(現像)する
カセット5内の記録紙6は給紙ローラ7で抽出して装置
内に送られ、レジストローラ8で整紙され、正確に搬送
タイミングが調整される。そして、記録紙6は搬送ガイ
ド9にそって転写ユニット10に送られる。この例では
、該転写ユニット10は記録紙6を搬送しながら感光ド
ラム1上の画像情報を記録紙6へ転写するためのもので
あり、転写ベルト119紙分離軸12.給紙軸13.ク
リーナ対向軸14.クリーナ15を含んでいる。
紙分離軸12.給紙軸13.クリーナ対向軸14は該転
写ユニット10の側板(図示せぬ)に取り付けられ、転
写ベルト11は、3本の軸12〜14に張架されている
。該転写ユニット10まで送られた記録紙6は、矢印す
方向に移動する転写ベルト11で転写点tに送られる。
転写器16は、転写ユニット10へ着脱自在になってお
り、感光ドラムを上の画像情報(以後トナー像という)
を記録紙6へ転写するための転写電界を発生する。側板
(図示せぬ)はさらに基板17へ固定されている。
除電器18は、記録紙6が紙分離軸12から剥離すると
き異常放電が発生しないように記録紙6と転写ベルト1
1の電荷を除電するもので、ACコロナを発生する。
転写ベルト11.記録紙6は転写器16で転写電界を受
けるので、除電器18が動作していないときは、転写ベ
ルト11と記録紙6は静電的に吸着しており、記録紙6
が走行風などの外乱を受けてずれることがなく、搬送が
極めて安定している。
なお、転写ユニット10は感光ドラム1上のトナー像を
記録紙6へ転写するとき、感光ドラム1と記録紙6が接
触(または微小間隔、例えば10〜30μm程度を保つ
)するようにカム機構19で上方向へ押し上げられるが
、非転写時は点線のように転写ユニット10が下げられ
て感光ドラム1とHe体6は接触しないように駆動され
る。
2oは記録紙6上に転写されたトナー像を定着させる定
着装置である。
転写後に感光ドラム1へ残留したトナー像を除去するた
めのクリーニング装置21は、クリーニング動作時は感
光ドラム1へ接触するが、それ以外は点線のように退避
して接触しない。
22はクリーニングされた感光ドラム1へ光を当てて感
光ドラム1の帯電電荷をきれいに除去するイレーザであ
る。
制御回路装N100はマイクロプロセッサを主体にして
構成され、上位の画像情報発生装置からの指令信号や画
像信号、該カラーレーザプリンタに設けられた操作パネ
ルあるいは各種センサからの信号に基づいて前記各装置
を制御し、後述の記録プロセスを実行する。
第2図は現像装置4の縦断側面図である。
41はアルミニウムなどの非磁性体材料からなる現像ス
リーブ、42は該現像スリーブ41内に設けられ周方向
に複数の磁極(図では6極)を有するマグネット、44
は現像スリーブ41上に形成される現像剤43の層厚を
規制するブレード、45は現像後に現像スリーブ41に
残留した現像剤43を取り除くブレードである。なお、
46゜47.48は現像剤43を撹拌する撹拌スクリュ
ウである。
現像剤43は、−例として、粒径的100μmの磁性キ
ャリヤと粒径的10μmのトナーが重量比で100対3
の割合で混合されている。このときキャリヤとトナーは
互いに摩擦帯電される。この例では、トナーが負極性、
キャリヤが正極性に帯電されて静電的に吸引結合されて
いる。49はトナーカートリッジで、たとえばスポンジ
ゴムなどの多孔性物質からなるトナー補給ローラ5oの
回転により、現像装置4内に適量のトナー51を補給す
る。
52は現像バイアス電源で、現像スリーブ41へ現像用
駆動電圧を供給する。−例として、感光ドラム1の初期
帯電電圧Vo=−650V、露光後の電圧Vr=−10
0V、感光ドラム1の周速=100m/s、現像スリー
 ブ41の周速=300m/s、感光ドラムlと現像ス
リーブ41とのギャップ=1ml、@像スリーブ41へ
付着した現像剤43層=Q、5 mとしたとき、現像用
駆動電圧を方形波で周波数=2kHz、振輻=約700
Vp−p v直流バイアス=−350Vに設定すると、
感光ドラム1の露光された個所へトナーが適量付着し、
情報画像(トナー画像)として良好に記録再現できた。
なお、この現像方式は、反転現像方式で、感光ドラム1
と現像剤層が接触しない非接触現像方式を採用している
。第1図の2つの現像装置4b。
4cはこの第2図の構造のものが用いられている。
第3図は2色トナー像を感光ドラム1へ形成するための
印写プロセス説明図である。
■ 初期感光ドラム除電 イレーザ22で感光ドラム1を一様に光照射して、感光
ドラム1の初期電圧をほぼ0■とする。
■ 1回目の帯電 帯電器2で感光ドラム1を一様に負極性に帯電する。例
えば、初期帯電電圧Vo−−650Vとする。
■ 1回目の露光 露光装置3で、画像信号で制御されたレーザ光を発生し
て感光ドラム1を光走査し、光の当った個所の帯電電圧
を消滅させて静電的な潜像を形成する。この光の当った
個所の電圧V r =−100V程度になる。
本実施例では、黒の情報光を1回目に照射する。
■ 1回目の現像 黒の情報光で潜像が形成された感光ドラム1を現像装置
4bで現像すると、光の当った個所へ黒トナーTbが付
着する。
■ 2回目の帯体 帯電器2で感光ドラム1を再帯電して、感光ドラム1の
電圧をV o = −650Vにする。
■ 2回目の露光 露光装置3のレーザ光をカラー情報信号で制御しながら
感光ドラム1を光走査して静電的な潜像を形成する。光
の当った個所のVr=−100V程度になる。
なお、露光装置3は黒/カラー情報用とも同一のものを
使用する。
■ 2回目の現像 現像装置4cを作動させて感光ドラムエを現像し、カラ
ートナー像Tcを形成する。
この■、■の現像行程で、感光ドラム1上にはJ%/カ
ラーのトナー像が形成される。
■ 転写 転写電界を記録紙6の裏面から与えて感光ドラム1上の
トナー像Tb、Tcを転写し該記録紙6にトナー像Tb
’ 、Tc’ を記録再現させる。
この記録紙6を定着装置20で定着し、永久的な画像と
して定着する。
なお、Tb’ 、Tc’は感光ドラム1へ残留したトナ
ーで、クリーナ21で除去して次の記録にそなえる。
2色画像記録について説明したが、さらにカラー用の現
像装置4を2個配置し、■の前に、■〜■の行程を繰り
返して行ない、4色トナー像を感光ドラム1へ形成させ
たのちに■の転写を行なえば、フルカラー画像の記録再
現が可能である。
第1図のカセット5には記録紙6のサイズなどの情報信
号を前記制御回路装置100に入力するための標識が設
けられ、装着されたカセットの標識をセンサが読み取っ
て装着カセットに応じた情報信号を前記制御回路装置1
00に入力する。
該レーザビームプリンタの感光ドラム1はA4サイズの
大きさのトナー像を形成できる表面積をもっており、従
って、前記制御回路装置100は、装着されたカセット
6内の記録紙6がA4サイズのときは第3図を参照して
前述した印写プロセスでカラー画像情報を記録する制御
を実行する。
しかしながら該感光ドラム1は、A3サイズの大きさの
トナー像を形成できる表面積をもっていない。従って、
A3サイズ(420Me長さ、297閣幅)の記録紙6
にカラー画像を記録するときは、画像制御回路装!10
0は後述するようなカラー画像記録制御を実行する。
第4図はA3サイズ記録紙6と該記録紙6に記録再現す
るカラー画像情報を示している。例えば、かな文字を黒
色画像、英文字をカラー画像とし、。
Loを記録すべきカラー画像情報の感光ドラム周方向の
画像長とするとき、制御回路装置100は、感光ドラム
周方向の長さがLpの記録紙6を2つの領域L1.L2
に区分するとともに前記カラー画像情報をこれらの領域
に対応させて分割して管理し、各領域Ll、L2毎にト
ナー像の形成と該トナー像の転写を行うように、各装置
の制御を実行する。    − 先ず、記録紙6の領域Llに対して、第3図を参照して
前述した印写プロセスで、該領域に対応するカラー画像
情報に基づいて2色のカラートナー像を形成して転写す
る。
次に、残りの領域L2に対して、再び、第3図を参照し
て前述した印写プロセスで、該残りの領・域に対応する
カラー画像情報に基づいて2色のカラートナー像を形成
して転写し、Loの長さのカラー画像情報を記録再現す
る。なお、区分する領域Ll、L2は必ずしも等分割し
たものである必要はない。
ここで、記録紙6の領域L1ヘトナー画像を転写した後
は記録紙6を感光ドラム1から離して互いに接触しない
ようにし、感光ドラム1に領域L2へのトナー画像形成
を自由にする必要がある。
このため、本実施例では、非転写時に転写ユニツト10
を点線のように下げて記録紙6と感光ドラム1が接触し
ないようにし、更に、転写ベルト11、記録紙6は走行
させずに停止状態となるように制御している。
第5図(a)〜(d)は、本実施例の記録紙6の走行量
と感光ドラム1との関係説明図である。
第5図(a)は記録紙6の領域L1部分へトナー像Tb
’ Tc’ を形成する行程で、更にrだけ余分に走行
させる。このr部分に対応する感光ドラム1表面にはト
ナー画像を形成せずにきれいな表面状態とし、記録紙6
には何も転写されないようにする。
第5図(b)は、転写ユニット10を下げて感光ドラム
1と記録紙6との接触を解除した状態を示している。
ここで重要なのは第5図(、)で記録紙6を余分にr部
分だけ走行させることである。r部分を余分に走行させ
ないで、感光ドラム1から記録紙6を下方に移動させる
と、記録紙6の領域L1の最後尾の画像が乱される。
しかし、記録紙6をrだけ余分に送ると、これに相当す
る個所の感光ドラム1上にはトナー像がないので、記録
紙6を下方に移動させても記録紙6の領域L1の最後尾
の画像の劣化はまったくなかった。なお、この場合、記
録紙6を転写点tよりL1+rだけ送っても、記録紙6
の先端が定着装置20のヒートローラへ噛み合わないよ
うな長さに、転写点tと定着袋!!20の相対位置を配
慮することも重要である。なぜなら、記録紙6を定着装
置20へ挿入させると、加熱変形を受けたり特性変化を
受け、以後の画像の転写が良好にできなくなる。
さらには、余分に送ったrを戻すときに定着装置20も
逆転させなければならず制御上の問題もある。
第5図(c)は記録紙6の余分に送られたr部分を戻す
行程である。この場合、感光ドラム1と記録紙6は非接
触で行なわれる。記録紙6を正確に戻すにはレジストロ
ーラ8.転写ユニット10の回転を逆転すれば良く、こ
の能動源をパルスモータを用い、このパルス数をコント
ロールして記録紙の送行、戻しを行なえば、領域LL、
L2のつなぎ部分のずれを0.1 wr以下に制御する
ことができる。このずれ量は、人間の眼の分解能以下で
、実用上では問題ない。
さらに、転写ユニット10の上下動(約2m程度)、即
ち感光ドラム1と記録紙6の接離も、精密カム機構19
を制御回路装置100で制御すると、短時間に、正確に
記録紙6の位置整合ができる。
第5図(d)は記録紙6の残りの領域L2の部分へトナ
ー画像を記録再現させるもので、転写ユニット10を上
げ、感光ドラム1と記録紙6との位置関係を正確に保つ
よう制御する。
なお、第5図の印写プロセス行程中、感光ドラム1は常
に第1図の矢印a方向へ回転している。
表  1 表1は第1図の各部分の相対位置関係を示している。
例えば、感光ドラム2の周長:=360m、周速=10
0m/sとすると、感光ドラム1の1回転の所要時間;
3.6秒、角速度は1°当り=0.01秒である。レジ
ストローラ8.給紙ローラ7、定着装置20.転写ユニ
ット10の移動速度もほぼLoom/sに設定している
。転写点tと定着装置20までの距離を260園に設定
して、第5図で説明したように記録紙6を余分(rの長
さ)に送っても、記録紙6の先端が定着装置20へ挿入
されないように配慮している。
第6図は感光ドラム1の周長(本実施例では360m)
より長い記録紙6、例えばA3サイズ(420閣長さ、
297m1l@)へ2分割(第5図のLL、L2)して
カラー画像情報を記録再現するためのタイムシーケンス
説明図である。
LL−L2=210msとすると、1回の画像情報は感
光ドラム1の210@相当領域に記録されることになる
帯電器2を基点(T=O)とすると、イレーザ22は点
灯、感光ドラム1は矢印a方向に回転、帯電器2は動作
している。
#1: 帯電器2から露光装置13までの移動時間(感
光ドラム1の移動時間、以下も同じ)は0.35 秒で
あるから、T=Oから0.35秒後に黒情報信号で露光
装置3の光出力の制御を開始する。露光装置3のON時
間はこの例では最大2.1 秒間である(LL=L2=
210mのため)。
#2: n光装置3から現像装置4bまでの移動時間は
0.4秒であり、#1より0.4 秒経過後に、現像装
置4bを動作させ、黒情報に相当したトナー像Tbを感
光ドラム1へ形成させる。
(実際には、それ以前は露光装置3がOFFで感光ドラ
ム1上には静電的な潜像が形成されていないので、現像
装置4bを動作させてもトナー像が形成されることはな
い、したがって、T=0で現像装置4bを動作させても
良い。) #3: イレーザ22は感光ドラム1の最初の1回転分
のみ動作させる。そして、トナー像が形成されている個
所へはイレーザ22を照射しないようにイレーザ22を
OFFする。すなわち、現像装W4bが動作してから、
イレーザ22へ達するまでの移動時間(2,5秒)後に
OFFする。
#4: 感光ドラム1が1周(3,6秒)して。
帯電器2から露光装!!3まで経過後(3,95秒)に
カラー情報に対応した画像情報で露光装置3を制御して
感光ドラム1を露光し、静電潜像を形成させる。
#5: 露光装置3から現像装置4cまでの移動時間0
.9 秒経過後に現像装置4cを動作させ、感光ドラム
1ヘカラー情報に相当したトナー像Tcを付着させる。
これで、感光ドラム1上のトナー画像は#2のTbと#
5のTcの2色となる。
#6: 現像装置4cから転写点tまでの移動時間は0
.88秒である。レジストローラ8がら転写点tまでの
移動時間は0.77秒である。この時間差を勘案して、
現像装置4c動作してから0.11 砂径に、レジスト
ローラ8を始動して記録紙6を正確に送る。
#7:  #6で記録紙6の先端が転写点tまで達する
前に転写ユニット10を押し上げ感光ドラム1へ転写ベ
ルト11を接触させる。さら 。
に、転写器16を作動させる。
#8: 記録紙6の先端が転写点しに達してから感光ド
ラム1がクリーナ21まで移動する時間は0.77秒で
あるからtから0.77秒後にクリーナ21を1周分(
3,6秒)動作させる。
#9: クリーナ21動作してから0.25秒後にイレ
ーザ22を1周分(3,6秒)動作させる。
#10:  記録紙6の先端が転写点tを通過してから
、先端から210nn(時間2.1秒経過)の領域に2
色画像を転写し、更に余分にr(この例では30mn、
時間で0.3秒)だけ送り、すぐに転写ユニット10を
下げて感光ドラム1と記録紙6を離す。
#11:  次に、レジストローラ8と転写ベルト11
を0.3 秒間だけ逆回転させて記録紙6をrだけ戻し
、正確に記録紙6の先端からし1だけ移動した個所が転
写点tへ対向するように制御を行なう。
以上#1〜#11の行程で、記録紙6の先端からLlま
での領域に2色のトナー像を記録再現できる。
つぎに、記録紙6の領域L2の部分への記録は、基本的
には上述のシーケンスの繰り返しで、第6図のタイムシ
ーケンスの通りである。
記録紙6の全面領域(Ll+L2)に2色のトナー画像
が転写されたら該記録紙6を定着装置20へ送り、定着
を行なう。
以上で、第4図のカラー画像を得ることができる。
第7図は制御回路装置100のブロック図で、制御回路
装置100はcpυ101、制御プログラムを記憶して
いるROM102、ワーク用のRAM103、各種セン
サ群からの入力信号を受ける入力インターフェイス10
4、各種電気的負荷群へ出力信号を出す出力インターフ
ェイス105、該カラーレーザプリンタに印字を指示す
る上位ホストからの符号化データを受信するホストイン
ターフェイス106、該符号化データを一時的に記憶す
る受信バッファ107、該符号化データを画像信号に展
開する描画プロセッサ108、該描画プロセッサ108
により展開された画像信号を記憶する黒画像信号用描画
メモリ110b及びカラー画像信号用描画メモリ110
0等から構成されている。
入力インターフェイス104には、例えばカセット5か
らの紙サイズ信号111.定着装置20からの温度情報
112、記録紙6のジャム検知信号113、レジストロ
ーラ8と転写ベルト11を駆動するパルスモータからの
位置情報114等が入力される。
出力インターフェイス105は1例えば感光ドラム1な
駆動する感光ドラムモータ駆動信号121、帯電器2用
の帯電高圧電源制御信号122、黒用現像器4bを駆動
する黒用現像器制御信号123b、カラー用現像器4c
を駆動する黒用現像器制御信号123c、給紙ローラ7
を制御する給紙制御信号124、レジストローラ8を制
御するレジスト制御信号125、レジストローラ8と転
写ベルト11を駆動するパルスモータ駆動信号126、
転写ユニット10を上下させるカム機構19を制御する
カム制御信号127、転写器16用の転写高圧電源制御
信号127、クリーニング装置21を制御するクリーニ
ング動作制御信号128、イレーザ22を制御するイレ
ーザ制御信号129等を出力する。
これらの入力インターフェイス104及び出力インター
フェイス105は、ROM102に記憶されている制御
プログラムに従って、CPt1101の指令で、第6図
のタイムチャートを実行している。
尚、レジストローラ8と転写ベルト11を駆動するパル
スモータは、記録紙6を正確に送紙及び逆送紙(戻し量
=r)させるためにパルスモータからの位置情報114
により、その正逆回転が1パルス単位で制御する。
一方、上位ホストからホストインターフェイス106へ
先ず符号化データが入力され、CPUl0Iは該符号化
データを一時的に記憶する受信バッファ107に入れな
がら、該符号化データを描画プロセッサ108に入力す
る。該描画プロセッサ108では該符号化データをを解
析し、黒画像信号を黒画像信号用描画メモリ110bに
、カラー画像信号をカラー画像信号用描画メモリ110
cにデータ展開して、画像情報を作る。尚、描画メモリ
110の容量としては、例えば、画像情報が1■2当り
100個記憶されるとすると、A3サイズの情報に対し
ては、297X420X100=12474000とな
る。従って、12.474Nbit容量のメモリを各色
毎に1画面分以上用意すれば良い。
黒画像信号用描画メモリ110bとカラー画像信号用描
画メモリ110cの内容は、画像の大きさに応じて順序
正しく記憶されており、何色の画像情報がどこの領域に
存在するか、又、カセット5からの紙サイズ信号111
がA3サイズかA4サイズか、の両者を判断すれば、各
領域Ll。
L2の最適分割境界及び最短印字時間を得ることができ
る。
記録画像の一例として、第8A図及び第8B図に示すよ
うな種々の組合せがある。画像情報の大きさはA3サイ
ズとA4サイズ、色情報は黒とカラーの組合せとする。
この記録画像の情報は、 (イ)画像情報の大きさ。例えば、A3サイズかA4サ
イズか。
(ロ)色情報は何色か。単色(黒あるいはカラーのみ)
か、黒とカラーの2色か。
(ハ) 2色の場合、どこの領域へ黒あるいはカラー画
像信号があるのか。
等を判断する必要がある。
(イ)はカセット5からの紙サイズ信号111により判
断する。
(ロ)は、画像情報が記憶されている黒画像信号用描画
メモリ110bとカラー画像信号用描画メモリ110c
の各々の黒画像信号用領域ポインタ109bとカラー画
像信号用領域ポインタ109Cにより、単色情報か、あ
るいは2色情報かを判断する。
(ハ)は、黒画像信号用領域ポインタ109bとカラー
画像信号用領域ポインタ109cにより、各々の画像信
号の有無が領域毎に判断できる。例えば、A3サイズの
描画メモリ110の領域を2分し、前半分の中に画像信
号があるのか、後半分の中に画像信号があるのかを領域
ポインタ109の結果により判定すれば良い。
尚、黒及びカラー画像信号はセレクタ130で選ばれて
半導体レーザダイオードに入力され、露光装置3のレー
ザの発光を制御し、感光ドラム1上に静電的な潜像を形
成する。
第9A図及び第9B図は第8A図及び第8B図の画像情
報を記録する場合の、画像情報の判定フローチャートを
示す。尚、第9A図の(a)〜(f)は第8A図の(a
)〜(f)に対応し、第9B図の(g)〜(1)は第8
B図の(g)〜(1)に対応する。
画像情報がA4サイズのときは(a)から(c)のよう
に感光体の周長方向の長さloにより1回で記録し、A
3サイズのときは(d)から(1)のようにLoをLl
とL2に2分して記録する。
先ず、ステップ(イ)で画像情報の大きさを判断する。
これは、カセット5からの紙サイズ信号111により判
断して分岐する。次にステップ(ロ)(口′)で画像情
報が単色か2色かを判断する。
更に、画像情報がA3のときは、ステップ(ハ)で2分
した領域のどこの部分に画像情報があるかを判断し、そ
れぞれに分岐する。
以下、第8A図及び第8B図の画像情報とプロセス工程
について説明する。画像情報が単色のときは、画像の大
きさにかかわらず、トナー像の形成とその転写の工程は
、1回で行えば良い。
例えば、第8A図(a)はA4サイズで黒画像情報のみ
の場合を示し、■で感光体の周長方向へ10の黒トナー
像を形成しながら、■で1回の転写工程でトナー像を記
録紙6へ転写する。
第8A図(e)はA3サイズで黒とカラー画像情報が全
面にある場合を示し、印写プロセスのタイムチャートは
第6図のようになる。
■で領域L1の部分の黒トナー像を感光体に形成し、そ
の上にカラートナー像を形成する。■でこれを記録紙6
の領域L1の部分に転写する。■でさらに領域L2の部
分の黒トナー像とカラートナー像を形成し、■でこれを
記録紙6の領域L2の部分に転写する第2回目の転写を
行う。
第8B図(g)と(h)はA3サイズで領域L1の部分
が単色で領域L2の部分は2色情報の場合であり、この
時は画像形成の順序を選択すれば1回の転写工程で画像
を形成できる。
第8B図(g)の場合は、■で領域L1の部分のカラー
トナー像を感光体に形成し、■で領域L1からL2に黒
トナー像を形成しながら、■で転写させれば、1回の転
写工程でA3サイズの2色情報の画像を記録紙6へ形成
することができる。
第8B図(i)と(1)までは、領域L1とL2を2回
の転写工程で画像を記録紙6へ形成することができる。
本実施例では、感光ドラム1の外径114.6 un(
周長360mm)を適用した例に付いて説明したが、必
ずしもこれに限定されることはない。
1例として、通常に多用されているA4サイズ(297
m長さ、210m幅)を使用して1回の転写でカラー画
像情報を記録再現させるには、記録紙6の長さ(=29
7m)にプラスα(=33mm)した長さ、例えば33
0om(外径105mm)に選べば良い。
このαは、転写ユニット10が上方向へ移動して感光ド
ラム1へ転写ベルト11が接触するまでに感光ドラム1
が移動する距離や帯電器16の幅など考慮して決定すれ
ば良い。
2例として、第4図では、1枚の記録紙6の2つの領域
(LlとL2)に、長さLoのカラー画像情報を記録再
現しているが、さらに長いカラー画像情報を記録紙6へ
記録再現する必要があるときには、第10図のように、
カラー画像情報の長さLoをN(N22)領域に区分し
、Nの領域に区分された記録紙6へそれぞれのトナー像
を転写させるようにしても良い。
この場合、Nの値は感光体の周長Lkと画像情報の長さ
Loから、制御回路装置100で決定できる。この場合
、最適のカセット5の記録紙6が選択される。
または、画像情報と記録紙6の組合せからキー人力でN
を設定し、制御プログラムを指定することもできる。
この時、第9A図及び第9B図の画像情報の判定フロー
チャートは、トナー画像の形成と、転写などをN回行わ
せるように変更される。尚、第8図の描画メモリ110
の容量は、十分に対応可能な仕様のものを用いる。
第4図では記録紙6の長さLpを領域L1とL2に2分
して記録再現した。記録再現しようとする画像情報の長
さ(感光体の周長方向の)に記録対応できる記録紙(長
さLp)が選ばれる。
一般に、画像情報の感光体の周長方向の長さをLo、L
oを区分する領域数をN、転写点tからレジストローラ
8までの長さをLtrとしたとき。
次の関係に選べば良い。
Lo>NXLtr さらに、感光ドラム1の周長Lkも Lk>Ltr+α を満足していれば良い。
例えば、A3サイズ(L=420購)、N=3とすると
、余分に記録紙6を送ったり、戻しの長さを考慮して Ltr=lOO〜120m+ Lk=130〜150m (外径=41〜48a+m) に設定すれば良い。ただし、感光ドラム1の周囲に複数
組の現像装置4やクリーナ21.イレーザ20、帯電器
2.露光装置3.転写ユニット10などを設定できるこ
とも必須で、感光ドラム1の外径は上記の値より、2〜
3倍大きく選ぶのが装置設計上妥当であろう。
なお、記録紙6には先後端に記録を行なわな(1白紙の
部分が2〜3m+あり、この分だけ全領域LoよりLp
が長くなることもある。
この他、本実施例の転写部に転写ベルト11を含む転写
ユニット10を使用しているが、これに限定されること
もない。例えば、転写器と紙分離用の除電器を組合せた
コロナ転写方式2紙分離力島ら定着装置まで搬送ベルト
を用いる方法、転写部へ導電性のローラを用いるローラ
転写方式も使用できる。
また、実施例では、黒用現像器4bをカラー用現像器4
Cより先に動作させているが、第8A図及び第8B図の
ような種々の画像情報に対しては、転写の工程回数が最
小になるように、カラー用現像器4cを黒用現像器4b
より先に動作させるように制御する。
さらに、第4図では、記録紙6の長さLpを領域L1と
L2に2分してカラー情報を記録する例について説明し
たが、領域L1またはL2が単色画像しか含まれていな
い場合にはその含まれてt)ない震光、現像行程は省略
できることは明らかである。
この例として、第8B図(g)でカラー情報が領域L1
にのみある場合には、最初に感光ドラム上にカラー用の
トナー像を形成し、次に黒のトナー像を形成するように
制御すれば、1回の転写で全領域Lpへ2色トナー画像
を再現できる。記録紙6の戻しや複数回の転写工程も不
要で、短時間で記録できる効果がある。
第10図(b)のように、始めの領域L1のみが2色の
画像情報で、他の全領域L2からLnが単色の画像情報
の場合は、転写工程は1回で良い。
以下、種々の画像情報の組合せについても、図中の工程
で制御できる。
これらの工程は制御回路装置100で、どのように制御
すれば短時間で能率良く運転できるかを判断可能である
〔発明の効果〕
以上説明したように、感光ドラムの周長Lkに対して1
画像情報の感光ドラムの周長方向の長さLoによって記
録モードを選択(例えば、Lo<Lkのときは、1回の
転写行程で記録再現できる記録モードを選択)させるこ
とで、小さな記録紙には短時間で記録ができる。
L’ o > L kのとき、画像情報の長さLoをN
領域に区分し、Nの領域に区分された記録体のそれぞれ
の長さL(第4図のLlとL2)にカラートナー画像を
記録し、N回の転写行程で記録紙の全長Lpへカラー画
像を記録させる記録モードを選択させるようにすると、
小径の感光ドラムでも、大きなサイズのカラー画像を記
録再現できる効果がある。さらに、任意の記録紙の長さ
にも対応できる効果がある。
また、Lpが短いときは短時間でカラー画像を記録でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるカラーレーザプリンタの主要構成
を示す縦断側面図、第2図はその現像装置の縦断側面図
、第3図は2色の印写プロセス説明図、第4図はカラー
画像を記録する説明図、第5図(a)〜(d)は記録紙
走行状態図、第6図はタイムチャート、第7図は制御回
路装置のブロック図、第8A図、第8B図及び10図は
記録画像の説明図、第9A図及び第9B図は画像情報の
判定フローチャートである。 1・・・感光ドラム、2・・・帯電器、3・・・露光装
置、4・・・現像装置、6・・・記録紙、8・・・レジ
ストローラ、10・・・転写ユニット、11・・・転写
ベルト、15・・・転写器、19・・・カム機構、20
・・・定着装置、21・・・クリーナ、22・・・イレ
ーザ、100・・・制御回路装置、t・・・転写点、T
b・・・黒のトナー像、Tc・・・カラーのトナー像。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感光体と、該感光体を一様に帯電する手段と、多色
    画像情報によって制御した光出力で前記感光体を走査露
    光し静電的な潜像を形成する露光手段と、該静電潜像を
    第1色目の着色微粉トナーで現像し前記感光体上へ第1
    色トナー像を形成する第1の現像器を含みそれぞれ異な
    る色相の着色微粉トナーを有するn−1(n≧2)色相
    分の現像器を備えた現像手段と、記録体を搭載して搬送
    する記録体搬送手段と、転写行程のときのみ前記感光体
    へ前記記録体を接触させて該記録体へトナー像を転写す
    る転写手段と、転写行程後に前記感光体へ残留したトナ
    ー像を除去するためのクリーニング手段と、これらを制
    御する制御手段を有し、 それぞれの色相に対応した帯電、露光、現像行程をn回
    繰り返してn色のトナー像を前記感光体に形成し、該n
    色のトナー像を前記記録体上へ転写するカラー画像電子
    写真装置において、前記制御手段は、記録再現しようと
    する画像情報の感光体の周長方向の長さLoと感光体の
    周長Lkの関係がLo>Lkのとき、画像情報の長さL
    oをN(N≧2)領域に区分して、該N領域に分けられ
    た区分毎のn色のトナー像を前記感光体に形成してこれ
    を記録体に転写し、この工程をN回繰り返して画像情報
    の長さLoのトナー像を該記録体の隣接位置に転写し、
    さらに該記録体上に転写されたトナー像を定着手段で定
    着するように前記各手段を制御することを特徴とするカ
    ラー画像電子写真装置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記制御手段は、
    N回の転写を繰り返す行程において、第1回からN−1
    回の転写行程の際に、感光体に形成された円周上のトナ
    ー像の長さをLとしたとき、記録体をL+rだけ感光体
    と接触又は微小間隔を保って走行させながら前記トナー
    像を記録体へ転写し、次に記録体を感光体から離して該
    記録体をrだけ戻すことを特徴とするカラー画像電子写
    真装置。 3、特許請求の範囲第2項において、前記記録体搬送手
    段は第1回からN−1回の転写行程では該記録体の先端
    が定着手段まで送られないようにしたことを特徴とする
    カラー画像電子写真装置。 4、特許請求の範囲第1項において、前記制御手段は、
    記録体の走行タイミングを正確に制御する整紙手段と転
    写手段によって記録体へトナー像を転写する所の転写点
    までの距離をLtrとしたとき、 画像情報の感光体周長方向の長さLo>N×Ltrの関
    係になるように制御することを特徴とするカラー画像電
    子写真装置。 5、特許請求の範囲第4項において、感光体の周長Lk
    >Ltrとしたことを特徴とするカラー画像電子写真装
    置。 6、感光体と、該感光体を一様に帯電する手段と、多色
    画像情報によって制御した光出力で前記感光体を走査露
    光し静電的な潜像を形成する露光手段と、該静電潜像を
    第1色目の着色微粉トナーで現像し前記感光体上へ第1
    色トナー像を形成する第1の現像器を含みそれぞれ異な
    る色相を有するn−1(n≧2)色相分の現像器を備え
    た現像手段と、記録体を搭載して搬送する記録体搬送手
    段と、転写行程のときのみ前記感光体と接触する記録体
    へトナー像を転写する転写手段と、転写行程後に前記感
    光体へ残留したトナー像を除去するためのクリーニング
    手段と、これらを制御する制御手段とを有し、 それぞれの色相に対応した帯電、露光、現像行程をn回
    繰返してn色のトナー像を前記感光体に形成し、該n色
    のトナー像を前記転写手段で記録体上へ転写するカラー
    画像電子写真装置において、画像情報の感光体の周長方
    向の長さをLo、感光体の周長をLkとし (a)Lo<Lk (b)Lo>Lk の関係があるとき、前記制御手段は、(a)では1回の
    転写行程で記録するモード、(b)ではN回(N≧2)
    の転写行程で記録するモードで記録するように各手段を
    制御することを特徴とするカラー画像電子写真装置。 7、感光体と、該感光体を一様に帯電する手段と、多色
    画像情報によって制御した光出力で前記感光体を走査露
    光し静電的な潜像を形成させる露光手段と、該静電潜像
    を第1色目の着色微粉トナーで現像し前記感光体上へ第
    1色トナー像を形成する第1の現像器を含みそれぞれ異
    なる色相を有するn−1(n≧2)色相分の現像器を備
    えた現像手段と、記録体を搭載して搬送する記録体搬送
    手段と、転写行程のときのみ前記感光体へ前記記録体を
    接触させて該記録体へトナー像を転写させる転写手段と
    、転写行程後に前記感光体へ残留したトナー像を除去す
    るためのクリーニング手段と、これらを制御する制御手
    段とを有し、 それぞれの色相に対応した帯電、露光、現像行程をn回
    繰返してn色のトナー像を前記感光体に形成し、該n色
    のトナー像を前記転写手段で記録体上へ転写するカラー
    画像電子写真装置において、 前記制御手段は、記録再現しようとする画像情報の感光
    体の周長方向の長さLo>感光体の周長Lkのとき画像
    情報の長さLoをN(N≧2)領域に区分して、該N領
    域に分けられた区分毎にトナー像を転写する際に、画像
    情報の2からN区分へ、n色全色の画像情報が含まれて
    いないときは、転写行程をN回繰返さないで、画像情報
    の長さLoのカラートナー像を、記録体へ転写し再現す
    ることを特徴とするカラー画像電子写真装置。 8、特許請求の範囲第7項において、n=N=2とした
    ときに画像情報の長さLoの1つの領域が2色の画像情
    報を有し、他の領域が1色の画像情報のみを有する場合
    は、1回の転写行程で記録体へトナー像を再現すること
    を特徴とするカラー画像電子写真装置。
JP2329026A 1990-07-25 1990-11-30 カラー画像電子写真装置 Pending JPH04174465A (ja)

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DE69117373T DE69117373T2 (de) 1990-07-25 1991-07-22 Elektrophotographisches Farbbildgerät
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