JP2725304B2 - 画像転写装置 - Google Patents

画像転写装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば電子写真方式による複写機やプリン
タ等に使用することができる画像転写装置に関するもの
である。
従来の技術 一般に複写機等の記録装置の転写紙搬送経路において
は、送られて来た転写紙がジャム(紙づまり)を起すこ
とが多々あり、この場合にジャムを生じた転写紙を除去
する必要がある。
このため従来では、転写搬送ユニットの一端を回動支
点として他端を感光体ドラムに対して上下動可能に構成
し、開放時にジャム処理を行なうようにしている。例え
ば特公昭62−12512号には、トナー像を紙に転写させる
転写電極と、紙を後工程に移送するための搬送ベルトを
含むユニットの一端を回動可能に支持し、ユニットが落
下状態の第1位置と操作状態の第2位置とをとりうるよ
うに操作部材をユニットの下側に設け、この操作部材を
操作することによってユニットの上下離接を行なうよう
に構成した技術が開示されている。
また、特開昭49−62135号には、転写搬送手段として
無端ベルトを用い、この無端ベルトの一端を回動支点と
して他端をソレノイドで上下操作し、無端ベルトを感光
体ドラムに対して離接するようにした技術が開示されて
いる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前者の場合は、感光体ドラムと転写帯電
器との間に一定間隔を設け、この間に紙を移送しながら
トナー像を転写する方式であるため、転写搬送ユニット
を感光体ドラムに対して大きく上下操作させることが可
能となるが、紙の移送は感光体ドラムに静電吸着されな
がら送り込まれるため、トナー像の転写ムラが多々発生
していた。そのため、後者のように転写搬送を確実に行
なわせる方式として無端ベルトを用い、この無端ベルト
を感光体ドラムに当接させ、同期回転させるようにした
転写ベルト方式も多用されてはいるが、無端ベルトを転
写時には感光体ドラムに当接させ、非転写時には隔離さ
せる制御が必要なため、離接間隔をあまり大きくするこ
とができず、開放間隔はジャム処理するのに不充分であ
ると云ったような課題を有していた。
本発明は上記したように課題に鑑み、離接制御を行な
う転写ベルトを使用するにも拘らず、簡単な構成で開放
間隔を大きくしてジャム処理を容易にすると共に、転写
ベルトの離接制御をも容易にした画像転写装置を提供す
るものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の画像転写装置は、
静電潜像が形成され回転する静電潜像担持体と、この静
電潜像を現像する現像手段と、搬送される用紙に現像像
を転写し搬送する転写搬送手段と、この転写搬送手段の
一端を回動可能に支承し、この回動支点とは反対側端部
が回動可能に支承された転写搬送保持手段と、前記転写
搬送手段を静電潜像担持体に対して転写時には近接さ
せ、非転写時には隔離するようにした離接手段と、前記
転写搬送保持手段の自由端を回動させる回動手段とを備
えた構成としたものである。
また、これらの構成中、転写搬送保持手段の一端を本
体に対して着脱可能に配設された支持台に回動可能に支
承し、これらユニット全体を本体に対して着脱可能にし
た構成をも備えたものである。
作用 本発明は上記ちた構成によって、回動手段を開放方向
に操作すること転写搬送保持手段の自由端が降下し、こ
の上部に配設されている転写搬送手段が感光体ドラムに
対して大きく拡開することになる。そして全体が操作位
置にあるときは、転写搬送手段と感光体ドラムとの間隔
は小さいため、転写ベルトの感光体ドラムへの離接制御
が非常に容易となる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の画像転写装置について、図面
を参照しながら説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例における画像
形成装置を応用したディジタルカラー複写機の全体構成
を示す断面図である。以下にその構成と動作を説明す
る。1はディジタルカラー複写機の読み取り部で主に原
稿台2と、原稿照明ランプ3、レンズ4、カラーライン
センサ5と、これらを副走査方向に走査のために移動さ
せる駆動系6および画像処理回路(図示せず)とよりな
る。
10はディジタルカラー複写機の書き込み部である。11
は波長780〜810nmのレーザ光に対する感度を増感したSe
系の感光体ドラムで矢印A方向に回転可能に軸支されて
いる。12は感光体ドラム11の表面をプラスの所定電位に
帯電するための第1帯電器、26はレーザビーム光を示
す。20はレーザ光学部でレーザビーム光26はレーザ発振
ブロック21から発射され、ポリゴンスキャナ22、レンズ
系23、ミラー24、25を経て感光体ドラム11上を走査する
ように構成されている。レーザビーム光26の走査光の一
部はミラー27で反射され、始端検出センサ28に照射され
る。感光体ドラム11の右側には現像部30がありこの周囲
に沿って上から順にイエロ色現像用のY現像器31、マゼ
ンタ色現像用のM現像器32、シアン色現像用のC現像器
33(以下これらを総称した場合カラー現像器とよぶ)、
黒色現像用のK現像器34が配設されている。Y現像器3
1、M現像器32、C現像器33は非磁性1成分トナーを用
いた非接触現像器で、感光体ドラム11に対して非接触で
トナーを飛しょうさせながら現像することが出来る現像
器である。K現像器34は2成分現像剤を用いた現像剤を
接触させながら現像する現像器である。各々の現像器は
感光体ドラム11にたいして接近した位置と離間した位置
との二位置をとることが可能で、それぞれ偏心カム35〜
38が回転することによってY現像器31、M現像器32、C
現像器33はその後部が押され水平移動して感光体ドラム
に近接し、K現像器は軸39を中心に反時計方向に回転し
て感光体ドラムに接近した状態となり現像可能にされ
る。第1図はM現像器32のみが現像可能の状態にある場
合を示している。40は偏心カム35,36,37,38及び現像器3
1,32,33,34を駆動するモータである。50は給紙部でカセ
ット51,52および手差用給紙部53の各々から用紙を一枚
ずつ給紙可能になっておりこの図ではカセット51から用
紙56が給紙される場合を示している。用紙56はレジスト
ローラ54を経て感光体ドラム11の下面に給送される。60
は転写搬送部で、この一端は転写搬送保持体61に回動可
能に支承され、カム62にて感光体ドラム11に離接するよ
う制御されている。転写搬送保持体61は支点63で回動可
能に支承されており、その下側に設けられた離接カム64
を回動することによって、感光体ドラム11に対して第1
図に示す操作状態と第2図に示す開放状態に上下動する
よう構成されている。
具体的には第3図に示すように、複数のローラ群111,
112,113,114に懸架された半導電性の転写ベルト(以下
単にベルトと称す)115が感光体11の外周面と同速度で
矢印B方向に移動し、用紙を移送するようになってい
る。これらローラ群は支持板116にて回動支持されてお
り、上部には転写のための第2帯電器117、分離のため
の第3帯電器118が着脱可能に取り付けられて転写搬送
体となしている。
この転写搬送体は一端(ローラ112方向)が転写搬送
保持体61に回動可能に支承されており、転写搬送保持体
61はこの回動支承端とは逆方向の端部が軸119によって
回動可能に支承されている。そして転写搬送体60の自由
端部近傍は、転写搬送保持体61に設けられ、電気的制御
されるようになっているカム62によって、転写時にはベ
ルト115を感光体ドラム11に近接(もしくは当接)さ
せ、非転写時には隔離するようタイミングをとって制御
されるように構成されている。一方、離接カム64を右方
向に回転すると、軸119を支点として転写搬送保持体61
の自由端部が降下する。このとき転写搬送体60も追従す
るため、第2図に示すように感光体ドラム11との間隔が
大きく拡開することになる。したがって、ジャム紙を除
去することが容易となるし、操作時は転写搬送体が感光
体ドラムに近接して配置された状態となっているため、
その離接制御も極めて容易となる。
69は用紙56がベルト115から分離するときにマイナス
のコロナをふりかける第4帯電器である。70は定着排紙
部で定着ランプ71に熱せられたヒートローラ72と、ゴム
ローラ73が互いに圧接しながら回転可能になっており、
その後部に排紙ローラ74,75および排紙トレイ76が配設
されている。
80はクリーナ除電部でファーブラシ81が感光体11に軽
く接した状態と、感光体ドラム11から離間した状態との
二状態をとることが可能でかつ矢印D方向に回転可能に
なっている。この図では感光体ドラム11に接した状態を
示している。さらにファーブラシ81に接しながら回収ロ
ーラ82が回転可能に配設され、これらファーブラシ81、
回収ローラ82には感光ドラム11に対してそれぞれマイナ
スの電圧が印加されている。回収ローラ82の下部には回
収スクリュー83が設置されており、その回収スクリュー
83の手前側の端部にはパイプ84が連結されている。ファ
ーブラシ81等の下部で感光体ドラムに対向した位置に
は、感光体ドラム11上のトナーをプラスに帯電するため
の第4帯電器86と、感光体ドラム11を除電するための除
電ランプ87が配置されている。
101,102はそれぞれ書き込み部10の下部、上部から空
気を吸入して装置外へ排出するための冷却ファンであ
る。
以上が本発明を応用したディジタルカラー複写機の全
体構成の概要であるが、次にその動作を説明する。
原稿が原稿台2上にセットされコピーボタンが押され
ると、先ず原稿照明ランプ3が点灯しカラーラインセン
サ5上にライン状に原稿の像が投影され、カラーライン
センサ5は主走査方向(紙面奥行き方向)に電気的に繰
り返し高速走査されると共に駆動系6により副走査方向
(紙面右方向)に移動される。カラーラインセンサ5か
らはR,G,Bのカラー信号が同時に出力されるようになっ
ており、上記の主走査,副走査によりR,G,Bの各信号が
原稿の各点に対応して時間的にシリーズに画像処理回路
に入力される。
画像処理回路では原稿の各点に対応したR,G,B信号か
ら各点に対応して現像すべき黒、イエロ,マゼンタ,シ
アンの各色の信号が計算され出力される、カラーコピー
においては1枚のコピーで読み取り部1による原稿の副
走査は4回なされ、先ず最初の副走査では画像処理回路
から出力される黒色の信号がレーザ発信ブロック21に入
力され感光体ドラム11上には黒色信号に応じて変調され
たレーザビーム光26が照射される。
感光体ドラム11は矢印A方向に回転しながら第1帯電
器12により+850Vに一様に帯電された後、レーザビーム
光26の強さに応じて照射された部分が+50V程度に除電
される。感光体ドラム11上でのレーザビーム光26の主走
査はポリゴンスキャナ22によって行われ、副走査は感光
体11の矢印A方向の回転によって行われるが、この主走
査の繰り返しタイミングと前記カラーラインセンサ5の
主走査繰り返しタイミングを対応させ、感光体11の周速
と前記カラーラインセンサ5の副走査方向の移動速度を
対応させているので、原稿を読みながら同時的に原稿の
各点に対応した黒色信号に応じたレーザビーム光26が感
光体ドラム11上に照射され原稿の潜像を形成していく。
読み取り部1の一回目の副走査のときには現像部30は
黒色の現像状態にセットされており、K現像器34のみが
偏心カム38の作動により感光体ドラム11に接近し、他の
現像器は離間状態にある。従ってレーザビーム光26によ
り形成された黒色信号に対応した潜像はK現像器34によ
り黒色トナーで現像され他の現像器には影響を受けずに
通過する。黒色トナーで現像された像は感光体11の回転
に従って転写搬送部60に達するが、このとき転写搬送部
60ではカム62が下死点位置になっており、ベルト115が
感光体ドラム11表面より離隔した状態になって像は乱さ
れることなく通過する。
更にファーブラシ81は回収スクリュー83の軸の回りに
反時計方向に少し回転した位置で感光体ドラム11と離間
した状態にあり、ここでも黒色トナー像は乱されること
なく通過し再び第1帯電器12の下を通過する。感光体ド
ラム11の黒色トナー像が形成された部分は再び第1帯電
器12によりトナー上から再帯電され、トナーのない部分
は+850V、トナーのある部分の見かけ上+850Vに帯電さ
れる。
黒色トナー像の先端が再帯電され再びレーザビーム光
26の照射位置に来るとき、読み取り部11ではカラーライ
ンセンサ5が再び原稿の始端から走査を開始するように
駆動系6が制御されている。読み取り部1の二回目の走
査では画像処理回路からイエロ信号がレーザ発信ブロッ
クに入力され、レーザビーム光26がイエロ信号に応じて
変調されて感光体ドラム11の黒色トナー像の上から露光
される。画像の先端が合わせられ走査速度も一定の為、
黒色トナー像とイエロ信号による潜像は位置的に合致し
て形成される。形成されたイエロ信号による潜像は今度
は現像部30のY現像器31のみが感光体11に近接し他の現
像器は離間しているため、イエロトナーにのみ現像され
て感光体上には黒色トナー像に加えてイエロトナー像が
形成される。このときイエロの現像は非接触で行われる
ため前の黒色トナー像を乱すことがない。
以上同様にして再帯電、マゼンタ信号による潜像形
成,マゼンタ現像,再帯電,シアン信号による潜像形
成,シアン現像が繰り返される。このとき、イエロのト
ナーとマゼンタのトナーはレーザ光を透過するため、必
要に応じて露光をすれば感光体のその部分は除電されイ
エロトナーの上にマゼンタ,シアントナーを、またマゼ
ンタトナーの上にシアントナーを重ねることができる。
最後のシアントナー像が形成された後はトナー像の先端
が転写搬送部60に達する直前に、転写搬送部60が感光体
ドラム11に軽く圧接した状態にされると共にトナー像の
先端と用紙56の先端とが合致すタイミングで用紙56がレ
ジストローラ54により感光体ドラム11とベルト115の間
に進入するように給送される。第2帯電器117によって
生じる電界によりトナー像が用紙56に転写されながら、
用紙56はベルト115に付着したまま搬送されるがローラ
の部分では曲率が大きいためベルトから分離し定着排紙
部へ進入する。このときベルトから分離するために用紙
56に発生する剥離帯電により用紙56上のトナー像が乱れ
るのを防ぐため、上部から第4帯電器69によりマイナス
のコロナをふりかける。用紙56のトナー像は定着排紙部
を通過するとき定着された後排紙トレイ上に積載され
る。一方感光体ドラム11上に残った未転写のトナーはそ
の先端が近ずく直前に作動開始する第4帯電器86により
プラスに帯電されると共に、ほぼ同時に感光体ドラム11
と接触する状態に移動したファーブラシ81に摺擦されな
がらファーブラシ81と感光体ドラム11間にかけられた電
界によりファーブラシ81に移る。更にファーブラシ81内
のトナーは回収ローラ82とファーブラシ81間にかけられ
た電界により回収ローラ82にうつり回収スクリュー83部
に落とされパイプ84を通して回収ボックス内に貯められ
る。感光体ドラム11はこれによって表面が清掃されると
共に一方では除電ランプ87により除電され、初期の状態
に戻されて次のコピーへの準備が完了する。
第4図は、転写搬送体60を支承した転写搬送保持体61
にクリーニングしたトナーを多け入れるトナー容器と、
用紙のガイド板を設けた実施例を示す。
65はベルト115上に付着したトナーを掻き落すクリー
ニングブレード、66は掻き落されたトナーを受け入れる
ためのトナー容器で転写搬送保持体61に対して着脱可能
に設けられている。
一方、67は給紙された用紙56をガイドする下ガイド板
で、転写搬送保持体61に回動可能に軸120で支承されて
おり、軸120を中心として下ガイド板の端部をバネ121で
引張り、かつ反対側をストッパ122にて保持するように
構成されている。したがってこのガイド部で用紙がジャ
ムした時は、下ガイド板67の一方端を矢印左方向に押す
と、この下ガイド板67は点線位置に移動して上ガイド板
との間が拡開し、ジャム紙を容易に除去することができ
る。またこれらを一体に組み込むことによってユニット
化が図れ、組立ての容易さ、空間スペースを利用するこ
とによる機能アップを図ることができる。
さらに、第5図に示すように、転写搬送体60を保持し
ている転写搬送保持体61の回動支点である軸119を、別
途設けられた支持台68に回動可能に支承し、これら全体
を1つのユニットとして図示せぬレールにガイド68a,68
bを嵌合して本体に対して着脱自在に構成すると、ジャ
ム処理対策に加えて、ベルト115の点検、取換え等のメ
ンテナンスが容易に行なえることになる。
発明の効果 以上詳述したごとく本発明の画像転写装置によれば、
転写搬送体を上部に、かつ一端を回動可能に支承した転
写搬送保持体の上記回動支点とは逆方向端部を本体もし
くは支持台に回動可能に支承した構成としたため、ジャ
ム時には、離接カムを回動して転写搬送保持体の自由端
を降下させると転写搬送体も回動支承端側が降下するこ
とになり、感光体ドラムとの間隔が大きく拡開し、ジャ
ム紙の除去が極めて容易となる。また、これら全体ユニ
ットが操作状態の位置にある時は、転写搬送体が感光体
ドラムに近接しているため、転写搬送保持体に設けたカ
ムで転写ベルトの離接が行なえ、離接タイミング制御が
極めて容易となる。つまり、転写ベルト方式の場合、感
光体ドラムへの離接制御が必要なため感光体ドラムとの
間隔は小さくして設置しなければならない半面、ジャム
処理のためには広く拡開する必要があると去った両面の
課題を一挙に解決したものである。
さらに、転写搬送保持体の空間を利用して回収したト
ナーを受入れるトナー容器を着脱可能に配設したり、転
写搬送体を離接駆動するカムや下ガイド板を一体的に設
けたことにより、別途余分なスペースを必要とすること
なく機能アップを図ることができる。
また、これら構成要素全体を支持体に回動可能に支承
して1ユニットとし、本体に対して着脱自在としたこと
により、転写ベルトや他の構成要素のメンテナンスが容
易となると云ったような多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における画像転写装置を応用
したデジタルカラー複写機の全体構成を示す断面図、第
2図は転写搬送装置を拡開した状態を示す断面図、第3
図は転写搬送装置の動作説明を行なうための正面図、第
4図は転写搬送装置の他の実施例を示す正面図、第5図
は同様にさらに別の実施例を示す正面図である。 1……読取り部、2……原稿台、10……書き込み部、11
……感光体ドラム、20……レーザ光学部、30……現像
部、50……給紙部、56……用紙、60……転写搬送体、61
……転写搬送保持体、62……カム、63……支点、64……
離接カム、65……クリーニングブレード、66……トナー
容器、67……下ガイド板、68……支持台、70……定着排
紙部、80……クリーナ除電部、115……転写ベルト、117
……転写帯電器、118……分離帯電器。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像が形成され回転する静電潜像担持
    体と、この静電潜像を現像する現像手段と、搬送される
    用紙に現像像を転写し搬送する転写搬送手段と、この転
    写搬送手段の一端を回転可能に支承し、この回転支点と
    は反対側端部が回動可能に支承された転写搬送保持手段
    と、前記転写搬送手段を静電潜像担持体に対して転写時
    には近接させ、非転写時には離隔するようにした離接手
    段と、前記転写搬送保持手段の自由端を回動させる回動
    手段とよりなる画像転写装置。
  2. 【請求項2】転写搬送保持手段の一端を回動可能に支持
    台に支承すると共に、これらを1ユニットとして支持台
    を本体に対して着脱自在にしたことを特徴とする請求項
    1記載の画像転写装置。
  3. 【請求項3】転写搬送保持手段に可動に紙ガイド板を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の画像転写装置。
  4. 【請求項4】静電潜像が形成され回転する静電潜像担持
    体と、この静電潜像を現像する現像手段と、搬送される
    用紙に現像像を転写し搬送する転写搬送手段と、この転
    写搬送手段の一端を回動可能に支承し、この回動支点と
    は反対側端部が回動可能に支承された転写搬送保持手段
    と、前記転写搬送手段を静電潜像担持体に対して転写時
    には近接させ、非転写時には隔離するようにした離接手
    段と、前記転写搬送保持手段の自由端を回動させる回動
    手段と、前記転写搬送手段の転写ベルトより掻落された
    トナーを受け入れ、かつ前記転写搬送保持手段に着脱可
    能に配設されたトナー容器とよりなる画像転写装置。
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