JPH0417369Y2 - - Google Patents

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JPH0417369Y2
JPH0417369Y2 JP1987194707U JP19470787U JPH0417369Y2 JP H0417369 Y2 JPH0417369 Y2 JP H0417369Y2 JP 1987194707 U JP1987194707 U JP 1987194707U JP 19470787 U JP19470787 U JP 19470787U JP H0417369 Y2 JPH0417369 Y2 JP H0417369Y2
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plate
duct
seal band
clip
gap
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JP1987194707U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用空調装置のダクト接続部にお
ける気密を保持して接続するシールバンドの改良
に関するものである。
(従来の技術) 自動車用空調装置はブロワユニツト、クーラユ
ニツト等の空調機器を各々のダクト部で接続して
車輌に組み付けられるが、この各ダクト部の接続
は第9図A,Bに示すように一方のダクトに対し
他方のダクトを送風方向に直角の方向から重合さ
せ、ダクト後側部において互いにインシユレータ
を挟んで重ね合わせて気密を保持するように挟着
された重合部23と、ダクト前側部において微小
隙間を有する空隙部24が形成され、この空隙部
24にシールバンドを巻締めて気密を保持するよ
うにしている。
このシールバンド10は第1図、第8図A,B
に示すように2片の板状でなる第1プレート1
1、第2プレート12の一端がシールバンド10
の中央部でクリツプ15を介して連結されてお
り、他端がダクト部の上下中央部にある突縁部
5,6に引掛けるフツク13,14を有してい
る。第1プレート11、第2プレート12の中央
の連結部9は各々L字状に折り曲げた係止部11
a,12aが設けられている。
第1プレート11、第2プレート12の内面に
はインシユレータ7,8が貼着されている。この
ような構成のシールバンドを車輌に装着された空
調機器のダクト接続部に取着する場合には、この
シールバンド10のフツク13,14をダクト部
3の突縁部5,6に引掛けて、次に第1プレート
11、第2プレート12の係止部11a,12a
を当接させてクリツプ15を弛緩状態(第8図
B)から緊締状態(第8図A)へレバー16をワ
ンタツチで操作してシールバンド10を締め付け
ている。
(考案が解決しようしている問題点) しかしながら、上記構成において第1プレート
11、第2プレート12の係止部11a,12a
を当接させて、クリツプ15のレバー16を操作
して、シールバンドを締め付けてダクト3の接続
前面部をシールする場合、第8図B,Aに示すよ
うにクリツプ15のレバー16をE矢視の方向に
押して、弛緩状態から緊締状態にすると、クリツ
プワイヤ17のばね力で、第1プレート11の係
止部11aがF矢視の方向に移動し、連結部9に
おいてGなる相対的な位置ズレが生じ第1プレー
ト11のインシユレータ7のダクト3への押圧力
が減少し、このため完全な気密性を保持すること
ができないという欠点があつた。
そこで本考案はシールバンドの締め付け部を改
良し、ダクト接続部の気密性を確実にすることを
目的とする。
〔考案の構成〕
(考案を解決するための手段) 本考案の要旨は、一方のダクトと他方のダクト
の接続部の外周が、インシユレータを挟んで重ね
合わせた重合部と、微小隙間を有する空隙部から
なり、該空隙部に気密を保持する接続用シールバ
ンドにおいて、該シールバンドは内面にインシユ
レータを貼着し、該空隙部の周方向に分割された
第1のプレート及び第2のプレートと、前記第1
及び第2のプレートの一端同志を連結するクリツ
プよりなり、前記第1及び第2のプレートの他端
側には各々ダクトと係止する係合部を有し、第1
のプレートの一端側には該クリツプの一端を保持
する支持部を有し、第2プレートの一端側には該
クリツプの他端を保持する受板が固着され、更に
第2のプレートの一端側先端に締付時に第1のプ
レートの外面に重合するよう延設したガイド部を
有することである。
(作用) したがつて本考案によれば、第1プレート21
が第2プレート22と当接する連結部9において
第2プレート22にガイド部22a,22bを延
設したので、シールバンド20を組付けるに際し
クリツプ15を緊締状態に操作すると、第1プレ
ート21がF矢視の方向に移動しようとしても、
ガイド部22a,22bに阻止されて、第1プレ
ート21と第2プレート22が同一面でダクト3
を押圧するようになり、インシユレータの気密性
を十分保持するようになり、上記目的を達成する
ことが出来る。
(実施例) 以下本考案の実施例を第1図〜第6図、第9図
に基づいて説明する。本考案は空調装置のブロワ
ユニツト1とクーラユニツト2とのダクト接続部
のシールバンド20として用いられるものであ
り、これら各機器の空気通路のダクト接続部は車
輌に取着する場合、第9図A,Bに示すように一
方のダクトに対し他方のダクトを送風方向に直角
の方向から重合させ、後側部において互いにイン
シユレータを挟んで重ね合わせて気密を保つよう
に挟着された重合部23と、前側部において微小
隙間を有する空隙部24が形成され、この空隙部
24にシールバンド20を巻締めて気密を保持す
るようにしている。
シールバンド20は2片の板状の第1プレート
21及び第2プレート22の一端がシールバンド
20の中央部でクリツプ15を介して互いに連結
してあり、他端がダクト3の上下中央部にある突
縁部5,6に引掛けるフツク13,14を有して
いる。第1プレート21の連結部9における先端
中央部はクリツプワイヤ17の一端を回動自在に
挟むように外側の略円形状に折曲された支持部1
9を有し、第1プレート21におけるクリツプ1
5の保持及び支点として機能している。第2プレ
ート22は連結部9の中央部において、外側に直
角に折曲された係止片22cが前記第1プレート
21の支持部19とほぼ同巾に形成され連結部9
で当接するようになつている。この係止片22c
の両側には、ガイド部22a,22bが前記第1
プレート21、第2プレート22の連結時に両外
面が同一面となるように第1プレート21の外面
に重なるように形成し、その先端は第1プレート
21から離れるように折曲されている。第2プレ
ート22にはクリツプ15の受板18が固着され
ている。この受板18にはレバー16の基端部が
取着され、レバー16の中間部にクリツプワイヤ
17の基端部が取着されて、両基端部は共に回動
自在に支持されている。クリツプワイヤ17の他
端は前記第1プレート21の支持部19に回動自
在に取着されている。前記両プレート21,22
の内面には各々インシユレータ7,8が貼着され
ている。
上記構成において、シールバンド20のフツク
13,14をダクト3の突縁部5,6に引掛け
て、次に第1プレート21の支持部19と係止片
22cを当接して、クリツプ15に弛緩状態から
緊締状態になるようにワンタツチでレバー16を
第5図に示すE矢視の方向に操作すると第1プレ
ート21の連結部9はF矢視の方向に移動する力
を発生するが、第2プレート22のガイド部22
a,22bにより阻止されて両プレートの位置に
相対的なズレが生じない。従つて接続部の気密性
が保持できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、2片の
プレートから成るシールバンドを連結する当接部
に、両プレートの移動防止用のガイド部を設ける
よう構成したので、ダクト接続部をシールバンド
で気密接続する時、ワンタツチでクリツプのレバ
ーで操作締着しても、両プレートの相対的な位置
ズレが皆無となり、正確なシールバンドの締着が
達成され、完全な気密性が保持されると共に、又
組み立て作業性の向上にも効果が得られるように
なつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の接続用シールバンドの緊締状
態を表わす側面図、第2図は本考案の接続用シー
ルバンドの緊締状態を表わす正面図、第3図は本
考案に係る空調装置の接続シール部を表す正面
図、第4図は本考案の接続用シールバンドの弛緩
状態を表わす要部拡大斜視図、第5図は第2図の
要部拡大図、第6図は第1図の要部拡大図、第7
図は従来例の要部拡大正面図、第8A図は従来例
の要部拡大側面図、第8B図は従来例の弛緩状態
を表わす要部拡大側面図、第9図Aは本考案に係
わる重合前のダクトの斜視図、第9図Bは本考案
に係わる重合後のダクトの平面図。 2,3……ダクト、7,8,25……インシユ
レータ、10,20……シールバンド、11,2
1……第1プレート、12,22……第2プレー
ト、13,14……フツク、15……クリツプ、
18……受板、19……支持部、22a,22b
……ガイド部、23……重合部、24……空隙
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方のダクトと他方のダクトの接続部の外周
    が、インシユレータを挟んで重ね合わせた重合部
    と、微小隙間を有する空隙部からなり、該空隙部
    に密着し気密を保持する接続用シールバンドにお
    いて、該シールバンドは内面にインシユレータを
    貼着し、該空隙部の周方向に分割された第1のプ
    レート及び第2のプレートと、前記第1及び第2
    のプレートの一端同志を連結するクリツプよりな
    り、前記第1及び第2のプレートの他端側には
    各々ダクトと係止する係合部を有し、第1のプレ
    ートの一端側には該クリツプの一端を保持する支
    持部を有し、第2のプレートの一端側には該クリ
    ツプの他端を保持する受板が固着され、更に第2
    のプレートの一端側先端には締付時に第1のプレ
    ートの外面に重合するように延設したガイド部を
    有することを特徴とする接続用シールバンド。
JP1987194707U 1987-12-22 1987-12-22 Expired JPH0417369Y2 (ja)

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JP1987194707U JPH0417369Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JP1987194707U JPH0417369Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JPH0198006U JPH0198006U (ja) 1989-06-29
JPH0417369Y2 true JPH0417369Y2 (ja) 1992-04-17

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JP2009264034A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Ryuki Engineering:Kk 送風ダクト

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Publication number Publication date
JPH0198006U (ja) 1989-06-29

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