JPH0349080Y2 - - Google Patents

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JPH0349080Y2
JPH0349080Y2 JP9728185U JP9728185U JPH0349080Y2 JP H0349080 Y2 JPH0349080 Y2 JP H0349080Y2 JP 9728185 U JP9728185 U JP 9728185U JP 9728185 U JP9728185 U JP 9728185U JP H0349080 Y2 JPH0349080 Y2 JP H0349080Y2
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JP
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side walls
yoke member
top wall
yoke
protrusion
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JP9728185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は連輌用ワイパ装置に関し、特に2つ以
上のヨーク部材を有するワイパ装置においてこれ
らヨーク部材を互にピボツト運動可能に連結する
連結装置に関する。
(従来の技術) 第4図は従来のワイパ装置の一例を示してお
り、ワイパアーム1に連結されたヨーク部材2の
両端にそれぞれヨーク部材3,4がそれぞれピン
5,6によりピボツト運動可能に連結され、ヨー
ク部材3,4にブレードラバー7が支持される。
(考案が解決しようとする問題点) ピン5,6によつてヨーク部材を互に連結する
従来形式のものはリベツト打ち作業を必要とし、
組立工数がかゝる。
リベツト打ち作業を省略する連結装置が特公昭
55−8371号公報に示されているが組立時にヨーク
部材を曲げる必要があり、組立作業コストの低減
には役立たない。
本考案はこれら従来装置の欠点を除去したヨー
ク部材連結装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案によれば、ほゞ直立する両側壁と該両側
壁の頂端を連結する頂壁とを有する断面形状をそ
れぞれ有する第1および第2のヨーク部材を互い
にピボツト連結する連結装置であつて、第1のヨ
ーク部材の両側壁の内面と第2のヨーク部材の両
側壁の外面とに係合する両側壁を有する樹脂製連
結部材を含み、該連結部材はその両側壁の頂部を
連結する頂壁が第1のヨーク部材の頂壁の内面と
静止的に係合しかつ第2のヨーク部材の長手方向
に弧状に突出する頂壁の外面と摺動的に係合し、
連結部材の両側壁の下端部の内面には互に近づく
方向に突出して第2のヨーク部材の両側壁の下端
部に設けられた弧状の凹所と摺動的に係合する突
出部が設けられ、第1のヨーク部材の両側壁の下
端部には連結部材の両側壁の下端部と係合してそ
の下方への運動を抑止する突出部が設けられ、さ
らに、連結部材の頂壁に連結されて長手方向一方
方向に延びる腕が設けられ、該腕には第1のヨー
ク部材の頂壁に設けられた孔に係合する突起部が
設けられている、車輌用ワイパのヨーク部材連結
装置が提供される。
(作用) 樹脂製連結部材はいくらか弾性変形可能である
から、はじめに連結部材と第2のヨーク部材とを
互に結合させ、つぎにこの結合体を長手方向に移
動せしめて第1のヨーク部材に嵌合せしめ、第1
のヨーク部材の孔と連結部材の突起部とを係合さ
せることによつて連結が完了するから作業は著し
く容易であり、リベツト打ち、折曲げ等の作業を
必要としない。
(実施例) 第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、図に
おいて10は第1のヨーク部材、11は第2のヨ
ーク部材、12は連結部材である。ヨーク部材1
0,11はそれぞれ第4図におけるヨーク部材
2,3にそれぞれ対応するが本考案は第4図に示
す形式に限定されるものではない。
ヨーク部材10はほゞ直立する両側壁10A,
10Aと両側壁10A,10Aの頂端を連結する
頂壁10Bとを有する断面形状を有し、ヨーク部
材11はほゞ直立する両側壁11A,11Aと両
側壁11A,11Aの頂壁を連結する頂壁11B
とを有する断面形状を持つている。なおこれらの
場合、両側壁と頂壁との連結部が鋭角をなしてい
る必要はない。
連結部材12は、第1のヨーク部材10の両側
壁10A,10Aの内面と係合しかつ第2のヨー
ク部材11の両側壁11A、11Aの外面と係合
する両側壁12A,12Aと、両側壁12A,1
2Aを連結する頂壁12Bとを有する合成樹脂製
部材である。なお、頂壁12Bは第1のヨーク部
材10の頂壁10Bの内面と静止的に係合し、か
つ第2のヨーク部材11の頂壁10Bの長手方向
に弧状に突出する部分11Cの外面と摺動接触し
ている。
第1のヨーク部材10と連結部材12との静止
的連結を確実とし且つ長手方向相対移動を抑止す
るため、第1のヨーク部材の頂壁10Bには孔1
0Cが設けられ、連結部材12の頂壁12Bには
長手方向一方方向に延びる腕13が連設されて、
腕13に設けた突起部14が孔10Cに係合す
る。なお、第1のヨーク部材の両側壁10A,1
0Aの下端部は互に近づく方向に曲げられて連結
部材の両側壁12A,12Aの下端部を取囲むフ
ランジ部10D,10Dとなつている。フランジ
部10D,10Dは連結部材12の下方への移動
を抑止する突出部を構成するものである。
連結部材12の両側壁12A,12Aの下端部
の内面には互に近づく方向に突出する突出部1
5,15が設けられ、第2のヨーク部材11の両
側壁11A,11Aの下端部に設けられた弧状の
凹所16,16と摺動的に係合する。凹所16,
16と突出部15,15との係合は連結部材12
と第2のヨーク部材11との相対的ピボツト運動
のピボツト軸部を構成し、第2のヨーク部材11
の頂壁の弧状に突出する部分11Cの外面と連結
部材12の頂壁12Bとが摺動的に接触すること
によりピボツト運動を可能とし、かつ両部材1
1,12の離脱を防止する。
なお、図示実施例において突出部15,15
は、連結部材12の両側壁12A,12Aの下端
部に連設されて互に近づく方向に延びるフランジ
部12D,12Dと一体に形成されているので、
突出部15,15の強度を増すことができる。さ
らにフランジ部12D,12Dの下面は第1のヨ
ーク部材のフランジ部10D,10Dの上面と係
合しており、後述する組立作業を容易とする。さ
らに連結部材12には第1のヨーク部材10の一
端部と係合するフランジ部12Cが腕13とは反
対側の端部に設けられているが、設けなくともよ
い。
組付時にははじめに第2のヨーク部材11と連
結部材12とを結合する。突出部15,15と凹
所16,16との係合は連結部材12をいくらか
弾性的に変形させることで容易に行うことができ
る。次にこの結合体を第1のヨーク部材10に長
手方向に嵌合せしめ、孔10Cと突起部14とを
係合させる。孔10Cと突起部14との係合は腕
13の弾性によつて確保される。
(考案の効果) 本考案によればはじめに連結部材と第2のヨー
ク部材とを結合し、つぎにこの結合体を第1のヨ
ーク部材に長手方向に挿入するだけで確実な連結
を達成することができ、リベツト打ち折曲げ等の
作業を必要としないから、組立作業工数を著しく
減少させることができる。部品点数が少く、構造
が簡単であるから安価であり、生産性も高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるヨーク部材連結装置の実
施例を示す縦断面図、第2図は第1図の線−
に沿う断面図、第3図は分解斜視図、第4図は従
来のワイパ装置の一例を示す概略図。 2,3,4……ヨーク部材、5,6……ピン、
10……第1のヨーク部材、11……第2のヨー
ク部材、12……連結部材、10A,11A,1
2A……側壁、10B,11B,12B……頂
壁、13……腕、14……突起部、10C……
孔、15……突出部、16……凹所、11C……
弧状の頂壁部分、10D……フランジ部(突出
部)、12C,12D……フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほゞ直立する両側壁と該両側壁の頂端を連結す
    る頂壁とを有する断面形状をそれぞれ有する第1
    および第2のヨーク部材を互にピボツト連結する
    連結装置であつて、第1のヨーク部材の両側壁の
    内面と第2のヨーク部材の両側壁の外面とに係合
    する両側壁を有する樹脂製連結部材を含み、該連
    結部材はその両側壁の頂部を連結する頂壁が第1
    のヨーク部材の頂壁の内面と静止的に係合しかつ
    第2のヨーク部材の長手方向に弧状に突出する頂
    壁の外面と摺動的に係合し、連結部材の両側壁の
    下端部の内面には互に近づく方向に突出して第2
    のヨーク部材の両側壁の下端部に設けられた弧状
    の凹所と摺動的に係合する突出部が設けられ、第
    1のヨーク部材の両側壁の下端部には連結部材の
    両側壁の下端部と係合してその下方への運動を抑
    止する突出部が設けられ、さらに、連結部材の頂
    壁に連設されて長手方向一方方向に延びる腕が設
    けられ、該腕には第1のヨーク部材の頂壁に設け
    られた孔に係合する突起部が設けられている、車
    輌用ワイパのヨーク部材連結装置。
JP9728185U 1985-06-26 1985-06-26 Expired JPH0349080Y2 (ja)

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JPS624459U JPS624459U (ja) 1987-01-12
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JPH01149208U (ja) * 1988-04-05 1989-10-16
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