JPH0417352Y2 - - Google Patents

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JPH0417352Y2
JPH0417352Y2 JP19916685U JP19916685U JPH0417352Y2 JP H0417352 Y2 JPH0417352 Y2 JP H0417352Y2 JP 19916685 U JP19916685 U JP 19916685U JP 19916685 U JP19916685 U JP 19916685U JP H0417352 Y2 JPH0417352 Y2 JP H0417352Y2
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JP
Japan
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main body
suction cup
suction
vacuum hose
outer periphery
Prior art date
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JP19916685U
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JPS62108345U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は印刷機、製造機、その他における吸
盤装置に関する。
この考案は、被移送部材の繰り出し位置などに
不揃があつても、吸盤が自動的に調整し、常に吸
引吸着をなして、移送ができることを目的になさ
れたものである。
従来、例えば製本装置の刷本は刷本自体に種々
の折りくせがあつて、その給紙台上において常に
同一位置に配されるものではない。そこに固定的
に吸盤を連接すると、或る場合にはとどかないこ
とがあり、移送ミスを生じることがある。また玉
子の大小を選別する機械においては、その性質上
からソフトタツチを特に要求され、そのうえ調整
作動が自動的で故障がなく耐久性に富むものが要
請されていた。
この考案は、吸盤の連接位置を所要巾自動的に
調整し、その範囲内で当りがソフトでシヨツクを
与えず、被移送物に付着するほこりなどによるつ
まり事故を起すことがなく、無故障で連続作動が
できる吸盤装置を目的になされたものである。
以下、この考案を実施例である図面により説明
すると、1はベンチユリー本体で、その外周上縁
に所要径と巾の環状に隆設したピストン部2が設
けられると共にその内方を上端部3で導入室4と
ベンチユリー室5とに区画される空胴部を設け、
端部3の中心に設けた連通孔6にノズル管7を圧
入し、その下半をベンチユリー室5に突出し、ベ
ンチユリー室5の上部内周と本体外周のピストン
部2の下方とに吸引孔8が開設され、ベンチユリ
ー室5の下端は真空ホース17に連通している。
9は支持筒で、素材はオイルレス部材で形成さ
れ、下端底部10に設けられる軸受孔11を本体
1の外周に嵌合し、内周面12をピストン部2に
連接し、ピストン部2下方の本体1の外周面と支
持筒9の内周面とで囲繞される空間部21を支持
筒9の気密摺動巾に設け、上端内周面に設けた取
付溝13に吸盤14を装着している蓄板15を係
合固着し、吸盤14の中心吸気孔14aを支持筒
9内に連通している。図示の本体1のベンチユリ
ー室5は下部内周をネジ部16に形成し、真空ホ
ース17を下部外周に嵌装した接続筒18が螺合
するようになつているが、これは本体1と一体に
設けてもよいものである。また第5図に示すよう
に本体1のピストン部2と支持筒9の内底面との
間に支持筒9の自重と同じかわずかにまさる拡張
力のスプリング19を介装し、吸盤14を下向に
セツトするとき、吸盤支持筒9がその真空作用が
停止したときに上昇し、全体を縮少巾に復帰する
ように構成してもよいものである。尚、20は移
送アームである。
この考案は前述のように構成されるものである
からいま上向にセツトした場合を作動説明図第4
図により説明すれば、真空ホース17の作用によ
り外部空気が内方へ吸引される。そのときノズル
6よりベンチユリー室5に吸引される空気流は周
囲より空気を吸引して低圧となすから例えば図示
の如くノズル6の基部と対応する内周に開孔した
吸引孔8,8より吸引し、自重で降下し、下縁底
部10とピストン部2との間に構成される空間部
21より吸引し、この囲繞された空間部21は圧
力が外気圧より低下するから大気圧作用で空間部
21を縮少するべく上昇し、吸盤14の吸引面を
上昇させ、支持筒9の下縁底部10がピストン部
2に突合して上昇を停止する。支持筒9の上昇力
は例えば真空圧により比例し、吸引作用を本体1
に受けると瞬時に作動し、上限まで上昇する。次
にこのように伸長した状態で例えば移送アーム1
7の作動で2点間を往復し、その一方では吸盤1
4を被移送物に当接して吸着し、吸盤14からの
吸引空気流がストツプすると、支持筒9に真空圧
がかかるから瞬間に下限位置まで降下し、アーム
17の作動により他方へ移送し、そこで例えば切
替コークで真空作用を一時停止すれば吸盤14は
被移送物を釈放し、順次一方から他方へ送るもの
である。この吸盤14を下向にセツトして使用す
るときには、支持筒9が自重降下しないので、本
体1と支持筒9との間にスプリング19を介装
し、真空圧が停止したとき所要位置に復帰させる
ことができる。
以上、この考案吸盤装置によると、吸盤に吸圧
がかかると、吸盤の支持部材が所要巾伸長して被
移送物に連接するから、その伸長調整巾の範囲で
被移送物の位置に変動があつても支障なく吸着し
て例えば吸盤装置を移動させるアームの作動で所
要離隔した2点間を確実に移送させることができ
る。またその伸長調整の範囲内では、どの位置で
も吸着がソフトであり、従来のように剛性の強い
アームなどの直接的な押圧力を受けることはない
から玉子のような大きさが個々にわずかに変り、
しかもシヨツクに弱いものでも吸着移動すること
ができ、その利用分野は製本、製袋機などにおけ
る給紙装置ばかりでなく、前記のように農産品な
どの選別装置までわたり極めて効果の多いもので
ある。またこの考案装置において吸盤を支持し調
整摺動する支持筒の素材をオイレス部材で構成す
ると、ベンチユリー本体外周との連接面が摺動摩
耗することがなく、所要の気密を保持し無給油で
長期間の使用に耐えることができる。また本考案
装置では支持筒を吸引空気流によるベンチユリー
効果で調整作動をなすから、従来のボール弁を具
えた吸盤装置に比較して紛塵自詰りによる作動不
良を起すことがなく、円滑に作動するものであ
る。
よつて、この考案吸盤装置は被移送物の連接位
置の変動を調整し、円滑確実な吸着移動を行える
もので、その実用的効果は極めて大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案吸盤の縦断面図で、負荷吸引
時を示し、第2図は無負荷吸引状態時の縦断面
図、第3図は分解斜視図、第4図は作動説明図、
第5図は可動吸盤支持筒と本体とにスプリング介
装させた下向使用の場合の説明図である。 1……ベンチユリー本体、2……ピストン部、
3……上端部、4……導入室、5……ベンチユリ
ー室、6……連通孔、7……ノズル管、8……吸
引孔、9……支持筒、10……底部、11……軸
受孔、12……内周面、13……取付溝、14…
…吸盤、15……蓋板、17……真空ホース、2
1……空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端に真空ホースを連結したベンチユリー本体
    内部の空胴部に先端より連通するノズルを突設
    し、真空ホースからの吸引でノズルより噴流する
    空気流の負圧効果で、空胴部内周に本体外周と連
    通させた吸引孔より外気を吸引可能に設け、この
    本体に前記真空ホースの吸引で吸着する吸盤を取
    付けた支持筒を、所要巾気密状態で摺動自在に被
    嵌し、その支持筒内周面をシリンダーに、本体外
    周をピストンにして構成される空間部を前記本体
    外周の吸引孔に連通し、真空ホースの吸引時、前
    記空間部を支持筒の作動摺動巾として吸盤位置を
    自動調整することを特徴とする吸盤装置。
JP19916685U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH0417352Y2 (ja)

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JP19916685U JPH0417352Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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JP19916685U JPH0417352Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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JPS62108345U JPS62108345U (ja) 1987-07-10
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JP19916685U Expired JPH0417352Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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JP2523652Y2 (ja) * 1991-02-22 1997-01-29 塚田 育代 吸紙装置

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JPS62108345U (ja) 1987-07-10

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