JPS6246451B2 - - Google Patents

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JPS6246451B2
JPS6246451B2 JP54080317A JP8031779A JPS6246451B2 JP S6246451 B2 JPS6246451 B2 JP S6246451B2 JP 54080317 A JP54080317 A JP 54080317A JP 8031779 A JP8031779 A JP 8031779A JP S6246451 B2 JPS6246451 B2 JP S6246451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction cup
cylinder
negative pressure
sheet
pressure release
Prior art date
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Expired
Application number
JP54080317A
Other languages
English (en)
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JPS567848A (en
Inventor
Michio Umezawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8031779A priority Critical patent/JPS567848A/ja
Publication of JPS567848A publication Critical patent/JPS567848A/ja
Publication of JPS6246451B2 publication Critical patent/JPS6246451B2/ja
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Description

する向きにのみ開く弁手段18 とを備え、上記吸盤12をシートA1に押付け
たまま、上記第2筒体14をシートA1から離間
する向きに移動させたとき、上記第1筒体10と
第2筒体14とを互いに離間させる向きに付勢す
ることによつて、弁手段18を閉じて第1、第2
筒体10,14内を共に負圧にすることを特徴と
する吸盤式給紙装置。
2 第1筒体10と第2筒体14の少なくとも一
方に設けられた負圧解除弁19と、この第1筒体
10と第2筒体14が所定位置に到達したときに
上記負圧解除弁19を開放する手段21を付加し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
吸盤式給紙装置。
【発明の詳細な説明】
本発明は吸盤式給紙装置に関するものである。
積層されたシートから、空気を吸引する吸盤を
用いて1枚づつシートを分離して吸引し、この分
離されたシートを所定の搬送路に向けて給送する
シート給送方式は印刷機や電子写真複写機やフア
クシミリ装置の給紙部に用いられ、公知の技術と
して知られている。
前記技術の一例を第1図によつて説明する。図
に示されるようにシート載置台1は、積重ねられ
たシートAのうち、最上位のシート、たとえばシ
ートA10がシート搬送路2に向けて搬送されたと
きには、図示されない機構により、シート一枚分
上昇し、常に最上位にあるシートを一定空間位置
に存在せしめるようになつている。最上位のシー
トA10の先端部(シート搬送路2寄りの部分)上
方には、紙面を貫ぬく方向に並ぶ複数個の吸盤3
が配設されている。この吸盤3は空気を吸引して
おり、矢印B1に示すように下降して最上位のシ
ートA10を吸引する。シートA10を吸引した吸盤
3は次に、矢印B2に示すように上昇してから、
今度は矢印C1に示すように移動し、前記シート
A10をシート搬送路2に向けて進行する。そして
シートA10の先端は、レバー7で持上げられた送
りローラ5aにより形成される送りローラ5a,
5bの隙間に挿入される。吸盤3の移動はこの位
置で停止し、シートA10を解放してから矢印C2
示すように移動して原位置に復帰する。一方、シ
ートA10はガイド板4に支えられるとともに、レ
バー7で押下げられる結果圧接させられた送りロ
ーラ5a,5bに挾まれて先端から順にシート搬
送路2に沿つて目的の位置に向けて給送される。
前記サイクルを繰返えしながら、シート載置台1
上のシートは、1枚ずつ、給送されていく。
なお、前記サイクルにおいて吸盤3による空気
吸引のメカニズムについて説明すると、吸盤3と
一体の吸気筒6は図示されない吸気パイプに連通
していて、真空ポンプの作動により、吸気パイ
プ、吸気筒6、吸盤3等を通じて吸盤3近傍の空
気が吸引されるようになつている。
ところで、以上説明した従来技術においては、
真空ポンプが大型で大きな空間を占有するので、
シートの吸着力という点では問題ないが、給紙装
置の大嵩化とコスト高を招き、騒音が大きく事務
機等の用途には不適であり、また電力消費が大き
いという欠点があつた。また前記吸気筒をカム等
で作動させる方式では、吸気筒を作動させるため
に大きな力が必要であり、カム等を駆動するモー
タが大型化する欠点があつた。また、紙には少な
からず通気性があるため、吸着された紙或いは吸
盤の周縁から空気が流入して吸着力が弱くなると
いう問題点もある。
本発明は、以上のような欠点を克服するために
なされたものであつて、目的は簡単な構成で安定
した吸着力が得られしかも小嵩化できる安価な吸
盤式給紙装置を提供することにある。
かかる目的は、シートを負圧により吸盤に吸着
させて給紙する吸盤式給紙装置において、シート
を吸着する吸盤と、この吸盤を一端に固定した中
空の第1筒体と、この第1筒体と同軸状に連通さ
れ且つ摺動自在に密嵌された中空の第2筒体と、
上記第1筒体と第2筒体とを互いに離間させるた
めの付勢手段と、上記第1筒体と第2筒体の少な
くとも一方に設けられていて、両筒体を上記付勢
手段に抗して摺動させたとき、筒体内の空気を吐
出する向きにのみ開く弁手段とを備え、上記吸盤
をシートに押付けたまま、上記第2筒体をシート
から離間する向きに移動させたとき、上記第1筒
体と第2筒体とを互いに離間させることによつ
て、弁手段を閉じて第1、第2筒体内を共に負圧
が発生することを特徴とする吸盤式給紙装置、及
び前記装置であつて、第1筒体と第2筒体の少な
くとも一方に設けられた負圧解除弁と、この負圧
解除弁を開放する手段を追加したことを特徴とす
る吸盤式給紙装置によつて達成される。
すなわち、本発明の特徴は、第1図において図
示されない真空ポンプや吸気パイプを廃止し、そ
の代りに、吸盤3が矢印B1に示すように下降し
てシートA10に密着したあと、矢印B2に示すよう
に上昇するときに負圧を発生する手段を、給紙動
作完了後に前記負圧を解除する手段を吸気筒6に
付加してなる吸盤組立体を有することである。
以下、図示の一実施例につき第2図から第4図
を用いて詳細に説明する。
吸盤組立体Dは、第1筒体としての内筒10
と、内筒10の一端に嵌着した吸盤12と、内筒
10の他端部を密嵌する第2筒体としての外筒1
4と、外筒14に設けられた吐出弁18及び負圧
解除弁19などから成つている。内筒10は、そ
の下端部10aに環状溝11が形成され、この環
状溝11には、ゴムまたはゴム同等品からなる吸
盤12が、自己の弾力により高い気密性をもつて
嵌着されている。吸盤12は下方に拡がる円筒体
であつて、肉厚は下端に近づくほど薄くなつてお
り、内面12aは平滑に仕上げられてあつて、シ
ートとの密着性、気密性が高められるようになつ
ている。また内筒10の外表面は精密に仕上げら
れてあり、上端部近傍には二本の周溝10b,1
0cが形成され、これらの周溝にはゴムまたはゴ
ム同等品からなる気密リング13,13が嵌着さ
れ、これらのリングを介して外筒14が嵌挿され
るようになつている。また内筒10の上端部に
は、突起10dが形成され、付勢手段としてのつ
るまきばね15下端部のガイドの役目を果すよう
になつている。
外筒14は、下端部が開口され、上端部14a
には吐出孔16を、上端部近傍には軸方向に直交
する向きに負圧解除孔17を有する筒状体で、内
面は精密に仕上げられている。上端部14aの下
面には突起14cが形成され、つるまきばね15
の上端部をガイドしている。上端部14aの上面
には、弁手段としての吐出弁18が自重又は図示
されないばねによつて、平生吐出孔16を閉じる
向きの習性を与えられて支持されている。負圧解
除弁19は、同じように平生負圧解除孔17を閉
じる向きの習性を与えられて外筒14に支持され
ている。そして負圧解除孔17近傍の枢支点20
のまわりに、負圧解除弁19が揺動可能なように
構成され、バキユームヘツドDが第1図に示す矢
印C1方向への移動終りの位置において、装置本
体の不動の突起(第4図参照)21に、負圧解除
弁19の一端19aが衝合して、負圧解除弁19
は二点鎖線の位置に揺動し負圧解除孔17が開口
するようになつている。
つるまきばね15は、前述のように、下端部は
内筒10の突起10dに嵌着され、上端部は外筒
14の突起14cに嵌着されているから、内筒1
0は外筒14からばね15の弾力によりその自由
長に達するまで押出されようとする。しかし完全
に押出されて離脱しないように図示されないスト
ツパー手段が設けられている。そしてバキユーム
ヘツドDは、第1図に例示したサイクルを図示し
ない機構によつて動作するように構成されてい
る。
以上のように構成された吸盤式給紙装置の作用
について説明する。第2図は内筒10がばね15
の弾力により外筒14から十分に押出された状態
で、かつ吸盤3の先端縁が最上位のシートA1
接触した状態を示している。このとき吐出弁1
8、負圧解除弁19は吐出孔16、負圧解除孔1
7をそれぞれ閉じているから、装置内部には密室
が形成され、しかもばね15が十分に伸びた状態
にあるからこの密室の容積は最大となる。
次に、第3図においてバキユームヘツドDが第
1図における矢印B1の方向に下降すると、まず
吸盤12が撓み内筒10の下端面が最上位のシー
トA1に当接し、さらに外筒14がばね15の弾
圧力に抗して下降すると、前記密室の容積は縮少
する。密室の容積が減少すると、密室内の空気は
吐出弁18及び負圧解除弁19を開き、吐出孔1
6及び負圧解除孔17を経て外気へ押出される。
バキユームヘツドDの下降が停止すると、吐出弁
18及び負圧解除弁19は再び吐出孔16及び負
圧解除孔17を閉じる。
次に、第1図における矢印B2の方向に上昇す
ると、第4図において容積が減少した密室には、
ばね15の弾力により内筒10を外筒14から押
出そうとして元の容積に戻ろうとする力が働くか
ら、密室は減圧状態になり、吸盤12はシート
A1を吸着することになる。この場合シートが比
較的表面性が良好で、通気性が少ないと僅かな減
圧でもシートを吸着することができる。さらに、
第1図における矢印C1の方向に移動すると、第
1図において、シートA1の先端はレバー7で持
上げられた送りローラ5aにより形成される送り
ローラ5a,5bの隙間に挿入されるが、同時に
不動の突起21に負圧解除弁19の上端部19a
が衝合して、枢支点20を中心として負圧解除弁
19が揺動して負圧解除孔17を開放する。負圧
解除孔17が開放されると、外筒14内の負圧が
解除されるから、吸盤12は吸着力を失ないシー
トA1は吸盤12から離脱される。吸盤12がシ
ートA1を解放してから、バキユームヘツドDは
第1図における矢印C2方向に移動して第1図に
示すような原位置に復帰する。
紙の厚さ、表面性及び通気性に応じて、密室の
空間容積及びばねの弾力を適宜に設定することが
できる。
また、本実施例では、吐出弁の他に負圧解除弁
を設けたが、負圧解除弁は吐出弁の機能をも兼ね
ているから、吐出弁を省略してもよい。各弁は内
筒10又は外筒14の何れに設けてもよいし、ま
た内筒、外筒の何れにも設けて差支えない。
また本発明のバキユームヘツドを適用する給紙
装置の構成は、第1図に示す以外のものであつて
よいことは勿論である。
以上のように、本発明によれば、大型の真空ポ
ンプを備える必要がないから、機械が小嵩化で
き、また安価に提供できる。また真空ポンプ個有
の騒音がなく、事務機用に適しており、また駆動
モータ用の電力消費もないから省エネルギー効果
が大きい。更に、二重の筒体を互いに離間する向
きに付勢する簡単な構造でありながら、紙の通気
性や吸盤の周縁からの空気流入による負圧の減少
を自動的に補償して安定した吸着力を得ることが
できる。
すなわち、第1筒体と第2筒体からなる二重筒
体構造を採用したことによつて、吸盤をシートに
圧着する前(第2図参照)と圧着した後(第3図
参照)とでは、両筒体で形成される容積の差が大
きく変化するので大きい負圧が得られ、これに加
えて、付勢手段が、上記両筒体を互いに離間する
ように付勢しているから、シートの通気性や吸盤
の周縁から空気が流入しても、筒体内はシートを
吸着するに充分な負圧に保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は吸盤式給紙装置の作用説明図、第2図
から第4図までは、本発明の吸盤式給紙装置に適
用されるバキユームヘツドの作用を示す一部拡大
断面図である。 10…内筒、12…吸盤、14…外筒、15…
ばね、18…吐出弁、19…負圧解除弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シートA1を吸盤に吸着させて給紙する吸盤
    式給紙装置において、 シートA1を負圧により吸着する吸盤12と、 この吸盤12を一端に固定した中空の第1筒体
    10と、 この第1筒体10と同軸状に連通され且つ摺動
    自在に密嵌された中空の第2筒体14と、 上記第1筒体10と第2筒体14とを互いに離
    間させるための付勢手段15と、 上記第1筒体10と第2筒体14の少なくとも
    一方に設けられていて、両筒体を上記付勢手段1
    5に抗して摺動させたとき、筒体内の空気を吐出
JP8031779A 1979-06-26 1979-06-26 Sucking type paper feeder Granted JPS567848A (en)

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JP8031779A JPS567848A (en) 1979-06-26 1979-06-26 Sucking type paper feeder

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JPS567848A JPS567848A (en) 1981-01-27
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