JPS6216298Y2 - - Google Patents

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JPS6216298Y2
JPS6216298Y2 JP1982110214U JP11021482U JPS6216298Y2 JP S6216298 Y2 JPS6216298 Y2 JP S6216298Y2 JP 1982110214 U JP1982110214 U JP 1982110214U JP 11021482 U JP11021482 U JP 11021482U JP S6216298 Y2 JPS6216298 Y2 JP S6216298Y2
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JP
Japan
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pin
groove
hole
spring
plate
Prior art date
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Application number
JP1982110214U
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English (en)
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JPS5917189U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は板材搬送用グリツプピンに関わり、更
に詳細には比較的小形軽量で板材の面積内に少な
くとも1つの穴を有する板材を搬送する簡単な構
造のグリツプピンに関するものである。
従来板材を浮上させて空中を移送する場合は、
把持爪による把持、真空カツプによる吸着、磁気
的な吸着が使用されているが何れも正或いは負の
空圧源や電源からの配管、配線を要し、装置が大
きくなつたり回動に制限があつたりして不自由で
あつた。
本考案は弾材が内蔵する付勢力を利用した簡単
で小形化できる板材搬送機構を提供するもので以
下にその好適実施例を図面にもとづいて詳細に説
明する。
第1図は実施例装置の断面正面図で、総括的に
示すグリツプピン1は、例えば産業ロボツトなど
のアームの先端部3にフランジ部5と環状キヤツ
プ7とを一体的に備えたスライドブツシユ9を装
着し、その中に、環状キヤツプ7を貫く小径部1
1と、スライドブツシユ9の内壁を滑動自在な大
径部13を備えたピン15が挿入してあり、小径
部11が環状キヤツプ7を貫いた上端にナツト部
材17を螺合してある。
また環状キヤツプ7とピン15の小径部11が
大径部13に移行する段部19との間に弾材21
を圧縮して設けてある。
なお上記したナツト部材17と環状キヤツプ7
との間には例えばOリング等の衝撃緩衝体23が
嵌装してある。
ピン15の下端は板材25の穴がピン15の芯
とずれていても板材25が水平方向にずれ動いて
整合するように円錐状に形成してあり、大径部1
3の下方にはピン15の軸芯をを横切る1つの断
面角形の貫通孔27が穿つてある。
この大径部の上方には上記した貫通孔27と同
じ平行方向に互いに180度離れた浅い角穴29が
2ケ所設けてあつて、角穴29の下面から貫通孔
27の上面の間のピン15の外周には軸芯と平行
する溝31が設けてある。
第1図、第2図に示したように、上記した角穴
29はピン15が弾機21の付勢力によつてナツ
ト部材17が衝撃緩衝体23を介してスライドブ
ツシユ9の環状キヤツプ7に当接した状態でもス
ライドブツシユ9の下端より下らない位置にあ
り、且つ角穴29、溝31、貫通孔27の巾は板
ばね33の巾より僅かに大きく、溝31の深さは
板ばね33の厚さより僅かに大きく設けてある。
上記のような角穴29に両端を遊嵌し溝31を
経て貫通孔27を貫いて板ばね33がその内蔵す
る付勢力で溝31の下方ではピン15の大径部1
3よりなお外方に突出するように取りつけてあ
る。
上記板ばね33の下部側には、第1図に示され
るうよに、上端部より外方へ突出した円弧状の突
出湾曲部が形成されている。
かくて搬送すべき板材25を穴を備えた支台3
5上に置き、ロボツトアームなどの先端部3を上
方から接近させれば、第3図に示したように板材
25の穴にピン15の下端を押し込むことがで
き、その場合に板ばね33は内蔵する付勢力で板
材25の穴の下方では外方にピン15の大径部1
3より突出して突出湾曲部を形成しているから、
第4図に示したようにロボツトなどの先端部3を
上昇させるだけで板材25は支台35を離れて水
平姿勢のままで浮上させられる。
次に第5図に示したように所望の位置にあるテ
ーブル37或いは材料の上にロボツトなどの先端
部3が板材25を搬送してピン15の下端をテー
ブル37面上に当接させれば、ピン15の段部1
9は弾機21を圧縮してピン15が上昇し、板ば
ね33は角穴29、溝31、貫通孔27の中に埋
没して板材25はロボツトなどの先端部3の下面
に押されてテーブル37上に落下するのである。
以上詳記した本考案の実施例装置は、例えば平
ワツシヤーとか、短冊形の平板などの両端近くに
穴を持つた板材を浮上させて搬送する場合に空圧
源からの配管とか電気配線を必要とせず簡単で小
形に構成できて搬送装置の回動などに制限を及ぼ
すことがない効果を得たのである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりでありから、その記載より明
らかなように、本考案においては、板材搬送装置
の先端部の孔内に上下動自在に嵌入支持されたピ
ンが下方向へ付勢されており、かつピンの下端部
は錐形状に形成してある。上記ピンの前記孔に対
して出入自在な下部付近の周面には軸芯と平行な
溝が形成してあり、この溝の上部に上端部を支承
されたばねが溝に対して没入自在かつばねの下部
側が溝から常に突出するように付勢されている。
そして、ばねの下部側には上端部より外方に突出
した突出湾曲部が形成されているものである。
したがつて本考案によれば、板材の孔内にピン
を差し込むとき、ピンの下端部が錐形状であるこ
とにより容易に差し込むことができ、かつ板材が
ばねの下部の突出湾曲部を越えた後には、板材は
上記突出湾曲部によつて確実に支持されることと
なり、板材の搬送時に板材が落下するようなこと
がないものである。また、ピンから板材を離脱す
べくピンを孔内に相対的に上昇するとき、ばねは
ピンの溝内に没入されることとなつてピンを円滑
に上昇することができ、ピンからの板材の離脱が
容易に行なわれ得るものである。さらに、ピンか
ら板材を離脱した後、板材搬送装置を上昇せしめ
ると、付勢力によつてピンが下方向に突出される
ので、板材を離脱した後直ちに板材搬送装置の原
位置への復帰を行なうことができ、板材の搬送を
より高速化し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の断面正面図、第
2図は第1図の−断面矢視図、第3図、第4
図、第5図は作動説明図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明、1……グ
リツプピン、11……小径部、13……大径部、
15……ピン、19……段部、21……弾機、2
7……貫通孔、29……角穴、31……溝、33
……板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材搬送装置の先端に設けられた上下方向の孔
    内に、下端部を錐形状に形成したピン15を上下
    動自在に嵌入支持して設けると共にピン15を下
    方向へ付勢して設け、前記ピン15が前記孔に対
    して出入自在な下端部付近の周面に軸芯と平行な
    溝31を形成して設け、上記溝31の上部に上端
    部を支承されたばね33を溝31に対し没入自在
    に設けると共にばね33の下部側が溝31から常
    に突出するように付勢して設けると共に、ばね3
    3の下部側に上端部より外方へ突出した突出湾曲
    部を形成してなることを特徴とする板材搬送用グ
    リツプピン。
JP11021482U 1982-07-22 1982-07-22 板材搬送用グリツプピン Granted JPS5917189U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11021482U JPS5917189U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 板材搬送用グリツプピン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11021482U JPS5917189U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 板材搬送用グリツプピン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5917189U JPS5917189U (ja) 1984-02-02
JPS6216298Y2 true JPS6216298Y2 (ja) 1987-04-24

Family

ID=30256420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11021482U Granted JPS5917189U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 板材搬送用グリツプピン

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JP (1) JPS5917189U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5917189U (ja) 1984-02-02

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