JPS6320428Y2 - - Google Patents

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JPS6320428Y2
JPS6320428Y2 JP1980103976U JP10397680U JPS6320428Y2 JP S6320428 Y2 JPS6320428 Y2 JP S6320428Y2 JP 1980103976 U JP1980103976 U JP 1980103976U JP 10397680 U JP10397680 U JP 10397680U JP S6320428 Y2 JPS6320428 Y2 JP S6320428Y2
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JP
Japan
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vacuum cup
vacuum
grip
sheet material
rod
Prior art date
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Expired
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JP1980103976U
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JPS5726929U (ja
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機械例えばプレスに用いるシート材を
搬送するバキユームシリンダのバキユームカツプ
取付金具に関するものである。
従来、例えば第1図に示すようにホールド装置
2に支えたシート材3をバキユームシリンダ1で
吸着して搬送する場合に、シート材3は両側端で
支えられているため撓み、その上面は曲線状をな
しており、かつ、シート材3は必ずしも両面が平
滑な平板状に限られるものではなく、部分的に突
部(たぼ)を有するもの、中央部の溶接部分が厚
くなつたもの、その他外周部を薄くして材料の歩
溜りを向上させるものなど多様であり、積み重ね
た上面の曲線状部分の傾斜は上位のものから下位
のものまで種々に変化し、また個々に搬送する場
合にも種々に変化し、バキユームカツプを固定し
たバキユームシリンダではバキユームカツプが硬
質のゴム製で多少の柔軟性を持つていても吸着に
失敗し、また押しつけ過ぎればシート材を変形さ
せることが多かつた。これを改善しようとしてバ
キユームシリンダのロツドに孔の開いた柔軟性の
ある球を通し、この球を二つ割りにした球面座で
締めつけて固定し、その都度シート材の面に沿う
ようにバキユームシリンダを固定し直して使用す
るもの実開昭55−33648号公報により公知となつ
た“プレス間搬送装置における吸着グリツパ”が
考案されているが、用途が限定され、また実開昭
53−145070号公報で公知となつた“吸着具”は、
シート材の上面の傾斜が搬送するごとに変化する
ものに対して考案されたものであるが、ロツドと
バキユームカツプ間を連結するゴムの弾性が小さ
く柔軟性が不足して首振りが不十分で確実な吸着
がえられず、柔軟性を十分とすれば吸着具の下面
の水平が不確実となり、経年変化による柔軟性の
変化もあつて実用化されていない。
本考案の目的はこれらの欠点を除き、シート材
にバキユームシリンダを軽く押しつけるだけでバ
キユームカツプがシート材の曲面に適合する方向
に姿勢を変えることができ、シート材の吸着を確
実にすると共に、シート材を外した後はバキユー
ムカツプが自動的に復帰する構造簡単で実用上極
めて便利なバキユームカツプ取付金具を提供する
ことにある。以下本考案の実施例について図面を
参照しながら詳細に説明する。
第2図には、バキユームシリンダ1が示されて
いる。バキユームカツプ4はその開口と反対側の
軸心にねじがあつて、それに円筒状のグリツプ5
の一端のねじをねじ込んで固定する。球面部材6
は中心部の孔をグリツプ5の外径に嵌合して固定
され、保持具11の前端部に設けた球面座7に滑
合状態で支承されている。従つてバキユームカツ
プ4はこれらの作用によつて或る角度の範囲内で
自由に首を振ることができる。グリツプ5の他端
にはばね座9が取付金具10によつて固定されて
いる。ばね座9と保持具11との間にはスプリン
グ8が介在してバキユームカツプ4とグリツプ5
とを一体としてその軸線方向に付勢している。ス
プリング8の力はばね座9の全周にほぼ均等な力
で働くので、バキユームカツプ4に外力を与えて
首を振らせた後、外力を取り除くと自動的にその
中心軸が保持具11の中心軸と一致する方向に復
帰する。取付金具10の一端は細い管状となつて
いて、これにフレキシブルホース12が取り付け
られ、バキユームカツプ4、グリツプ5及び取付
金具10の中心孔と連通する。フレキシブルホー
ス12は閉止弁を介して負圧タンク(図示せず)
に連結され閉止弁を開とするとバキユームカツプ
4内が負圧となりカツプ前面に接したシート材を
吸着する。保持具11はフレキシブルホース12
をその中心孔に内蔵するロツド13の先端に固定
されている。スプリング8は複数設けてグリツプ
5の軸線と直角方向に付勢するものとすることも
できる。
次に作用について述べれぱ、バキユームカツプ
4がカツプ前面と傾斜した角度を持つシート材3
に第1図に示す状態で下降して押し当てられる
と、球面部材6と球面座7との作用によりシート
材3の傾斜面にならつてバキユームカツプ4が首
を振る。閉止弁(図示せず)を開きバキユームカ
ツプ4の内側が負圧となると確実にシート材3を
吸着する。搬送が終り閉止弁が切換えられるとバ
キユームカツプ4はシート材3から離れバキユー
ムシリンダ1が持ち上げられるとスプリング8の
作用によりバキユームカツプ4は保持具11と軸
線が一致する方向に自動的に復帰する。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、バキユームカツプが首振り自在で、傾斜した
シート材に軽く押しつければ容易にその傾斜にな
らつて首を振り、吸着が確実で、かつシート材を
離した後はバキユームカツプが自動的に復帰す
る、構造簡単なバキユームカツプ取付金具がえら
れ、実用上その効果と利益は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はバキユームシリンダの使用状態の説明
図、第2図はバキユームシリンダの断面側面図。 1はバキユームシリンダ、2はホールド装置、
3はシート材、4はバキユームカツプ、5はグリ
ツプ、6は球面部材、7は球面座、8はスプリン
グ、9はばね座、10は取付金具、11は保持
具、12はフレキシブルホース、13はロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツドの下端にバキユームカツプを設けるシー
    ト材搬送用のバキユームシリンダにおいて、バキ
    ユームカツプの軸線に沿つて開口と反対側に延び
    る円筒状のグリツプと、該グリツプの中間部外周
    に同心に設けた球面部材と、バキユームシリンダ
    のロツド下端に同心に固設され、前記球面部材を
    滑合させる球面座を有し、前記バキユームカツプ
    を首振り自在に支承する保持具と、該保持具と前
    記グリツプ間に張架され、グリツプと一体となつ
    たバキユームカツプを保持具と同心に保持するよ
    う付勢するスプリングとを具備することを特徴と
    するバキユームカツプ取付金具。
JP1980103976U 1980-07-24 1980-07-24 Expired JPS6320428Y2 (ja)

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JP1980103976U JPS6320428Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24

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JP1980103976U JPS6320428Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS5726929U JPS5726929U (ja) 1982-02-12
JPS6320428Y2 true JPS6320428Y2 (ja) 1988-06-07

Family

ID=29465361

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533648B2 (ja) * 1976-05-21 1980-09-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533648U (ja) * 1978-08-22 1980-03-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533648B2 (ja) * 1976-05-21 1980-09-02

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Publication number Publication date
JPS5726929U (ja) 1982-02-12

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