JPH082509A - 農産物の吸着保持体 - Google Patents
農産物の吸着保持体Info
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- JPH082509A JPH082509A JP13872794A JP13872794A JPH082509A JP H082509 A JPH082509 A JP H082509A JP 13872794 A JP13872794 A JP 13872794A JP 13872794 A JP13872794 A JP 13872794A JP H082509 A JPH082509 A JP H082509A
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Abstract
等)に左右されることなく確実に吸着保持することので
きる農産物の吸着保持体を提供すること。 【構成】 農産物を真空吸引力により吸着保持する吸着
保持体であって、柔軟性ゴムで蛇腹状に形成された吸着
主体1の吸引開口部6近くに吸引開口部6が閉塞しない
ように保持する補強材7を装着して構成する。
Description
めする箱詰め装置の吸着保持部に好ましく用いられるも
ので、特に胡瓜、人参、茄子等の長物農産物を確実に吸
着保持するのに適した農産物の吸着保持体に関するもの
である。
等においては、選別装置で選別された農産物を自動的に
箱内に詰める箱詰め装置が人手に代わる手段として普及
されている。この箱詰め装置には、農産物を所定数まと
めて同時に取り上げるいわゆる真空吸着式の吸着盤が複
数備えられている。この吸着盤は、図7、図8に示すよ
うに軟質ゴム性で蛇腹状またはカップ状に形成されたも
のが一般に用いられ公知である。
形形状に無限の変化を有する農産物を、同一仕様の吸着
盤によりそれぞれが同じように吸着保持するためには、
吸着盤の肉厚をできるだけ薄く柔らかくして農産物の無
限の変化に富む被吸着面と密着できるようにしている。
着盤によると、被吸着面に対する密着性が高まるものの
薄く柔らかであるため、真空圧によってはその吸着盤の
弾性力を保持することができず、吸着盤の胴部または吸
引開口部が閉塞されてしまうという現象が発生してい
た。(図9参照)。
あまり変化の大きくないものに使用が限られると共に、
常に安定して吸着することができず吸着ミスを繰り返し
ていた。
の補助作業を依然として必要とし、箱詰め装置が普及さ
れたにもかかわらず合理化に到っていないという問題を
抱えていた。
の有する多様な性状(大きさや形状等)に左右されるこ
となく確実に吸着することができると共に、吸着保持体
と農産物との吸着中心が若干ずれていても確実に吸着す
ることのできる農産物の吸着保持体を提供することにあ
る。
に、請求項1の農産物の吸着保持体は、吸引開口部の先
端を被吸着面に密着させて農産物を真空吸着する吸着保
持体であって、柔軟性ゴムで蛇腹状に形成された吸着主
体の吸引開口部近くに吸引開口部の形状を保持する補強
材を装着してなるものである。
着保持体により、吸引開口部の先端を農産物の被吸着面
に密着させて吸引すると、柔軟性ゴムで蛇腹状に形成さ
れた吸着主体の内部が真空化してその真空吸引力により
吸引開口部に農産物が密着されて保持される。この保持
の際に吸引開口部は、補強材によりその形状が保持され
ているので閉塞することがない。したがって、被吸着面
に凹凸がありしかも大きさ(重量)もまちまちな農産物
でも確実に吸着することができる。
いて説明する。
可能な蛇腹状に形成された吸着主体であり、柔軟性を有
するゴム部材を用いて成型などにより一定の形に加工さ
れている。図面の吸着主体1は蛇腹が3段状になってい
るが限定するものではない。更に、実施例の吸着主体1
の胴部の形状は胡瓜Sの形状に合わせて長円筒状に形成
したが、限定するものではなく農産物の形状に合わせて
適宜設定することができる。
である。この吸気口2には吸気路を有するホルダ3が接
続されており、このホルダ3により吸着主体1を吊持す
るようになっている。そしてこのホルダ3には、配管器
4を介して吸気管5が接続されている。この吸気管5は
図示しない真空発生器と接続されている。
口部であり、この吸引開口部6で胡瓜Sを保持するよう
になっている。この吸引開口部6は、長円状の開口61
とその外周縁に肉厚が薄く形成された唇縁部62とから
形成されている。
用いられ、前記吸引開口部6の形状を保持するようにそ
の形状に倣って略四角形に形成されている。そして、こ
の補強材7は、前記3段状の蛇腹の最も吸引開口部6に
近い段(最下段)の内方に装着されている。この補強材
7は、実施例ではバネ部材を所定の形(略四角形)に折
り曲げて形成したが限定するものではなく、例えば、吸
引のための孔を有する軽量薄板材(不図示)を略四角形
に形成したものであってもよい。
加工する際に一体にはめ込むこともできるものである。
わせてその開口61が長円状になるように構成したが、
農産物の種類によって適宜設定することが好ましい。
て説明する。
着面に接触させるように接近させると、吸引開口部6の
唇縁部62が吸着主体1の蛇腹の作用により胡瓜Sの被
吸着面にソフトに押しつけられて胡瓜Sの被吸着面に密
着する。そして、吸着主体1の内部が真空化するとその
真空吸引力により、胡瓜Sが開口61に吸引される。
(図5、図6参照)。
に吸引された際における吸引開口部6は、補強材7によ
りその形状がくずれないように保持されておりその開口
61及び唇縁部62が閉塞することがない。したがって
この吸引開口部6で密着保持された胡瓜Sは確実に保持
される。
柔軟性ゴムで蛇腹状に形成された吸着主体の吸引開口部
近くに吸引開口部の形状を保持する補強材を装着してい
るので、吸引開口部が閉塞することがない。このため吸
引開口部の先端を薄く形成して農産物の複雑な凹凸に密
着させて真空度を高めることができ、農産物をその大き
さや、形状等に左右されることなく確実に吸着保持する
ことができる。
ることができることによって、箱詰め時における人手の
補助作業を省力化することができる。
着されているので、蛇腹状に形成された吸着主体の胴部
は左右方向に自由に移動する機能を有する。したがって
吸着主体は、農産物との吸着中心が若干ズレていてもそ
れに倣って押圧し正確に吸着することができる。
正面図である。
面図である。
す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 吸引開口部の先端を被吸着面に密着させ
て農産物を真空吸着する吸着保持体であって、柔軟性ゴ
ムで蛇腹状に形成された吸着主体の吸引開口部近くに吸
引開口部の形状を保持する補強材を装着してなる農産物
の吸着保持体。 - 【請求項2】 前記農産物は長物農産物であり、前記吸
着主体は長円筒状に形成されたものであることを特徴と
する請求項1記載の農産物の吸着保持体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13872794A JP3243122B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 農産物の吸着保持体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13872794A JP3243122B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 農産物の吸着保持体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082509A true JPH082509A (ja) | 1996-01-09 |
JP3243122B2 JP3243122B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=15228749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13872794A Expired - Fee Related JP3243122B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 農産物の吸着保持体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243122B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201536A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 真空吸着パッド |
JPWO2017017750A1 (ja) * | 2015-07-27 | 2017-07-27 | 株式会社ニレコ | 青果物把持具 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP13872794A patent/JP3243122B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010201536A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 真空吸着パッド |
JPWO2017017750A1 (ja) * | 2015-07-27 | 2017-07-27 | 株式会社ニレコ | 青果物把持具 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3243122B2 (ja) | 2002-01-07 |
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