JPH0140667Y2 - - Google Patents

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JPH0140667Y2
JPH0140667Y2 JP1983130460U JP13046083U JPH0140667Y2 JP H0140667 Y2 JPH0140667 Y2 JP H0140667Y2 JP 1983130460 U JP1983130460 U JP 1983130460U JP 13046083 U JP13046083 U JP 13046083U JP H0140667 Y2 JPH0140667 Y2 JP H0140667Y2
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paper cup
paper
claws
jig
pair
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は紙カツプの製造ライン等において、紙
カツプを移送するために用いる紙カツプの受渡し
治具に関する。
紙カツプの製造において、雄型上で紙カツプに
所定の加工(例えば底カール、底締め、口径部プ
レカール等)を行つた後、この紙カツプを次の加
工(例えばトツプカール等)のため、雌型に移送
することがある。この紙カツプの受渡しを行うた
め、従来は第1図に示すように、雄型(図示せ
ず)上の紙カツプ1の底紙2をバキユームサツカ
ー3で吸着保持し、該サツカー3を上方に移動さ
せて紙カツプを雄型上方に位置決めされている雌
型内に挿着することが行われている。ところがこ
のようなバキユームサツカーは次の欠点を有して
いた。即ち、 (1) 第2図に示す底紙なしのカツプは受渡しでき
ない。
(2) 底紙を吸着して雄型からの抜取りと雌型への
挿着を行なう際に第3図に示すように底紙の変
形を伴ないカツプ内容積に変化を与える。
(3) 第4図に示す如く、予め底紙に凹凸を設けた
カツプでは吸着不良を発生する。
(4) 第5図に示す如く、底に穴を設けたカツプは
吸着できない。
本考案はかかる従来技術の欠点を解消せんとす
るもので、底紙のない紙カツプでも、凹凸や穴を
有する底紙をもつた紙カツプでも移送することが
でき、かつ移送中底紙を変形させることのない紙
カツプの受渡し治具を提供することを目的とす
る。
本考案になる紙カツプの受渡し治具は紙カツプ
の底部胴壁の外面に接触する内壁面を有する1対
の固定爪を備えた治具本体と、該治具本体に前記
1対の固定爪の間で枢動可能に保持された1対の
移動爪と、該1対の移動爪の間に設けられ、該移
動爪を固定爪に押し付けるばねとから成り、紙カ
ツプの底部胴壁を前記固定爪と移動爪の間に挟ん
で保持するように構成したことを特徴とする。
以下、第6図以下に示す本考案の実施例を詳細
に説明する。
第6図は雄型4上の紙カツプ1を、本考案の治
具6でその上方にある雌型5に受け渡す状態を示
す側断面図である。雌型4、雌型5はそれぞれ平
行かつ間欠的に移動しており、図示の受渡し位置
で両者の中心線が同一線上となり、停止する。
治具6は垂直に往復動する駆動棒7の下端に取
付られた治具本体8を有する。第7図でよくわか
るように、治具本体8は紙カツプ1の底部胴壁1
A外面に接触するようになつた内壁面9Aを有す
る1対の固定爪9を備えている。内壁面9Aは底
部胴壁1Aに良好に接触するよう凹曲面とするの
が好ましい。治具本体8の固定爪9の間の部分に
はピン穴10が形成され、ピン穴10に挿入され
るピン11により、1対の移動爪12が枢動可能
に連結されている。移動爪12は下端に固定爪9
の内壁面9Aに押し付けられるようになつた係合
部12Aが形成されている。1対の移動爪12の
間には圧縮コイルばね13が配置され、移動爪1
2をそれぞれ対向する固定爪9に押し付ける。な
お、図中14はピン11固定用の止めねじであ
る。
治具6は第6図に二点鎖線で示すように、雌型
5の上方から実線で示す雄型4のすぐ上の位置ま
で移動するものであり、治具6の移動の支障にな
らないよう、雌型5には1対の垂直溝15を形成
している。図示実施例では垂直溝15が雌型5の
全長に渡つて設けられているが、テーパの大きい
紙カツプの場合には垂直溝15を全長に設ける必
要はない。
次に上記装置によるカツプ受渡し動作を説明す
る。第6図において、通常、治具6は雌型5上方
の待機位置にある。雌型5、雄型4がそれぞれ間
欠的に動いて第6図の受渡し位置で停止すると、
治具6が雌型5を通り抜けて降下し、雄型上の紙
カツプ1の底部胴壁1Aを固定爪9と移動爪12
の間に挟み、ばね13の力により保持する。次い
で治具6が紙カツプ1を保持して上昇し、紙カツ
プ1を雄型から引抜く。治具6は更に上昇を続
け、停止中の雌型5を通り抜けてもとの位置に戻
る。この際、紙カツプ1は雌型5内の所定位置ま
で挿入されると、それ以上の上昇が阻止されるの
で、雌型内に残される。かくして、雄型から雌型
への紙カツプの受渡しが終了する。これらの動作
を繰り返し行なう事により連続して雄型から雌型
への紙カツプの移動が行われる。
以上の如く、本考案は固定爪と移動爪の間に紙
カツプの底部胴壁を挟んで紙カツプの移送を行な
うものであるので、底紙の有無にかかわらず良好
に紙カツプを移送でき、かつ移送中に底紙を変形
させることもない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による紙カツプの移送を説明
する概略図、第2図〜第5図はそれぞれ紙カツプ
の断面図、第6図は本考案の一実施例を示す側断
面図、第7図は本考案の治具及び雌型を示す分解
斜視図である。 1……紙カツプ、1A……底部胴壁、2……底
紙、4……雄型、5……雌型、6……治具、7…
…駆動棒、8……治具本体、9……固定爪、9A
……内壁面、12……移動爪、13……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙カツプの底部胴壁の外面に接触する内壁面を
    有する1対の固定爪を備えた治具本体と、該治具
    本体に前記1対の固定爪の間で枢動可能に保持さ
    れた1対の移動爪と、該1対の移動爪の間に設け
    られ、該移動爪を固定爪に押し付けるばねとから
    成り、紙カツプの底部胴壁を前記固定爪と移動爪
    の間に挟んで保持するように構成したことを特徴
    とする紙カツプの受渡し治具。
JP1983130460U 1983-08-25 1983-08-25 紙カツプの受渡し治具 Granted JPS6038724U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1983130460U JPS6038724U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 紙カツプの受渡し治具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983130460U JPS6038724U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 紙カツプの受渡し治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038724U JPS6038724U (ja) 1985-03-18
JPH0140667Y2 true JPH0140667Y2 (ja) 1989-12-05

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ID=30295265

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983130460U Granted JPS6038724U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 紙カツプの受渡し治具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230470U (ja) * 1988-08-12 1990-02-27

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JPS6038724U (ja) 1985-03-18

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