JP2597310Y2 - 中仕切り、蓋等を箱体に装着する装置 - Google Patents
中仕切り、蓋等を箱体に装着する装置Info
- Publication number
- JP2597310Y2 JP2597310Y2 JP1992093124U JP9312492U JP2597310Y2 JP 2597310 Y2 JP2597310 Y2 JP 2597310Y2 JP 1992093124 U JP1992093124 U JP 1992093124U JP 9312492 U JP9312492 U JP 9312492U JP 2597310 Y2 JP2597310 Y2 JP 2597310Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- partition
- insert
- swing
- lid
- Prior art date
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- Closing Of Containers (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、クレヨン、絵の具或い
は色鉛筆等に使用されている中仕切り、蓋等の比較的寸
法にばらつきがあり、その形が変形してしまうような挿
入物を箱体に装着する装置に関するものである。
は色鉛筆等に使用されている中仕切り、蓋等の比較的寸
法にばらつきがあり、その形が変形してしまうような挿
入物を箱体に装着する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クレヨン、絵の具或いは色鉛筆等
に使用されている中仕切り、蓋等の比較的寸法にばらつ
きがあったり、その形が変形してしまうような装着物
を、コンベア装置等から搬送されてくる箱体に挿入或い
は閉蓋する場合には、ピックアンドプレイス型ロボット
等に吸着装置を取り付け、その吸着装置により中仕切り
や蓋を把持し、搬送されてくる箱体に真上から挿入、閉
蓋していた。
に使用されている中仕切り、蓋等の比較的寸法にばらつ
きがあったり、その形が変形してしまうような装着物
を、コンベア装置等から搬送されてくる箱体に挿入或い
は閉蓋する場合には、ピックアンドプレイス型ロボット
等に吸着装置を取り付け、その吸着装置により中仕切り
や蓋を把持し、搬送されてくる箱体に真上から挿入、閉
蓋していた。
【0003】しかしながら、中仕切りや蓋等に寸法のば
らつき、搬送中の形の変形により、確実に箱体に挿入、
閉蓋できない場合があり、生産性を著しく低下させてい
た。
らつき、搬送中の形の変形により、確実に箱体に挿入、
閉蓋できない場合があり、生産性を著しく低下させてい
た。
【0004】そこで本願出願人は、搬送されてくる箱体
に中仕切りや蓋を斜め方向から挿入、閉蓋する装置とし
て、実公昭62−18385号を考案した。
に中仕切りや蓋を斜め方向から挿入、閉蓋する装置とし
て、実公昭62−18385号を考案した。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、蓋をテーブルから吸着把持する時に脚
部をテーブルに当接させるようにしている。その為、確
実に蓋を箱に挿入することはできるものの、前記脚部は
蓋の外周に設定しなければならず、装置全体が蓋(吸着
する物品)よりも大きく作成しなければならないという
問題点があった。
技術においては、蓋をテーブルから吸着把持する時に脚
部をテーブルに当接させるようにしている。その為、確
実に蓋を箱に挿入することはできるものの、前記脚部は
蓋の外周に設定しなければならず、装置全体が蓋(吸着
する物品)よりも大きく作成しなければならないという
問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、中仕切り等の挿入物を保持する
揺動板を上下動部材に取り付け、該揺動板と一体に下降
する揺動規制軸を係止するストッパーピンを設け、揺動
板の一端を上方に引っ張るスプリングを配設して挿入物
を斜状に保持し、排出コンベア上の箱体の一側内部に斜
状に挿入し、箱体の移動により挿入物を箱体内に押し込
むようにした中仕切り等の箱体に押し込む装置には斜め
方向から供給された挿入物の端部を係止する位置決めブ
ロックが設けられ、コンベアの移動方向を挿入物の傾き
の小さい方向から大きい方向にしたことを特徴とするも
のである。
決することを目的とし、中仕切り等の挿入物を保持する
揺動板を上下動部材に取り付け、該揺動板と一体に下降
する揺動規制軸を係止するストッパーピンを設け、揺動
板の一端を上方に引っ張るスプリングを配設して挿入物
を斜状に保持し、排出コンベア上の箱体の一側内部に斜
状に挿入し、箱体の移動により挿入物を箱体内に押し込
むようにした中仕切り等の箱体に押し込む装置には斜め
方向から供給された挿入物の端部を係止する位置決めブ
ロックが設けられ、コンベアの移動方向を挿入物の傾き
の小さい方向から大きい方向にしたことを特徴とするも
のである。
【0007】
【実施例】図1乃至図5は本願考案の一実施例で、可撓
性のプラスチック材質でできているクレヨンの中仕切り
を箱体に装着する装置である。基台1の中間部には、中
仕切り2を載置した受け皿4が紙面と直角方向より順次
搬送されてくる供給コンベア3が配置されている。又、
その供給コンベア3の上面には供給コンベア3の移動方
向と直角方向に摺動する中仕切り受け皿4が配置されて
いる。なお、その受け皿4はガイドレール5に沿って図
示せずの駆動源により移動する。又、その受け皿4はセ
ンサー6が中仕切り2を感知すると作動するようになっ
ている。
性のプラスチック材質でできているクレヨンの中仕切り
を箱体に装着する装置である。基台1の中間部には、中
仕切り2を載置した受け皿4が紙面と直角方向より順次
搬送されてくる供給コンベア3が配置されている。又、
その供給コンベア3の上面には供給コンベア3の移動方
向と直角方向に摺動する中仕切り受け皿4が配置されて
いる。なお、その受け皿4はガイドレール5に沿って図
示せずの駆動源により移動する。又、その受け皿4はセ
ンサー6が中仕切り2を感知すると作動するようになっ
ている。
【0008】一方、前記中仕切り受け皿4の移動位置
(図で右側)で上面対向位置には後述する本願考案の装
着装置7が配置されており、下面対向位置には位置決め
ブロック8が固定された排出コンベア9が配置されてい
る(図1、図2参照)。
(図で右側)で上面対向位置には後述する本願考案の装
着装置7が配置されており、下面対向位置には位置決め
ブロック8が固定された排出コンベア9が配置されてい
る(図1、図2参照)。
【0009】次に装着装置7について詳述する。基台1
に対して上下動可能に取り付けられた上下動部材10に
はブラケット11が固定されており、そのブラケット1
1の下方には揺動軸12が固定されている。そして、そ
の揺動軸12には揺動板13が回転自在に取り付けられ
ている。又、その揺動板13の両端には片側4個づつ8
個の物品ガイド部材14が固定されており、中間部には
4個の吸着装置15が固定されている。
に対して上下動可能に取り付けられた上下動部材10に
はブラケット11が固定されており、そのブラケット1
1の下方には揺動軸12が固定されている。そして、そ
の揺動軸12には揺動板13が回転自在に取り付けられ
ている。又、その揺動板13の両端には片側4個づつ8
個の物品ガイド部材14が固定されており、中間部には
4個の吸着装置15が固定されている。
【0010】又、前記ブラケット11中間部より突出し
た水平板23の孔24には鍔部16と脱落防止用の段部
16aを有する揺動規制軸17が摺動自在に配置されて
おり、その揺動規制軸17は第1の弾発部材18により
常に下方に付勢されている。又、前記ブラケット11と
揺動板13との間には第1の弾発部材18よりも小さい
弾発力の第2の弾発部材19が張設されている。なお、
第2の弾発部材19は揺動板13を上方に付勢させてお
くためのものである。
た水平板23の孔24には鍔部16と脱落防止用の段部
16aを有する揺動規制軸17が摺動自在に配置されて
おり、その揺動規制軸17は第1の弾発部材18により
常に下方に付勢されている。又、前記ブラケット11と
揺動板13との間には第1の弾発部材18よりも小さい
弾発力の第2の弾発部材19が張設されている。なお、
第2の弾発部材19は揺動板13を上方に付勢させてお
くためのものである。
【0011】又、前記基台1には揺動規制軸17の鍔部
16が当接するストッパーピン20がブラケット21を
介して取り付けられている。22は前記上下動部材10
が上下動するガイド部材であり基台1に固定されてい
る。
16が当接するストッパーピン20がブラケット21を
介して取り付けられている。22は前記上下動部材10
が上下動するガイド部材であり基台1に固定されてい
る。
【0012】次に動作について説明する。供給コンベア
3上には受け皿4に載置された中仕切り2が載置され、
紙面と直角方向より順次送られてくる。センサー6が所
定位置にきた中仕切り2を検知すると供給コンベア3が
停止する。次いで、定位置の受け皿4を別の駆動源で右
方向に摺動させ装着装置7の下方に停止させる。次い
で、上下動部材10が下降し、中仕切り2のみを部品ガ
イド部材14で位置決めしつゝ吸着装置15で吸着保持
する。吸着動作が確認されると上下動部材10は上昇
し、中仕切り受け皿4は左方向の元の位置に移動する。
この状態が確認されると上下動部材10が下降を始め
る。この下降の途中で揺動規制軸17の鍔部16がスト
ッパーピン20の上端に当接し、揺動規制軸17の下降
が停止する。次 いで、上下動部材10が更に下降すると
弾発部材19が揺動板13の右方部を上方に引っ張って
いるので揺動板13は揺動軸12を中心に左回転し、揺
動板13が傾斜状態で下降する。
3上には受け皿4に載置された中仕切り2が載置され、
紙面と直角方向より順次送られてくる。センサー6が所
定位置にきた中仕切り2を検知すると供給コンベア3が
停止する。次いで、定位置の受け皿4を別の駆動源で右
方向に摺動させ装着装置7の下方に停止させる。次い
で、上下動部材10が下降し、中仕切り2のみを部品ガ
イド部材14で位置決めしつゝ吸着装置15で吸着保持
する。吸着動作が確認されると上下動部材10は上昇
し、中仕切り受け皿4は左方向の元の位置に移動する。
この状態が確認されると上下動部材10が下降を始め
る。この下降の途中で揺動規制軸17の鍔部16がスト
ッパーピン20の上端に当接し、揺動規制軸17の下降
が停止する。次 いで、上下動部材10が更に下降すると
弾発部材19が揺動板13の右方部を上方に引っ張って
いるので揺動板13は揺動軸12を中心に左回転し、揺
動板13が傾斜状態で下降する。
【0013】揺動板13に吸着された中仕切り2が傾斜
した状態で図3の如く、中仕切り2の一端部2aが排出
コンベア9の位置決めブロック8に当接するまで上下動
部材10を更に下降させる。次いで、中仕切り2の一端
部2aを位置決めブロック8で位置決めされた箱体30
左内面に当接させた状態で吸着を停止させ、中仕切り2
を開放する。なお、排出コンベア9が傾きの小さい方か
ら大きい方(図で右側)に移動しているので、中仕切り
2の左端部が箱体30の左内面に当接するように押し込
まれ、箱体内に中仕切りを確実に装着できる。中仕切り
2が押し込まれるようにして位置決めされる。
した状態で図3の如く、中仕切り2の一端部2aが排出
コンベア9の位置決めブロック8に当接するまで上下動
部材10を更に下降させる。次いで、中仕切り2の一端
部2aを位置決めブロック8で位置決めされた箱体30
左内面に当接させた状態で吸着を停止させ、中仕切り2
を開放する。なお、排出コンベア9が傾きの小さい方か
ら大きい方(図で右側)に移動しているので、中仕切り
2の左端部が箱体30の左内面に当接するように押し込
まれ、箱体内に中仕切りを確実に装着できる。中仕切り
2が押し込まれるようにして位置決めされる。
【0014】
【考案の効果】本考案は、中仕切り等の挿入物を保持す
る揺動板を上下動部材に取り付け、該揺動板と一体に下
降する揺動規制軸を係止するストッパーピンを設け、揺
動板の一端を上方に引っ張るスプリングを配設して挿入
物を斜状に保持し、排出コンベア上の箱体の一側内部に
斜状に挿入し、箱体の移動により挿入物を箱体内に押し
込むようにした中仕切り等の箱体に押し込む装置には斜
め方向から供給された挿入物の端部を係止する位置決め
ブロックが設けられ、コンベアの移動方向を挿入物の傾
きの小さい方向から大きい方向にしたので、挿入物より
も小さな揺動板により確実に箱体に挿入物を挿入するこ
とができる。
る揺動板を上下動部材に取り付け、該揺動板と一体に下
降する揺動規制軸を係止するストッパーピンを設け、揺
動板の一端を上方に引っ張るスプリングを配設して挿入
物を斜状に保持し、排出コンベア上の箱体の一側内部に
斜状に挿入し、箱体の移動により挿入物を箱体内に押し
込むようにした中仕切り等の箱体に押し込む装置には斜
め方向から供給された挿入物の端部を係止する位置決め
ブロックが設けられ、コンベアの移動方向を挿入物の傾
きの小さい方向から大きい方向にしたので、挿入物より
も小さな揺動板により確実に箱体に挿入物を挿入するこ
とができる。
【図1】本考案の一実施例要部切断正面図である。
【図2】図1の供給コンベア部平面図である。
【図3】図1の装着装置の要部切断正面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】図3の平面図である。
1 基台 2 中仕切り 3 供給コンベア 4 受け皿 7 装着装置 9 排出コンベア 10 上下動部材 11 ブラケット 12 揺動軸 13 揺動板 15 吸着装置 17 揺動規制軸 18 弾発部材 19 弾発部材 20 ストッパーピン23 水平板 24 孔 30 箱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 7/28 B31B 1/90 301 B31B 11/00 B65G 47/91
Claims (1)
- 【請求項1】 中仕切り等の挿入物を保持する揺動板を
上下動部材に取り付け、該揺動板と一体に下降する揺動
規制軸を係止するストッパーピンを設け、揺動板の一端
を上方に引っ張るスプリングを配設して挿入物を斜状に
保持し、排出コンベア上の箱体の一側内部に斜状に挿入
し、箱体の移動により挿入物を箱体内に押し込むように
した中仕切り等の箱体に押し込む装置には斜め方向から
供給された挿入物の端部を係止する位置決めブロックが
設けられ、コンベアの移動方向を挿入物の傾きの小さい
方向から大きい方向にしたことを特徴とする中仕切り、
蓋等を箱体に装着する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093124U JP2597310Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 中仕切り、蓋等を箱体に装着する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093124U JP2597310Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 中仕切り、蓋等を箱体に装着する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653404U JPH0653404U (ja) | 1994-07-22 |
JP2597310Y2 true JP2597310Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=14073778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992093124U Expired - Lifetime JP2597310Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 中仕切り、蓋等を箱体に装着する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597310Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07115433B2 (ja) * | 1986-07-11 | 1995-12-13 | 東罐興業株式会社 | 分割式包装箱の組立て装置 |
JPH0788080B2 (ja) * | 1986-11-26 | 1995-09-27 | 東洋製罐株式会社 | 井桁組中仕切りの組立装置 |
-
1992
- 1992-12-26 JP JP1992093124U patent/JP2597310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653404U (ja) | 1994-07-22 |
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