JP3034481U - キャップ搬送装置の昇降ヘッド - Google Patents
キャップ搬送装置の昇降ヘッドInfo
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- JP3034481U JP3034481U JP1996007908U JP790896U JP3034481U JP 3034481 U JP3034481 U JP 3034481U JP 1996007908 U JP1996007908 U JP 1996007908U JP 790896 U JP790896 U JP 790896U JP 3034481 U JP3034481 U JP 3034481U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ホッパ内でキャップ同士が重合したり、様々な
方向を向き混雑状況となっていても、ホッパ底部の開口
部で垂直方向に慴動する昇降ヘッドシリンダの頭部に装
着された昇降ヘッドを作動させることによって、混雑状
況となっているキャップを攪拌し、キャップ搬送コンベ
アにその吸着を容易に行うことを可能とするキャップ搬
送装置の昇降ヘッドの提供を目的とするものである。 【構成】ホッパ内のキャップを磁力により吸着して垂直
上方向に搬送するキャップ搬送コンベアを備え、前記ホ
ッパ内の底部には下方向に突出して延設された開口部
と、この開口部内で垂直方向の摺動を昇降ヘッドシリン
ダによって自在とする昇降ヘッドとからなるキャップ搬
送装置において、前記昇降ヘッドは、その形状を前記昇
降ヘッドシリンダの昇降軸方向の断面を台形状とする傾
斜面を有する構成とすることである。
方向を向き混雑状況となっていても、ホッパ底部の開口
部で垂直方向に慴動する昇降ヘッドシリンダの頭部に装
着された昇降ヘッドを作動させることによって、混雑状
況となっているキャップを攪拌し、キャップ搬送コンベ
アにその吸着を容易に行うことを可能とするキャップ搬
送装置の昇降ヘッドの提供を目的とするものである。 【構成】ホッパ内のキャップを磁力により吸着して垂直
上方向に搬送するキャップ搬送コンベアを備え、前記ホ
ッパ内の底部には下方向に突出して延設された開口部
と、この開口部内で垂直方向の摺動を昇降ヘッドシリン
ダによって自在とする昇降ヘッドとからなるキャップ搬
送装置において、前記昇降ヘッドは、その形状を前記昇
降ヘッドシリンダの昇降軸方向の断面を台形状とする傾
斜面を有する構成とすることである。
Description
【0001】
この考案は、瓶の王冠あるいは有底円筒形状等のキャップを磁力により吸着し て垂直上方向に搬送するキャップ搬送装置の、特に、ホッパ部に配置され、キャ ップをキャップ搬送装置のベルトコンベアへ円滑に引き渡すためのキャップ搬送 装置の昇降ヘッドに関するものである。
【0002】
従来、瓶の王冠あるいは有底円筒形状等のキャップを磁力により吸着して垂直 上方向に搬送するキャップ搬送装置が各種提案され開示されている。 これらの装置は、キャップを投入するホッパと、このホッパ内のキャップを磁 力によって吸着して垂直上方向に搬送する垂直コンベアと、この垂直コンベアの 下部にはキャップの受け部がそれぞれ設けられた構造からなるものである。 そして、垂直コンベアにより表裏の何れかの面を吸着されたキャップは、この 垂直コンベアに設けられた表裏選別機構によって選別され、次工程に進む一方、 予定されない面が吸着されたキャップについては前記のホッパ内に戻されるよう になっている。
【0003】
しかし、このようなキャップ搬送装置のホッパ内では、キャップ同士が重ね合 わさり様々な方向を向き合い、混乱状況となるために垂直コンベアにキャップの 吸着が困難な状態が生ずることもあり、従って、搬送効率の低下を招くという現 象が生じていた。
【0004】 そこで、この考案はこのような欠点を解決するためになされたものであって、 ホッパ内でキャップ同士が重合したり、様々な方向を向き混乱状況となっていて も、ホッパ底部の開口部で垂直方向に慴動する昇降ヘッドシリンダの頭部に装着 された昇降ヘッドを作動させることによって、混乱状況となっているキャップを 攪拌し、キャップ搬送コンベアにその吸着を容易に行うことを可能とする一方、 昇降ヘッドを分割した分割ヘッドとすることにより、この分割ヘッドを各々昇降 シリンダによって交互に昇降させてキャップの攪拌を助長し、よりキャップ搬送 コンベアにその吸着を容易に行うことを可能とする、キャップ搬送装置の昇降ヘ ッドの提供を目的とするものである。
【0005】
これらの目的を達成するため本考案はなされたものであって、課題を解決する ための手段の第一の特徴として、ホッパ内のキャップを磁力により吸着して垂直 上方向に搬送するキャップ搬送コンベアを備え、前記ホッパ内の底部には下方に 突出して延設された開口部と、この開口部内で垂直方向の摺動を昇降ヘッドシリ ンダによって自在とする昇降ヘッドとからなるキャップ搬送装置において、 前記昇降ヘッドは、その形状の縦断面を台形状とする傾斜面を有する構成とす ることである。
【0006】 また、第二の特徴としては、前記昇降ヘッドは、その形状を前記昇降ヘッドシ リンダの縦断面をM字状とするとともに、このM字状のV部底部から垂直方向に 分割切断した分割ヘッドとし、それぞれの分割ヘッドをその底部に装着された各 々の分割ヘッドシリンダによって交互に昇降自在とすることである。
【0007】
本考案の実施の形態を以下図面に基づき説明を行う。 図1は本考案に係る昇降ヘッドを備えたキャップ搬送装置の実施形態を示す正 面図であり、図2は図1の側面図であり、図3は図1のB−B線断面図を示すも のであり、図4は図3の正面図を示すものである。
【0008】 以上の図においてキャップ搬送装置Aは、キャップWを投入するホッパ1と、 このホッパ1内のキャップWを磁力によって吸着し、垂直上方向に搬送を行うキ ャップ搬送コンベア2と、前記ホッパ1の底部に延設した開口部4の内側を垂直 方向に摺動する昇降ヘッド5と、この昇降ヘッド5の昇降を行う昇降ヘッドシリ ンダ6からなり、これらは支持枠材7に載置されている。 この支持枠材7には前記キャップ搬送コンベア2のフレーム材21が立設して あり、このフレーム材21の下部には前記ホッパ1が取り付けられている。
【0009】 キャップ搬送コンベア2はフレーム材21の上端部に取り付けられたローラ2 2と下端部に取り付けられ図3で示すローラ23を、モータ25を回転駆動させ ることにより、プーリーベルト32とプーリー31を介して回動させるようにな っており、このローラ23の回動によってローラ22とローラ23に掛け渡した ベルト24を回転駆動させている。 このベルト24の背面側のフレーム材21には符号27で示す帯状体の磁石が 装着され、さらにホッパ1の上方のキャップ搬送コンベア2の両側部と戻り路2 8には保護枠29が設けられるとともに、フレーム材21の所定箇所には吸着し たキャップWを前記ベルト24の中央部への誘導するための案内ガイド3が配置 されている。
【0010】 また、キャップ搬送コンベア2の上部にはキャップWの表裏を選別するための 選別路34が取り付けられているが、この選別路34に位置するキャップWの表 面が搬送板26側にある場合のみ次工程へ進行させるようになっており、キャッ プWの裏面が搬送板26側にある場合には、図6に示すようにキャップWの表側 が重いために選別路34より落下し、戻り路28を介してホッパ1内に戻される ようになっている。
【0011】 ホッパ1の底面は図2乃至図4に示すように、ベルト24にキャップWが集中 するようにベルト24側に傾斜させてあり、ホッパ1の側面にはベルト24が位 置するようになっている。 開口部4はベルト24に近接するホッパ1の最底部に下方に突出するように延 設されており、その内部で昇降ヘッド5が昇降ヘッドシリンダ6により垂直方向 への摺動を可能として形成されている。
【0012】 この昇降ヘッド5の上面は図5の(a)、(b)に示すように上面が傾斜面5 Aを形成しており、縦断面を台形状としている。 このような昇降ヘッド5がその底部に装着された昇降ヘッドシリンダ6の伸 縮に伴って昇降を開始すると、図4に示すように昇降ヘッド5の傾斜面5A上の 低い部位にキャップWが落ち込むとともに、ホッパ1内の開口部4のベルト24 近傍ではキャップWの移動が活発化する。
【0013】 図7は本願考案に係る第二の実施の形態例を示す一部破断説明図であるが、こ の図に示すようにこの実施の形態では昇降ヘッドをベルト24の中央部で二分割 した分割ヘッド5a、5bとするものであり、各々の分割ヘッド5a、5bは外 側の一辺縁から前記中央部に向かって傾斜面を形成しており、この二分割した分 割ヘッド5a、5bは各々の分割ヘッドシリンダ6a、6bによって交互にその 昇降を自在としている。
【0014】 このような分割ヘッド5a、5bとすることにより、ホッパ1の開口部4にお けるキャップWの移動は前述の実施の形態例よりさらに活発化が図られ、従って ベルト24への吸着がより活発化する。
【0015】 なお、以上の実施の形態例で説明した部品等の材質やおよび形状等に関しては 、特に限定をするものではなく、例えば、キャップ搬送装置の設置箇所が、揮発 性であって発火点が低い液体等の缶への注入が行われるような工場の場合には、 防爆対応の材料の選択を行えばよく、状況に応じて対応をすればよいのは勿論で ある。
【0016】
以上説明したように本考案の傾斜型昇降ヘッドを具備するキャップ搬送装置に よれば、次のような効果を奏する。 ホッパ内でキャップ同士が重ね合わさった、様々な方向を向き混乱状況となっ ていても、ホッパ底部の垂直方向に慴動する慴動シリンダの頭部に装着された傾 斜型昇降ヘッドの働きによって、混乱状況となっているキャップを攪拌し、垂直 コンベアにその吸着を容易に行い、効率的にキャップの搬送が可能となる。 また、昇降ヘッドを分割した分割ヘッドとすることにより、この分割ヘッドを 各々の分割ヘッドシリンダによって交互に昇降させてキャップの攪拌を助長し、 よりキャップ搬送コンベアにその吸着を容易に行うことが可能となる。
【図1】本考案に係るキャップ搬送装置の昇降ヘッドの
実施形態を示す正面図である。
実施形態を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のB−B線断面図を示すものである。
【図4】図3の正面図である。
【図5】昇降ヘッドの斜視図である。
【図6】キャップの外観の説明図である。
【図7】本考案に係るキャップ搬送装置の昇降ヘッドの
第二の実施形態を示す正面よりの一部破断説明図であ
る。
第二の実施形態を示す正面よりの一部破断説明図であ
る。
1 ホッパ 2 キャップ搬送コンベア 3 案内ガイド 4 開口部 5 昇降ヘッド 5A 傾斜面 5a 分割ヘッド 5b 分割ヘッド 6 昇降ヘッドシリンダ 6a 分割ヘッドシリンダ 6b 分割ヘッドシリンダ 7 支持枠材 21 フレーム材 22 ローラ 23 ローラ 24 ベルト 25 モータ 26 搬送板 27 磁石 28 戻り路 29 保護枠 31 プーリ 32 プーリベルト 34 選別路 A キャップ搬送装置 W キャップ
Claims (2)
- 【請求項1】 ホッパ内のキャップを磁力により吸着し
て垂直上方向に搬送するキャップ搬送コンベアを備え、
前記ホッパ内の底部には下方に突出して延設された開口
部と、この開口部内で垂直方向の摺動を昇降ヘッドシリ
ンダによって自在とする昇降ヘッドとからなるキャップ
搬送装置において、 前記昇降ヘッドは、その形状を前記昇降ヘッドシリンダ
の昇降軸方向の断面を台形状とする傾斜面を有すること
を特徴とする、キャップ搬送装置の昇降ヘッド。 - 【請求項2】 前記昇降ヘッドは、その形状を前記昇降
ヘッドシリンダの昇降軸方向より見た断面をM字状とす
るとともに、このM字状のV部底部から垂直方向に分割
切断した分割ヘッドとし、それぞれの分割ヘッドをその
底部に装着された各々の分割ヘッドシリンダによって交
互に昇降自在とすることを特徴とする、請求項1記載の
キャップ搬送装置の昇降ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007908U JP3034481U (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | キャップ搬送装置の昇降ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007908U JP3034481U (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | キャップ搬送装置の昇降ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034481U true JP3034481U (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=43169323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007908U Expired - Lifetime JP3034481U (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | キャップ搬送装置の昇降ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034481U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9873572B2 (en) | 2014-05-24 | 2018-01-23 | Shoji Aoyama | Part feeder apparatus |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP1996007908U patent/JP3034481U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9873572B2 (en) | 2014-05-24 | 2018-01-23 | Shoji Aoyama | Part feeder apparatus |
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