JP2502958Y2 - 吸着機構のトレ―吸着防止機構 - Google Patents

吸着機構のトレ―吸着防止機構

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JP2502958Y2
JP2502958Y2 JP933790U JP933790U JP2502958Y2 JP 2502958 Y2 JP2502958 Y2 JP 2502958Y2 JP 933790 U JP933790 U JP 933790U JP 933790 U JP933790 U JP 933790U JP 2502958 Y2 JP2502958 Y2 JP 2502958Y2
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tray
suction
hole
adsorption
tip
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整 三井
勉 不破
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安藤電気株式会社
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、トレー内に収容されているICなどの部品
を吸着機構で吸着して移動させる場合に、吸着機構がト
レーを吸着して持ち上げないようにした吸着機構のトレ
ー吸着防止機構についてのものである。
[従来の技術] 次に、従来技術による吸着機構の構成図を第3図によ
り説明する。
第3図の3は吸着パッド、7は部品、8はシャフト、
9は穴である。
シャフト8には内部に穴9があけられており、シャフ
ト8の先端には吸着パッド3を取り付けている。
穴9から空気を吸い出すと、吸着パッド3は部品7を
吸着する。したがって、図示を省略した駆動機構でシャ
フト8を移動すれば、吸着パッド3で部品7を吸着した
まま部品7を搬送することができる。
次に、第3図の吸着機構でトレーから部品を吸着して
いる状態図を第4図により説明する。
第4図の1はトレー、2はトレー1の穴であり、ICな
どの部品7を多数設けられた穴2に収容している。穴2
は幅W、深さDで構成されている。
トレー1の材質が軟質の場合、第4図のようにトレー
1が台10から反り上がる場合がある。
[考案が解決しようとする課題] 第4図のように部品7が入っていない穴2の位置に吸
着パット3が下降してくると、部品7がないので、部品
7を吸着しないで、穴2の底を吸着し、トレー1全体を
持ち上げてしまうことがある。
第4図のようにトレー1が持ち上げられると、他の穴
2に収容されている部品7を引っ繰り返して、ばらまい
てしまうという問題がある。
この考案は、吸着パッド3が空の穴2の位置にきて
も、トレー1を吸着パッド3が持ち上げないように、吸
着機構にトレー吸着防止用のガイドを設け、反っている
トレー1をガイドで押え、穴2内に部品7がなくても、
吸着機構がトレー1を吸着しないようにしたトレー吸着
防止機構の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、この考案では、幅W、深さ
Dの穴2に部品7を収納したトレー1から吸着パッド3
で部品7を吸着して取り出す場合に、内径Wのガイド5
を吸着パッド1に取り付け、ガイド5の先端6から吸着
パッド3の先端4までの高さHを穴2の深さDより短く
する。
次に、この考案による吸着機構のトレー吸着防止機構
を第1図により説明する。
第1図の5はガイドであり、その他は第4図と同じも
のである。
ガイド5は、トレー1の穴2の幅Wと同じ内径Wであ
り、吸着パッド3に取り付けられる。
この場合、ガイド5の先端6から吸着パッド3の先端
4までの高さHを穴2の深さDより短くする。
第1図は、部品7が入っていない穴2に吸着機構を近
付けている状態図である。
次に、第1図から吸着パッド3をトレー1に接触させ
た状態図を第2図により説明する。
第2図では、吸着パッド3の先端4がトレー1の穴2
の底に接触する前に、ガイド5の先端6がトレー1の縁
に接触する。したがって、吸着パッド3が穴2の底に接
触してトレー1を持ち上げることはない。
[考案の効果] この考案によれば、内径Wのガイドを吸着パッドに取
り付け、ガイドの先端から吸着パッドの先端までの高さ
Hをトレーの穴の深さDより短くしているので、吸着パ
ットがトレーを持ち上げることはなく、部品をばらまく
という事故を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による吸着機構のトレー吸着防止機構
の構成図、第2図は第1図から吸着パッド3をトレー1
に接触させた状態図、第3図は従来技術による吸着機構
の構成図、第4図は第3図の吸着機構でトレーから部品
を吸着している状態図である。 1……トレー、2……穴、3……吸着パッド、4……吸
着パッド1の先端、5……ガイド、6……ガイド5の先
端、7……部品、8……シャフト、9……穴。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅W、深さDの穴(2)に部品(7)を収
    納したトレー(1)から吸着パッド(3)で部品(7)
    を吸着して取り出す場合に、 内径Wのガイド(5)を吸着パッド(3)に取り付け、
    ガイド(5)の先端(6)から吸着パッド(3)の先端
    (4)までの高さHを穴(2)の深さDより短くするこ
    とを特徴とする吸着機構のトレー吸着防止機構。
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JP2014219427A (ja) * 2011-08-31 2014-11-20 コニカミノルタ株式会社 光学素子の移載方法

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