JPH041727Y2 - - Google Patents

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JPH041727Y2
JPH041727Y2 JP4929085U JP4929085U JPH041727Y2 JP H041727 Y2 JPH041727 Y2 JP H041727Y2 JP 4929085 U JP4929085 U JP 4929085U JP 4929085 U JP4929085 U JP 4929085U JP H041727 Y2 JPH041727 Y2 JP H041727Y2
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rotor
plate
stator
washer
variable capacitor
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JP4929085U
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G5/00Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture
    • H01G5/01Details
    • H01G5/013Dielectrics
    • H01G5/0134Solid dielectrics
    • H01G5/0136Solid dielectrics with movable electrodes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は可変コンデンサに係り、特に、誘電体
フイルムによつて被着されたステータプレートと
回転可能なロータプレートとの対向面積の変化に
よつて容量が変化する可変コンデンサに関する。
〔考案の背景〕
この種の可変コンデンサ(以下、バリコンと称
す)は、小型のラジオ受信機やラジオカセツトテ
ープレコーダ等に用いられている。
第4図は従来のこの種のバリコンを示す断面
図、第5図はそのロータプレートとワツシヤとス
テータプレートとの関係を示す平面図、第6図は
第5図のA−A線断面図である。これらの図にお
いて、1はステータプレート、2はステータプレ
ート1と交互に配設されたワツシヤを示し、これ
らは複数枚積層されて1つのステータ群3を構成
している。前記ステータプレート1は、略扇形の
金属薄板1aをポリエチレン等の誘電体フイルム
1bで被着した複合体である。また、4,5,6
は上記ステータ群3と同様の構造の他のステータ
群である。
7は略扇形のロータプレートであり、該ロータ
プレート7はワツシヤ8と交互に配設され、かつ
先端にネジ部9aを有するロータシヤフト9に嵌
挿され、これらロータプレート7及びワツシヤ8
は、前記ネジ部9aにナツト10を螺合すること
によりロータシヤフト9に固着されている。
11,12,13,14は前記ステータ群3,
4,5,6に対応したロータセクシヨンである。
15は前部基板で、該前部基板15は各ステー
タ群3,4,5,6をそれぞれ個別に支持する支
柱15aと、前記ロータシヤフト9が挿通される
軸受部15bとを備えている。16は後部基板
で、該後部基板16には前部基板15に対応する
支柱16aとロータシヤフト9を支持する孔16
bとが設けられている。
前記ロータシヤフト9は、これら前部基板15
と後部基板16とに挟持され、両基板15,16
の軸受部15b及び16bによつて回転自在に保
持されている。一方、前記各ステータ群3,4,
5,6は、両基板15,16の各支柱15a,1
6aに挟持され、さらに、金属製の端子17が後
部基板16側から支柱16a、ステータ群3,
4,5,6,支柱15aの順に強圧入されること
により、各支柱15a,16aに固着されてい
る。
ところで、かかる小型のバリコンが大型スピー
カを内蔵したラジオ受信機等に組込まれた場合、
大出力のスピーカの振動がステータプレート1の
自由端の振動を誘発し、ハウリング(異常発振)
を招来するおそれがある。そこで、上記従来構造
では、誘電体フイルム1bの先端に形成された半
円状の切欠部1cと、ロータプレート7の固定端
に形成された半円状の取付基部7aと、前記ワツ
シヤ8のそれぞれの曲率半径をほぼ等しく設定
し、該切欠部1cをワツシヤ8の周面と当接させ
ることにより、ステータプレート1の自由端にお
ける振動を防止するようにしてある。
このようにすると、ロータプレート7がステー
タプレート1と広い面積をもつて対向している場
合は、ステータプレート1の自由端が相対向する
ロータプレート7にはいり込むため、ロータプレ
ート7によつてステータプレート1の振動を防止
できるものの、容量を小さくするべく第5図に示
すように、ロータプレート7がステータプレート
1から外れる位置までロータプレート7を回転し
た場合は、ロータプレート7によるステータプレ
ート1の規制が充分に行なわれなくなるため、ス
テータプレート1の自由端がロータシヤフト9の
軸線方向に振動し、上記したハウリングを招来す
るという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
ステータプレートとロータプレートがいかなる位
置関係にある場合でも、ハウリングを確実に防止
できる可変コンデンサを提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、ステータプレートとロータプレート
及びワツシヤのそれぞれの当接部分近傍における
寸法関係に着目し、これらを適宜設定することに
より、ステータプレートの自由端における振動を
防止するようにしたもである。すなわち、本考案
は、誘電体フイルムの自由端に形成された略半円
状切欠部をワツシヤに当接するとともに、該切欠
部の曲率半径をワツシヤの半径よりも小径とし、
かつ、ロータプレートの固定端に形成された取付
基板をワツシヤよりも大きくして突出させた点に
特徴がある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係るバリコンに備
えられたステータプレートとワツシヤとロータプ
レートとの関係を示す説明図、第2図は第1図の
組立状態を示す平面図、第3図は第2図のB−B
線断面図であり、先に説明した第4〜第6図に対
応する部分には同一符号を付けてある。
これらの図において、誘電体フイルム1bに設
けられた切欠部1cの曲率半径をr1、ワツシヤ8
の半径をr2、ロータプレート7に設けられた取付
基板7aの曲率半径をr3とすると、これらは、r1
<r2<r3の関係にある。かかる寸法関係にあるス
テータプレート1、ロータプレート7及びワツシ
ヤ8を組立てると、r2<r3であるため相対向する
ロータプレート7の取付基部7a間に間隙18が
形成され(第3図参照)、一方、r1<r2であるた
め切欠部1cがワツシヤ8によつて前記間隙18
で変形し、この変形部分が取付基部7aの外縁部
によつて挟持される。
従つて、容量を小さくする方向へロータシヤフ
ト9を回転し、第2図に示すようにロータプレー
ト7がステータプレート1から外れる位置まで移
動した場合においても、切欠部1cの変形した部
分が相対向する取付基部7aの外縁部によつて挟
持されるため、ステータプレート1の自由端での
振動は防止され、ハウリングを起こすことはなく
なる。反対に、容量を大きくする方向へロータシ
ヤフト9を回転した場合は、ステータプレート1
の大略部分がロータプレート7によつて挟持され
るため、ステータプレート1の振動は防止され
る。
なお、他の構成、機構等は前述した従来例と同
様であるため、それらの説明は省略する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ロータ
プレートがステータプレートと広い面積で対向し
ている場合は勿論のこと、ロータプレートがステ
ータプレートから外れる位置まで回転された場合
においてもステータプレートの振動が防止される
ため、全ての容量範囲においてハウリング現象を
一掃できる可変コンデンサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る可変コンデン
サに備えられたステータプレートとワツシヤとロ
ータプレートとの関係を示す説明図、第2図は第
1図の組立状態を示す平面図、第3図は第2図の
B−B線断面図、第4図は従来の可変コンデンサ
の一例を示す断面図、第5図はその可変コンデン
サに備えられたステータプレートとワツシヤとロ
ータプレートとの関係を示す平面図、第6図は第
5図のA−A線断面図である。 1……ステータプレート、1a……金属薄板、
1b……誘電体フイルム、1c……切欠部、3,
4,5,6……ステータ群、7……ロータプレー
ト、7a……取付基部、8……ワツシヤ、9……
ロータシヤフト、10,11,12,13……ロ
ータセクシヨン、15……前部基板、16……後
部基板、15a,16a……支柱、17……端
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の支柱を介して対向設置された一対の基
    板と、該基板間に回転自在に支承されたロータシ
    ヤフトと、該ロータシヤフトにワツシヤを介して
    嵌挿支持された所定枚数のロータプレートと、誘
    電体フイルムによつて被着され一端が前記支柱に
    固着された所定枚数のステータプレートとを備
    え、前記ロータシヤフトを介して前記ロータプレ
    ートを回転することにより、該ロータプレートと
    前記ステータプレートとの対向面積が変化する可
    変コンデンサにおいて、前記誘電体フイルムの自
    由端に形成された略半円状切欠部を前記ワツシヤ
    に当接するとともに、該切欠部の曲率半径を該ワ
    ツシヤの半径よりも小径とし、かつ、前記ロータ
    プレートの固定端に形成された取付基部を前記ワ
    ツシヤよりも突出させたことを特徴とする可変コ
    ンデンサ。
JP4929085U 1985-04-04 1985-04-04 Expired JPH041727Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4929085U JPH041727Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04
GB08606994A GB2173639B (en) 1985-04-04 1986-03-20 Variable capacitors

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4929085U JPH041727Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61166525U JPS61166525U (ja) 1986-10-16
JPH041727Y2 true JPH041727Y2 (ja) 1992-01-21

Family

ID=12826766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4929085U Expired JPH041727Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04

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JP (1) JPH041727Y2 (ja)
GB (1) GB2173639B (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB496654A (en) * 1936-06-02 1938-12-02 Bosch Robert Improvements in or relating to variable condensers

Also Published As

Publication number Publication date
GB2173639B (en) 1989-01-11
JPS61166525U (ja) 1986-10-16
GB8606994D0 (en) 1986-04-23
GB2173639A (en) 1986-10-15

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