JPH04172406A - 多心光ファイバの一括融着接続方法 - Google Patents

多心光ファイバの一括融着接続方法

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JPH04172406A
JPH04172406A JP29973390A JP29973390A JPH04172406A JP H04172406 A JPH04172406 A JP H04172406A JP 29973390 A JP29973390 A JP 29973390A JP 29973390 A JP29973390 A JP 29973390A JP H04172406 A JPH04172406 A JP H04172406A
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optical fibers
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隆 金井
Hiroyuki Taya
浩之 田谷
Mikio Yoshinuma
吉沼 幹夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多心光ファイバを一括して同時に放電加熱
により融着接続する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
光ファイバの普及に伴い、光ファイバの接続技術も進歩
しているが、光ファイバの接続には接続損失が少ないこ
と、接続部の機械的強度が高いことが要求されることか
ら、主として気中放電の熱で光ファイバを溶融させて接
続する融着接続方法が用いられている。この方法は、ま
ず、光ファイバの端面同士を少し間隔をあけた状態で放
電加熱。
して端面を子鹿熱溶融させて突き合わされた突合部から
気泡や塵埃等の夾雑物を除いて整形し、更に放電を続け
ながら端面同士が互いに近づく方向に移動させ、両光フ
ァイバを融着接続するものであり、光ファイバのセンテ
ィング以降の動作はほぼ自動化された融着接続装置が開
発されている。
ところで、多心光ファイバを同時に接続する場合、各光
ファイバの溶融程度が等しいことが望ましく、むしろ必
要である。第1図は電極間の放電温度分布を模式化して
示し、多心光ファイバを配置した状態を示すものであり
、1a、1b、1c・・・は光ファイバの接続端部、2
は電極、3は等温線を示す。同図において、電極間での
放電温度分布が多心光ファイバの接続端部に対して最も
温度差の少ない位置、即ち両電極を結ぶ直線から僅かに
ずらした位置に光ファイバの接続端部を配置したうえで
、放電加熱して多心を一括して同時に融着接続する方法
が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記第1図から理解されるように、光ファイバが画電極
を結ぶ直線からずれて、即ち光ファイバに対して電極が
オフセットされているので、放電パワーの損失が生じ、
光ファイバに与える熱量が小さくなるために放電時間を
長くする必要があり、融着接続に時間がかかるという難
点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の如き難点を解決するためになされたもの
で、放電加熱による多心光ファイバの一括融着接続方法
において、多心光ファイバの接続端部を両電極間の放電
温度分布がほぼ均一となるような画電極を結ぶ直線から
僅かにずらした位置に配置して放電加熱により多心一括
融着してのち、更に該多心光ファイバの融着部を両電極
間に位置させて放電加熱する一括融着接続方法とする。
〔作用〕
光ファイバの融着接続において、光ファイバが一旦融着
された後にも光ファイバの自己調心作用により軸合わせ
をするために放電加熱を続けるが、この放電のときは自
己調心作用を促進させるために最初の融着時より大きな
放電パワーにて加熱することが好ましい。また、光ファ
イバは一旦接続されれば、放電加熱の温度分布が不均一
になったとしても接続損失には大きな影響はない。
そこで、上記の如き本発明の融着接続方法を採れば、加
熱温度分布が均一な位置に光ファイバが位置するよう電
極をオフセットした状態で一旦融着接続をしてのち電極
の中間に光ファイバの融着部が位置するよう電極を移動
もしくは光ファイバを移動すると、この位置では温度が
高く光ファイバに与える熱量が大きくなるので、放電時
間を短縮することができ放電パワーの効率を上げること
ができる。
〔実施例〕
光ファイバを多心一括して同時に接続する場合、まず、
多心光ファイバの端面不揃いをなくする必要があるので
、固定金具に多心光ファイバを並列に並べて固定してお
き、多心光ファイバの端末を同時に切断して端面を揃え
る。この操作は接続すべき両側の多心光ファイバについ
て行うことは言うまでもない。この多心光ファイバが固
定された固定金具を光フアイバ融着接続装置に取りつけ
、第1図に示す如く光ファイバの位置が画電極2.2を
結ぶ直線より僅かにずれるように画電極をセットし、所
定の放電パワーにより両側の多心光ファイバを同時に融
着させる。その後光ファイバの融着部が第2図に示す如
く画電極を結ぶ直線上に位置するよう画電極を移動し放
電加熱を行って融着接続する。もちろん、電極移動中も
放電加熱は続ける。これらの操作は自動化でき、放it
流、放電時間、移動時間等の融着条件は融着接続装置に
予め設定しておく。電極と光ファイバの位置関係は相対
的なものであるので、電極を移動する代わりに光ファイ
バを移動してもよいことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明の多心光ファイバの一括融着接続方法では、まず
、両電極間の放電温度分布が均一な位置に光ファイバの
接続端部を配置して融着接続し、続いて、より高温であ
る画電極を結ぶ直線上に光ファイバの融着接続部が位置
するように電極を移動させて加熱融着を続行して融着接
続を行うので、放電時間即ち融着接続時間を短縮するこ
とができ放電パワーを効率よく利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の融着接続方法の初期融着時あるいは従
来の融着接続方法における電極間の放電温度分布ととも
に多心光ファイバと電極との相対的位置を示す概要図、
第2図は本発明の融着接続方法の最終的な多心光ファイ
バと電極との相対的位置を示す概要図である。 1a、1b、lc・・・:光ファイバの接続端部、2:
1t8i、3:等温線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、放電加熱による多心光ファイバの一括融着接続方法
    において、多心光ファイバの接続端部を両電極間の放電
    温度分布がほぼ均一となるような両電極を結ぶ直線から
    僅かにずらした位置に配置して放電加熱により多心一括
    融着してのち、更に該多心光ファイバの融着部を両電極
    間に位置させて放電加熱することを特徴とする多心光フ
    ァイバの一括融着接続方法。
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