JPH04172201A - 位置検出器およびその検出器を用いたレンズ装置 - Google Patents
位置検出器およびその検出器を用いたレンズ装置Info
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- JPH04172201A JPH04172201A JP30080890A JP30080890A JPH04172201A JP H04172201 A JPH04172201 A JP H04172201A JP 30080890 A JP30080890 A JP 30080890A JP 30080890 A JP30080890 A JP 30080890A JP H04172201 A JPH04172201 A JP H04172201A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は抵抗体、移動体、摺動子、増幅および減衰器を
用いて、レンズ位置検出を行う位置検出器およびその位
置検出器を用いたレンズ装置に関する。
用いて、レンズ位置検出を行う位置検出器およびその位
置検出器を用いたレンズ装置に関する。
従来の技術
従来の位置検出手段の1つに基板上に設置され両端に電
圧が印加されている抵抗体と前記抵抗体上を平行に移動
する移動体と前記移動体に装着され、前記抵抗体上を摺
動し電圧を取り出す摺動子を具備した位置検出装置を用
いてレンズ位置の検出を行う方法がある。第5図で上記
の動作説明を行う。
圧が印加されている抵抗体と前記抵抗体上を平行に移動
する移動体と前記移動体に装着され、前記抵抗体上を摺
動し電圧を取り出す摺動子を具備した位置検出装置を用
いてレンズ位置の検出を行う方法がある。第5図で上記
の動作説明を行う。
第5図は従来例における位置検出器の構成図である。第
5図において、35は基板、36は基板上に設置された
抵抗体、37は36の抵抗体上を平行に移動する移動体
、38は36の抵抗体上を摺動し、電圧を取り出すため
の摺動子、39は出力端子、40.41は電圧を印加す
るための端子、42は電源である。
5図において、35は基板、36は基板上に設置された
抵抗体、37は36の抵抗体上を平行に移動する移動体
、38は36の抵抗体上を摺動し、電圧を取り出すため
の摺動子、39は出力端子、40.41は電圧を印加す
るための端子、42は電源である。
抵抗体36の両端にE[V]の電圧を印加し、摺動子が
抵抗体上のa点よりb点まで連続して摺動するとすれば
、a点の電位0[V]、b点の電位はE’ [V ]で
表現できる。したがって出力電圧が負でないE[V]よ
り小さい電圧e[V]を出力した場合の摺動子のa点か
らの距離x(m)は抵抗体の抵抗値に誤差がないものと
すれば、 x = X * E (m ) ・
旧・・(1)で表すことができる。ただし、a点−b点
間の距離をX (m)とする。
抵抗体上のa点よりb点まで連続して摺動するとすれば
、a点の電位0[V]、b点の電位はE’ [V ]で
表現できる。したがって出力電圧が負でないE[V]よ
り小さい電圧e[V]を出力した場合の摺動子のa点か
らの距離x(m)は抵抗体の抵抗値に誤差がないものと
すれば、 x = X * E (m ) ・
旧・・(1)で表すことができる。ただし、a点−b点
間の距離をX (m)とする。
発明が解決しようとする課題
しかしなから実際に抵抗体から取り出された位置情報は
アナログ電圧であり、この位置情報はA/D変換され、
デジタル値で処理されることが多い。したがって、位置
検出器としての分解能はA/D変換器の分解能で限定さ
れてしまう。つまり、位置出力がアナログ値であり、位
置情報をデジタル値に変換する場合従来の位置検出器で
は、A/D変換器の分解能で限定される分解能以上は実
現できないという問題がある。
アナログ電圧であり、この位置情報はA/D変換され、
デジタル値で処理されることが多い。したがって、位置
検出器としての分解能はA/D変換器の分解能で限定さ
れてしまう。つまり、位置出力がアナログ値であり、位
置情報をデジタル値に変換する場合従来の位置検出器で
は、A/D変換器の分解能で限定される分解能以上は実
現できないという問題がある。
本発明は上記した問題点を改善するものでより高い分解
能を実現できる位置検出器を提供するものである。
能を実現できる位置検出器を提供するものである。
課題を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明による位置検出器は
、基板上に形成され、両端に電圧が印加された少なくと
も1つの抵抗体と前記抵抗体に対し平行に移動する移動
体と前記抵抗体に装着され前記抵抗体上を摺動する摺動
子と前記摺動子に取り付けられ電圧を取り出す出力端子
と前記出力端子から取り出された電圧の増幅および減衰
する利得調節回路とで構成されるものである。
、基板上に形成され、両端に電圧が印加された少なくと
も1つの抵抗体と前記抵抗体に対し平行に移動する移動
体と前記抵抗体に装着され前記抵抗体上を摺動する摺動
子と前記摺動子に取り付けられ電圧を取り出す出力端子
と前記出力端子から取り出された電圧の増幅および減衰
する利得調節回路とで構成されるものである。
作用
本発明は、上記した構成により1つの抵抗体を用いた位
置検出器では、位置検出分解能は、出力電圧を検出する
A/D変換器の分解能で限定されていたのに対し、抵抗
体の位置検出範囲のある範囲で、摺動子より取り出され
た出力電圧を増幅および減衰することでA/D変換器へ
の入力電圧を調節し、その利得調節範囲の位置検出分解
能を高めることが可能となる。
置検出器では、位置検出分解能は、出力電圧を検出する
A/D変換器の分解能で限定されていたのに対し、抵抗
体の位置検出範囲のある範囲で、摺動子より取り出され
た出力電圧を増幅および減衰することでA/D変換器へ
の入力電圧を調節し、その利得調節範囲の位置検出分解
能を高めることが可能となる。
実施例
以下、本発明の実施例について図面を参照しなから説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。第1図
において、1は抵抗体を装着するための基板、2は位置
検出範囲の位置情報を抽出するための抵抗体、3は前記
抵抗体上を平行に移動する移動体1.4は前記抵抗体上
に取り付けられた前記抵抗体上の位置検出範囲を摺動す
る摺動子、5は前記摺動子より取り出された電圧を出力
する出力端子、6.7は前記抵抗体の両端に電圧を印加
するために設けられた端子、8,9は端子6,7に電圧
を印加するための電源、10は出力端子5から取り出さ
れた電圧の利得調節を行う回路、11.12はそれセれ
、出力端子5で取り出された電圧、および電圧利得調節
回路で増幅および減衰された電圧をデジタルデータに変
換するためのA/D変換器である。なお、A/D変換器
は入力切り替えが自在にできる場合は1つで構わない。
において、1は抵抗体を装着するための基板、2は位置
検出範囲の位置情報を抽出するための抵抗体、3は前記
抵抗体上を平行に移動する移動体1.4は前記抵抗体上
に取り付けられた前記抵抗体上の位置検出範囲を摺動す
る摺動子、5は前記摺動子より取り出された電圧を出力
する出力端子、6.7は前記抵抗体の両端に電圧を印加
するために設けられた端子、8,9は端子6,7に電圧
を印加するための電源、10は出力端子5から取り出さ
れた電圧の利得調節を行う回路、11.12はそれセれ
、出力端子5で取り出された電圧、および電圧利得調節
回路で増幅および減衰された電圧をデジタルデータに変
換するためのA/D変換器である。なお、A/D変換器
は入力切り替えが自在にできる場合は1つで構わない。
第1図においてa点よりb点までが位置検出を行う範囲
であるとし、その距離をX(m)とし、a点における電
位をEa[V]、b点における電位をEb[V]になる
ように電源8.9を調節する。このときEb[V]はE
a[V]より大きくし、Ea[V]、Eb[V]はそれ
ぞれA/D変換器の下限入力基準電圧、上限入力基準電
圧に等しくなるようにする。位置情報をデジタルに変換
して考える場合、位置検出器の分解能P+(m)は、A
/D変換器のビット数をnとすれば、 P+ =X/2” (m) −−(2)
となる。
であるとし、その距離をX(m)とし、a点における電
位をEa[V]、b点における電位をEb[V]になる
ように電源8.9を調節する。このときEb[V]はE
a[V]より大きくし、Ea[V]、Eb[V]はそれ
ぞれA/D変換器の下限入力基準電圧、上限入力基準電
圧に等しくなるようにする。位置情報をデジタルに変換
して考える場合、位置検出器の分解能P+(m)は、A
/D変換器のビット数をnとすれば、 P+ =X/2” (m) −−(2)
となる。
a点からX (m )だけ離れた点く0点とする)から
、L(m)、(LAX)はどさらに離れた点くd点とす
る)において、まず0点における出力電位Ec[V]は
、 Ec= (Eb−Ea)* X +Ea[V]・・・
・・・(3) で表され、d点における出力電位Ed[V]は、x十L Ed= (Eb−Fa)* X−+Ea[V]・・・
・・・(4) で表される。そこで、電圧利得調節回路により、Ec[
V]の電位がEa[V]になるように、さらにEd[V
]の電位がEb[V]になるように、さらに出力電圧C
点よりd点まではリニアに変化するように電圧利得調節
を行う。今、移動体3がa点よりb点まで摺動した場合
、a点−C点間、d点−す点間は出力端子5から取り出
される電圧をA/D変換器11でデジタルデータに変換
し、0点−d点間は電圧利得調節回路10の出力電圧を
A/D変換器12でデジタルデータに変換すると考える
。第2図に出力端子5の出力電圧特性13、および電圧
利得調節回路の出力電圧特性14を示す。このとき、0
点−d点間(距離L (m ) )の位置検出分解能P
2(m)は、 P2 =L/2” (m) −・・・
(5)となり、a点−C点間、d点−d点間の位置検出
分解能に比べL/X倍はど位置検出分解能を向上させる
ことができる。
、L(m)、(LAX)はどさらに離れた点くd点とす
る)において、まず0点における出力電位Ec[V]は
、 Ec= (Eb−Ea)* X +Ea[V]・・・
・・・(3) で表され、d点における出力電位Ed[V]は、x十L Ed= (Eb−Fa)* X−+Ea[V]・・・
・・・(4) で表される。そこで、電圧利得調節回路により、Ec[
V]の電位がEa[V]になるように、さらにEd[V
]の電位がEb[V]になるように、さらに出力電圧C
点よりd点まではリニアに変化するように電圧利得調節
を行う。今、移動体3がa点よりb点まで摺動した場合
、a点−C点間、d点−す点間は出力端子5から取り出
される電圧をA/D変換器11でデジタルデータに変換
し、0点−d点間は電圧利得調節回路10の出力電圧を
A/D変換器12でデジタルデータに変換すると考える
。第2図に出力端子5の出力電圧特性13、および電圧
利得調節回路の出力電圧特性14を示す。このとき、0
点−d点間(距離L (m ) )の位置検出分解能P
2(m)は、 P2 =L/2” (m) −・・・
(5)となり、a点−C点間、d点−d点間の位置検出
分解能に比べL/X倍はど位置検出分解能を向上させる
ことができる。
第2の実施例として本発明の位置検出器を用いたレンズ
装置について説明する。
装置について説明する。
レンズ装置とはズーム機能を含んでおり、従来はズーム
レンズ最前方群の移動によるフォーカシング方式が主流
であったが、近年最前方群以外のレンズ群あるいはその
一部の移動によるフォーカシング方式や撮像素子の移動
によるフォーカシング方式すなわちリアフォーカス方式
がでてきている。ところがリアフォーカス方式ではズー
ミングによるズームレンズの焦点距離変化に伴う結像位
置のずれが生じ補正が必要となって(る。この補正を機
械的なカムで補正することは極めて複雑になるため、例
えば、ズーミングに用いるレンズ群の位置を検出するズ
ーム位置検出手段と、フォーカシング系の位置を検出す
るフォーカシング位置検出手段から得られる位置情報か
、ら、フォーカシング系の移動の軌跡を算出し、その軌
跡に従い、フォーカシング系の位置のずれの補正を行っ
ている(特願昭61−73542号)。
レンズ最前方群の移動によるフォーカシング方式が主流
であったが、近年最前方群以外のレンズ群あるいはその
一部の移動によるフォーカシング方式や撮像素子の移動
によるフォーカシング方式すなわちリアフォーカス方式
がでてきている。ところがリアフォーカス方式ではズー
ミングによるズームレンズの焦点距離変化に伴う結像位
置のずれが生じ補正が必要となって(る。この補正を機
械的なカムで補正することは極めて複雑になるため、例
えば、ズーミングに用いるレンズ群の位置を検出するズ
ーム位置検出手段と、フォーカシング系の位置を検出す
るフォーカシング位置検出手段から得られる位置情報か
、ら、フォーカシング系の移動の軌跡を算出し、その軌
跡に従い、フォーカシング系の位置のずれの補正を行っ
ている(特願昭61−73542号)。
第6図にズーム位置とフォーカシング系の位置移動量の
関係を表す。広角側より望遠側のほうがズーム位置の変
化に対するフォーカシングレンズ系の位置移動量の割合
が大きくなっている(特開昭57−4018号)。
関係を表す。広角側より望遠側のほうがズーム位置の変
化に対するフォーカシングレンズ系の位置移動量の割合
が大きくなっている(特開昭57−4018号)。
したがって広角側ではズーム位置の変化に対するフォー
カシング系の位置移動量の割合が小さいため、ズームの
位置検出には従来の位置検出器の分解能で十分であるが
、望遠側ではフォーカシング系の変化量が大きいためズ
ームの位置検出は高分解能が要求される。すなわち高分
解能の位置検出器が必要となる。
カシング系の位置移動量の割合が小さいため、ズームの
位置検出には従来の位置検出器の分解能で十分であるが
、望遠側ではフォーカシング系の変化量が大きいためズ
ームの位置検出は高分解能が要求される。すなわち高分
解能の位置検出器が必要となる。
第3図に本発明の位置検出器を用いたレンズ装置の構成
図、第4図は電圧出力特性図を示す。第3図において1
5はズームレンズ、16はフォーカシング系レンズ、1
7は抵抗体を装着するための基板、18は位置検出範囲
の位置情報を抽出するための抵抗体、19は前記抵抗体
上を平行に移動する移動体、20は前記抵抗体上に取り
付けられた前記抵抗体上の位置検出範囲を摺動する摺動
子、21は前記摺動子より取り出された電圧を出力する
出力端子、22.23は前記抵抗体の両端に電圧を印加
するために設けられた端子、24゜25は端子22.2
3に電圧を印加するための電源、26は出力端子から取
り出される電圧の利得調節回路、27.28.29は電
圧利得調節回路26を構成する抵抗、およびオペアンプ
、30は電圧利得調節回路26に電圧を印加するための
電源、31.32は出力端子21から取り出される電圧
および、電圧利得調節回路26の出力電圧をデジタル変
換するA/D変換器である。
図、第4図は電圧出力特性図を示す。第3図において1
5はズームレンズ、16はフォーカシング系レンズ、1
7は抵抗体を装着するための基板、18は位置検出範囲
の位置情報を抽出するための抵抗体、19は前記抵抗体
上を平行に移動する移動体、20は前記抵抗体上に取り
付けられた前記抵抗体上の位置検出範囲を摺動する摺動
子、21は前記摺動子より取り出された電圧を出力する
出力端子、22.23は前記抵抗体の両端に電圧を印加
するために設けられた端子、24゜25は端子22.2
3に電圧を印加するための電源、26は出力端子から取
り出される電圧の利得調節回路、27.28.29は電
圧利得調節回路26を構成する抵抗、およびオペアンプ
、30は電圧利得調節回路26に電圧を印加するための
電源、31.32は出力端子21から取り出される電圧
および、電圧利得調節回路26の出力電圧をデジタル変
換するA/D変換器である。
また、前記抵抗体上の位置検出範囲Xを(m)、前記抵
抗体上の位置検出範囲におけるズームの分解能の高い位
置検出が必要な望遠側の範囲をX(m)(x<X/2)
、広角側の端点をa点、望遠側の端点をb点、望遠側の
範囲の始点を0点とし、24の電源電圧をアナログ−デ
ジタル変換器の下限基準電圧(=Va [V]) l:
:等しく、25゜30の電源電圧をアナログ−デジタル
変換器の上限入力基準電圧(=VT[V])に等しく、
さらに、電圧利得調節回路26における抵抗27.28
の抵抗値の比を(X−x):xとする。第3図の構成に
より、広角側のズームレンズの位置検出分解能Pw(m
)は、アナログ−デジタル変換器37のビット数をnと
すれば、距離X(m)を20分割するため、 Pw=X/2n(m) ・・・・・・(
6)で表される。また、0点における電圧利得調節回路
26の出力電圧V c[V]は、 V c = VB [V] −・
”(7)b点における電圧利得調節回路26の出力電圧
Vb[V]は、 V b =VT [V] ・・・
・・(8)また、抵抗体18の抵抗値の直線性が十分に
確保されているとした場合、C点=b点間の電圧利得調
節回路26の出力電圧はリニアとなる。従って0点−b
点間のズームレンズの位置検出分解能Pt (m)は距
離X(m)を、20分割するため、Pr =X/2”
(m) ・・・・・・(9)となり、
他の部分に比較してズームレンズ位置検出分解能をx
/ X倍高めることができる。第4図に出力端子21で
取り出される出力電圧特性33、電圧利得調節回路の出
力電圧特性34を示す。
抗体上の位置検出範囲におけるズームの分解能の高い位
置検出が必要な望遠側の範囲をX(m)(x<X/2)
、広角側の端点をa点、望遠側の端点をb点、望遠側の
範囲の始点を0点とし、24の電源電圧をアナログ−デ
ジタル変換器の下限基準電圧(=Va [V]) l:
:等しく、25゜30の電源電圧をアナログ−デジタル
変換器の上限入力基準電圧(=VT[V])に等しく、
さらに、電圧利得調節回路26における抵抗27.28
の抵抗値の比を(X−x):xとする。第3図の構成に
より、広角側のズームレンズの位置検出分解能Pw(m
)は、アナログ−デジタル変換器37のビット数をnと
すれば、距離X(m)を20分割するため、 Pw=X/2n(m) ・・・・・・(
6)で表される。また、0点における電圧利得調節回路
26の出力電圧V c[V]は、 V c = VB [V] −・
”(7)b点における電圧利得調節回路26の出力電圧
Vb[V]は、 V b =VT [V] ・・・
・・(8)また、抵抗体18の抵抗値の直線性が十分に
確保されているとした場合、C点=b点間の電圧利得調
節回路26の出力電圧はリニアとなる。従って0点−b
点間のズームレンズの位置検出分解能Pt (m)は距
離X(m)を、20分割するため、Pr =X/2”
(m) ・・・・・・(9)となり、
他の部分に比較してズームレンズ位置検出分解能をx
/ X倍高めることができる。第4図に出力端子21で
取り出される出力電圧特性33、電圧利得調節回路の出
力電圧特性34を示す。
発明の効果
以上のように本発明によれば、基板上に形成された両端
に電圧が印加された少なくとも1つの抵抗体と、前記抵
抗体に対し平行に移動する移動体と、前記移動体に装着
され前記抵抗体上を摺動し電圧を取り出す摺動子と、前
記摺動子に取り付けられた出力端子と、前記出力端子よ
り取り出した電圧をデジタルデータに変換するA/D変
換器とを具備し、高分解能が必要とされる範囲における
A/D変換器に入力する電圧のレンジがA/D変換器の
持つダイナミックレンジに等しくなるように前記出力端
子から取り出される出力電圧を調節することにより、ビ
ット数の多い高価なA/D変換器を使用することなく、
部分的に位置検出の高分解能化を実現することができる
。
に電圧が印加された少なくとも1つの抵抗体と、前記抵
抗体に対し平行に移動する移動体と、前記移動体に装着
され前記抵抗体上を摺動し電圧を取り出す摺動子と、前
記摺動子に取り付けられた出力端子と、前記出力端子よ
り取り出した電圧をデジタルデータに変換するA/D変
換器とを具備し、高分解能が必要とされる範囲における
A/D変換器に入力する電圧のレンジがA/D変換器の
持つダイナミックレンジに等しくなるように前記出力端
子から取り出される出力電圧を調節することにより、ビ
ット数の多い高価なA/D変換器を使用することなく、
部分的に位置検出の高分解能化を実現することができる
。
第1図は本発明の一実施例における位置検出装置の構成
図、第2図は第1図における位置検出器の出力特性図、
第3図は本発明における位置検出器を用いたレンズ装置
の構成図、第4図は第3図における位置検出器の出力特
性図、第5図は従来例における位置検出装置の構成図、
および出力特性図、第6図はレンズ装置におけるズーム
位置とフォーカシング系のレンズの位置移動量の関係を
表す特性図である。 1.17.35・・・・・・基板、2.18.36・・
・・・・抵抗体、3,19.37・・・・・・移動体、
4,20゜38・・・・・・摺動子、5,21.39・
・・・・・出力端子、6.7,22,23,40.41
・・・・・・電圧印加端子、8.9.24,25.30
.42・・・・・・電源、10.26・・・・・・電圧
利得調節回路、11.12゜31.32・・・・・・A
/D変換器、15・・・・・・ズームレンズ、16・・
・・・・フォーカシング系レンズ、27゜28・・・・
・・抵抗、29・・・・・・オペアンプ。 代理人の氏名 弁理士小蝦治明 ほか22第 1yJ 第2図 抵抗体り位置 第3図 第4図 (広角側) ズー、Aい□−&I
(’!虚側)第5図
図、第2図は第1図における位置検出器の出力特性図、
第3図は本発明における位置検出器を用いたレンズ装置
の構成図、第4図は第3図における位置検出器の出力特
性図、第5図は従来例における位置検出装置の構成図、
および出力特性図、第6図はレンズ装置におけるズーム
位置とフォーカシング系のレンズの位置移動量の関係を
表す特性図である。 1.17.35・・・・・・基板、2.18.36・・
・・・・抵抗体、3,19.37・・・・・・移動体、
4,20゜38・・・・・・摺動子、5,21.39・
・・・・・出力端子、6.7,22,23,40.41
・・・・・・電圧印加端子、8.9.24,25.30
.42・・・・・・電源、10.26・・・・・・電圧
利得調節回路、11.12゜31.32・・・・・・A
/D変換器、15・・・・・・ズームレンズ、16・・
・・・・フォーカシング系レンズ、27゜28・・・・
・・抵抗、29・・・・・・オペアンプ。 代理人の氏名 弁理士小蝦治明 ほか22第 1yJ 第2図 抵抗体り位置 第3図 第4図 (広角側) ズー、Aい□−&I
(’!虚側)第5図
Claims (3)
- (1)基板上に形成され、両端に電圧が印加された少な
くとも1つの抵抗体と、前記抵抗体に対し平行に移動す
る移動体と、前記抵抗体に装着され前記抵抗体上を摺動
する摺動子と、前記摺動子に取り付けられた電圧を取り
出す出力端子と、前記出力端子から取り出された電圧を
デジタルデータに変換するアナログ−デジタル (A/D)変換器と、前記出力端子から取り出され前記
A/D変換器に入力される電圧を増幅、減衰する利得調
節回路とを具備することを特徴とする位置検出器。 - (2)請求項1記載の位置検出器を用いることを特徴と
するレンズ装置。 - (3)少なくとも1つの抵抗体において、ズーム位置の
望遠側において請求項(1)記載の利得調節回路を具備
する請求項(2)記載のレンズ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30080890A JPH0765882B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 位置検出器およびその検出器を用いたレンズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30080890A JPH0765882B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 位置検出器およびその検出器を用いたレンズ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04172201A true JPH04172201A (ja) | 1992-06-19 |
JPH0765882B2 JPH0765882B2 (ja) | 1995-07-19 |
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JP30080890A Expired - Fee Related JPH0765882B2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 位置検出器およびその検出器を用いたレンズ装置 |
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JP (1) | JPH0765882B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000146509A (ja) * | 1998-11-12 | 2000-05-26 | Agency Of Ind Science & Technol | 磁気式モーションキャプチャ装置における計測方式 |
-
1990
- 1990-11-05 JP JP30080890A patent/JPH0765882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000146509A (ja) * | 1998-11-12 | 2000-05-26 | Agency Of Ind Science & Technol | 磁気式モーションキャプチャ装置における計測方式 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0765882B2 (ja) | 1995-07-19 |
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