JP3807863B2 - A/d変換装置 - Google Patents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力するとともに、デジタル信号への変換対象であるアナログ信号のDCレベルを調整することができる入力レベル調整機能付きA/D変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アナログ信号からデジタル信号への変換であるA/D変換を行う場合、アナログ信号のDCレベルにばらつきがあると、A/D変換可能な電圧幅が決まっているので、変換して得られたデジタル信号にひずみが生じてしまう。
【0003】
そこで、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して出力するA/D変換装置では、A/D変換対象であるアナログ信号のDCレベルを調整する機能を備えた入力レベル調整機能付きのものが提供されている。従来の入力レベル調整機能付きA/D変換装置は図3に示すような構成となっていた。同図において、1は演算増幅器、2及び3は抵抗、4は入力された信号をA/D変換して出力するA/D変換器、50は発生する定電圧が可変である可変定電圧源である。
【0004】
演算増幅器1の非反転入力端子(+)には信号入力端子TIから入力されたアナログ信号が入力されており、一方、反転入力端子(−)は、抵抗2を演算増幅器1の出力側、抵抗3を可変定電圧源50側にして、演算増幅器1の出力側と可変定電圧源50の高電位側との間に直列接続されている2つの抵抗2及び3同士の接続点に接続されている。そして、演算増幅器1から出力される信号がA/D変換器4によりA/D変換され、端子TO1、TO2、…、TOnから出力される。
【0005】
以上の構成により、演算増幅器1には負帰還がかかっているため、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAは、端子TIに入力される信号の電圧をVI、抵抗2、3の抵抗値をそれぞれRf、R、可変定電圧源50の定電圧をVBとすると、
VA={(Rf+R)/R}VI−(Rf/R)VB
となる。
【0006】
したがって、可変定電圧源50の定電圧VBを調整することによって、A/D変換器4に入力されるアナログ信号のDCレベルを調整することができるので、端子TIに入力される変換対象であるアナログ信号のDCレベルがばらついたり、あるいは、演算増幅器1の出力にオフセットが生じたとしても、出力されるデジタル信号にひずみが生じないようにすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のA/D変換装置では、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAのDCレベルをΔVAだけ変化させたいときに必要となる、可変定電圧源50の定電圧VBの変化量ΔVBは、
ΔVB=−(R/Rf)×ΔVA
となるので、RfとRの設定値によっては(具体的には、RfがRより大きくなればなるほど)可変定電圧源50の電圧VBの調整量が非常に小さくなり、可変定電圧源50の定電圧VBの調整が非常に難しくなる。
【0008】
そこで、本発明は、出力されるデジタル信号にひずみを生じさせないようにするための調整をより容易にした入力レベル調整機能付きA/D変換装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明では、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力するとともに、デジタル信号への変換対象であるアナログ信号のDCレベルを調整することができる入力レベル調整機能付きA/D変換装置を、外部から電圧を入力するための端子と、該端子に入力される電圧と内部の定電圧との差分を分圧する分圧回路と、該分圧回路で分圧されて得られた電圧を入力する緩衝増幅器と、変換対象であるアナログ信号を入力するとともに、前記緩衝増幅器の出力電圧を基準電圧とした負帰還回路を有する増幅器と、該増幅器から出力される信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とで構成している。
【0010】
以上の構成により、外部から入力される電圧を調整することによって、A/D変換器に入力されるアナログ信号のDCレベルを変化させることができ、また、DCレベルを同じ量だけ変化させるに際して必要となる電圧の調整量が従来よりも大きくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。本発明の一実施形態であるレベル調整機能付きA/D変換装置のブロック図を図1に示す。同図において、5は定電圧源、6及び7は抵抗、8は演算増幅器である。尚、従来技術として示したA/D変換装置のブロック図である図3と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0012】
端子TADJと定電圧源5の高電位側との間には、抵抗6を端子TADJ側、抵抗7を定電圧源5側として、抵抗6と抵抗7とが直列に接続されている。尚、端子TADJを開放するような使い方をしない場合には、端子TADJと抵抗6との間には緩衝増幅器を挿入するようにしておいても良い。演算増幅器8の非反転入力端子(+)は抵抗6及び7同士の接続点に接続されており、一方、反転入力端子(−)には演算増幅器8の出力側が接続されている。
【0013】
演算増幅器1の出力側と演算増幅器8の出力側との間には、抵抗2を演算増幅器1の出力側、抵抗3を演算増幅器8の出力側にして、抵抗2と抵抗3とが直列に接続されており、抵抗2及び3同士の接続点に演算増幅器1の反転入力端子(−)が接続されている。
【0014】
以上の構成により、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAは、端子TIに入力される信号の電圧をVI、抵抗2、3の抵抗値をそれぞれRf、R、演算増幅器8の出力電圧をVBUFとすると、
VA={(Rf+R)/R}VI−(Rf/R)VBUF
となる。
【0015】
また、演算増幅器8は緩衝増幅器として機能するので、その出力電圧VBUFは、端子TADJに入力される電圧をVADJ、定電圧源8の定電圧をVREF、抵抗6、7の抵抗値をそれぞれR1、R2とすると、
VBUF={R1/(R1+R2)}VREF+{R2/(R1+R2)}VADJ
となる。
【0016】
したがって、端子TADJに入力する電圧VADJを調整することによって、従来技術として示したA/D変換装置と同様に、出力されるデジタル信号にひずみが生じないようにすることができ、そして、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAのDCレベルをΔVAだけ変化させたいときに必要となる、端子TADJに入力する電圧VADJの変化量ΔVADJは、
ΔVADJ=−(R/Rf)×{(R1+R2)/R2}×ΔVA
となるので、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAのDCレベルを同じ量だけ変化させるに際して、必要となる電圧の変化量は従来よりも大きくなり、出力されるデジタル信号にひずみを生じさせないようにするための調整が容易になる。
【0017】
また、本実施形態のA/D変換装置では、たとえ端子TADJが開放状態になったとしても、定電圧源5の定電圧VREFが効いてくるので、演算増幅器1の反転入力端子(−)の電圧が不定になって回路として成り立たなくなるという問題は発生しない。
【0018】
尚、定電圧源5の定電圧VREFとしては、例えば、端子TIに入力されるアナログ信号のDCレベルが理想的なものであるときに、端子TADJが開放状態でA/D変換器4に入力されるアナログ信号がA/D変換器4のレンジ(A/D変換可能な電圧幅)に理想的な状態で収まるような値に設定しておけば良い。
【0019】
また、本実施形態のA/D変換装置では、外部入力される電圧により調整を行うため、回路素子の特性の合わせ込みに要求される厳格さが緩和され、製造時の負担が軽減される。
【0020】
その他には、図2に示すように、A/D変換器4から出力されるデジタル信号をインターフェース回路9を介して入力し、入力した信号に基づいて電圧を発生するレベル調整用電圧発生回路10を設け、このレベル調整用電圧発生回路10の出力電圧を端子TADJに入力することによって、A/D変換器4に入力されるアナログ信号がA/D変換器4のレンジに理想的な状態で収まるように端子TADJに入力される電圧をフィードバック制御するようにしても良い。このようにしておけば、常にひずみのないデジタル信号を得ることができる。
【0021】
尚、A/D変換器4で行われるA/D変換の種類は特に限定されるものではなく、逐次比較形、追従比較形、継続比較形、並列比較形など、どのような方式であっても構わない。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のA/D変換装置によれば、A/D変換器に入力されるアナログ信号のDCレベルを同じ量だけ変化させるに際して必要となる電圧の調整量が従来よりも大きくなるので、出力されるデジタル信号にひずみを生じさせないようにするための調整をより容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である入力レベル調整機能付きA/D変換装置のブロック図である。
【図2】 図1に示すA/D変換装置の一使用形態を示す図である。
【図3】 従来例である入力レベル調整機能付きA/D変換装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 演算増幅器
2、3 抵抗
4 A/D変換器
5 定電圧源
6、7 抵抗
8 演算増幅器
9 インターフェース回路
10 レベル調整用電圧発生回路
50 可変定電圧源
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力するとともに、デジタル信号への変換対象であるアナログ信号のDCレベルを調整することができる入力レベル調整機能付きA/D変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アナログ信号からデジタル信号への変換であるA/D変換を行う場合、アナログ信号のDCレベルにばらつきがあると、A/D変換可能な電圧幅が決まっているので、変換して得られたデジタル信号にひずみが生じてしまう。
【0003】
そこで、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して出力するA/D変換装置では、A/D変換対象であるアナログ信号のDCレベルを調整する機能を備えた入力レベル調整機能付きのものが提供されている。従来の入力レベル調整機能付きA/D変換装置は図3に示すような構成となっていた。同図において、1は演算増幅器、2及び3は抵抗、4は入力された信号をA/D変換して出力するA/D変換器、50は発生する定電圧が可変である可変定電圧源である。
【0004】
演算増幅器1の非反転入力端子(+)には信号入力端子TIから入力されたアナログ信号が入力されており、一方、反転入力端子(−)は、抵抗2を演算増幅器1の出力側、抵抗3を可変定電圧源50側にして、演算増幅器1の出力側と可変定電圧源50の高電位側との間に直列接続されている2つの抵抗2及び3同士の接続点に接続されている。そして、演算増幅器1から出力される信号がA/D変換器4によりA/D変換され、端子TO1、TO2、…、TOnから出力される。
【0005】
以上の構成により、演算増幅器1には負帰還がかかっているため、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAは、端子TIに入力される信号の電圧をVI、抵抗2、3の抵抗値をそれぞれRf、R、可変定電圧源50の定電圧をVBとすると、
VA={(Rf+R)/R}VI−(Rf/R)VB
となる。
【0006】
したがって、可変定電圧源50の定電圧VBを調整することによって、A/D変換器4に入力されるアナログ信号のDCレベルを調整することができるので、端子TIに入力される変換対象であるアナログ信号のDCレベルがばらついたり、あるいは、演算増幅器1の出力にオフセットが生じたとしても、出力されるデジタル信号にひずみが生じないようにすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のA/D変換装置では、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAのDCレベルをΔVAだけ変化させたいときに必要となる、可変定電圧源50の定電圧VBの変化量ΔVBは、
ΔVB=−(R/Rf)×ΔVA
となるので、RfとRの設定値によっては(具体的には、RfがRより大きくなればなるほど)可変定電圧源50の電圧VBの調整量が非常に小さくなり、可変定電圧源50の定電圧VBの調整が非常に難しくなる。
【0008】
そこで、本発明は、出力されるデジタル信号にひずみを生じさせないようにするための調整をより容易にした入力レベル調整機能付きA/D変換装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明では、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力するとともに、デジタル信号への変換対象であるアナログ信号のDCレベルを調整することができる入力レベル調整機能付きA/D変換装置を、外部から電圧を入力するための端子と、該端子に入力される電圧と内部の定電圧との差分を分圧する分圧回路と、該分圧回路で分圧されて得られた電圧を入力する緩衝増幅器と、変換対象であるアナログ信号を入力するとともに、前記緩衝増幅器の出力電圧を基準電圧とした負帰還回路を有する増幅器と、該増幅器から出力される信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とで構成している。
【0010】
以上の構成により、外部から入力される電圧を調整することによって、A/D変換器に入力されるアナログ信号のDCレベルを変化させることができ、また、DCレベルを同じ量だけ変化させるに際して必要となる電圧の調整量が従来よりも大きくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。本発明の一実施形態であるレベル調整機能付きA/D変換装置のブロック図を図1に示す。同図において、5は定電圧源、6及び7は抵抗、8は演算増幅器である。尚、従来技術として示したA/D変換装置のブロック図である図3と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0012】
端子TADJと定電圧源5の高電位側との間には、抵抗6を端子TADJ側、抵抗7を定電圧源5側として、抵抗6と抵抗7とが直列に接続されている。尚、端子TADJを開放するような使い方をしない場合には、端子TADJと抵抗6との間には緩衝増幅器を挿入するようにしておいても良い。演算増幅器8の非反転入力端子(+)は抵抗6及び7同士の接続点に接続されており、一方、反転入力端子(−)には演算増幅器8の出力側が接続されている。
【0013】
演算増幅器1の出力側と演算増幅器8の出力側との間には、抵抗2を演算増幅器1の出力側、抵抗3を演算増幅器8の出力側にして、抵抗2と抵抗3とが直列に接続されており、抵抗2及び3同士の接続点に演算増幅器1の反転入力端子(−)が接続されている。
【0014】
以上の構成により、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAは、端子TIに入力される信号の電圧をVI、抵抗2、3の抵抗値をそれぞれRf、R、演算増幅器8の出力電圧をVBUFとすると、
VA={(Rf+R)/R}VI−(Rf/R)VBUF
となる。
【0015】
また、演算増幅器8は緩衝増幅器として機能するので、その出力電圧VBUFは、端子TADJに入力される電圧をVADJ、定電圧源8の定電圧をVREF、抵抗6、7の抵抗値をそれぞれR1、R2とすると、
VBUF={R1/(R1+R2)}VREF+{R2/(R1+R2)}VADJ
となる。
【0016】
したがって、端子TADJに入力する電圧VADJを調整することによって、従来技術として示したA/D変換装置と同様に、出力されるデジタル信号にひずみが生じないようにすることができ、そして、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAのDCレベルをΔVAだけ変化させたいときに必要となる、端子TADJに入力する電圧VADJの変化量ΔVADJは、
ΔVADJ=−(R/Rf)×{(R1+R2)/R2}×ΔVA
となるので、A/D変換器4に入力されるアナログ信号の電圧VAのDCレベルを同じ量だけ変化させるに際して、必要となる電圧の変化量は従来よりも大きくなり、出力されるデジタル信号にひずみを生じさせないようにするための調整が容易になる。
【0017】
また、本実施形態のA/D変換装置では、たとえ端子TADJが開放状態になったとしても、定電圧源5の定電圧VREFが効いてくるので、演算増幅器1の反転入力端子(−)の電圧が不定になって回路として成り立たなくなるという問題は発生しない。
【0018】
尚、定電圧源5の定電圧VREFとしては、例えば、端子TIに入力されるアナログ信号のDCレベルが理想的なものであるときに、端子TADJが開放状態でA/D変換器4に入力されるアナログ信号がA/D変換器4のレンジ(A/D変換可能な電圧幅)に理想的な状態で収まるような値に設定しておけば良い。
【0019】
また、本実施形態のA/D変換装置では、外部入力される電圧により調整を行うため、回路素子の特性の合わせ込みに要求される厳格さが緩和され、製造時の負担が軽減される。
【0020】
その他には、図2に示すように、A/D変換器4から出力されるデジタル信号をインターフェース回路9を介して入力し、入力した信号に基づいて電圧を発生するレベル調整用電圧発生回路10を設け、このレベル調整用電圧発生回路10の出力電圧を端子TADJに入力することによって、A/D変換器4に入力されるアナログ信号がA/D変換器4のレンジに理想的な状態で収まるように端子TADJに入力される電圧をフィードバック制御するようにしても良い。このようにしておけば、常にひずみのないデジタル信号を得ることができる。
【0021】
尚、A/D変換器4で行われるA/D変換の種類は特に限定されるものではなく、逐次比較形、追従比較形、継続比較形、並列比較形など、どのような方式であっても構わない。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のA/D変換装置によれば、A/D変換器に入力されるアナログ信号のDCレベルを同じ量だけ変化させるに際して必要となる電圧の調整量が従来よりも大きくなるので、出力されるデジタル信号にひずみを生じさせないようにするための調整をより容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である入力レベル調整機能付きA/D変換装置のブロック図である。
【図2】 図1に示すA/D変換装置の一使用形態を示す図である。
【図3】 従来例である入力レベル調整機能付きA/D変換装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 演算増幅器
2、3 抵抗
4 A/D変換器
5 定電圧源
6、7 抵抗
8 演算増幅器
9 インターフェース回路
10 レベル調整用電圧発生回路
50 可変定電圧源
Claims (1)
- 入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力するとともに、デジタル信号への変換対象であるアナログ信号のDCレベルを調整することができる入力レベル調整機能付きA/D変換装置において、
外部から電圧を入力するための端子と、該端子に入力される電圧と内部の定電圧との差分を分圧する分圧回路と、該分圧回路で分圧されて得られた電圧を入力する緩衝増幅器と、変換対象であるアナログ信号を入力するとともに、前記緩衝増幅器の出力電圧を基準電圧とした負帰還回路を有する増幅器と、該増幅器から出力される信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを有することを特徴とするA/D変換装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US09/522,405 US6297756B1 (en) | 1999-03-09 | 2000-03-09 | Analog-to-digital conversion device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06186199A JP3807863B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | A/d変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000261320A JP2000261320A (ja) | 2000-09-22 |
JP3807863B2 true JP3807863B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=13183329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06186199A Expired - Fee Related JP3807863B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | A/d変換装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4590458A (en) * | 1985-03-04 | 1986-05-20 | Exxon Production Research Co. | Offset removal in an analog to digital conversion system |
US4972189A (en) * | 1989-10-23 | 1990-11-20 | Grumman Aerospace Corporation | Correction for DC offset in A/D converters |
US5053770A (en) * | 1990-05-18 | 1991-10-01 | Analogic Corporation | Digital autozero circuit operable in a plurality of modes with separate storage for offset corrections for each mode |
US5105276A (en) * | 1990-11-15 | 1992-04-14 | Eastman Kodak Company | DC restoration of sampled imagery signals |
US5084700A (en) * | 1991-02-04 | 1992-01-28 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Signal clamp circuitry for analog-to-digital converters |
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FR2769773B1 (fr) * | 1997-10-14 | 1999-11-12 | Thomson Multimedia Sa | Dispositif de conversion analogique-numerique |
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1999
- 1999-03-09 JP JP06186199A patent/JP3807863B2/ja not_active Expired - Fee Related
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2000
- 2000-03-09 US US09/522,405 patent/US6297756B1/en not_active Expired - Fee Related
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US6297756B1 (en) | 2001-10-02 |
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