JPH04171187A - マスクなどの搬送に使用される把持装置 - Google Patents

マスクなどの搬送に使用される把持装置

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JPH04171187A
JPH04171187A JP2300331A JP30033190A JPH04171187A JP H04171187 A JPH04171187 A JP H04171187A JP 2300331 A JP2300331 A JP 2300331A JP 30033190 A JP30033190 A JP 30033190A JP H04171187 A JPH04171187 A JP H04171187A
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gripping
mask
gripping means
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opposite side
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JP2300331A
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Terumasa Tokimitsu
時光 輝正
Masaharu Yamamoto
正治 山本
Hitoshi Obata
仁 小幡
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Tatsumo KK
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Tatsumo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマスクなどの搬送に使用される把持装置に関す
る。
(従来の技術) マスクの加工工程に於いては化学的・物理的な表面処理
、フォトレジスト塗布及び、現像などのフォトリソグラ
フ処理などが行われる。
これら処理に於けるマスクの搬送にあってはマスクが機
械的な衝撃に弱く、また不純物を嫌うことから、特別な
注意が必要となる。またマスク搬送はイ?ラインシステ
ムを構成する上で重要な機能であり、製品のクリーン度
とスループットに大きな影響を与えるものとなる。
斯かるマスク搬送に使用される従来の装置としては、例
えばマスクの載置されたベルトを移動させることにより
搬送するようになしたベルト搬送装置とか、或いはマス
クの裏面を真空チャックで吸着保持させた状態で同チャ
ックを移動させることにより搬送するようになした裏面
吸着搬送装置などが知られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記した在来のベルト搬送装置にあっては、マスクの移
送時にベルト駆動機構の摩擦部分や回転部分などでダス
トが発生し、これがマスクに付着して歩留りを低下させ
るという弊害が生じるのである。
また裏面吸着搬送装置にあっては、マスクの搬送中に真
空チャックの吸着面とマスク裏面との密着性が不完全と
なってバキュームリークが発生し、これがマスクの局部
温度低下を誘発するものとなって塗膜の均一性を悪化さ
せたり、リーク発生に伴いダストが巻き寄せられてマス
ク上に付着するという弊害が生じるのである。
さらに再装置に共通して言えることであるが、マスク裏
面と接触される材料に如何なるものを選択すべきか或い
は、搬送時のマスクのスリップをどのようにして防止す
るかなどの問題が残されている。
本発明は上記の如き問題点を抑制し或いは全く生じさせ
ることのない合理的なマスク搬送を実現させ得る新規な
把持装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明では、ステージに載置さ
れた被搬送品の一方の対向辺部を両側から挟持するため
の把持手段と同搬送品の前記対向辺部と直交した対向辺
部を同様に両側から挟持するための別の把持手段とを設
け、各把持手段は時間差をもって作動されるものとなし
たことを特徴とする。
このさい、ステージには被搬送品の周縁部を支持するた
めの複数の支持ビン(突起又は突条を含む、)を起立さ
せるようになす。
(作用) 二つの対向辺部を両側から挟持する把持手段は何れか一
方が先に作動され、他方が遅れて作動されることから、
マスクなどの被搬送品を垂直軸廻りの回転ずれを生じさ
せない状態で一定位置に正確且つ安定的に把持し得るも
のとなる。
この後、このように把持された被搬送品は本発明装置と
共に移動されることにより搬送されるのであってその途
中では慣性力を受けるが、二つの把持手段はその係止作
用により被搬送品を一定位置に正確に保持し続ける。そ
して搬送が終了すると、他のユニットに被搬送品を受は
渡す時二つの把持手段は被搬送品をそれまで把持してい
た位置に解放するのである。
また支持ビンは被搬送品の周縁部を支持して被搬送品の
有効エリアとステージとの直接接触を生じさせないよう
に機能する。
(実施例) 以下、本発明の具体的な実施例を図面により詳細に説明
する。
第1図は本発明装置の全体図に係り、(a)は平面図(
b)はX−X部断面図そして(c)はy−y部断面図、
第2図(a)及び(b)は一部を省略した平面図、第3
図及び第4図は作動説明図である。
図に於いて、lは水平な平板部材で一定個所にはステー
ジ3が形成される。該ステージ3は平板部材1の周囲で
ある一辺の中央個所から延出させた比較的長い張出部1
aと同辺の両端個所から延出させた比較的短い一対の張
出部1b、1bとからなっており、各張出部1a、lb
、lbの先端にはマスクなどの被搬送品mの周縁部を支
持するための支持ビン2・・・が起立させである。
3及び4は何れも前記平板部材1に固定された側面部材
でこれらの接続位置には支持板5がこれら側面部材3.
4と一体に固定されている。なお5aは該支持板5の中
央個所に設けられた透孔である。
6はロータリ・アクチエエータ(モーターも含む)で前
記支持板5の下面に固定されると共にその出力軸6aは
前記透孔5aを通じて同支持板5の上方べ貫通されてな
る。そして前記出力軸6aの先端には方形状のローラ取
付板7が固定させてあってその上下各面には第2図に示
すように各−対の駆動用ローラ8a及び8bと98及び
9bとが設けである。
1Gは前記支持板5の上面に止着されたガイドレール、
そして11は同支持板5と同体に固定された鉤状部材1
2の上面に止着されたガイドレールであり、これら二つ
のガイドレール10.11は直交した状態になされてい
る。
そして前者ガイドレール10にはこれに嵌合された複数
の摺動部材13・・を介することにより二つの板部材1
4a、14bを各々独立に案内させると共に各板部材1
4a、14bには一定形状のスリットに1、klを設け
てこれに前記一対のローラ8a、8bを内嵌させ、ロー
ラ取付板7が出力軸6a廻りに揺動変位されることで二
つの板部材14a、14bがガイドレール10に沿って
近接・離反されるようになしである。
また後者ガイドレール11にもこれに嵌合された複数の
摺動部材15・・を介することにより二つの板部材16
a、16bを各々独立に1案内させると共に各板部材1
6a、16bには一定形状のスリン)k2、k2を設け
てこれに前記一対のローラ9a、9bを内嵌させ、ロー
ラ取付板7が出力軸6a廻りに揺動変位されることで二
つの板部材16a、16bがガイドレール11に沿って
近接・離反されるようになしである。
しかして前記板部材14aには張出部1aに沿った延長
部17が設けられると共にその先端部上面には把持爪c
lが設けられており、また他方の板部材14bにはその
各側部に延長部18a118bが設けられると共にこれ
らの各先端は前記各張出部1b、1bの上面側に位置す
るようになされるほか、各部18a、18bの先端には
把持爪C2、c2が固定されている。なお、18cは板
部材14bに固定された補強部材である。
また、別の二つの板部材16a、16bにはガイドレー
ル11に沿って互いに異なる側方へ向かう張出部19a
、19bが設けられると共にこれら双方をさらに前記張
出部1b、1bに沿って延長させるための延長部20a
、20bが設けられ、且つこれら各先端の上面には把持
爪c3、c3が設けられている。
なお、上記把持爪c1、c2、c3による把持力が図示
しないスプリングなどの弾力を調整することにより適宜
に変化させ被搬送品の周縁部の破損を防止することが好
ましい。
このように構成した本発明品は例えば往復揺動される移
送アームに固定するか或いはモーターでプーリーを回す
ことで変位自在に案内される無端状のタイミングベルト
で固定するなどして使用する。
次に本発明装置の作用をマスクの搬送について説明する
。マスクmは既存の適宜な移載装置により一定位置に一
時停止された本発明装置のステージS上に移載される。
このように移載されたマスクmはその周縁部を複数の支
持ピン2・・・で水平に支持されるものとなる。このさ
い、支持ピン2・・・が一般にはマスクmの有効エリア
外の位置を支持するものとなされていることからマスク
mの有効エリア内を傷つけるようなことは生じない。
この後ロータリ・アクチュエータ6が作動を開始される
のであり、これにより出力軸6asローラ取付板7及び
ローラ8as 8bs 9as 9bが第3図に示され
る矢印方向flへ回転変位されるものとなる。
そしてローラ8as 8b19a19bなどが第2図に
示される初期位置から第3図に示される中間位置、即ち
出力軸6a廻りに45度回転変位されるまでの第一段階
では、二つの板部材14a、14bはスリットkl、k
lがローラ8a、8bの移動軌跡と合致されているため
全く変位しないのであり、また他方の板部材16a、1
6bは各スリットに2、k2がローラ9a、9bの移動
軌跡よりも外側へ漸次外れたものとなされているためロ
ーラの回転変位に伴って徐々に両方向より近接され、各
板部材16a、16bと同体の一対の把持爪C3、c3
はマスクmの一方の対向辺部をマスクmの変位ずれを修
正しながら挟持するものとなる。
次いでローラ8a、8b、9a、9bなどが第3図に示
される位置から第4図に示される最終位置、即ち出力軸
6a廻りにさらに45度矢印方向f2へ回転変位される
までの第二段階では、一方の二つの板部材14a、14
bの各スリットに1、klがローラ8a、8bの移動軌
跡よりも外側へ漸次外れたものとなされているためロー
ラ8a、8bの回転変位に伴ってこれら板部材14a、
14bは徐々に両方向より近接され、各板部材14a、
14bと同体の一対の把持爪C1、c2はマスクmの他
方の対向辺部を出来るだけマスクmの変位ずれを修正し
ながら挟持するものとなり、また他方の板部材16a、
16bの各スリットに2、k2はローラ9a、9bの移
動軌跡に合致したものとなされているため一対の把持爪
C3、C3はマスクmの把持状態を維持したまま全く変
位しないのである。
かくしてマスクmはその四辺部を把持爪C1、c2など
からなる把持手段H1と他の把持爪C3、C3などから
なる把持手段H2とで挟持された状態となる。
このさい各把持手段H1、H2が時間差をもってマスク
mを挟持するものとなるため、マスクmは全通を同時に
挟持されたさいに発生していた垂直軸廻りの回転ずれの
生じない状態で一定位置に正確に把持されるものとなる
のである。
このようにマスクmが把持されると、本発明装置の全体
は適宜な移送アームやタイミングベルトなどを介して他
所へ移動されるのであるが、このさいマスクmに慣性力
などが作用するものとなってもマスクmは二つの把持手
段H1、H2でしっかりと把持されているためその位置
ずれが発生する虞は全くない。
しかして本発明装置が移動を終えステージSを水平姿勢
となされて一定位置に停止されると、前述したマスクm
の把持の場合とは逆の順序で各部が作動され、各把持手
段H1、H2はマスクmをそれまで把持していた位置に
解放するものとなる。
こうして搬送されえマスクmは適宜な移載装置などによ
り所要の場所、例えばキャリアなどへ移される。このさ
い、マスクmはステージS上の一定位置に解放されてい
ることから、アライメント装置によるその位置修正を行
わないでも直接にキャリアに挿入させることが可能とな
る。
上記実施例に於いては4つのローラ8a、8b、9a、
9bを一つのロータリ・アクチュエータ6で回転変位さ
せるようになしたが、そのうちの二つのローラ8a及び
8b又は、9a及び9bを別のロータリ・アクチュエー
タで変位させるようになしてもよい。
また把持手段H1,H2の把持爪数をそれぞれ3.2点
で挟持させるようになしたが、両把持爪数を増加させた
挟持方法も可能である。更に、二つの対向辺部の把持を
H2からHlの順序で挟持するようになしたが逆順序で
行えるようになしてもよい。
(発明の効果) 上記した本発明によれば、ベルト搬送装置や裏面吸着搬
送装置に於いて必要であったベルトやバキュームを必要
としないでマスクの搬送が行えるものとなり、したがっ
てベルトやバキュームなどに関連して生じていた従来の
問題は軽減されるか或いは全(生じないものとなるので
ある。
またマスクは垂直軸廻りの回転ずれを伴うことな(一定
位置に正確且つ安定的に把持されるようになるため搬送
後に於けるアライメント装置によるiの位置修正は必要
ないものとなり、例えば搬送を終えたマスクを位置修正
することなくキャリアなどに直接に挿入できるのである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の全体図に係り、(a)は平面図(
b)はx−x部断面図そして(c)はy−y部断面図、
第2図(a)及び(b)は一部を省略した平面図、第3
図(a)及び(b)そして第4図(1)及び(b)は何
れも一部を省略した作動説明図である。 Hl及びH2・・・把持手段、m・・・被搬送品、S・
・・ステージ、2・・・支持ピン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステージに載置された被搬送品の一方の対向辺部
    を挟持するための把持手段と同搬送品の前記対向辺部と
    直交した対向辺部を挟持するための別の把持手段とを設
    け、各把持手段は時間差をもって作動される構成となさ
    れていることを特徴としたマスクなどの搬送に使用され
    る把持装置。
  2. (2)ステージには複数の支持ピンが起立させてあり、
    被搬送品はこれらピンによりその周縁部を支持されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のマスクなどの搬送に使用
    される把持装置。
JP30033190A 1990-11-05 1990-11-05 マスクなどの搬送に使用される把持装置 Expired - Fee Related JPH0669675B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248194A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Taiyo Ltd 電動グリッパ装置
JPWO2019230195A1 (ja) * 2018-05-31 2021-06-03 川崎重工業株式会社 搬送ハンド及び搬送ロボット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209892A (ja) * 1985-03-13 1986-09-18 株式会社東芝 把持装置

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