JPS6119143Y2 - - Google Patents

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JPS6119143Y2
JPS6119143Y2 JP4138281U JP4138281U JPS6119143Y2 JP S6119143 Y2 JPS6119143 Y2 JP S6119143Y2 JP 4138281 U JP4138281 U JP 4138281U JP 4138281 U JP4138281 U JP 4138281U JP S6119143 Y2 JPS6119143 Y2 JP S6119143Y2
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rotation
pulley
rotating
tile
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプレス成型後のタイル素地を搬送する
過程においてタイル素地を交互に左右90度ずつ水
平回転せしめる様にしたタイル素地の搬送装置に
関するものである。
一般にタイル素地の成型工程においてはプレス
成型後のタイル素地を搬送コンベアにより連続移
送し、最終段階で第4図に図示する様に略1、5
〜2mの高さに渉つて積み上げている。
然るに各タイル素地は成型段階における種々の
原因により一定方向に僅かながら厚み誤差を生じ
るため、これを搬送されて来るままに積み上げる
と僅かな厚み誤差でも多数枚の積み上げにより第
5図に図示する様に傾斜状態となり、安定良く積
み上げることが出来なかつた。
そこでかかる厚み誤差による弊害を防止するた
め、タイルを搬送過程において逆方向に交互に90
度ずつ回転操作せしめる様にしたものとして、特
公開昭55−145922号公報に記載のタイル等の移送
装置が見受けられるも、かかる回転移送機構とし
て移送ベルトにおける搬送経路中に左右両側の下
方から邪魔部材を交互に突出せしめることによ
り、移送ベルト上のタイル素地の片側を持ち上げ
て片側の移送を停止状態と成し、他方側のみ移送
ベルトにて送り作用せしめることによりタイル素
地を移送ベルト上で回転操作せしめているが、邪
魔部材の突出側においては急にタイル素地が浮き
上げられて移送作用が停止するため、邪魔部材の
突出タイミングがずれると移送ベルト上における
タイル素地の載置バランスが崩れてタイル素地が
移送経路から外れて落下する等のトラブルが生
じ、又邪魔部材の突出による制御のみでは回転角
の調整の困難であるため、90度回転操作された時
点で補助ピンにより回転姿勢を規制せしめる様に
成しているが、補助ピンはタイル素地の幅に対応
して突出配置せしめねばならないため、大きさの
異なるタイル素地を搬送せしめる場合には補助ピ
ンの間隔をその都度調整する必要があり、かかる
変更操作に手間を要する等の欠点を有していた。
本考案はかかる点に鑑み、タイル素地を一定方
向に搬送せしめる搬送コンベアの搬送方向に直交
して回転軸を並設せしめ、一方の回転軸は該回転
軸と一体的に回転する固定プーリーと回転軸に対
し自由に回転出来る回動プーリーを挿嵌し、他方
の回転軸には前記回転軸とは対称的に固定プーリ
ーの対向位置に固定プーリーを、回動プーリーの
対向位置に固定プーリーを夫々挿嵌せしめ、固定
プーリーと回動プーリー間及び回動プーリーと固
定プーリー間に夫々ベルトを巻回せしめ、又回転
軸の端部には電磁クラツチにより回転軸への回転
伝達が入切制御されるスプロケツトと、回転軸の
回転方向にのみ回転を伝達せしめる一方向クラツ
チを介してスプロケツトを夫々挿嵌せしめ、又回
転制御される駆動軸には所定径差の大スプロケツ
トと小スプロケツトを挿嵌せしめ、大スプロケツ
トを電磁クラツチにて制御されるスプロケツトに
連繋せしめると共に小スプロケツトを一方向クラ
ツチにて制御されるスプロケツトに連繋せしめ、
タイル素地の搬送動作に関連して電磁クラツチを
切換えることにより二本のベルトの速度を交互に
変換せしめてタイル素地を交互に逆方向に90度水
平回転せしめる装置を提供して上記欠点を解消せ
んとしたものにして、以下本考案実施の一例を図
面に基づいて説明すると、 1は搬送コンベアであり、機枠2,2′間やや
上方位置にはA方向に移動制御される二本の搬送
ベルト3,3′を所定間隔を有せしめて平行に配
設せしめ、プレス成型後のタイル素地4,4′…
を搬送ベルト3,3′上に載置して順次連続的に
A方向へ搬送可能ならしめている。
5はタイル素地の回転移送部であつて、搬送ベ
ルト3,3′の下方で該搬送ベルト3,3′に対し
直交方向に二本の回転軸6,6′を所定間隔を有
せしめて平行に配置せしめ、これを機枠2,2′
に取付けた軸受7,7′…により回動自在に支持
せしめ、一方の回転軸6には回転軸6と一対的に
回転する固定プーリー8と、回転軸6に対し自由
に回動出来る回動プーリー9を搬送ベルト3,
3′に干渉しない様にして所定間隔を保持せしめ
て挿嵌し、他方の回転軸6′には前記回転軸6と
は対称的に固定プーリー8の対向位置に回動プー
リー9′を、回動プーリー9の対向位置に固定プ
ーリー8′を夫々挿嵌せしめ、固定プーリー8と
回動プーリー9′間及び回動プーリー9と固定プ
ーリー8′間に夫々ベルト10,10′を巻回せし
め、ベルト10は回転軸6の回転に対応する速度
で、又ベルト10′は回転軸6′の回転に対応する
速度で夫々回転移送される様に構成せしめてい
る。
11,11′は上方彎曲状に形成されたガイド
板であつて、ルト10,10′の下面に夫々配置
せしめてベルト10,10′を搬送ベルト3,
3′の上面に比し上方へ緩やかに誘導規制せしめ
ている。
又軸受7,7′より外方突出した回転軸6,
6′の端方には回転軸6,6′に対し回動自在にス
プロケツト12,12′を夫々対向せしめて挿嵌
し、該スプロケツト12,12′の前方には回転
軸6,6′と一体的に回転すると共に軸方向に摺
動する作動盤13,13′と該作動板13,1
3′を電磁作用によりスプロケツト12,12′に
対し着離制御せしめる制御部材14,14′より
成る電磁クラツチ15,15′を夫々嵌装せし
め、又スプロケツト12,12′の後方即ち、回
転軸6,6′の端部にはタイル素地4,4′…の搬
送方向への回転(B方向)のみを回転軸6,6′
に伝達し逆方向には自由回転する一方向クラツチ
16,16′を介してスプロケツト17,17′を
挿嵌せしめている。
18は適宜な駆動源に連繋されてB方向に回転
制御される駆動軸であり、該駆動軸18には回転
軸6,6′に挿嵌せしめたスプロケツト12,1
2′に対応する大スプロケツト19とスプロケツ
ト17,17′に対応する小スプロケツト20を
嵌着せしめ、スプロケツト12,12′と大スプ
ロケツト19間及びスプロケツト17,17′と
小スプロケツト20間にチエーン21,21′を
巻回せしめている。
尚スプロケツト17,17′から回転軸6,
6′への回転伝達は一方向クラツチ16,16′に
て所定方向への回転のみを伝達出来る様に構成し
ているが、一方向クラツチ16,16′に代えて
電磁クラツチを使用し得ること勿論である。
又大スプロケツト19と小スプロケツト20の
径はベルト10,10′上でタイル素地4,4′…
を移送する間にベルト10,10′の速度差によ
りタイル素地4,4′…を左回り(C方向)若し
くは右回り(D方向)に90度水平回転せしめる様
に所定の径差に設定されている。
次に回転移送部5の作用を説明すると、先ずベ
ルト10の移送速度Vとベルト10′の移送速度
V′をV>V′なる関係にしてタイル素地4,4′…
を左回り(C方向)に90度水平回転せしめる場合
は一方の回転軸6に嵌装せしめた電磁クラツチ1
5をスプロケツト12に結合してスプロケツト1
2を回転軸6と一体的に回転可能な状態と成し、
又他方の回転軸6′に嵌装せしめた電磁クラツチ
15′をスプロケツト12′より隔開してスプロケ
ツト12′を回転軸6′に対し自由に回転可能な状
態とする(第3図)。
かかる状態において駆動軸18の回転に伴う一
方の大スプロケツト19の回転はチエーン21を
介して回転軸6,6′に挿嵌したスプロケツト1
2,12′に伝達される。
そして回転軸6においては電磁クラツチ15の
作用によりスプロケツト12の回転は回転軸6に
伝達され、それに伴つて回転軸6に一体的に挿嵌
した固定プーリー8が回転する。
しかし回転軸6′においてはスプロケツト1
2′及び固定プーリー8に対応する回動プーリー
9′は回転軸6′に対し自由に回転可能であるの
で、結局大スプロケツト19の回転は回転軸6に
のみ伝達されると共に該回転軸6の回転速度に応
じて一方のベルト10の移送速度Vが決定され
る。
一方小スプロケツト20の回転はチエーン2
1′を介して回転軸6,6′の端部に挿嵌したスプ
ロケツト17,17′に伝達されるが、回転軸6
は大スプロケツト19によりスプロケツト17の
回転速度に比し高速回転制御されているためスプ
ロケツト17は回転軸6に対し相対的に逆方向に
回転する状態になるので、一方向クラツチ16の
作用によつてスプロケツト17は回転軸6に対し
自由に回転可能な状態となる。
しかし回転軸6′は大スプロケツト19の回転
が伝達されないので、小スプロケツト20の回転
はスプロケツト17′及び一方向クラツチ16′を
介して回転軸6′に伝達されると共に該回転軸
6′に一体的に挿嵌せしめた固定プーリー8′を回
転せしめる。
そして固定プーリー8′に対応する回動プーリ
ー9は回転軸6に自由に回転可能な状態で挿嵌さ
れているので、結局小スプロケツト20の回転は
回転軸6′のみに伝達されると共に該回転軸6′の
回転速度に応じて他方のベルト10′の移送速度
V′が決定される。
従つて第3図に図示する状態ではV>V′とな
りベルト10,10′上に移載されるタイル素地
4,4′…は左回り(C方向)に90度水平回転し
て移送出来る状態となる。
一方ベルト10,10′の移送速度を上記と逆
転せしめてV<V′なる関係にしてタイル素地
4,4′…を右回り(D方向)に90度水平回転せ
しめる場合は電磁クラツチ15,15′を夫々作
動せしめ、回転軸6側で電磁クラツチ15とスプ
ロケツト12を隔開すると共に回転軸6′側で電
磁クラツチ15′とスプロケツト12′を結合せし
める。
かかる状態では大スプロケツト19の回転はス
プロケツト12′を介して回転軸6′にのみ伝達さ
れ、該回転軸6′の回転速度に応じてベルト1
0′の移送速度V′が決定されると共に小スプロケ
ツト20の回転はスプロケツト17、一方向クラ
ツチ16を介して回転軸6にのみ伝達され、該回
転軸6の回転速度に応じてベルト10の移送速度
Vが決定される。
従つて前記とは逆にV,V′となりベルト1
0,10′上に移載されるタイル素地4,4′…は
右回り(D方向)に90度水平回転して移送出来る
状態となる。
次に本考案に係るタイル素地の搬送装置の使用
状態を説明すると、プレス成型されたタイル素地
4,4′…は適宜移載装置により搬送コンベア1
の搬送ベルト3,3′上に載置され順次A方向に
搬送される。
そして回転移送部5に至ると、タイル素地4は
搬送ベルト3,3′の上面に比し上方へ緩やかに
彎曲誘導されると共に所定の速度差にて回転制御
されるベルト10,10′上に移行しベルト1
0,10′によりA方向へ移送される。
この場合一方の電磁クラツチ15は閉、他方の
電磁クラツチ15′は開に設定されているものと
すればベルト10は大スプロケツト19の回転伝
達により高速に、又ベルト10′は小スプロケツ
ト20の回転伝達により低減回転制御されるの
で、タイル素地4はベルト10,10′上を移送
される間に左回り(C方向)に90度水平回転して
再び搬送ベルト3,3′上に移行して後続工程へ
搬送されるのである。
尚ベルト10,10′はガイド板11,11′に
より上方彎曲状に誘導規制されているので、タイ
ル素地4は水平回転される間ベルト10,10′
に対し点接触状に支持されるため摩擦抵坑が小さ
くスムーズに水平回転されるのである。
この様にしてタイル素地4が回転移送部5を経
て左回りに90度水平回転された後次のタイル素地
4′が回転移送部5に至る間に電磁クラツチ15
を開、電磁クラツチ15′を閉に切り換えて上記
とは逆にベルト10を低速、ベルト10′を高速
回転制御される様にする。
かかる状態においてタイル素地4′が回転移送
部5を通過すると今度は前記とは逆に右回り(D
方向)に90度水平回転された後再び搬送ベルト
3,3′上に移行する。
従つてタイル素地4とタイル素地4′は相対的
に180度水平回転位相した状態で搬送されるので
ある。
以後上述の様に電磁クラツチ15,15′をタ
イル素地4,4′…の搬送動作に関連して交互に
切り換えることにより、交互に180度水平回転位
相した状態で搬送出来るので、後続の積み上げ工
程においてタイル素地4,4′…の厚み誤差が打
ち消され、積み上げ時の安定性が確保されるので
ある。
尚上記説明においてはタイル素地4,4′…を
1枚毎に逆方向に90度水平回転せしめる状態を示
したが、積み上げ時の安定性が確保される範囲内
において複数枚毎に回転方向を切り換える様にし
ても良い。
又第6図は他の実施例を示し、一方の回転軸6
に挿嵌せしめたスプロケツト12,17を他方の
回転軸6′に挿嵌せしめたスプロケツト12′,1
7′に比し所定割合で小径と成したものである。
かかる構成においてその作用を説明すると、電
磁クラツチ15が開、電磁クラツチ15′が閉の
場合は回転軸6は小スプロケツト20、スプロケ
ツト17の伝達が作用し、回転軸6′は大スプロ
ケツト19、スプロケツト12の伝達が作用して
ベルト10は低速、ベルト10′は高速となり、
この場合タイル素地4,4′…は右回り(D方
向)に180度水平回転する。
電磁クラツチ15が閉、電磁クラツチ15′が
開の場合は回転軸6は大スプロケツト19、スプ
ロケツト12の伝達が作用し、回転軸6′は小ス
プロケツト20、スプロケツト17の伝達が作用
してベルト10,10′共に中速となり、タイル
素地4,4′…は水平回転せずに移送される。
尚電磁クラツチ15,15′が共に閉の場合は
大スプロケツト19のみの回転伝達によりベルト
10は中速、ベルト10′は高速となりタイル素
地4,4′…は右回り(D方向)に90度水平回転
し、電磁クラツチ15,15′が共に開の場合は
小スプロケツト20のみの回転伝達によりベルト
10は低速、ベルト10′は中速となりタイル素
地4,4′…は右回り(D方向)90度水平回転す
る。
この様に電磁クラツチの各種で切換えにより所
望の回転移送状態を選択することが出来るのであ
る。
要するに本考案は、タイル素地4,4′…を一
定方向に搬送せしめる搬送コンベア1の搬送方向
に直交して回転軸6,6′を並設せしめ、一方の
回転軸6は該回転軸6と一体的に回転する固定プ
ーリー8と回転軸6に対し自由に回転出来る回動
プーリー9を挿嵌し、他方の回転軸6′には前記
回転軸6とは対称的に固定プーリー8の対向位置
に回動プーリー9′を、回動プーリー9の対向位
置に固定プーリー8′を夫々挿嵌せしめ、固定プ
ーリー8と回動プーリー9′間及び回動プーリー
9と固定プーリー8′間に夫々ベルト10,1
0′を巻回せしめたので、共通の回転軸6,6′に
より二本のベルト10,10′を独立的に回転操
作せしめることが出来、又回転軸6,6′の端部
には電磁クラツチ15,15′により回転軸6,
6′への回転伝達が入切制御されるスプロケツト
12,12′と、回転軸6,6′の回転方向にのみ
回転を伝達せしめる一方向クラツチ16,16′
を介してスプロケツト17,17′を夫々挿嵌せ
しめ、又回転制御される駆動軸18には所定径差
の大スプロケツト19と小スプロケツト20を挿
嵌せしめ、大スプロケツト19を電磁クラツチ1
5,15′にて制御されるスプロケツト12,1
2′に連繋せしめると共に小スプロケツト20を
一方向クラツチ16,16′にて制御されるスプ
ロケツト17,17′に連繋せしめ、タイル素地
4,4′…の搬送動作に関連して電磁クラツチ1
5,15′を切り換えることとにより二本のベル
ト10,10′の速度を交互に変換せしめてタイ
ル素地4,4′…を交互に逆方向に90度水平回転
せしめる様にしたので、プレス成型後のタイル素
地4,4′…を搬送する過程においてタイル素地
4,4′…を交互に相対的に180度水平回転位相さ
れた状態で搬送せしめることが出来、よつて積み
上げ時においてもその状態を不安定にする要因で
ある一定の方向性を持つたタイルの厚み誤差を搬
送時の回転移送により予め均一化せしめることが
出来るので、後続の積み上げ工程では搬送されて
来る状態のまま機械的に順次積み上げるのみにて
安定的に積み上げることが出来、又搬送コンベア
1の移送経路中に配置せしめたベルト10,1
0′をその移送作用を停止せしめることなく、ベ
ルト10,10′の移送速度を一方を高速、他方
を中速に交互に切換え操作せしめることにより、
ベルト10,10′上で搬送中のタイル素地4,
4′…を交互に90度回転せしめているため、回転
操作中タイル素地4,4′…に対する搬送作用は
両側方何れも停止することなく連続的に行わしめ
ることが出来、よつて搬送コンベア1からベルト
10,10′へ移送せしめることによる搬送速度
の低下を防止出来ると共に、タイル素地4,4′
…の載置バランスを崩すことなく搬送経路に沿つ
て確実に回転移送せしめることが出来、かかる回
転操作はタイル素地4,4′…の下面を載置支持
する2本のベルト10,10′のみにて行わしめ
るため、大きさの異なるタイル素地4,4′…を
搬送せしめる場合においてもそのままの機構で対
応出来るのである。
又タイル素地4,4′…の水平回転はベルト1
0,10′の速度差を利用しているので、タイル
素地4,4′…には何ら機械的衝撃が加わること
なく、更にタイル素地4,4′…の回転方向の変
換は電磁クラツチ15,15′の切り換えによる
ベルト10,10′の速度変換により行わしめる
様にしたので、その操作が簡易且つ確実であると
共に装置全体の機構も簡易である等その実用的効
果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案実施の一例を示すものにして、第1
図は本考案に係るタイル素地の搬送装置の平面
図、第2図は同上側面図、第3図は回転移送部の
機構を示す平面図、第4図、第5図はタイル素地
の積み重ね状態を示す図、第6図は他の実施例を
示す図である。 1……搬送コンベア、3,3′……搬送ベル
ト、4,4′……タイル素地、5……回転移送
部、6,6′……回転軸、8,8′……固定プーリ
ー、9,9′……回動プーリー、10,10′……
ベルト、12,12′……スプロケツト、15,
15′……電磁クラツチ、16,16′……一方向
クラツチ、17,17′……スプロケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイル素地を一定方向に搬送せしめる搬送コン
    ベアの搬送方向に直交して回転軸6,6′を並設
    せしめ、一方の回転軸6は該回転軸6と一体的に
    回転する固定プーリー8と回転軸6に対し自由に
    回転出来る回動プーリー9を挿嵌し、他方の回転
    軸6′には前記回転軸6とは対称的に固定プーリ
    ー8の対向位置に回動プーリー9′を、回動プー
    リー9の対向位置に固定プーリー8′を夫々挿嵌
    せしめ、固定プーリー8と回動プーリー9′間及
    び回動プーリー9と固定プーリー8′間に夫々ベ
    ルト10,10′を巻回せしめ、又回転軸6,
    6′の端部には電磁クラツチ15,15′により回
    転軸6,6′への回転伝達が入切制御されるスプ
    ロケツト12,12′と、回転軸6,6′の回転方
    向にのみ回転を伝達せしめる一方向クラツチ1
    6,16′を介してスプロケツト17,17′を
    夫々挿嵌せしめ、又回転制御される駆動軸には所
    定径差の大スプロケツトと小スプロケツトを挿嵌
    せしめ、大スプロケツトを電磁クラツチ15,1
    5′にて制御されるスプロケツト12,12′に連
    繋せしめると共に小スプロケツトを一方向クラツ
    チ16,16′にて制御されるスプロケツト1
    7,17′に連繋せしめ、タイル素地の搬送動作
    に関連して電磁クラツチ15,15′を切り換え
    ることにより二本ベルト10,10′の速度を交
    互に変換せしめてタイル素地を交互に逆方向に90
    度水平回転せしめる様にしたことを特徴とするタ
    イル素地の搬送装置。
JP4138281U 1981-03-23 1981-03-23 Expired JPS6119143Y2 (ja)

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JPS57155116U JPS57155116U (ja) 1982-09-29
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