JPH0330363Y2 - - Google Patents

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JPH0330363Y2
JPH0330363Y2 JP1984064821U JP6482184U JPH0330363Y2 JP H0330363 Y2 JPH0330363 Y2 JP H0330363Y2 JP 1984064821 U JP1984064821 U JP 1984064821U JP 6482184 U JP6482184 U JP 6482184U JP H0330363 Y2 JPH0330363 Y2 JP H0330363Y2
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belt
wafer
belts
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pulley
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JP1984064821U
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、半導体基板、フオトマスク等の板状
体(以下ウエハと云う)を、ベルト上に支持して
搬送するベルト搬送装置に関し、特に、搬送路上
で搬送方向を変更するための変更機構に関する。
〔従来技術〕
一般に、ベルト搬送装置の搬送路上で搬送方向
を変更する機構は、第4図及び第5図に示すよう
に、別個のループをなす搬送ベルト1,3,1′,
3′を、それぞれ軸7上のプーリ5,5′に巻回し
て、所望の搬送方向に方向修正したり(第4図)、
搬送ベルト2,4の所定箇所に、ベルト2,4を
曲折させるためのプーリ6,6′,8,8′を介在
させることにより、所望の搬送方向に方向修正し
たり(第5図)するものが知られている。これら
いずれの場合も、搬送ベルト1,1′,3,3′又
は2,4の両側に配設したガイドG,G′に、ウ
エハWの周縁を当接させて、ウエハWの搬送方向
を所望方向に修正するようにしている。
かかるガイドG,G′によるウエハWの方向修
正は、搬送方向に対して横方向の力をウエハWに
加えることとなり、これに伴い、ウエハWを支持
するベルト1,1′,3,3′又は2,4にも、横
方向の力が加わるため、ベルト1,1′,3,
3′又は2,4が掛回されているプーリ5,5′又
は6,6′,8,8′から、ベルト1,1′,3,
3′又は2,4が外れ易く、搬送中のウエハWを
損なつたり、ベルトを掛け直さなければならない
等、種々の問題があつた。
プーリからベルトが外れるのを防止するために
は、プーリの外周面上に刻設された溝を深くし、
該溝にベルトを嵌め込んで張設すればよいと考え
られるが、次に挙げるような種々の問題がある。
即ち、一般にベルト搬送装置に用いられるプー
リの外周面上には、ベルトの外径と同程度の深さ
の溝を刻設し、ベルトをプーリに掛け回した時
に、プーリの外面からベルトがほんの少し外方に
突出するようにしている。しかし、ベルトを駆動
している間に、ベルトの送り方向に対して横方向
の力が加えられた場合には、極めて容易にベルト
が外れてしまう。また、プーリ上に刻設された溝
を更に深くして、該溝内にベルトを完全に埋め込
むようにした場合には、ウエハ裏面とプーリ外周
面とが接触することとなるため、ウエハが損傷す
るといつた問題が生ずる。
かかる不都合を解消するには、例えば、テフロ
ン(商標名)等の樹脂を、プーリの外周面にコー
テイングする等の方策が考えられるが、ベルトの
駆動速度とプーリの周速度との違いにより、ウエ
ハに静電気が帯電し易く、ウエハ上の回路自体が
損傷したり、ウエハが汚染されたり等の不都合を
生ずる。
〔目的〕
本考案は、上述の事情に鑑み、ベルト搬送装置
の搬送方向修正部(即ち搬送路の曲折部)におけ
るベルト外れを、有効適切に防止することを主た
る目的とし、この際構造を簡易なものとするとと
もに、ウエハの損傷、汚染等の問題をも、合わせ
解消しようとするものである。
〔構成〕
本考案に係るベルト搬送装置は、プーリ間に張
設された複数の搬送ベルト上にウエハを支持し
て、所望の方向に搬送する搬送路の曲折する部位
に、搬送ベルトの上面から上方に突出する回転体
を配設して構成したものである。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係るベルト搬送装置を適用
した1実施例を示す平面図であり、第2図は、第
1図−断面図である。
図面において、各々別個のループをなす搬送ベ
ルト21,21′,23,23′が、各同軸上に配
設したプーリ25,25′に掛回されている(他
方のプーリは図示を省略する)。
ウエハWを矢印方向に行う場合、ベルト21,
21′から形成された前段の搬送系と、ベルト2
3,23′から形成された後段の搬送系との間に
は、図中Lで示す位相差をもつて搬送方向を修正
している。
プーリ25,25′の共通の軸27は、図示し
ない軸受により軸支され、図示しない駆動機構に
より駆動されている。
各プーリ25,25′上には、ベルト21,2
1′,23,23′をプーリ25,25′に掛回し
た時のベルト外径d1よりも大きな外径d2を有する
Oリング31,31′が固着されている。このO
リング31,31′は、ゴム等の弾性体上に、摩
擦係数が可及的に小さな部材がコーテイングされ
て、ベルト21,21′,23,23′よりも摩擦
係数を小さくしてあり、ウエハWが該Oリング3
1,31′上に乗り上げた際に、ウエハWを搬送
方向に対して横方向(第2図では左右方向)に容
易に移動できるようにしている。
ウエハWの搬送路の両側には、ガイドG,
G′が、ウエハWの外径より若干大きな距離を介
して配設されており、搬送路の曲折した部位にお
いて、ウエハWの縁部をガイドG又はG′に当接
することによつてウエハWの搬送方向を修正する
ようにしている。ガイドG,G′の内壁面には、
摩擦係数が可及的に小さな部材でコーテイングさ
れており、ウエハWがガイドG,G′の内壁面に
当接した際に、ウエハWの方向修正を容易にして
いる。
第3図は、本考案に係るベルト搬送装置の別の
実施例を示す平面図である。
この実施例においては、ベルト21,21′か
ら形成された前段の搬送系と、ベルト23,2
3′から形成された後段の搬送系との搬送方向が、
所定角θをなす場合を示している。
この場合には、第1実施例に示したように、前
段及び後段の搬送系の各一方の隣接するプーリの
回転軸を同軸とすることなく、各々別個の回転軸
41,43を配設し、該軸41,43上に各プー
リ33,33′,35,35′を軸支し、該プーリ
33,33′、35,35′に、各々無端ベルト2
1,21′,23,23′を掛け回している。(図
において各他方のプーリは図示せず)。
各プーリ33,33′,35,35′には、第1
実施例で用いたのと同様のOリング37,37′,
39,39′が固着されている。Oリング37,
37′,39,39′は、その外径が、各プーリ3
3,33′,35,35′にベルト21,21′,
23,23′を掛回した時の該ベルト21,2
1′,23,23′の外径よりも大きく、外方に突
出している。
第3図において、第1図及び第2図に示す記号
と同一記号を付した各要素は、同一のものであ
り、説明を省略する。
〔作用〕
次に、本考案に係るベルト搬送装置の作用につ
いて述べる 第1図乃至第3図に示すように、前段の搬送ベ
ルト21,21′上に支持されて、矢印方向に搬
送され、搬送路の曲折部まで達したウエハWは、
搬送路の両側に配設されたガイドG又はG′にそ
の縁部が当接することにより、搬送方向が修正さ
れる。
このとき、ベルト21,21′上に支持された
ウエハWは、プーリ25,25′(第1図参照)
又は33,33′,35,35′(第3図参照)上
では、ベルト21,21′及び23,23′の外径
よりも大きな外径を有するOリング31,31′
又は37,37′,39,39′により、ベルト2
1,21′及び23,23′から上方に持ち上げら
れるため、ウエハWを前段の搬送系から後段の搬
送系へ受け渡す際に、ウエハWの裏面により、前
段搬送系のベルト21,21′および/又は後段
搬送系のベルト23,23′に横方向(第1図及
び第3図において図面の上下方向)の力を加える
ことがない。
更に、ガイドG,G′の内壁面、及びOリング
31,31′又は37,37′,39,39′の外
周面は、摩擦係数の小さな部材で、形成又はコー
テイングされているため、ウエハWの搬送方向の
修正に際して、ガイドG又はG′から各Oリング
に過大な力を加えることなく、ウエハWは、Oリ
ング31,31′又は37,37′,39,39′
上で摺動し、容易に搬送方向を変えることがで
き、従つてウエハW自体を損傷することはない。
このように、ウエハWの搬送方向の修正に当つ
て、搬送ベルト21,21′,23,23′に横方
向の力がほとんどかけられることがないため、該
搬送ベルト21,21′,23,23′が、プーリ
25,25′又は33,33′,35,35′から
外れることはない。
後段の搬送系に受け渡されたウエハWは、搬送
ベルト23,23′上に支持されて、所望の方向
に搬送される。
〔効果〕
上述の説明から明らかなように、本考案に係る
ベルト搬送装置は、ウエハの搬送路上の曲折部位
に、搬送ベルトの上面(即ちウエハの支持面)よ
りも上方に突出したOリングを配設することによ
り、次のような実用上便宜な諸効果を奏する。
(1) 搬送ベルトに横方向の力が加えられることが
ないため、搬送ベルトがプーリから離脱する慮
れがなく、ウエハの損傷・搬送ベルトの修復と
いつた不都合が解消できる。
(2) 構造が極めて簡易であり、従来のベルト搬送
装置にも容易に適用できる。
(3) ウエハの曲折部位において、摩擦を小さく抑
えることができるため、ウエハの帯電に伴う不
都合を解消することができる。
(4) ウエハの搬送が確実であるため、歩留りを向
上させることができ、生産性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るベルト搬送装置を適用
した第1の実施例を示す平面図、第2図は、第1
図の−線断面図、第3図は、本考案に係る第
2の実施例を示す平面図、第4図及び第5図は、
各々従来のベルト搬送装置を示す平面図である。 1,1′,2,3,3′,4……搬送ベルト、
5,5′,6,6′,8,8′……プーリ、7……
軸、21,21′,23,23′……搬送ベルト、
25,25′……プーリ、27……軸、31,3
1′……Oリング、33,33′,35,35′…
…プーリ、37,37′,39,39′……Oリン
グ、41,43……回転軸、G,G′……ガイド、
W……ウエハ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プーリ上に調節された複数の搬送ベルト上に、
    半導体基板、フオトマスク等の板状体を支持し
    て、所望の方向に搬送するようにしたベルト搬送
    装置において、搬送路の曲折する部位に、前記板
    状体の側縁が当接する一対のガイドを、搬送路の
    両側に配設し、かつ、前記板状体を支持する前記
    搬送ベルトの上面から上方に部分的に突出する回
    転体を配設し、該回転体の周面を、前記搬送ベル
    トよりも摩擦係数の小さい部材で形成するととも
    に、搬送ベルトを調節したプーリの少なくとも一
    方と同軸に軸支してなるベルト搬送装置。
JP6482184U 1984-05-04 1984-05-04 ベルト搬送装置 Granted JPS60177133U (ja)

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JP6482184U JPS60177133U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ベルト搬送装置

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JP6482184U JPS60177133U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ベルト搬送装置

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JPS60177133U JPS60177133U (ja) 1985-11-25
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS444183Y1 (ja) * 1965-08-09 1969-02-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS444183Y1 (ja) * 1965-08-09 1969-02-17

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