JPH11157637A - 基板搬送装置 - Google Patents
基板搬送装置Info
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- JPH11157637A JPH11157637A JP32611097A JP32611097A JPH11157637A JP H11157637 A JPH11157637 A JP H11157637A JP 32611097 A JP32611097 A JP 32611097A JP 32611097 A JP32611097 A JP 32611097A JP H11157637 A JPH11157637 A JP H11157637A
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- rollers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板の種々のサイズに対応して、大きな設備
変更をすることなく変換操作を簡単容易に確実に短時間
で行えるようにし写真乾板等の板状の感光材料やフィル
ターその他塗装製品の製造を安定した品質で効率良く行
うようにする。 【解決手段】 基板の幅手方向両側の縁辺部を片側ずつ
支持する、２本のローラ間に巻回され所定の幅を有する
搬送用エンドレスベルトが前記幅手方向両側に２組設け
られ、各組の前記２本のローラは機枠の両側のフレーム
の軸受けに軸支された各回転軸と共に一体に回転可能に
してあると共に、回転軸方向にはスライド可能で且つ所
定位置にクランプ可能にしてあり、更に該回転軸の一方
はモータに連結する駆動軸に構成され、且つ、前記両回
転軸の中間部には前記一対のエンドレスベルトを介して
前記基板を支持するフラットローラが少なくとも１本設
けられていることを特徴とする基板搬送装置。
変更をすることなく変換操作を簡単容易に確実に短時間
で行えるようにし写真乾板等の板状の感光材料やフィル
ターその他塗装製品の製造を安定した品質で効率良く行
うようにする。 【解決手段】 基板の幅手方向両側の縁辺部を片側ずつ
支持する、２本のローラ間に巻回され所定の幅を有する
搬送用エンドレスベルトが前記幅手方向両側に２組設け
られ、各組の前記２本のローラは機枠の両側のフレーム
の軸受けに軸支された各回転軸と共に一体に回転可能に
してあると共に、回転軸方向にはスライド可能で且つ所
定位置にクランプ可能にしてあり、更に該回転軸の一方
はモータに連結する駆動軸に構成され、且つ、前記両回
転軸の中間部には前記一対のエンドレスベルトを介して
前記基板を支持するフラットローラが少なくとも１本設
けられていることを特徴とする基板搬送装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス板等の基板に
写真乳剤等の塗料を塗布して写真乾板やフィルターやそ
の他塗装製品を製作するときの塗布前後における前記基
板を清潔に正確に搬送する装置に関する。
写真乳剤等の塗料を塗布して写真乾板やフィルターやそ
の他塗装製品を製作するときの塗布前後における前記基
板を清潔に正確に搬送する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ガラス板等の基板に写真乳剤を塗布した
写真乾板はその表面には画像形成層が塗布され、裏面に
もバッキング層が塗布されており、それらの塗布液が塗
布された状態で基板は搬送されるので、搬送中塗布面を
接触させないようにしないと折角の塗布面が損なわれる
ので画像形成面を避けて接触させた状態で搬送すること
が少なくとも必要である。従って従来は基板の両サイド
のエッジに近い部分を沢山の搬送ローラに接触した状態
で搬送させていた。
写真乾板はその表面には画像形成層が塗布され、裏面に
もバッキング層が塗布されており、それらの塗布液が塗
布された状態で基板は搬送されるので、搬送中塗布面を
接触させないようにしないと折角の塗布面が損なわれる
ので画像形成面を避けて接触させた状態で搬送すること
が少なくとも必要である。従って従来は基板の両サイド
のエッジに近い部分を沢山の搬送ローラに接触した状態
で搬送させていた。
【０００３】しかし基板には色々なサイズがあり、それ
らに適応させるためには前述のローラ接触部分を移動す
るように切り替える必要がある。そのために沢山のロー
ラの位置の変更手段や、それぞれのサイズに変更すると
きの専用ローラを用意していた。
らに適応させるためには前述のローラ接触部分を移動す
るように切り替える必要がある。そのために沢山のロー
ラの位置の変更手段や、それぞれのサイズに変更すると
きの専用ローラを用意していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように基板サイズ
に応じて基板の搬送装置のローラ位置を変更する作業は
時間がかかり、その上大変複雑で厄介なものであった。
本発明はそのような欠点を排除した、変更作業を殆ど必
要としない、また、変更作業が必要であっても簡単容易
に短時間で効率良く達成できる写真乾板やフィルターそ
の他塗装製品を製造するときの基板搬送装置を提供する
ことを目的にする。
に応じて基板の搬送装置のローラ位置を変更する作業は
時間がかかり、その上大変複雑で厄介なものであった。
本発明はそのような欠点を排除した、変更作業を殆ど必
要としない、また、変更作業が必要であっても簡単容易
に短時間で効率良く達成できる写真乾板やフィルターそ
の他塗装製品を製造するときの基板搬送装置を提供する
ことを目的にする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的は次の（１）〜
（５）の何れかの技術手段によって達成される。
（５）の何れかの技術手段によって達成される。
【０００６】（１） 搬送方向に所定の間隔をおいて配
列された複数の鼓形ローラと、該鼓形ローラに基板を載
せて該基板の幅手方向両側の縁辺部のエッジを接触させ
て搬送する前記鼓形ローラの駆動手段と、相隣る該鼓形
ローラ間の前記幅手方向の両側に設けた前記基板の蛇行
防止用幅規制ガイド手段と、該幅規制ガイド手段の幅手
方向可変手段とを有することを特徴とする基板搬送装
置。
列された複数の鼓形ローラと、該鼓形ローラに基板を載
せて該基板の幅手方向両側の縁辺部のエッジを接触させ
て搬送する前記鼓形ローラの駆動手段と、相隣る該鼓形
ローラ間の前記幅手方向の両側に設けた前記基板の蛇行
防止用幅規制ガイド手段と、該幅規制ガイド手段の幅手
方向可変手段とを有することを特徴とする基板搬送装
置。
【０００７】（２） 基板の幅手方向両側の縁辺部を片
側ずつ支持する、２本のローラ間に巻回され所定の幅を
有する搬送用エンドレスベルトが前記幅手方向両側に２
組設けられ、各組の２本のローラは機枠の両側のフレー
ムの軸受けに軸支された各回転軸と共に一体に回転可能
にしてあると共に、回転軸方向にはスライド可能で且つ
所定位置にクランプ可能にしてあり、更に該回転軸の一
方はモータに連結する駆動軸に構成され、且つ、前記両
回転軸の中間部には前記一対のエンドレスベルトを介し
て前記基板を支持するフラットローラが少なくとも１本
設けられていることを特徴とする基板搬送装置。
側ずつ支持する、２本のローラ間に巻回され所定の幅を
有する搬送用エンドレスベルトが前記幅手方向両側に２
組設けられ、各組の２本のローラは機枠の両側のフレー
ムの軸受けに軸支された各回転軸と共に一体に回転可能
にしてあると共に、回転軸方向にはスライド可能で且つ
所定位置にクランプ可能にしてあり、更に該回転軸の一
方はモータに連結する駆動軸に構成され、且つ、前記両
回転軸の中間部には前記一対のエンドレスベルトを介し
て前記基板を支持するフラットローラが少なくとも１本
設けられていることを特徴とする基板搬送装置。
【０００８】（３） 前記基板の幅手方向両側の端面の
ガイド部材が各基板のサイズに合わせてクランプされる
ように設けられていることを特徴とする（２）項に記載
の基板搬送装置。
ガイド部材が各基板のサイズに合わせてクランプされる
ように設けられていることを特徴とする（２）項に記載
の基板搬送装置。
【０００９】（４） 機台上を幅手方向にスライドして
任意の所定位置にクランプ可能にしたフレームの軸受け
に２つのローラを回転可能に固定し、該２つのローラ間
に所定の幅を有する基板の搬送用エンドレスベルトが巻
回され、前記２つのローラの中間部には前記エンドレス
ベルトを支持するフラットローラが前記機体フレームに
回転可能に固定されて搬送ユニットが構成され、該ユニ
ットはエンドレスベルトによる前記基板の搬送方向の両
側に１つずつ設けられ、前記各ユニットの２つのローラ
は２本の回転軸に１つずつ、両方のユニットで合計２つ
ずつ一体に回転可能に且つスライド可能にしてあり、前
記回転軸の一方は駆動軸で他の一方は前記エンドレスベ
ルトを介しての従動軸であり、前記各ユニットは前記２
つのローラを介して前記回転軸上を移動し基板の縁辺部
が前記エンドレスベルトの一部に載置されるように合わ
せて機台の所定位置に固定可能にしたことを特徴とする
基板搬送装置。
任意の所定位置にクランプ可能にしたフレームの軸受け
に２つのローラを回転可能に固定し、該２つのローラ間
に所定の幅を有する基板の搬送用エンドレスベルトが巻
回され、前記２つのローラの中間部には前記エンドレス
ベルトを支持するフラットローラが前記機体フレームに
回転可能に固定されて搬送ユニットが構成され、該ユニ
ットはエンドレスベルトによる前記基板の搬送方向の両
側に１つずつ設けられ、前記各ユニットの２つのローラ
は２本の回転軸に１つずつ、両方のユニットで合計２つ
ずつ一体に回転可能に且つスライド可能にしてあり、前
記回転軸の一方は駆動軸で他の一方は前記エンドレスベ
ルトを介しての従動軸であり、前記各ユニットは前記２
つのローラを介して前記回転軸上を移動し基板の縁辺部
が前記エンドレスベルトの一部に載置されるように合わ
せて機台の所定位置に固定可能にしたことを特徴とする
基板搬送装置。
【００１０】（５） 前記基板の幅手方向両側端面のガ
イド部材が前記搬送ユニットの機体フレームに固定され
て設けられていることを特徴とする（４）項に記載の基
板搬送装置。
イド部材が前記搬送ユニットの機体フレームに固定され
て設けられていることを特徴とする（４）項に記載の基
板搬送装置。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明するが、本発明はこれらに限定されない。
また、以下の説明には用語等に対する断定的な表現があ
るが、本発明の好ましい例を示すもので、本発明の用語
の意義や技術的な範囲を限定するものではない。
を用いて説明するが、本発明はこれらに限定されない。
また、以下の説明には用語等に対する断定的な表現があ
るが、本発明の好ましい例を示すもので、本発明の用語
の意義や技術的な範囲を限定するものではない。
【００１２】請求項１に関する実施の形態を図１の平面
図、図２の側面図及び図３の正面図を用いて説明する。
図、図２の側面図及び図３の正面図を用いて説明する。
【００１３】コの字形の機枠１１の両側のフレーム１１
Ａ，１１Ｂには軸受け１３が設けられ複数の鼓形ローラ
１２が略等間隔に水平に配置されフレーム１１Ａの外側
で駆動伝達ホイール１４が前記鼓形ローラ１２の回転軸
にセットされ、前記各ホイール１４間には例えばチェー
ンのような駆動ベルト１４Ａが掛けられている。
Ａ，１１Ｂには軸受け１３が設けられ複数の鼓形ローラ
１２が略等間隔に水平に配置されフレーム１１Ａの外側
で駆動伝達ホイール１４が前記鼓形ローラ１２の回転軸
にセットされ、前記各ホイール１４間には例えばチェー
ンのような駆動ベルト１４Ａが掛けられている。
【００１４】また、前記機枠１１にはモータ２１が設置
されその回転軸に駆動ホイール２２Ａが設けられてい
る。そして、前記鼓形ローラ１２の１つにはその回転軸
の駆動伝達ホイール１４に同心に設けられた駆動ホイー
ル２２Ｂが前記モータ２１の前記駆動ホイール２２Ａに
駆動ベルトを介して連結されている。このようにして各
鼓形ローラは所定の速度で駆動可能になっている。
されその回転軸に駆動ホイール２２Ａが設けられてい
る。そして、前記鼓形ローラ１２の１つにはその回転軸
の駆動伝達ホイール１４に同心に設けられた駆動ホイー
ル２２Ｂが前記モータ２１の前記駆動ホイール２２Ａに
駆動ベルトを介して連結されている。このようにして各
鼓形ローラは所定の速度で駆動可能になっている。
【００１５】基板１の幅は最大８００ｍｍ厚さ５ｍｍ程
度であり、この場合、基板１の両端を支えたとき中央の
撓みは約０．８ｍｍあり鼓形ローラ１２の周面を形成す
る弧の半径を前記撓みを考慮して１６ｍ以下にしておけ
ば基板の画像形成部が該ローラに接触することは無い。
度であり、この場合、基板１の両端を支えたとき中央の
撓みは約０．８ｍｍあり鼓形ローラ１２の周面を形成す
る弧の半径を前記撓みを考慮して１６ｍ以下にしておけ
ば基板の画像形成部が該ローラに接触することは無い。
【００１６】厚さ５ｍｍ程度の大判のガラス板等の基板
１はそのサイズに拘わらず両側のエッジを前記鼓形ロー
ラ上に接して搬送される。尚、基板１がその搬送方向に
対して幅手方向の両側を規制されるように幅規制ガイド
手段が設けられいる。該幅規制手段としては、例えば前
記両側のフレーム１１Ａ，１１Ｂ間に渡して固定したブ
リッジ１５を設け、そこに設けられた長孔１６で位置調
節が可能にされたガイドローラ１７が、そのローラ軸１
８をナット１９で所定位置に締め付けて固定され、基板
１の搬送時の正確な位置決めと蛇行防止の目的を達成す
るようにしてある。
１はそのサイズに拘わらず両側のエッジを前記鼓形ロー
ラ上に接して搬送される。尚、基板１がその搬送方向に
対して幅手方向の両側を規制されるように幅規制ガイド
手段が設けられいる。該幅規制手段としては、例えば前
記両側のフレーム１１Ａ，１１Ｂ間に渡して固定したブ
リッジ１５を設け、そこに設けられた長孔１６で位置調
節が可能にされたガイドローラ１７が、そのローラ軸１
８をナット１９で所定位置に締め付けて固定され、基板
１の搬送時の正確な位置決めと蛇行防止の目的を達成す
るようにしてある。
【００１７】また、幅規制手段としてはガイドローラで
なく摩擦係数の小さい材料から成るガイドプレートを設
けることもできる。
なく摩擦係数の小さい材料から成るガイドプレートを設
けることもできる。
【００１８】鼓形ローラの材質はステンレス、スチー
ル、アルミニウム等に天然ゴム、合成ゴム、ネオプレー
ン、ニトリル、ウレタン、シリコン等のライニングされ
たものが適当である。しかしこれ等に限定されるもので
はない。
ル、アルミニウム等に天然ゴム、合成ゴム、ネオプレー
ン、ニトリル、ウレタン、シリコン等のライニングされ
たものが適当である。しかしこれ等に限定されるもので
はない。
【００１９】次に請求項２及び３の実施の形態を図４の
平面図及び図５の側面図を用いて説明する。
平面図及び図５の側面図を用いて説明する。
【００２０】コの字形の機枠１１１の両側のフレーム１
１１Ａ，１１１Ｂには軸受け１１４，１１５が設けら
れ、軸受け１１４にはスプライン１１３Ｋ，１２３Ｋが
施された２本のスプラインシャフト１１３，１２３の端
部のスプラインの施されていない部分が回転可能に軸支
され、スプラインシャフト１１３には該スプラインシャ
フト１１３と嵌合して回転方向には一体で回り軸方向に
はスライドが可能で任意の所定位置にクランプが可能に
した従動ローラ１１２Ａ，１１２Ｂが設けられ、スプラ
インシャフト１２３には該スプラインシャフト１２３と
嵌合して回転方向には一体で回り軸方向にはスライドが
可能で任意の所定位置にクランプが可能にした駆動ロー
ラ１２２Ａ，１２２Ｂが設けられ、該スプラインシャフ
ト１２３はフレーム１１１Ａの外方に伸びカップリング
１２４によって機枠１１１に取り付けられたモータ１２
１と直結されている。そして各駆動ローラ１２２Ａ，１
２２Ｂと各従動ローラ１１２Ａ，１１２Ｂとの間には各
搬送用エンドレスベルト１１２Ｃ，１１２Ｄが巻回され
ている。
１１Ａ，１１１Ｂには軸受け１１４，１１５が設けら
れ、軸受け１１４にはスプライン１１３Ｋ，１２３Ｋが
施された２本のスプラインシャフト１１３，１２３の端
部のスプラインの施されていない部分が回転可能に軸支
され、スプラインシャフト１１３には該スプラインシャ
フト１１３と嵌合して回転方向には一体で回り軸方向に
はスライドが可能で任意の所定位置にクランプが可能に
した従動ローラ１１２Ａ，１１２Ｂが設けられ、スプラ
インシャフト１２３には該スプラインシャフト１２３と
嵌合して回転方向には一体で回り軸方向にはスライドが
可能で任意の所定位置にクランプが可能にした駆動ロー
ラ１２２Ａ，１２２Ｂが設けられ、該スプラインシャフ
ト１２３はフレーム１１１Ａの外方に伸びカップリング
１２４によって機枠１１１に取り付けられたモータ１２
１と直結されている。そして各駆動ローラ１２２Ａ，１
２２Ｂと各従動ローラ１１２Ａ，１１２Ｂとの間には各
搬送用エンドレスベルト１１２Ｃ，１１２Ｄが巻回され
ている。
【００２１】また、軸受け１１５には複数本（ここでは
２本）の基板支持用のフラットローラ１１６が軸支され
ている。該フラットローラ１１６にはスラスト止め１１
６Ａが設けられている。該フラットローラ１１６は前記
搬送用エンドレスベルト１１２Ｃ，１１２Ｄを介して搬
送中の基板１を水平に支持する役目を果たしている。
２本）の基板支持用のフラットローラ１１６が軸支され
ている。該フラットローラ１１６にはスラスト止め１１
６Ａが設けられている。該フラットローラ１１６は前記
搬送用エンドレスベルト１１２Ｃ，１１２Ｄを介して搬
送中の基板１を水平に支持する役目を果たしている。
【００２２】該フラットローラ１１６と前記各ローラ１
１２Ａ，１１２Ｂ，１２２Ａ，１２２Ｂの各周面頂上部
の高さは同一面になっている。
１２Ａ，１１２Ｂ，１２２Ａ，１２２Ｂの各周面頂上部
の高さは同一面になっている。
【００２３】このようにして、基板１はその幅手方向両
側の塗布液の塗られていないエッジ部が前記搬送用エン
ドレスベルト１１２Ｃ，１１２Ｄに載せられて搬送され
る。
側の塗布液の塗られていないエッジ部が前記搬送用エン
ドレスベルト１１２Ｃ，１１２Ｄに載せられて搬送され
る。
【００２４】其の際、基板１の幅手方向両側の端面位置
を規制するガイド部材としてガイドローラ１３３が設け
られている。該ガイドローラ１３３はフレーム１１１
Ａ，１１１Ｂ上に取り付けられたプレート１３１の長孔
１３２に沿って位置調節後ローラ軸１３３Ａの端部をナ
ット１３３Ｂで締め付けてクランプすることによってそ
の目的が達成できる。勿論、ガイド部材はガイドローラ
１３３でなくテフロン材のような低摩擦係数材料を用い
たガイドプレート状のものとしても良い。
を規制するガイド部材としてガイドローラ１３３が設け
られている。該ガイドローラ１３３はフレーム１１１
Ａ，１１１Ｂ上に取り付けられたプレート１３１の長孔
１３２に沿って位置調節後ローラ軸１３３Ａの端部をナ
ット１３３Ｂで締め付けてクランプすることによってそ
の目的が達成できる。勿論、ガイド部材はガイドローラ
１３３でなくテフロン材のような低摩擦係数材料を用い
たガイドプレート状のものとしても良い。
【００２５】なお、前記搬送用エンドレスベルト１１２
Ｃ，１１２Ｄは基板１の中央の撓みが前記フラットロー
ラ１１６の上面に触れないための厚さを持つことが必要
である。
Ｃ，１１２Ｄは基板１の中央の撓みが前記フラットロー
ラ１１６の上面に触れないための厚さを持つことが必要
である。
【００２６】次に請求項４及び５の実施の形態を図６の
平面図及び図７の正面図を用いて説明する。
平面図及び図７の正面図を用いて説明する。
【００２７】基台２１１上を幅手方向にスライド可能
で、かつ、所定位置にクランプを可能にした一対のフレ
ーム２１１Ａ，２１１Ｂには軸受け２１８，２１７が設
けられ、また、該軸受け２１８にはスプライン２１３
Ｋ，２２３Ｋが施された従動ローラ２１２Ａ，２１２Ｂ
及び駆動ローラ２２２Ａ，２２２Ｂが回転可能に軸支さ
れ、ナット２１９でスラスト止めがなされている。前記
各ローラ２１２Ａ，２１２Ｂ，２２２Ａ，２２２Ｂには
スプラインシャフト２１３及び２２３が嵌合して回転方
向には一体で回り軸方向にはスライドが可能にして設け
られ、前記スプラインシャフト２１３はフレーム２１１
Ａ及び２１１Ｂの外方に伸び、軸受け２１４に回転可能
にスラスト止めして軸支されている。また、前記スプラ
インシャフト２２３はフレーム２１１Ａの外方に伸びカ
ップリング２２４によって基台２１１に取り付けられた
モータ２２１と直結され、一方、フレーム２１１Ｂの外
方に伸びた前記スプラインシャフト２２３の先端部は、
軸受け２１４に回転可能に軸支されている。
で、かつ、所定位置にクランプを可能にした一対のフレ
ーム２１１Ａ，２１１Ｂには軸受け２１８，２１７が設
けられ、また、該軸受け２１８にはスプライン２１３
Ｋ，２２３Ｋが施された従動ローラ２１２Ａ，２１２Ｂ
及び駆動ローラ２２２Ａ，２２２Ｂが回転可能に軸支さ
れ、ナット２１９でスラスト止めがなされている。前記
各ローラ２１２Ａ，２１２Ｂ，２２２Ａ，２２２Ｂには
スプラインシャフト２１３及び２２３が嵌合して回転方
向には一体で回り軸方向にはスライドが可能にして設け
られ、前記スプラインシャフト２１３はフレーム２１１
Ａ及び２１１Ｂの外方に伸び、軸受け２１４に回転可能
にスラスト止めして軸支されている。また、前記スプラ
インシャフト２２３はフレーム２１１Ａの外方に伸びカ
ップリング２２４によって基台２１１に取り付けられた
モータ２２１と直結され、一方、フレーム２１１Ｂの外
方に伸びた前記スプラインシャフト２２３の先端部は、
軸受け２１４に回転可能に軸支されている。
【００２８】そして各駆動ローラ２２２Ａ，２２２Ｂと
各従動ローラ２１２Ａ，２１２Ｂとの間には各搬送用エ
ンドレスベルト２１２Ｃ，２１２Ｄが巻回されている。
各従動ローラ２１２Ａ，２１２Ｂとの間には各搬送用エ
ンドレスベルト２１２Ｃ，２１２Ｄが巻回されている。
【００２９】また、軸受け２１７には複数本（ここでは
２本）の基板支持用のフラットローラ２１６が片持ち状
態に軸支され、スラスト止め２１６Ａが設けられてい
る。該フラットローラ２１６は前記搬送用エンドレスベ
ルト２１２Ｃ，２１２Ｄを介して搬送中の基板１を水平
に支持する役目を果たしている。
２本）の基板支持用のフラットローラ２１６が片持ち状
態に軸支され、スラスト止め２１６Ａが設けられてい
る。該フラットローラ２１６は前記搬送用エンドレスベ
ルト２１２Ｃ，２１２Ｄを介して搬送中の基板１を水平
に支持する役目を果たしている。
【００３０】該フラットローラ２１６と前記各ローラ２
１２Ａ，２１２Ｂ，２２２Ａ，２２２Ｂの各周面頂上部
の高さは同一面になっている。
１２Ａ，２１２Ｂ，２２２Ａ，２２２Ｂの各周面頂上部
の高さは同一面になっている。
【００３１】このようにして、基板１はその幅手方向両
側の塗布液の塗られていないエッジ部が前記搬送用エン
ドレスベルト２１２Ｃ，２１２Ｄに載せられて搬送され
る。
側の塗布液の塗られていないエッジ部が前記搬送用エン
ドレスベルト２１２Ｃ，２１２Ｄに載せられて搬送され
る。
【００３２】其の際、基板１の幅手方向両側の端面位置
を規制するガイド部材としてガイドローラ２３３が設け
られている。該ガイドローラ２３３はフレーム２１１
Ａ，２１１Ｂ上に取り付けられたプレート２３１の所定
の位置にローラ軸の端部をナット２３２で締め付けてク
ランプすることによってその目的が達成できる。勿論、
ガイド部材はガイドローラ２３３でなくテフロン材のよ
うな低摩擦係数材料を用いたガイドプレート状のものと
しても良い。
を規制するガイド部材としてガイドローラ２３３が設け
られている。該ガイドローラ２３３はフレーム２１１
Ａ，２１１Ｂ上に取り付けられたプレート２３１の所定
の位置にローラ軸の端部をナット２３２で締め付けてク
ランプすることによってその目的が達成できる。勿論、
ガイド部材はガイドローラ２３３でなくテフロン材のよ
うな低摩擦係数材料を用いたガイドプレート状のものと
しても良い。
【００３３】なお、前記搬送用エンドレスベルト２１２
Ｃ，２１２Ｄを介して基板１を支持するフラットローラ
は各フレーム２１１Ａ，２１１Ｂの極く近くに片持ちで
設けられているので、基板１の中央の撓みが触れるロー
ラ面は中央には存在せず、従って、請求項２、３の実施
の形態で示したようなフラットローラ１１６の上面に基
板１を触れさせないためにエンドレスベルトの厚さを制
限することが必要でなくなる。
Ｃ，２１２Ｄを介して基板１を支持するフラットローラ
は各フレーム２１１Ａ，２１１Ｂの極く近くに片持ちで
設けられているので、基板１の中央の撓みが触れるロー
ラ面は中央には存在せず、従って、請求項２、３の実施
の形態で示したようなフラットローラ１１６の上面に基
板１を触れさせないためにエンドレスベルトの厚さを制
限することが必要でなくなる。
【００３４】エンドレスベルトの種類としては、タイミ
ングベルト、チェーンベルト、Ｖベルト等が使用でき、
ベルト材質はステンレス、樹脂、ゴム、スチール等が適
当であり、駆動ローラはクラウンローラ、プーリ、スプ
ロケット等が用いられる。ローラ材質はゴム、樹脂（ジ
ュラコン，ポリウレタン）、スチール、ステンレス等が
使用できる。
ングベルト、チェーンベルト、Ｖベルト等が使用でき、
ベルト材質はステンレス、樹脂、ゴム、スチール等が適
当であり、駆動ローラはクラウンローラ、プーリ、スプ
ロケット等が用いられる。ローラ材質はゴム、樹脂（ジ
ュラコン，ポリウレタン）、スチール、ステンレス等が
使用できる。
【００３５】
【発明の効果】本発明により基板の種々のサイズに対応
して、大きな設備変更をすることなく変換操作も極めて
簡単容易に確実に短時間で行えるようになり写真乾板等
の板状の感光材料やフィルターその他塗装製品の製造が
安定した品質で効率良く生産できるようになった。
して、大きな設備変更をすることなく変換操作も極めて
簡単容易に確実に短時間で行えるようになり写真乾板等
の板状の感光材料やフィルターその他塗装製品の製造が
安定した品質で効率良く生産できるようになった。
【図１】本発明の請求項１の実施の形態を示す平面図。
【図２】本発明の請求項１の実施の形態を示す側面図。
【図３】本発明の請求項１の実施の形態を示す正面図。
【図４】本発明の請求項２及び３の実施の形態を示す平
面図。
面図。
【図５】本発明の請求項４及び５の実施の形態を示す側
面図。
面図。
【図６】本発明の請求項４及び５の実施の形態を示す平
面図。
面図。
【図７】本発明の請求項４及び５の実施の形態を示す正
面図。
面図。
１ 基板 １１，１１１ 機枠 １１Ａ，１１Ｂ，１１１Ａ，１１１Ｂ，２１１Ａ，２１
１Ｂ フレーム １２ 鼓形ローラ １３，１１４，１１５，２１４，２１７，２１８ 軸受
け １７，１３３，２３３ ガイドローラ ２１，１２１，２２１ モータ １１３，１２３，２１３，２２３ スプラインシャフト １１２Ａ，１１２Ｂ，２１２Ａ，２１２Ｂ 従動ローラ １１２Ｃ，１１２Ｄ，２１２Ｃ，２１２Ｄ 搬送用エン
ドレスベルト １１６，２１６ フラットローラ １２１，２２１ モータ １２２Ａ，１２２Ｂ，２２２Ａ，２２２Ｂ 駆動ローラ １２４，２２４ モータ ２１１ 基台 ２１４ 軸受け
１Ｂ フレーム １２ 鼓形ローラ １３，１１４，１１５，２１４，２１７，２１８ 軸受
け １７，１３３，２３３ ガイドローラ ２１，１２１，２２１ モータ １１３，１２３，２１３，２２３ スプラインシャフト １１２Ａ，１１２Ｂ，２１２Ａ，２１２Ｂ 従動ローラ １１２Ｃ，１１２Ｄ，２１２Ｃ，２１２Ｄ 搬送用エン
ドレスベルト １１６，２１６ フラットローラ １２１，２２１ モータ １２２Ａ，１２２Ｂ，２２２Ａ，２２２Ｂ 駆動ローラ １２４，２２４ モータ ２１１ 基台 ２１４ 軸受け
Claims (5)
- 【請求項１】 搬送方向に所定の間隔をおいて配列され
た複数の鼓形ローラと、該鼓形ローラに基板を載せて該
基板の幅手方向両側の縁辺部のエッジを接触させて搬送
する前記鼓形ローラの駆動手段と、相隣る該鼓形ローラ
間の前記幅手方向の両側に設けた前記基板の蛇行防止用
幅規制ガイド手段と、該幅規制ガイド手段の幅手方向可
変手段とを有することを特徴とする基板搬送装置。 - 【請求項２】 基板の幅手方向両側の縁辺部を片側ずつ
支持する、２本のローラ間に巻回され所定の幅を有する
搬送用エンドレスベルトが前記幅手方向両側に２組設け
られ、各組の前記２本のローラは機枠の両側のフレーム
の軸受けに軸支された各回転軸と共に一体に回転可能に
してあると共に、回転軸方向にはスライド可能で且つ所
定位置にクランプ可能にしてあり、更に該回転軸の一方
はモータに連結する駆動軸に構成され、且つ、前記両回
転軸の中間部には前記一対のエンドレスベルトを介して
前記基板を支持するフラットローラが少なくとも１本設
けられていることを特徴とする基板搬送装置。 - 【請求項３】 前記基板の幅手方向両側の端面のガイド
部材が各基板のサイズに合わせてクランプされるように
設けられていることを特徴とする請求項２に記載の基板
搬送装置。 - 【請求項４】 機台上を幅手方向にスライドして任意の
所定位置にクランプ可能にしたフレームに設けた軸受け
に２つのローラを回転可能に固定し、該２つのローラ間
に所定の幅を有する基板の搬送用エンドレスベルトが巻
回され、前記２つのローラの中間部には前記エンドレス
ベルトを支持するフラットローラが前記機体フレームに
回転可能に固定されて搬送ユニットが構成され、該ユニ
ットはエンドレスベルトによる前記基板の搬送方向の両
側に１つずつ設けられ、前記各ユニットの２つのローラ
は２本の回転軸に１つずつ、両方のユニットで合計２つ
ずつ一体に回転可能に且つスライド可能にしてあり、前
記回転軸の一方は駆動軸で他の一方は前記エンドレスベ
ルトを介しての従動軸であり、前記各ユニットは前記２
つのローラを介して前記回転軸上を移動し基板の縁辺部
が前記エンドレスベルトの一部に載置されるように合わ
せて機台の所定位置に固定可能にしたことを特徴とする
基板搬送装置。 - 【請求項５】 前記基板の幅手方向両側端面のガイド部
材が前記搬送ユニットの機体フレームに固定されて設け
られていることを特徴とする請求項４に記載の基板搬送
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32611097A JPH11157637A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 基板搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32611097A JPH11157637A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 基板搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11157637A true JPH11157637A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18184208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32611097A Pending JPH11157637A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 基板搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11157637A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102273748A (zh) * | 2010-06-11 | 2011-12-14 | 新昌县超天蜂窝包装机械有限公司 | 全自动口罩熔接机罩体输送机构 |
| CN105842256A (zh) * | 2015-01-30 | 2016-08-10 | 哈里斯股份有限公司 | 透明板检查装置及透明板清扫检查系统 |
| CN109592362A (zh) * | 2019-01-10 | 2019-04-09 | 孔含之 | 一种led灯加工用的传送调控装置及其使用方法 |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP32611097A patent/JPH11157637A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102273748A (zh) * | 2010-06-11 | 2011-12-14 | 新昌县超天蜂窝包装机械有限公司 | 全自动口罩熔接机罩体输送机构 |
| CN105842256A (zh) * | 2015-01-30 | 2016-08-10 | 哈里斯股份有限公司 | 透明板检查装置及透明板清扫检查系统 |
| CN105842256B (zh) * | 2015-01-30 | 2019-01-18 | 哈里斯股份有限公司 | 透明板检查装置及透明板清扫检查系统 |
| CN109592362A (zh) * | 2019-01-10 | 2019-04-09 | 孔含之 | 一种led灯加工用的传送调控装置及其使用方法 |
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