JPH04169458A - 2分割貯蔵装置の制御装置 - Google Patents

2分割貯蔵装置の制御装置

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JPH04169458A
JPH04169458A JP29430490A JP29430490A JPH04169458A JP H04169458 A JPH04169458 A JP H04169458A JP 29430490 A JP29430490 A JP 29430490A JP 29430490 A JP29430490 A JP 29430490A JP H04169458 A JPH04169458 A JP H04169458A
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JP
Japan
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speed
loop car
correction value
calculating
electric motor
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JP29430490A
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English (en)
Inventor
Hidenori Shintaku
新宅 秀則
Shigeki Koizumi
繁樹 小泉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、メツキ処理工程や酸洗い洗浄ラインを有す
るプロセスラインの如き連続処理ラインで材料を二つに
分けて貯蔵する、例えば、2段ループカー装置等の2分
割貯蔵装置の制御装置に関する。
(従来の技術) 連続処理ラインの材料貯蔵装置としては、軸位置か固定
の複数の固定ロールと軸位置が可動の複数の可動ロール
とを上下に離隔配置したタワー形態と、水平方向に離隔
配置したカー形態とかある。
第2図はカー形態のループカー装置を有する連続処理ラ
インの系統図である。この連続処理ラインは、右方から
左方に向かって入側セクションA1中央セクションBお
よび出側セクションCからなっている。
このうち、入側セクションAは、No、1巻戻機29を
始め、NO12巻戻機30、デフレクタビンチロール3
1a1人側ループカー装置40およびデフレクタピンチ
ロール31bを備えている。N011巻戻機29には材
料1のコイル29aか、N022巻戻機30には材料1
のコイル30aがそれぞれ取付けられている。デフレク
タピンチロール31aはNO61巻戻機29(またはN
O12巻戻機30)から供給される材料1を受けて、入
側ループカー装置40に供給する案内になっている。入
側ループカー装置40は、例えば、人為的な事故等の特
別な場合を除いて中央セクションBの処理を停止させな
いようにするために設けられたものである。入側ループ
カー装置40は、NO,1巻戻機29(またはNO,2
巻戻機30)からデフレクタピンチロール31aを通し
て供給された材料1を受けて、共に固定状態に置かれて
いるN011ステアリングロールBoa 、 NO,2
ステアリングロールBobとの間の距離を調整すること
により、その位置に応じた量たけ材料1を貯蔵した後、
デフレクタピンチロール31bを通して中央セクション
Bに供給するようになっている。
また、出側セクションCは、入側セクションAと同様に
、デフレクタピンチロール31cを始め、出側ループカ
ー装置50、デフレクタピンチロール31d 、 NO
,I巻取機33およびNO12巻取機34を備えている
。デフレクタピンチロール31cは、中央セクションB
から供給される材料1を受けて、出側ループカー装置5
0に供給する案内になっている。出側ループカー装置5
0は、入側ループカー装置40と同様に、例えば人為的
な事故等の特別な場合を除いて中央セクションBの処理
を停止させないようにするために設けられたものである
。出側ループカー装置50は、デフレクタピンチロール
31cを通して中央セクションBから供給される材料l
を受けて、共に固定状態に置かれているN011ステア
リングロール70a SN0.2ステアリングロール7
0bとの間の距離を調整することによって、その位置に
応した量だけ材料1を一時的に貯蔵した後、デフレクタ
ピンチロール31dを通してNO,1巻取機33(また
はNO12巻取機34)に供給するようになっている。
デフレクタピンチロール31dは、出側ループカー装置
50から供給された材料1を受けて、これをN011巻
取機33(またはNO12巻取機34)に巻き取らせる
べく、材料1を案内するようになってなっている。NO
,1巻取機33(またはNO12巻取機34)はこの材
料1を受けて、これをコイル状に巻取るようになってい
る。
一方、中央セクションBは、メツキ処理工程や酸洗い工
程等を実施するために設けられたもので、入側セクショ
ンAから供給された材料1を受けて、これに所定の処理
を連続的に施す処理部32を有し、この処理部32にて
メツキ処理、あるいは、酸洗処理等の処理が施されて材
料1を、出側セクションCに送り出すようになっている
この連続処理ラインにおいて、中央セクションBは、材
料1の加工時の品質低下を防止するために、入側セクシ
ョンAから供給された材料1を処理部32にて連続的に
処理する必要かあるので、操作中やむを得ない場合以外
は連続的な処理作業を停止することができない。これに
対して、入側セクションAは、N011巻戻機29また
はNO,2巻戻機30に各々取り付けられている材料1
のコイル29a130aを交換しながら新しい材料1を
中央セクションBに供給する必要かあり、その交換作業
を実施するに際しては、駆動を一時的に停止させなけれ
ばならない。同様に、出側セクションCは、中央セクシ
ョンBにて所定の処理が施された後の材料1を、NO,
1巻取機33またはNO,2巻取機34にてコイル状に
巻取った後、それらのコイル33a 、 34aの抜き
出し作業を行う必要があるので、やはり、その駆動を一
時的に停止させなければならない。
このように、入側セクションAのNo、1巻戻機29、
NO12巻戻機30や、あるいは、出側セクションCの
N011巻取機33、N022巻取機34の駆動を停止
させた場合においても、中央セクションBの駆動につい
ては停止させることかできないため、材料1を一時的に
貯蔵する機能を有する装置として、入側セクションAに
おける中央セクションB寄りに入側ループカー装置40
を設け、出側セクションCにおける中央セクションB寄
りに出側ループカー装置50を設けることとしている。
上述した入側ループカー装置40および出側ループカー
装置50は、それぞれ1台のモータによって駆動されて
いた。しかし、近来は、材料1の自重等による上下振動
等に起因する張力外乱の緩和等を図るために、入側ルー
プカー装置40および出側ループカー装置50をそれぞ
れ上段ループカーと下段ループカーとに分割して、各々
別々のモータで駆動する2段ループカー装置が採用され
るようになっできた。
上記構成の2段ループカー装置において、材料1を所定
量貯蔵するために、上段ループカー装置を所定の位置(
以下、上段ループカー同期位置と称する)に止める必要
かある。この方法として、上段ループカー同期位置の±
αrumの範囲(以下、上段ループカー同期範囲と称す
る)に上段ループカーか入っている間(以下、上段ルー
プカー同期制御中と称する)、2段ループカー装置の入
側速度基準として2段ループカー装置の出側速度基準を
使用する(2段ループカー装置の入側速度と出側速度が
同しになる)と共に、上段ループカー同期位置と上段ル
ープカーの現在位置との位置偏差に基づいて2段ループ
カー装置の入側速度基準に対する速度補正値を演算し、
この2段ループカー装置の入側速度基準に加算すること
により上段ループカーの同期位置制御を行っている。
また、一方では常時上段ループカーの現在位置と下段ル
ープカーの現在位置との位置偏差に基づいて下段ループ
カー速度基準に対する速度補正値を演算し、下段ループ
カー速度基準に加算することにより下段ループカー位置
を上段ループカーの現在位置に合わせようとしている。
(発明か解決しようとする課題) しかしなから、上述した手法で2段ループカー装置の位
置制御を行うと、上段ループカーの同期制御中に、上段
ループカーの現在位置と下段ループカーの現在位置との
位置偏差が生じたとすれば、下段ループカーの位置を上
段ループカーの現在位置に合わせる制御をする。このた
め、下段ループカーの現在位置は上記位置偏差分だけ動
こうとする。このとき、2段ループカー装置の入側速度
と出側速度は同しなので、下段ループカーが位置偏差分
たけ動こうとする量だけ上段ループカーの現在位置か動
かされることになる。そうなると、上段ループカーの同
期位置制御を行っているため、上段ループカーはその位
置が動がされた分だけ元に戻すように制御される。
すなわち、下段ループカーの位置を上段ループカーの現
在位置に合わせようとする制御と、上段ループカーの同
期位置制御とか干渉し合い、2段ループカー装置におけ
る円滑な位置制御かできなくなるという問題かあった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、材料を一時的に貯蔵する2分割貯蔵装置を円滑に位
置制御することのできる制御装置を得ることを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、連続処理ラインに対して速度基準に    
  ”従って送入、出される材料を、軸位置が固定の複
数の固定ロールと軸位置か可動の複数の可動ロールとに
巻き掛けて一時的に貯蔵する貯蔵部が二つに分割される
と共に、中央の処理部に近接する第]の貯蔵部の可動ロ
ールは第1の電動機によって、前記処理部から離隔する
第2の貯蔵部の可動ロールは第2の電動機によってそれ
ぞれ独立して位置か調整される2分割貯蔵装置において
、前記材料の張力、前記処理部の材料速度、および前記
連続処理ラインの入側または出側の材料速度をそれぞれ
設定する設定手段と、前記材料の張力が設定された張力
基準に一致するように前記第1の電動機を制御する張力
制御系と、設定された前記連続処理ラインの入側または
出側の材料速度と前記処理部の材料速度との偏差に対応
する速度基準に従って前記第2の電動機を制御する速度
制御系と、前記第1および第2の貯蔵部の各可動ロール
の位置を検出する位置検出手段と、検出された前記各可
動ロールの位置、設定された前記処理部の材料速度、お
よび前記連続処理ラインの入側または出側の材料速度と
に基づき、前記第]および第2の貯蔵部の各可動ロール
の位置偏差を零に近付ける前記第2の電動機の速度補正
値を演算すると共に、前記連続処理ラインの入側または
出側の材料速度の設定値を、前記第1の貯蔵部の可動ロ
ールが所定の範囲に位置するように補正して出力する位
置制御演算装置と、演算された前記第2の電動機の速度
補正値によって前記速度制御系の速度基準を補正する速
度基準補正手段とを備えたことを特徴とするものである
また、前記位置制御演算装置として、検出された前記第
1および第2の貯蔵部の各可動ロールの位置偏差を演算
する位置偏差演算手段と、演算された位置偏差を零に近
付ける前記第2の電動機の速度補正値を演算する速度補
正値演算手段と、検出された前記第1の貯蔵部の可動ロ
ールの位置に応じて、この可動ロールか所定の範囲に位
置するように前記連続処理ラインの入側または出側の材
料速度の補正値を演算する同期位置制御手段と、この同
期位置制御手段の補正値と設定された前記処理部の材料
速度とに基づいて前記連続処理ラインの入側または出側
の材料の速度基準を演算する速度基準演算手段と、前記
位置偏差演算手段によって演算された各可動ロールの位
置偏差に基づき、二の位置偏差を零にする前記連続処理
ラインの入側または出側の材料速度の補正値を演算する
速度補正値演算手段と、前記第1のロールが所定の範囲
にあることを検出する同期検出手段と、所定の範囲にあ
るとき前記速度基準演算手段の速度基準を前記速度補正
値演算手段の補正値によって補正して前記連続処理ライ
ンの入側または出側の材料速度の設定値の代わりに出力
し、所定の範囲にないとき前記連続処理ラインの入側ま
たは出側の材料速度の設定値をそのまま出力する最終速
度基準演算手段とで構成するとよい。
(作 用) この発明においては、中央の処理部に近接する第1の貯
蔵部の可動ロールの位置を調整する第1の電動機を、材
料の張力か設定された張力基準に一致するように制御す
ると共に、処理部から離隔する第2の貯蔵部の可動ロー
ルの位置を調整する第2の電動機を、設定された入側ま
たは出側の材料速度と処理部の材料速度との偏差に対応
する速度基準に従って制御し、かつ、位置偏差を零に近
付けるように速度基準を補正するので、第1の貯蔵部の
可動ロールの位置制御に影響を与えることなく、第2の
貯蔵部の可動ロールの位置を第1の貯蔵部の位置に合わ
せることができる。
また、第1の貯蔵部の可動ロールが所定の範囲に位置す
るように入側または出側の材料速度の設定値を補正する
ので、第1および第2の貯蔵部の各可動ロールを、共に
同期範囲に保持することかできる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を、適用対象である2段ルー
プカー装置と併せて示したブロック図である。図中、第
2図と同一の符号を付したものはそれぞれ同一の要素を
示す。
2段ループカー装置は、第2図に示したように、入側セ
クションAの中央セクションB寄りと、出側セクション
Cの中央セクンヨンB寄りとにそれぞれ設けられる。本
発明はこの両方に適用できるものであるか、第1図では
説明の簡単化のために、入側セクションAに設けられる
入側ループカー装置40およびその制御装置のみを示し
ている。
ここで、上段ループカー40aには帯状鋼の一端部が結
合され、その他端部か上段巻取ドラム6に巻き掛けられ
ている。この上段巻取ドラム6は上段ループカー駆動モ
ータ10によって駆動される。
また、上段巻取ドラム6の位置を検出するために位置検
出装置8が設けられている。同様に、下段ループカー4
0bには帯状鋼の一端部が結合され、その他端部が下段
巻取ドラム7に巻き掛けられている。この下段巻取トラ
ム7は下段ループカー駆動モータ11によって駆動され
る。また、下段巻取ドラム7の位置を検出するために位
置検出装置9が設けられている。
下段ループカー駆動モータ11は、その速度基準値を設
定する下段ループカー速度設定手段22、および、この
速度基準値によって電流を制御する下段ループカーモー
タ速度制御手段24でなる速度制御系を偏えている。
上段ループカー駆動モータlOは、材料1の張力を設定
する上段ループカー張力設定手段25、および、その張
力基準値に従って上段ループカー駆動モータ10の電流
を制御する上段ループカーモータ張力制御手段27でな
る張力制御系を備えている。
また、入側ループカー装置40の出側の材料速度、すな
わち、処理部の材料速度を設定するために中央主幹速度
設定手段16か設けられ、さらに、入側ループカー装置
40に材料1を供給する入側材料速度を設定するために
入側主幹速度設定手段19か設けられている。なお、速
度制御系を構成する下段ループカー速度設定手段22に
は、入側主幹速度設定手段19の入側材料速度と、中央
主幹速度設定手段16の処理部の出側材料速度との偏差
分か設定される。
一方、上段ループカー40aを同期範囲に保つために、
入側主幹速度設定手段19で設定された速度基準を補正
する補正値と、上段ループカー40aおよび下段ループ
カー40bの位置を一致させるように、下段ループカー
速度設定手段22の速度基準を補正する補正値とを演算
する位置制御演算装置100か設けられ、このうち、補
正後の入側材料速度基準は図示省略の巻き戻し制御系に
加えられ、下段ループカー40bの速度基準の補正値は
下段ループカー速度基準補正手段23に加えられ、ここ
で下段ループカー速度設定手段22の出力と加算される
ようになっている。
この位置制御演算装置100は、位置検出装置8゜9の
位置検出信号に基いて上段ループカー40aおよび下段
ループカー40bの位置偏差値を演算するループカー位
置偏差演算手段12と、この位置偏差値を用いて下段ル
ープカー40bに対する速度基準の補正値を演算する下
段ループカー速度補正値演算手段13と、ループカー位
置偏差演算手段12の位置偏差値を用いて入側速度基準
の補正値を演算する入側主幹速度補正値演算手段14と
、上段ループカー40aを同期範囲に入れるように入側
速度基準に対する補正値を演算する上段ループカー位置
偏差演算手段15と、この入側速度基準に対する補正値
を中央主幹速度設定手段1Bが出力する出側の速度基準
に加算して入側の速度基準を生成する入側主幹同期速度
基準演算手段18と、上段ループカー40aが同期範囲
にあることを検出した信号に基づき、入側の材料速度基
準として入側主幹速度設定手段19の速度基準をそのま
ま出力したり、入側主幹同期速度基準演算手段18の速
度基準を入側主幹速度補正値演算手段14の補正値によ
って補正して出力したりする入側主幹最終速度基準演算
手段21とで構成されている。
上記のように構成された本実施例の動作を以下に説明す
る。
先ず、上段ループカー張力設定手段25で設定された上
段ループカー40aの張力基準値Tが上段ループカーモ
ータ張力制御手段27に加えられる。上段ループカーモ
ータ張力制御手段27はこの張力基準値Tに従って上段
ループカー駆動モーターOを制御する。
また、下段ループカー速度設定手段22で設定された速
度基準■、すなわち、入側主幹速度設定手段19で設定
された入側速度基準■e1と中央主幹速度設定手段16
で設定された出側速度基準Vdとの偏差に対応する速度
基準Vが下段ループカー速度基準補正手段23に加えら
れる。下段ループカー速度基準補正手段23は速度基準
■を位置制御演算装置100か演算した速度補正値V 
によって補正し、速度基準Vを出力する。下段ループカ
ーモータ速度制御手段24はこの速度基準■に従って下
段ループカー駆動モーター1を制御する。
ここで、入側ループカー装置40の入側の速度基準V 
か出側の速度基準Vdよりも大きい場合には、入側ルー
プカー装置40によって一時的に貯蔵される材料1の貯
蔵量は増大する。これとは反対に、入側ループカー装置
40の入側の速度基準Veか出側の速度基準Vdよりも
小さい場合には、入側ループカー装置40によって一時
的に貯蔵される材料1の貯蔵量は減少する。かかる貯蔵
量の増減に応じて、上段ループカー40aおよび下段ル
ープカー40bは水平方向に往復駆動される。これらの
ループカーの位置は、それぞれ上段巻取ドラム5および
下段巻取ドラム7に結合され、その回転角に応じた信号
を発生する上段ループカー位置検出装置8、下段ループ
カー位置検出装置9によって検出される。
そして、検出位置信号に基いて位置制御演算装置10(
lを構成する各要素は次のように動作する。
ループカー位置偏差演算手段12は、上段ループカー位
置検出装置8から出力される上段ループカー40aの位
置検出信号P と、下段ループカー位置検出装置9から
出力される下段ループカー40bの位置検出信号Pdと
に基づき、次式の演算を行ってループカーの位置偏差値
ΔPを出力する。
ΔP=Pu−P、          ・・・(1)下
段ループカー速度補正値演算手段13は、位置偏差値Δ
Pに基き、次式の演算を行って下段ループカー40bの
速度基準■に対する速度補正値VCを出力する。
V −ΔP−に、          ・・・(2)た
だし に1 ;速度補正定数 である。
この速度補正値V は下段ループカー速度基準補正手段
23に加えられ、この下段ループカー速度基準補正手段
23は次式により補正して速度基準Vを出力する。
■=■+■o            ・・・(3)こ
の結果、下段ループカー40bの位置を上段ループカー
40aの現在位置に合わせようとする制御が行われる。
また、入側主幹速度補正値演算手段14は、ループカー
位置偏差演算手段12から出力されたループカーの位置
偏差値ΔPに基き、次式の演算を行って、上段ループカ
ー40aの同期制御中における入側ループカー装置4o
の入側速度基準に対する速度補正値V83を出力する。
■e3=ΔP −K2.、、(4) ただし に2 :速度補正定数 である。
上段ループカー位置偏差演算手段15は、上段ループカ
ー位置検出装置8から出力される上段ループカー40a
の位置検出信号P と、予め内部設定されている同期位
置信号Cとに基き、次式の演算を行って入側ループカー
装置4oの入側速度基準に対する速度補正値V を出力
する。
V  =(C−P  )・K3      ・・(5)
り           u (C−α)≦Pu≦(C+α)    ・・・(6)た
だし。
α、同期位置範囲の設定値(2α=PSYN)である。
入側主幹同期速度基準演算手段18は、中央主幹速度設
定手段16から出力される入側ループカー装置40の出
側速度基準Vdと、上段ループカー位置偏差演算手段1
5から出力される速度補正値■ とに基き、次式の演算
を行って上段ループカー40aの同期制御中における入
側ループカー装置40の入側速度基準v8゜を出力する
v、=v、+vp           ・(7)とこ
ろで、上述した上段ループカー位置検出装置8は上段ル
ープカー40aの位置信号を出力する他に、この上段ル
ープカー40aが同期範囲PsYNに入っているとき、
同期中信号SYNを出力する。
この同期中信号SYNか出力されたとき、入側主幹速度
補正値演算手段14の速度補正値V。3と、入側主幹同
期速度基準演算手段18の入側速度基準V9とか入側主
幹最終速度基準演算手段21に加えe+ られる。反対に、同期中信号SYNが出力されていない
とき、入側主幹速度設定手段19て設定された入側ルー
プカー装置40の入側速度基準V。1か入側主幹最終速
度基準演算1段21に切換え人力される。
入側主幹最終速度基準演算手段21は、入側主幹速度設
定手段19から出力される入側速度基準Ve1、入側主
幹同期速度基準演算手段]8から出力される入側速度基
準Ve2、および入側主幹速度補正値演算手段14から
出力される速度補正値Ve3を用いて、次式の演算を行
って入側ループカー装置40の最終入側速度基準V を
出力する。
■e−■81+■e2+V83        ・・・
(8)この結果、上段ループカー40aが同期範囲にあ
ればV。=Vo2+■o3か出力され、同期範囲になけ
ればV。=Vo1が出力される。
かくして、上段ループカー40aが同期範囲PsYNに
なければ、この同期範囲に入るように最終入側速度基準
V か決められ、上段ループカー40aが同期範囲” 
SYNに入っておればその位置を維持するように最終入
側速度基準V が決められる。また、下段ループカー速
度設定手段22か出力する速度基準Vを下段ループカー
速度補正値が出力する速度補正値V て補正して、速度
基’livを下段ループカーモータ速度制御手段24に
与えることによって上段ループカー40aの現在位置を
動かすことなく、下段ループカー40bの位置を上段ル
ープカー40aの現在位置に合わせることができる。
なお、上記実施例では上段ループカー位置検出装置8に
よって、上段ループカー40aか同期範囲にあることの
検出をしたか、同期範囲に入っている二吉のみを単独に
検出する手段を設けても上述したと同様な制御かできる
また、上記実施例では、入側ループカー装置4゜の制御
装置について説明したが、出側ループカー装置50につ
いてもこれと同様な構成の制御装置を設けることによっ
て2段に分割されたループカーを適切に制御することか
できる。
さらにまた、上記実施例では、カー形態の材料貯蔵装置
について説明したが、本発明はこれに限定して適用され
るものではなく、タワー形態の材料貯蔵装置にもこれと
同様に適用できる。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、この発明によれば
、中央の処理部に近接する第1の貯蔵部の可動ロールの
同期制御中において、この可動ロールの現在位置を動か
すことなく、中央の処理部から離隔する第2の貯蔵部の
可動ロールの位置を第1の貯蔵部の可動ロールの位置に
合わせることかでき、2分割貯蔵装置の円滑な位置制御
かできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は従来の材料貯蔵装置を説明するために、ループ
カー装置を備える連続処理ラインの系統図である。 6・・・上段巻取ドラム、7・・下段巻取ドラム、8・
・・上段ループカー位置検出装置、9・・・下段ループ
カー位置検出装置、lO・・・上段ループカー駆動モー
タ、11・・・下段ループカー駆動モータ、12・・・
ループカー位置偏差演算手段、13・・・下段ループカ
ー速度補正値演算手段、14・・・入側主幹速度補正値
演算手段、15・・・上段ループカー位置偏差演算手段
、16・・・中央主幹速度設定手段、18・・入側主幹
同期速度基準演算手段、19・・・入側主幹速度設定手
段、21・・・入側主幹最終速度基準演算手段、22・
・・下段ループカー速度設定手段、23・・・下段ルー
プカー速度基準補正手段、24・・・下段ループカーモ
ータ速度制御手段、25・・・上段ループカー張力設定
手段、27・・・上段ループカーモータ張力制御手段、
40・・・入側ループカー装置、40a・・・上段ルー
プカー、40b・・・下段ループカー、60a 、 6
0b・・・ステアリングロール、100・・・位置制御
演算装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連続処理ラインに対して速度基準に従って送入、出
    される材料を、軸位置が固定の複数の固定ロールと軸位
    置が可動の複数の可動ロールとに巻き掛けて一時的に貯
    蔵する貯蔵部が二つに分割されると共に、中央の処理部
    に近接する第1の貯蔵部の可動ロールは第1の電動機に
    よって、前記処理部から離隔する第2の貯蔵部の可動ロ
    ールは第2の電動機によってそれぞれ独立して位置が調
    整される2分割貯蔵装置において、 前記材料の張力、前記処理部の材料速度、および前記連
    続処理ラインの入側または出側の材料速度をそれぞれ設
    定する設定手段と、 前記材料の張力が設定された張力基準に一致するように
    前記第1の電動機を制御する張力制御系と、 設定された前記連続処理ラインの入側または出側の材料
    速度と前記処理部の材料速度との偏差に対応する速度基
    準に従って前記第2の電動機を制御する速度制御系と、 前記第1および第2の貯蔵部の各可動ロールの位置を検
    出する位置検出手段と、 検出された前記各可動ロールの位置、設定された前記処
    理部の材料速度、および前記連続処理ラインの入側また
    は出側の材料速度とに基づき、前記第1および第2の貯
    蔵部の各可動ロールの位置偏差を零に近付ける前記第2
    の電動機の速度補正値を演算すると共に、前記連続処理
    ラインの入側または出側の材料速度の設定値を、前記第
    1の貯蔵部の可動ロールが所定の範囲に位置するように
    補正して出力する位置制御演算装置と、 演算された前記第2の電動機の速度補正値によって前記
    速度制御系の速度基準を補正する速度基準補正手段と、 を備えたことを特徴とする2分割貯蔵装置の制御装置。 2、前記位置制御演算装置は、 検出された前記第1および第2の貯蔵部の各可動ロール
    の位置偏差を演算する位置偏差演算手段と、 演算された位置偏差を零に近付ける前記第2の電動機の
    速度補正値を演算する速度補正値演算手段と、 検出された前記第1の貯蔵部の可動ロールの位置に応じ
    て、この可動ロールが所定の範囲に位置するように前記
    連続処理ラインの入側または出側の材料速度の補正値を
    演算する同期位置制御手段と、 この同期位置制御手段の補正値と設定された前記処理部
    の材料速度とに基づいて前記連続処理ラインの入側また
    は出側の材料の速度基準を演算する速度基準演算手段と
    、 前記位置偏差演算手段によって演算された各可動ロール
    の位置偏差に基づき、この位置偏差を零にする前記連続
    処理ラインの入側または出側の材料速度の補正値を演算
    する速度補正値演算手段と、前記第1のロールが所定の
    範囲にあることを検出する同期検出手段と、前記第1の
    ロールが所定の範囲にあるとき前記速度基準演算手段の
    速度基準を前記速度補正値演算手段の補正値によって補
    正して前記連続処理ラインの入側または出側の材料速度
    の設定値の代わりに出力し、所定の範囲にないとき前記
    連続処理ラインの入側または出側の材料速度の設定値を
    そのまま出力する最終速度基準演算手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の2分割貯蔵装
    置の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT202200014725A1 (it) * 2022-07-13 2024-01-13 Ims Tech S P A Macchina per il converting con magazzino di accumulo del nastro di materiale

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EP4306465A1 (en) * 2022-07-13 2024-01-17 IMS Technologies S.p.A. A converting machine with material strip storage buffer

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